英語の過去問
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
アメ
タイトルにあるように志望校の英語の過去問に何月ぐらいから入れるといいですか?
回答
建築学生
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
大阪大学工学部に今年入学した者です。
大阪大学志望ということなので、大阪大学の英語入試についてアドバイスさせていただきます。
まず、大阪大学の入試傾向と難易度を知るために、夏休みに入る前か、夏休みに入ってすぐに一度、過去問を解いてみるとよいと思います。この時に解く過去問は、直近のものがおすすめですが、できるだけ入試本番に近いタイミングで解くために過去問を残しておきたいのであれば、少し古いもの(10年前あたり)でもかまいません。大阪大学の英語入試の問題内容の傾向自体は大きく変わっていないからです。
本格的に過去問を解き始めるのは、問題によって時期を変えると良いと思います。おすすめは、5年以上20年前までのものを、大阪大学の英語20ヶ年(赤本)で問題ごとに演習し、全体を通して本番と同じような演習のために5年前から去年までのものを大阪大学の赤本で演習することです。
大阪大学の英語は、4つの大問で構成されており、1が英文解釈、2が長文、3が自由英作文、4が和文英訳となっています。
1の英文解釈は、夏休みまで問題集(英文解釈の技術100がおすすめ、得意であれば英文解釈の透視図を使用してもよいと思う)を解き、9月ごろから大阪大学の英語20ヶ年(赤本)を解き始めると良いと思います。
2の長文は、普段から長文に読み慣れていると難易度があまり高くはないと思うので、8月あたりから入ると良いと思います。数回解いてみて、難しく感じたら、河合出版のやっておきたい英語長文500か700を使用して、9月には解き始めるのがベターでしょう。
3の自由英作文は、駿台の阪大実戦模試、河合塾の阪大オープンに向けて、10月くらいから解き始めましょう。自由英作文はだいたいどうしても対策するのが遅くなりがちですが、入試直前に演習を重ねて伸ばすものなので、あまり急がなくてもよいです。また、同じテーマはほとんどでないと思うので、どのようなテーマが今まで出題されたのかを知っといた上で、過去問を使うより予想問題で練習するようにした方が良いと思います。
4の和文英訳は、大阪大学は、まず英訳しにくい日本語をうまく言い換える必要があり、英作文の土台ができている必要があります。理想は夏休みの間に英作文の土台を固め、9月から解くことですが、そこまでに英作文の土台ができていなければ10月からでも大丈夫です。
長くなりましたが、英語は安定させやすい教科であり、得点源になれば理系なら特に本番でたすけになると思います。これからも頑張ってぜひ第一志望合格をつかんでください!
コメント(6)
けい
すごく丁寧にありがとうございます。頑張ります
けい
一つ聞きたいんですが、どれくらいの頻度、量で過去問は解いていって、全体を通して解くのはいつぐらいにすればいいですか?
けい
あと、過去問の長文を解き始めたら、それ以外の問題集と並行するものなんですか?それとも過去問のみを入試まで解き続けるんですか?
建築学生
私の場合、毎週日曜日に一年分過去問を解くようにしていました。9月と阪大オープン模試が終わってから共通テストまでの間に20ヶ年の赤本を使って大問ごとに解き、阪大模試に向けて10月の間は全体を通して阪大実戦模試の過去問(駿台文庫)を解くようにしていました。
共通テストが終わってからは本番を想定して直近5年分を通しで解いていました。
建築学生
長文に関しては、普段の学校等の課題量によると思います。学校の課題等で長文を読む機会が週に2.3題以上あれば、後は過去問だけでも良いと思いますが、そうでなければ、何かしら問題集を自分で購入し、過去問と合計して週に3〜5題ほど長文に触れる機会を作ることをおすすめします!
けい
追加の質問にも答えていただきありがとうございました