古文 何をやれば
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きつ
日東駒専、私文の高校3年です。
私は、夏休み中の古文の勉強は、助動詞の活用形や意味を覚えることに集中していました。しかし、夏休み明けは古文の勉強をあまりしていません。古文単語を通学の電車(片道15分程、往復30分程)で見たのと定期テスト勉強で勉強したくらいです…
以前、別の質問にも書いたのですが過去に進研ゼミをやっていて、溜め込んだゼミの教材がたくさんあります。
某授業をしない塾のYoutubeチャンネルで紹介されていた古文読解の参考書を買おうか悩んでいます…
河合の第3回マーク模試(自己採)は古文分野だけで19点、既に結果が返ってきている代ゼミの第1回共テプレで12点しか取れませんでした。
この時期に新しい参考書に手をつけるのも危ないですよね、どうすればいいでしょうか…入試までに古文で点数取れるようになるか不安です、
回答
りょう
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
共通テストなどマーク式の古文で点数をとりたいということでいいでしょうか?それを前提としてお答えしますね。
まずは、助動詞の意味と見分け方はほぼ完璧にできるでしょうか?まずはそこからです。助動詞の意味とそれが助動詞であるかを見分けられなければ、どれだけ古文単語を覚えていても問題文の意味がわかりません。助動詞の意味と見分け方が不十分なのであれば、進研ゼミの教材か、その紹介されていた古文読解の参考書でそこをもう一度一通り勉強しなおしましょう。
ちなみに、新しい参考書としてお薦めするのが、
①『古典文法基礎ドリル』
②『古典文法トレーニング』
の2冊です。
基礎的な古文の文法が学べ、それを演習問題でチェックすることが出来ます。是非実際に中身を見て、購入を検討されてみてください。私はこれで共通テスト古文は満点でした。
②よりも①の方が基礎的で易しいです。①をやった後に②をやるのでもいいですが、②を問題なく1周できるようになれば、助動詞などの古典文法については問題ないと思います。ただし、パッと文章の意味がわかり、問題を解けるようになるまで何周もやることが必要です。
ご心配は及ばず、1周するのにそんなに時間はかかりません。1~2週間もあれば1周出来ると思います。新たに参考書に手をつけるのは危険とおっしゃいましたが、それは分厚い読み切れないような参考書だけです。こういった基礎的な参考書は今からやっても充分間に合いますし、力になります。
古典文法だけでは点数にならないので、古文単語の勉強は引き続きやってください。使われている古文単語帳に載っている単語は一瞬で意味が言えるようになるまで何周もしてください。
そこまでいけたら、あとはひたすら練習問題に当たるのみです。いわゆる古文常識と言われる、現代文でいう情景描写や場面設定などは、実践問題でしか培えないことが多いです。知識があるのに点数にならないという時は、問題を解いて、しっかりと開設まで読み込みましょう。ただし、知識がついたというのが自分の勘違いで、知識がまだついていないのに練習問題ばかりやると、痛い目にあいますから、注意してください。
頑張ってください。
コメント(2)
きつ
回答ありがとうございます!!
書き忘れていたのですが、古典文法基礎ドリルを使用しています。質問なのですが、古典文法トレーニングの方に写った方がいいですかね??
りょう
そうなんですね!古典文法基礎ドリルが余裕で解けるようになったほどに物足りなくなったら、ドリルに移るのがいいと思います!