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読解が出来なくなってしまった

クリップ(11) コメント(1)
5/4 23:03
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りず

高3 東京都 上智大学志望

私は現代文、古文漢文に限らず国語が全般的に得意だったのですが、最近論説文や小説の読解が出来なくなってしまいました。私は完全なる文系で、国英社で点数を稼いでいて、理科は8割後半程度の点数源にはならないが足を引っ張らない程度、数学は6割と足を引っ張っている感じでした。ですが最近読解が出来なくなってしまい、理科の点数を下回る事が出てきました。解説を見れば、あぁなるほどとなるのですが、実際にやってみると解けません。記述は△ばっかで、選択問題ではこの前8問中2問しか解けませんでした。正直自分は国語はセンスと直感で解いて来たのですが、それが出来なくなってしまい、今までろくな勉強をしてこなかったので、どうすればいいのか分かりません。私は全国模試で国語20位になったことがあったので、塾の先生も困惑している感じです。今年受験生ですので、どうにかしたいです。私にアドバイスを頂けないでしょうか。

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ハミル

早稲田大学政治経済学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
初めまして。よく現代文に関する話題で「センス」という言葉を耳にしますが、センスとは何でしょうか?ちょっと読んだだけで正答を導く魔法でしょうか。私が伝えたいのは、「何となくで解いていませんか?」という事です。ミスをするにも、自分はどんな理由でその肢を選んで、どういう理由でその肢は間違いで、本当はどう考えれば正解だったのか言葉で説明出来なければ課題の発見は極めて難しく、従って改善は望めません。解説の言葉をなぞっただけでは、確かに納得しがちですが、殆ど自分で考えていないので根本的な理解は出来ていないんです。あなたがこれまでセンスや直感で解けた問題は、例えば近くに書いてあった、とかあからさまに示してあった、などの理由で解けたものが多くありませんか?その手の問題は論理的な思考が必要ありませんから、パッと選べますよね。それが「センス」や「直感」の正体ではないかと私は睨んでいるのです。強い言葉を使うようですが、それは解けた「つもり」に過ぎず、十分な技能が実はまだ伴っていなかった可能性があります。いきなり解けなくなったのも、これで説明がつくと思います。勿論何もかも理詰めで解くことは出来ませんが、解答までのプロセスを自分なりに可視化する力を付けることで、様々な問題形式への対応力が培われ、安定したパフォーマンスが実現するのではないでしょうか。まだ時間はありますから、目標達成に向けて着実に歩みを進めて下さい。応援しています。
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ハミル

早稲田大学政治経済学部

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プロフィール

回答を終了致します。ありがとうございました。(2020/05/08)

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コメント(1)

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りず
5/5 0:03
回答ありがとうございます! 仰る通り、確かに解けたつもりになっていて最後まできちんと読み込んでいなかったりしたことなどが多くありました。とりあえず、本質が理解できるように頑張りたいと思います!ありがとうございました(*^^*)

よく一緒に読まれている人気の回答

現代文ができなくなった
質問を読んでの率直な感想として、質問者さんには現代文のセンスがあるのだと思います。 伸び悩んでいるから相談しているのに急に何を言い出すんだと思われそうなので詳しく説明します。 現代文はある意味、理系科目よりもセンスがものをいう教科です。直観的に解いていても高得点を取れる人が一定数いるのはセンスがあるからです。質問者さんもそのタイプだと思います。 でも、センスにも個人差があり、難なく読める文章のレベルは変わってきます。高校受験レベルまでの人もいれば、東大の文章でも直観だよりに理解できる人だっています。 入試を前にして出題される文章のレベルは確実に上がります。そうした中で、文章がちょうど「質問者さんのセンスをあてにして読めるレベルとそうでないレベル」の境目にきているのではと考えます。 では、どうすればセンスだよりの読み方から脱却できるのでしょうか。 話はそれますが、”センスだより”の最も対極に位置する科目は何でしょうか。私は数学だと思います。大学受験の数学においてチャートなどを使い、”解法の型”を覚えて、それを臨機応変に変形させることで問題に対応できます。つまり、解答の出どころが明確だということです。 私は、国語においても”解法の型”を積み上げていくことでセンスだよりから脱却できると考えます。 国語における”解法”とは、接続詞や文の意味を意識して前後関係を把握することです。 例えば、傍線部の言い換えに関する問題では、傍線部の文章が「つまり」で始まっていたり、傍線部と前の文の表現が酷似していたりしたら、その前の文は解答要素になる確率が高いです。そういった作業を傍線分の前の文、その前の文、そのまた前の文…と繰り返していくことで論理関係を把握できどこからどこまでが解答要素に含められる場所だ!と自信をもって答案を作成できます。 では、”解法の型”を積み上げるとはどういうことか。 前の段落の手順に従っても模範解答に、自分の解答に含まれない解答要素が含まれることが多いと思います。その時に、なぜそれが解答要素になりうるのかを自分なりに接続詞や論理関係に着目して理解してください。そうした作業を積み上げていくと類似の論理関係の問題が出た時にきっと対応しやすくなります。 補足ですが、先述の手順で解答要素を見つけていく作業は共通テストでも役立ちます。共通テストの設問が記述問題として出題されたとして、自分ならどの解答要素を含めるか考えたうえで、選択肢を見るとその要件を満たしていない選択肢は即座に切り捨てることができるからです。選択肢の粗を探す時間がなくなります。 何度も言うようですが、質問者さんには現代文のセンスがあるので少し意識を変えるだけでまた成績が伸び始めると思います。頑張ってください!
東京大学文科二類 りんた
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現代文
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現代文が突然読めなくなった
実は国語の点数が急に取れなくなるということは本当に多くの人が経験することです。理由からお話しすると、はじめは文章を読んで第一印象や直感でこれだ!と選ぶことができていた。しかし、問題集などで文の読み方を学んだことで選択肢を細かく吟味するようになってしまい、第一印象でこれだ!と思った選択肢も、ここが違うかもと思ってしまって迷った挙句別の選択肢を選んでしまいはじめよりも正答率が下がってしまうということが多いと思います。対策方法としてはなかなか正解できず焦るかもしれませんが多くの問題を解くことは有効です。そうすることで中途半端に悩むことは減り、自信を持って選べるようになってくると思います。また、選択肢吟味の際はここが自分は違うと思ったというところに丸をつけて、消去法で選び、もし間違えていたら解説を読んで自分の判断のどこが間違っていたかを確認するのも大切だと思います。
京都大学法学部 わしゅう
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現代文
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現代文が読めなくなった
私は理系ですが、現代文が非常に得意で、模試などでも偏差値60は切ったことがほとんどありませんでした。本番で現代文を使った東京大学でも51/80という高得点(普通は35点くらい取れば良い)を出せました。 これは、倫理、政治・経済を選択しており、背景知識があったからだと思います。(特に倫理) 背景知識をつけるには、過去問の解説を読んだり、現代文キーワード(駿台や河合塾が出してるもので良いです)やそれこそ倫理や政治経済の教科書を理解するのが良いと思います。ただし、暗記しては意味がありません。始めはなんとなくでも良いから、暗記ではなく理解をしてください。 背景知識があれば、選択肢も論外なものを選びやすくなりますし、たまに問題の長文を読まなくても解けることさえあります。更に、現代文や英語の長文が面白く感じるようになります。(少なくとも私はそうでした) 国語は努力しても身に付かないというのは嘘です。 ただ、小さくてもコツコツやる必要があります。短期間に努力してもあまり成果は上がらないので、根気を保って努力しなければなりません。 しかし、内容も楽しんで読めるようになれば、努力も苦ではなくなりますし、今後の人生も豊かになるでしょう。 是非頑張ってください。
早稲田大学先進理工学部 なー
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現代文
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文章をどのように読めばいいかわからない
あまり意味が分からなくても8割9割取れるのも本番すごく使える才能だとは思いますが(笑)自信もって回答できるようにしたいですよね、! 私は古文も漢文も全文を現代語訳をしながら文章を読むということをしていました。これができるようになるには古文単語や助動詞や句形の意味などを覚えていないといけません。なのですごく力がつくやり方かなと思います。なんとなく流れが掴めてる、だけでなく、一文一文、解答と自分の現代語訳が合っているか確かめながら読み進めてください。ここをなあなあにやってしまうと意味がありませんのでしっかりやってください!同じ文章を3回ほど現代語訳するとスラスラ読めるようになりますし、それでもいつもつっかかってしまう所が自分の弱点であることもわかります。ですので1回だけでなく数回同じ文章を読むことをおすすめします。頑張ってください!
早稲田大学文化構想学部 ライ
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古文・漢文
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現代文が分からない
こんにちは~^^ 慶應商学部の4年生です。 国語、特に現代文は、これまでの人生経験から、出来る人はできますし、できない人は勉強してもなかなか伸びません。 これは、数学には明確な「公式」と、解答を導くまでの「解き方」があるのに対し、現代文には分かりやすい公式のようなものがなく、どう勉強したら解けるようになるのか分かりづらいためです。 個人的な意見ですが、現代文というのは、中学入試(国語という名前ですが)も大学入試も問題のレベルは変わりません。大学入試では、現代文に登場する語彙や教養のレベルが上がるだけで、基本的な国語力というのは、実はそれだけ小さいころに形成されていいものなんです。例えば、中学入試でしっかり現代文(国語)を勉強した人間は、勉強を全くせずに大学入試の現代文がしっかり解けます。 現代文が出来る人と出来ない人では、文章を読んだ時に見えている世界が全く違います。 現代文が出来る人というのは、文章を読み進むにつれてその風景や光景、説明文の構造などがイメージとして頭に浮かんできます。 逆に現代文が苦手な人は、文章を読んだ時、文と文が頭の中でつながらず、ただの文字列としか認識されません。これは大きな違いです。 今回は、現代文を構成する3つの能力について解説したいと思いますので、自分に足りないのはどの力なのか、よく考えてみてください。 【現代文に必要な3つの力】 ①文章を理解する力 ②文章から想像する力 ③文章同士を組み合わせて論理的な図にする力 ①文章を理解する力 「文章を理解する力」を習得するための勉強法は、最も簡単です。 ちょっと難しいな、理解できていないな、という文章があったら、絶対にそこから先へ進んではいけません。一度立ち止まって、もう一度その文章を最初から読み直し、その文章が完全に理解できるまで粘りましょう。 それは難しい単語の意味が分からないのかもしれませんし、文章同士の前後関係がつながっていないのかもしれません。 現代文とは、一文の積み重ね、一文一文の組み合わせで内容が出来上がるので、一文たりとも理解できていない箇所があると、途端に分からなくなります。 現代文の効果的な勉強法が分からず、現代文に苦手意識を持っている人の大半は、ここでつまづいています。よく分かっていないのになんとなく読み進めてしまう人たちのことです。 とにかく1文でも理解できていない文章があったら、絶対にそこから進まない!という勉強法を取り入れるだけで、読解力は格段に上がります。 是非試してみてください。 ②文章から想像する力 「文章を理解する力」を使ってある文章を理解したとして、今度はそれを頭の中で想像できなければ応用することが出来ません。これは、現代文では主に物語文に使われる能力・勉強法(説明文にも使えますが、次の項目で説明します)です。 これは、①の文章を理解するが出来ていればカンタンなことなのですが、意外に多くの人がやっていません。 それはなぜかというと、想像することをめんどくさがっているからです。 文章が理解できていれば、想像など簡単に出来ますが、多くの人が現代文という教科を楽しんでいないため、全然想像しないのです。 例えば人間心理の問題など、想像せずに解答が分かるはずがありません。その場面のその人の気持ちになりきらないと分かりません。 楽しんで部活をする人と、しぶしぶ部活動をしている人では、楽しんでやっている人の方が伸びるに決まっています。 現代文の場合、楽しんでいるかいないかの指標は、ここに現れているかもしれません。 ③文章同士を組み合わせて論理的な図にする力 これは、「説明文版の文章から想像する力」です。普通の「文章から想像する力」は物語文の光景を想像するのに対して、「文章同士を組み合わせて論理的な図にする力」は説明文の内容を想像する力になります。つまり、説明文で登場する主張、反対意見、具体例などを一枚の図で表せるよう頭の中で想像するということです。 文章同士を組み合わせて論理的な図にする力」の勉強法では、まず一文ごとに理解した後、それらを因果関係や並列、逆説などで結びつけ、文章を一枚の図で表せるように頭の中で整理するよう、常に心がけてください。 図で表すとはどういうことかというと、例えば、「結論」が一番上にあって、その「理由A」と「理由B」が一個下の階層にあり、さらにその一個下の階層に「理由A」の具体例が2つ,また「理由B」の二次理由が2つある、というのを樹形図のように想像します。 ちょっと文章で表すの難しいですが…(笑) 現代文の極め付けは、僕はここにあると思っています。 これが出来るようになれば、ほとんどの文章がほぼ完全に理解できるようになります。 詳しく勉強したい人は、東洋経済新聞社の「ロジカルシンキング」という本を買って読んでみてください。 もしかしたら国語力が跳ね上がるかもしれません。 僕はこの本と出会って、今まで自分が文章をまったく理解できていなかったことに気づきました。 僕の後輩も、この本を読んで小論文の点数が上がったそうです。 興味のある人は試してみてください^^ 以上です。がんばってくださいね。
慶應義塾大学商学部4年 ryo02
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現代文
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どうやって勉強するの?
現代文をなんとなくで読んでいませんか? 筆者の主張や問題の答えとなる根拠をきちんと見つけていますか? まずはそこから始めてみましょう。 読み方の一例ですが、 評論では筆者の主張には線を引き、問いと答えは線で結んでみましょう。指示語のチェックもすると読みやすくなります。 小説は必ず視点をチェックし、「出来事→心情→行動」の流れを意識してみてください。例えば、「試験に受かった(落ちた)→嬉しい(悔しい)→泣く」など、同じ行動でも心情によって意味合いが変わってきます。 その上で問題の選択肢を見る前に自分なりの答え(どのようなポイントが必要か)を用意しましょう。 「選択肢があるからそれを見ればいいや」と思っていると最後の2択で引っかかったりすることになります。 復習ではどこで間違えたのか(文章を読めていなかったのか、答えのポイントを間違えたのか)をチェックして次に繋げるようにしましょう。
大阪大学人間科学部 りんご
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現代文が読めないです
成績不振の原因は色々ありますのでピンポイントで特定するのは難しいです。しかし現代文の力は大きく分けて3つあると考えて良いでしょう。反対にその3つのどれかが欠けていたら成績に影響を与える可能性があるので参考までにお聞きください! 【1つ注意点】 現代文が元からできる自称凡人の天才は自分なりのやり方を確立してこれをやればみんなできる!と豪語します。しかし、そういう人に限って上手く言語化できていないし再現可能性がとても低い天才特有のやり方なので惑わされずに定石どおりに勉強しましょう。 【現代文を安定させる3つの力】 現代文は「語彙力」と「論点力(テーマ)」と「設問力」の3つの力を体系的に伸ばす事で成績が安定する科目だと断言できます。 まず「語彙力」について。語彙力は現代文キーワード集や漢字帳などを覚える事で身につくものです。結局この力が全ての基礎となり最重要なので怠らないようにしましょう。早稲田では言葉の意味をダイレクトに問う設問も散見されます。また、物の見え方は言葉を知れば知るほど細かく厳密になります。より詳しい読解を得るためには出来るだけ言葉を知りましょう。幸いな事に大学受験では知るべき言葉が決められています。キーワード集や漢字帳を完璧にして現代文を細かく見ましょう。 2つ目に「論点力」です。これはテーマ力とも言い換えられるのですが、難関大受験のためには必須と言えるでしょう。先ほど「物の見え方は知れば知るほど細かく厳密になる」と言いました。これは記号論という頻出論点を知っていたらピンと来るはずです。このように頭のいい人は頭のいい人がわかりやすいように(僕が頭いいみたいになっててすみませんが便宜上って事で🙇‍♂️)学術的な論点を物事の起点として評論を展開します。すなわち、記号論や近代化やナショナリズムなど頭のいい人たちが知ってて当然でしょ?と考える論点は評論を読む上では必須なんです。それらを知っていれば展開がある程度予想でき理解に困る事はほとんどなくなるはずです。大学側もそのくらいは知っているでしょ?というスタンスで出題しています(興味があれば『教養としての大学受験国語』で出題者側の視点も見れるので参考までに)。 3つ目に「設問力」です。これはとりわけ難関大に必要な力です。難関大学では、空欄補充や論述、脱文挿入などやや解くのが面倒な設問があります。早稲田レベルの内容一致問題も対象です。そうした設問を初見で自力で解こうとするとどうしても時間がかかってしまいます。時間が命の試験である以上そう言った設問の事前対策は必須なのです。それぞれの設問の解き方などは長くなるのでここでは省きますが念頭に置いといてください。 最後にこれら3つの力を”体系的“に身につけることが大切であると覚えておいてください。語彙と論点を覚えてすぐに文章を読み設問を解くのです。同時並行的に伸ばして行くことに意義があるのです。なぜか漢字と論点は完璧に覚えているのに問題が解けない人が多くいます。その人は問題を解く量が圧倒的に足りておらず覚える事だけで満足してしまっているのです。そうした頭でっかちにならないためにも”体系的“な学習を心がけてください!!
早稲田大学政治経済学部 ユニ
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現代文
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現代文できません独学です(泣)
塾で教えてる中で私が見る限りの現代文ができない理由を羅列します。 ①語彙力、背景知識不足 →これが一番多い原因な気がします。漢字は解けても、文章にある語句の意味を正確に理解してないってことが多いです。(例えば、パラダイムとか帰納、演繹、ア・プリオリとか)語句の意味がわからないと、文章の意味を掴めないばかりでなく、選択肢中にある言い換え表現もうまく掴むことが出来なくなってしまい、それが原因で選択肢を選び間違えるということが起こってしまいます。 また、背景知識に関してです。これは英語にもよくあることなのですが、例えばルネサンスがテーマの文章が出てくると、世界史選択の目線としてはなんとなくどのようなパターンの結論を導くか予想できます。このように背景知識のあるなしは現代文の成績に繋がると言えます。 ②傍線部周辺の情報に囚われすぎている →現代文において、問題になっている傍線部周辺に答えがある可能性は高いです。しかし、必ずしもそうとは限りません。 特に共通試験やセンターの問題は「ここまでの内容を正確に読み取れているか?」という内容の問題ばかりです。なので、「答えを拾う」作業よりは、「該当箇所までの段落の趣旨は何なのか」を掴むことの方が正しい回答に直結します。 傍線部周辺だけを見ていると、まさに「木を見て森を見ず」状態になってしまう訳です。 以上の2つが非常に多いです。というか、この2つができれば、現代文はできると思います。 なので、以上の2つを意識して取り組んでください。その際はがむしゃらに量をこなすのではなく、復習に時間をかけてください。 「この文は全体で何が言いたいのか」 「どのような技法(対比とか)が使われているのか」 「なぜこの選択肢は違うのか」 「どこを直せばこの選択肢は正しくなるのか」 「なぜここから意味を読み取れなくなってしまったのか」 などをしっかり理解できるまでが復習だと思っています。 一応、おすすめの参考書も書いておきます。 ①の原因→Z会のキーワード読解 ②の原因→現代文読解力開発講座 が個人的にお勧めです。頑張ってください!
早稲田大学商学部 やかやかさん
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現代文が伸びる気がしない
私は今国語の塾講師をやっています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800 (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。 ぜひ頑張ってください。
早稲田大学商学部 #かーきん
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解く力
現代文を読むときに注意するのは、主観を入れないことです。誰が読んでも正解は必ずあるようにしないといけないのが現代文の問題出題者の心理です。 特にセンターなどは新聞にも答えを載せないといけないのです。 なので、必ず文中に根拠があります。あと、誤りの選択肢には明らかに誤っているということか文を読んでわからないといけません。つまり、間違った選択肢の一部分の間違い探しをするという感覚がいいと思います。 私のやり方は、センターの場合はザーッと選択肢を読むのではなく、どこの箇所が本文と反しているのかを部分的に見てその都度他の選択肢と比べて消去法をどんどんしていくやり方をしました。 最初から正解の選択肢を選べるのがベストですが、言い回しなど主観が入ってしまうと引っかかってしまいます。なので、なるべく本文とのズレがないように私は消去法をしていました。 過去問を解くときにも、同様のことを意識して解くようにしてました。参考書でその読み方は練習しました。
早稲田大学国際教養学部 チュナ
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