睡眠時間について
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3/13 9:50
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
shotq
高2 神奈川県 東京大学理科二類(68)志望
睡眠パターンについて個人的に色々なことを調べていて、多相性睡眠というのが出てきて、これは夜3-4時間半位の睡眠とって日中3回の20分の仮眠を取るというものなのですが、何回試してみても2日続けてやることが出来ません(朝起きれない)、論文を見ると認知機能に多少悪影響はあるとなっていましたが、それよりも日中の時間が増えて勉強時間も確保出来て良いのでは、また仮眠後は朝の寝起きくらい覚醒することができるとあって本当なら最強じゃねと思っていました。
けど最近は勉強時間を確保しなくてもいいから、生産性高く、長期的に計画を立てて細分化した時の一日の進度を達成すれば問題ないかなと思うようになりました。
なので以前調べたことがあるのですが、自分の最適睡眠時間の8時間寝ようと思っています。
けどそうすると学校がある日は朝全然まとまった勉強時間が取れないし、かと言って夜9時くらいに寝るのもあれかなと思っているのでアドバイスが欲しいです。
やるとしたら10時寝6時起き15分水分補給と運動と冷水シャワーして7時30まで勉強7時35分家出るみたいな感じですかね
それか学校ある日は7時間くらいで昼間仮眠1回取るみたいな方がいいのかもしれませんね。
あと自分は進学校に通っているのですが、周りをみて焦っていて、正直学校の言う通りにやって順当に合格は難しいので、もっと効率的な道を辿るしかないと思っていて、そんな中で人より長く寝ることに不安も感じます。
この相談には3件の回答があります
はじめまして!大阪大学工学部に通うものです。
私も受験期には睡眠時間についてかなり試行錯誤をしました。
結論から言うと、「最適な睡眠時間を確保しつつ、勉強の効率を最大化する方法」を見つけることが大切です。あなたの考えている「8時間睡眠を取りたいけど、勉強時間が減るのが不安」という気持ちも非常によくわかります。私自身も、睡眠を削ればその分勉強時間が確保できるのではと思い、短時間睡眠や昼寝を活用しようと試みました。しかし、結果的に「自分の最適な睡眠時間を知り、それを守ることが長期的には一番効率が良い」という結論に至りました。
【多相性睡眠の落とし穴】
あなたが試したように、多相性睡眠には一見メリットが多そうに思えます。例えば、夜の睡眠を3~4時間に短縮し、日中に仮眠を取ることで「実質的に活動できる時間が増える」ように見えます。実際、一部の研究では、短時間睡眠を実践し続けることで睡眠負債が溜まりにくくなる可能性が指摘されています。また、一部の歴史上の偉人(ナポレオンやエジソンなど)も短時間睡眠だったとされることがあり、それを理想とする人も少なくありません。
しかし、多くの研究では、多相性睡眠は認知機能や集中力に悪影響を及ぼす可能性があると指摘されています。例えば、6時間睡眠を2週間続けた被験者の認知機能が徹夜した人と同じレベルにまで低下することが示されています。つまり、「自分では問題ないと思っていても、実は思考力が低下している」可能性があるのです。
また、私も以前、短時間睡眠を試してみたことがあるのですが、2日目までは何とか耐えられるものの、3日目あたりから以下のような問題が出てきました。
・朝起きるのが極端に辛くなる(アラームをかけても無意識に止めてしまう)
・日中の眠気がひどくなる(仮眠をとっても回復しないことが増える)
・集中力が続かなくなる(長時間の勉強ができなくなる)
このような経験から、私は「短時間睡眠は一時的には使えるが、長期的に見ると非効率」という結論に至りました。
【最適な睡眠時間の考え方】
あなたが言うように、自分にとっての最適な睡眠時間を知ることは非常に重要です。人によって適切な睡眠時間は異なりますが、一般的には7~9時間が推奨されています。
また、睡眠の質を上げることで、必要な睡眠時間を少し短縮することは可能です。具体的には、
・寝る90分前にブルーライトを避ける(スマホやPCの使用を減らす)
・就寝前に軽いストレッチをする(副交感神経を優位にする)
・朝に日光を浴びる(体内時計をリセットする)
といった習慣を取り入れると、短めの睡眠でもスッキリ起きられるようになります。
【あなたに合った睡眠スケジュール】
さて、本題の「どのような睡眠スケジュールがベストか」ですが、あなたの環境を踏まえると、以下の2つの選択肢が考えられます。
① 夜10時就寝・朝6時起床(8時間睡眠)
朝6:00に起床し、軽い運動やシャワーで目を覚ます
・長期的に健康を維持しやすい
・睡眠不足による集中力の低下を防げる
→ デメリット
・夜の自由時間が短くなる(10時に寝る必要がある)
② 夜11時就寝・朝6時起床+昼に20分の仮眠(7時間+仮眠)
昼休みや放課後に20分程度の仮眠を取る
夜は11時に寝て朝6時に起きる
→ メリット
・夜の自由時間が増える
・仮眠を取ることで日中の集中力を維持しやすい
→ デメリット
・昼に仮眠の時間を確保できないと、睡眠不足になる
・仮眠の習慣をつけるまでに時間がかかる
【私の経験からのアドバイス】
私も最初は「もっと勉強しなければ」と焦り、睡眠時間を削ろうとしました。しかし、結局は「睡眠時間をしっかり確保し、その上で最大限効率を上げること」が一番良いという結論に至りました。
また、進学校に通っていると、どうしても周囲と比較して焦る気持ちが出てきますよね。でも、結局は「周りよりも長く勉強すること」よりも「自分に合った方法で効率的に勉強すること」の方が大事です。
例えば、私が受験期にやっていたのは、
・「睡眠時間は削らない」と決めて、最低7時間は確保する
・朝は短時間でも集中して勉強する(1時間でもしっかりやればOK)
・夜はだらだら勉強せず、早めに寝る
というルールでした。このおかげで、勉強の効率は上がり、最終的には第一志望に合格できました。
【まとめ】
あなたの現在の考え方はとても良いと思います。「長時間勉強する」よりも「効率的に勉強する」ことを重視し、自分の最適な睡眠時間を守るのは、長期的に見て正しい選択です。
私のおすすめは、
・基本は「10時就寝・6時起床」で8時間睡眠を確保する
・どうしても夜遅くなる日は「11時就寝・6時起床+昼に20分の仮眠」で補う
・睡眠の質を上げる工夫をする(ブルーライトを避ける・朝日を浴びるなど)
この方法なら、健康を維持しながら、最大限勉強の効率を上げられるはずです。焦る気持ちもあると思いますが、睡眠を犠牲にすると逆に効率が下がるので、「長く寝ること=悪」ではないと理解して、ベストなバランスを見つけてください。
頑張ってください!応援しています。
大阪大学工学部 合格GO
2
1
回答
合格GO
大阪大学工学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
はじめまして!大阪大学工学部に通うものです。
私も受験期には睡眠時間についてかなり試行錯誤をしました。
結論から言うと、「最適な睡眠時間を確保しつつ、勉強の効率を最大化する方法」を見つけることが大切です。あなたの考えている「8時間睡眠を取りたいけど、勉強時間が減るのが不安」という気持ちも非常によくわかります。私自身も、睡眠を削ればその分勉強時間が確保できるのではと思い、短時間睡眠や昼寝を活用しようと試みました。しかし、結果的に「自分の最適な睡眠時間を知り、それを守ることが長期的には一番効率が良い」という結論に至りました。
【多相性睡眠の落とし穴】
あなたが試したように、多相性睡眠には一見メリットが多そうに思えます。例えば、夜の睡眠を3~4時間に短縮し、日中に仮眠を取ることで「実質的に活動できる時間が増える」ように見えます。実際、一部の研究では、短時間睡眠を実践し続けることで睡眠負債が溜まりにくくなる可能性が指摘されています。また、一部の歴史上の偉人(ナポレオンやエジソンなど)も短時間睡眠だったとされることがあり、それを理想とする人も少なくありません。
しかし、多くの研究では、多相性睡眠は認知機能や集中力に悪影響を及ぼす可能性があると指摘されています。例えば、6時間睡眠を2週間続けた被験者の認知機能が徹夜した人と同じレベルにまで低下することが示されています。つまり、「自分では問題ないと思っていても、実は思考力が低下している」可能性があるのです。
また、私も以前、短時間睡眠を試してみたことがあるのですが、2日目までは何とか耐えられるものの、3日目あたりから以下のような問題が出てきました。
・朝起きるのが極端に辛くなる(アラームをかけても無意識に止めてしまう)
・日中の眠気がひどくなる(仮眠をとっても回復しないことが増える)
・集中力が続かなくなる(長時間の勉強ができなくなる)
このような経験から、私は「短時間睡眠は一時的には使えるが、長期的に見ると非効率」という結論に至りました。
【最適な睡眠時間の考え方】
あなたが言うように、自分にとっての最適な睡眠時間を知ることは非常に重要です。人によって適切な睡眠時間は異なりますが、一般的には7~9時間が推奨されています。
また、睡眠の質を上げることで、必要な睡眠時間を少し短縮することは可能です。具体的には、
・寝る90分前にブルーライトを避ける(スマホやPCの使用を減らす)
・就寝前に軽いストレッチをする(副交感神経を優位にする)
・朝に日光を浴びる(体内時計をリセットする)
といった習慣を取り入れると、短めの睡眠でもスッキリ起きられるようになります。
【あなたに合った睡眠スケジュール】
さて、本題の「どのような睡眠スケジュールがベストか」ですが、あなたの環境を踏まえると、以下の2つの選択肢が考えられます。
① 夜10時就寝・朝6時起床(8時間睡眠)
朝6:00に起床し、軽い運動やシャワーで目を覚ます
・長期的に健康を維持しやすい
・睡眠不足による集中力の低下を防げる
→ デメリット
・夜の自由時間が短くなる(10時に寝る必要がある)
② 夜11時就寝・朝6時起床+昼に20分の仮眠(7時間+仮眠)
昼休みや放課後に20分程度の仮眠を取る
夜は11時に寝て朝6時に起きる
→ メリット
・夜の自由時間が増える
・仮眠を取ることで日中の集中力を維持しやすい
→ デメリット
・昼に仮眠の時間を確保できないと、睡眠不足になる
・仮眠の習慣をつけるまでに時間がかかる
【私の経験からのアドバイス】
私も最初は「もっと勉強しなければ」と焦り、睡眠時間を削ろうとしました。しかし、結局は「睡眠時間をしっかり確保し、その上で最大限効率を上げること」が一番良いという結論に至りました。
また、進学校に通っていると、どうしても周囲と比較して焦る気持ちが出てきますよね。でも、結局は「周りよりも長く勉強すること」よりも「自分に合った方法で効率的に勉強すること」の方が大事です。
例えば、私が受験期にやっていたのは、
・「睡眠時間は削らない」と決めて、最低7時間は確保する
・朝は短時間でも集中して勉強する(1時間でもしっかりやればOK)
・夜はだらだら勉強せず、早めに寝る
というルールでした。このおかげで、勉強の効率は上がり、最終的には第一志望に合格できました。
【まとめ】
あなたの現在の考え方はとても良いと思います。「長時間勉強する」よりも「効率的に勉強する」ことを重視し、自分の最適な睡眠時間を守るのは、長期的に見て正しい選択です。
私のおすすめは、
・基本は「10時就寝・6時起床」で8時間睡眠を確保する
・どうしても夜遅くなる日は「11時就寝・6時起床+昼に20分の仮眠」で補う
・睡眠の質を上げる工夫をする(ブルーライトを避ける・朝日を浴びるなど)
この方法なら、健康を維持しながら、最大限勉強の効率を上げられるはずです。焦る気持ちもあると思いますが、睡眠を犠牲にすると逆に効率が下がるので、「長く寝ること=悪」ではないと理解して、ベストなバランスを見つけてください。
頑張ってください!応援しています。
合格GO
大阪大学工学部
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プロフィール
【経歴】 地方公立中学→地方公立高校→大阪大学工学部、塾なしで現役合格 現在大学四年生。来年度から大学院に進学予定。 大阪大学のみ出願し、現役合格。 阪大オープンでは、A判定で冊子掲載。 ファン登録、クリップありがとうございます! まだの方はぜひ、お願いします。 いつでもメッセージで相談に乗ります。 私の経験が皆さんの役に立てれば幸いです。 丁寧な回答を心がけていますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。 メッセージを優先して回答しています🙇♂️
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メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。
コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(1)
shotq
3/17 22:07
皆さんの意見参考にやっぱ勇気を持ってちゃんと寝て、やれる時間に頑張ります!