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説明文を理解するには

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1/11 13:10
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スランプ国語総合N

高1 埼玉県 早稲田大学志望

説明文の記述や要点を全然理解出来ていない どういう所に気をつけ、またどういう所が重要なのか。その文章を読むにあたってのコツをぜひ教えてもらいたいです

回答

かず

東京大学理科三類

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
・段落内での論理や対比を表す接続詞に注意しましょう。頭の中で要素を矢印で繋げるようなイメージです。 ・段落同士の関係に注意しましょう。前の段落の言い換えなのか、例示なのか、対比なのか、譲歩なのか、推論なのか、分析してみましょう。前後の段落と何も関係のない段落はないはずです。 ・表現の言い換えに注意しましょう。基本的に評論文ではメインの主張があって、その正しさをあの手この手で説明してきます。その際に毎回同じ表現を使うのはかっこ悪いので言い換えをするわけです。 設問で問われやすい内容なので気をつけて読むと良いと思います。

かず

東京大学理科三類

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プロフィール

東大医学部です。 二次試験よりもセンター試験の方が得意でした。95%くらいです。

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評論要約
私が評論文を要約する手順を紹介したいと思います。 1.本文を一周読む。この時、「しかし」、「つまり」などのディスコースマーカーのある直後の部分に線を引いていく。また具体例の段落(部分には)にはカッコをつけておく。 2.筆者の主張を考える。多くの文章では筆者の主張は形を変えて何度も言い換えられています。これに注目したり、本文の最初と最後に注目すると分かると思います。これが解答の核の部分になります。必ず解答に盛り込みましょう。 3.カッコをつけなかった各段落の主張をまとめて、筆者の主張との関係性を位置付ける。そしてこれらを解答に盛り込む。ただし重複には注意。(具体例を挟んで主張が繰り返されることがよくあります) 以上です。手順以外に質問されていたことは、上で説明したことの中に入っていると思うのでこれで終えさせてもらおうと思います。要約は慣れると苦ではなくなってくるので、どんどん演習していくといいですよ。
京都大学医学部 ひかる京医
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現代文
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長文読解
お答えします! ▶︎【段落ごとに何を主張しているのかを捉える】 解決方法として、こちらをおススメします。 英語は段落ごとに大きな主張が必ずあります。 段落の初めに言いたいことを抽象的に言って→具体的に例を使ったりして説明 この大きな流れが一般的です。 抽象→具体の流れを覚えておきましょう。 初めは、段落ごとに何を言っているのか、簡潔に余白に書く練習から始めて下さい。 最終的にはこれを頭の中で、もしくは超簡潔に素早く書けるようになるといいです。 単語の示唆する意味が分からないとのことですが、英文を読めているのに、読解できていない状況だと思います。 それならば、国語力を鍛える、背景知識を鍛えるしか方法はありません。 幸運を👍
慶應義塾大学経済学部 キリンマダラ
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英語
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英語長文解き方
最終的には、筆者の主張やその根拠が重要です。具体例はあくまでそれを理解するための補助線のようなものです。この立場に立って、意識してみて欲しいことを述べます。 まず、段落の最初の部分と最後の部分をしっかり把握して、続く部分と対応させながら読みましょう。基本的に、評論文では、段落の最初(1文目とは限りません。)の方で、その段落で何を言おうとしているかを述べていることが多いです。ちなみに、そのような文をトピックセンテンスと言います。そして、その文で述べられた内容を具体的に説明する文章が続くことがよくあります。また、最後の部分では(次の段落の最初のこともあります)、その段落のまとめが書かれていることが多いです。トピックセンテンスと、その他の文を関連付けて読むことで、その段落の要点が何で(例えば、どんな主張がなされているか、どのような、あるいは何に対する具体例が挙げられているのか)、その根拠や具体例がなにかを整理しやすくなると思います。 ディスコースマーカーにも着目しましょう。andやor、but、because、,soなどの接続詞や、therefore、thus、howeverのような接続副詞、あるいはfor example、in particularのような句は明示的に前後の関係性を示してくれています。そのような語句に注意することで、内容と内容の関係性が分かります。それによって、論理構成が分かりますし、結果的に重要な箇所とそうでないかしょを考えるヒントになります。 さらに、語句の抽象度にも注意しましょう。例えば、 日本食は美味しい。特に寿司や天ぷらは絶品だ。 のような文章では、日本食から、寿司、天ぷらで抽象度が下がって、具体的になっています。このような例では、より具体的な文が、抽象的な文の具体例になっていることが多いです。具体的な文と抽象的な文の対応を考えると、何が主張で何が例なのかがはっきりわかり、文章を整理しやすくなると思います。 また、例が何に対するものなのか、根拠が何に対応するのかを意識しましょう。例えば、筆者の主張に対する例か、一般論に対する例か、根拠となる文を理解するための例なのかを考えましょう。 以上で、取り組み方のコツをいくつか述べてきました。まだ直前期ではないので、時間に間に合わせることにこだわるよりは、精読を意識してみてはいかがでしょう。その上で、上記のことを意識しながら、段落ごとの内容をまとめてみるといいかもしれません。また、段落間の関係を確認したり、文章全体の内容を要約したりすることで、情報の整理ができるようになっていくと思います。
東北大学文学部 あいうえお
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英語
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長文問題
接続詞に注目すると、筆者の主張を順序良く理解しながら読み進めることができます。 接続詞は軽視されがちですが、長文を読む上で大きなヒントとなります! 接続詞に注目すると、次の文が前の文と同じ内容なのか、付け足しの内容なのか、反対の内容なのかなどを知ることができます。 しかし、接続詞があまり無い長文もたまにあると思います。その場合はそれぞれの文の主語、述語をはっきりさせることが大切です。というのも、読み進めるうちに忘れてしまう原因として、関係代名詞などによる追加情報が多すぎるということがあるからです。 関係代名詞による追加情報も大切ではありますが、それよりも主語、述語の方が大切です。各文章の、誰がどうした、何がどうかなどを把握しているだけでかなり変わると思います。 ぜひ意識して解いてみてください!
慶應義塾大学理工学部 のすけざえもん
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英語
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筆者の主張の掴み方
こんにちは。 現代文の主張を読み取ることは点数に直結するので大事ですよね。僕は割と現代文は得意な方だったのでアドバイスさせていただきます。 まず一般的に、(1)逆説の直後(2)定義づけ(例えば、〜とは〜である。など)には主張があることが多いとされています。そこには傍線を引いて、目立ちやすくしましょう。そこを頭に入れることで本文の主張を掴みやすくなります。 また、質問者様は段落をまとめているということですが、それはとてもいいことだと思いますが、心がけて欲しいことがあります。それは、全体の中の段落ということを意識して欲しいということです。現代文というのは段落で構成されています。段落だけを理解しても、本文全体を理解したことにはなりません。段落が本文の中で何の役割を果たしているのかを意識することが大事です。例えば、例示の段落があれば何の例示なのかを意識し、それが本文に対して何を意味しているかなど、事細かく全体を見る意識を持っておくことが大事です。 センターは段落ごとの理解が特に重要ですが、私大の現代文は全体から類推する問題も多くあります。そこを意識して練習していきましょう。 また、現代文に関しては過去問を早めに解いても差し支えないと思います。8月ごろから解けると良いかもです。背景知識なども重要視しましょう。 ファイト!!
早稲田大学商学部 アンフィールド
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現代文
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現代文の要約について
①その評論文の主題をとらえること  基本的に、要約はその文章をちゃんと理解できていないと難しいです。つまり、文章の内容の理解が要約の前提です。文章の理解のためには、それが何についてのものなのか、すなわち、今筆者はここで何のことについて書いているのかという評論文のテーマ・主題を見誤っていては、元も子もありません。例えば、あまり良い例が浮かびませんが、「栄養バランスのよくとれた食事をとることの必要性」について書いてある文章で、「野菜を食べることは大切である」と要約してしまっては、それは文章の主題を把握できていない残念な要約です。主題が「野菜を食べることの必要性」についてであればまだしも、「栄養バランスの必要性」という主題の下においては、野菜の必要性だけについて触れているのは明らかに不適切です。このように、文章の主題を見落としてしまっている、あるいはそう感じさせるような要約では、その時点で採点の舞台から降ろされてしまうことになります。なので、評論文を読む際は、それが何について書かれたものなのかという文章の主題を見極め、要約もその主題とずれのない内容のものを書く心がけが必要です。 ②文章を構造的に読むこと  これも文章理解のためのステップです。と同時に、要約のための準備作業でもあります。  「構造的に読む」というと難しそうに聞こえるかもしれません。これは、要するに、文章と文章の関係、段落と段落の関係を把握しながら読むということです。例えば、「したがって」という接続詞がある場合、その前の文章(A)と「したがって」を含む文章(B)との関係は、AがBの根拠になっているという関係です。AがBの根拠であるということは、AはあくまでBの正当性を保証するための道具にすぎない、換言すると、AはBを言うための布石にすぎないということです。つまり、この場合筆者が言いたいことは、AではなくBの方です。  他にも、「例えば」という文言があったとしましょう。この場合、その前の文章(C)と「例えば」を含む文章(D)との関係はどんなものでしょうか。言わずもがな、DがCの具体例になっているという関係です。ということは、Dは、あくまでCの内容を、いくつかのより具体的な現実の現象に落とし込んで説明しているにすぎず、結局、これによって筆者が説明したい内容はCと変わりません。そうすると、筆者がどちらをより言いたいのかという優劣はCとDの間にはありません。しかし、DはCの具体例の一部を取り出したものに過ぎないのに対し、Cは、D以外の具体例も全部ひっくるめて端的に言い表した内容であるため、情報の密度はCの方が高いです。であれば、どちらが文章の骨格を構成しているかといえば、Cの方になります。  こういう感じで、文章や段落(上で書いたようなことを段落レベルで行えばいいだけです)同士の関係を把握することによって、筆者がより言いたい内容(主張)を見つけ、文章の骨格をなす要点を炙り出していきます。これが、文章を構造的に読むということです。大事なところに線を引くというのも、究極は、その文章の構造を可視化するための手段にすぎません。なので、大事なところに線を引けたということ自体を意識しすぎるあまり、それから先の文章の構造を把握することができていなければ、線を引いた意味はありません。 ③大事な情報を評価し、短くまとめる工夫  文章の主題と全体の構造が見えてきて、骨格となる要点も把握できれば、あとは、それらを制限字数の範囲内でどれほどうまく組み立てられるかの勝負です(まぁ、ちゃんと正しく文章全体の構造を把握できていれば、良い線を行く要約を書くのはそれほど難しいことではないと思います)。  要点を逃しているということは、外してはいけない、つまり、要約に必ず組み入れなければならない要点があるということです。例えば、筆者の主張(X)と、その3つのそれぞれ独立した根拠(p), (q), (r)で構成された文章の要約において、「(p)である。(q)である。したがって、(X)である。」としては、それは、もう一つ根拠として(r)を挙げなければならないので、要点を逃した不十分な要約です。他にも、文章の論理構成がA→B→C→D→Eである(→は因果関係を表す)のに、要約ではA→B→C→Eとすると、これもまた要点を逃した残念な要約です。Dが抜けると、その部分だけ論理が飛躍してしまうからです。  このように、どの情報が要約に組み入れるべき要点・骨格であるかという評価、そして制限字数内に収めるために、それら要点や骨格となるべき情報を、その意味内容を歪曲しない限度でどのように言い換えれば良いかという工夫を考え、やっとのことで一つの要約が出来上がります。情報の重要性の評価および取捨選択は、一筋縄ではいかない難しいものなので、その力は日々の訓練なしには磨き上げることはできません。その意味では、予習で先に文章を読み、要約にチャレンジしてから授業に臨むという習慣はとても大事だと思います。なので、これからも投げ出さずに続けるべきだと思います。。 とまぁダラダラと書きましたが、かくいう私も要約が格別できたわけではありません。この点、よくご留意の上、あくまで私個人の要約に対する考え方だということを踏まえ、参考程度に読んでいただけると幸いです。参考にならなければ、申し訳ございません。
北海道大学法学部 たけなわ
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現代文
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現代文の勉強法
ゆみさん初めまして! 現代文の読解法についてですね。 現代文ってなかなか点数を取りにくいし、いったいどう勉強したら点数が上がるのか難しい教科ですよね。 私が思うに、現代文はある程度解き方を学び(ゆみさんの場合は映像授業で学んだようですね)、あとはそれを念頭に置きつつ問題演習するのみだろうと思います。 ゆみさんの思う、「正しい読み方」は合っていると思います。ただ、それだけでは文の構造を取りきれないこともあると思うので、私が受験生の時意識していた読み方のポイントをいくつか補足しておきます。 ・評論 具体と抽象をおさえる これはどういうことかというと、例と、それを用いて筆者が言いたかったことを押さえる、ということです。分かりやすく言うと 「〇〇とは〜である。例えばーー。このように〇〇とは…である。」という文章があるとすると、「例えば」以降の文は筆者の言いたいことを補足する例にすぎず、重要なのはその前または後ろ、もしくは前後両方に現れている抽象的な文なのです。それさえ押さえれば、例の部分はさらーっと読み飛ばす程度でも特に支障はないのです。だって重要なのは抽象的な文の方ですから。 ・強調表現に注目 「〜こそ」「〜が重要だ」といった強調表現は意外と重要なことがあります。しっかりマーキングしておいて見逃さないようにしましょう。 ・筆者の問題提起を押さえておく 「〜とは何か」「〜とか何故か」 こういった表現が出てきたらマーキングしておき、それに対する答えがどこにあるか意識しながら読み進めていくと文の構造が分かりやすくなる気がします。筆者は今これについて議論しているな、ここで話題が転換したな、ということを意識するためにも問題提起があるなら、それをきちんとマーキングしておくことは大切です。 ・棒線部言い換え問題について(〜とはどういうことか、というタイプの問題文) だいたい答えは棒線部の前後にあります。その際に大事なのが、棒線部の正確な言い換えです。ゆみさんのおっしゃる通り、言い換えを押さえることは大事なんですよね。ちなみに、たまに、棒線部が極端に短いことがあります。この際は主語や述語が抜けていたり、何らかの文の要素が抜けているので、それを補うことを忘れないようにしてください。(例として例えば「肉感的な感覚」という棒線があるとしますよね。これはどういうことか説明せよ、と言われた時、解答の構文として【Sが「〈肉感的な感覚〉の言い換え」ということ】という構文をまずつくるのです。 分かりにくい説明だったらすみません。個人的に意識していたことをいくつかご紹介させていただきました。参考になれば幸いです。 ゆみさんは読解法をひとまず理解した状態かと思われるので、問題演習に進んでよいと思います。その際に、学んだ読解法を意識しつつ、また解答例を見ながら何故そのような解答になるのか考えて見直しをすることが大切です。
京都大学法学部 しずく
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現代文
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現代文の読み方
質問者さんは文章を読むときに、文章の全体像を意識しながら読んでいるでしょうか? 筆者はその文章全体を通して伝えたいことがあり、それを一文一文に分けて書いているということをまず意識してみましょう。 文章全体を意識するコツとしては ①主題 ②論点 ③結論 を読みながら探すということです! 主題は、そもそも何について書かれているのか 論点は、筆者は何を問いかけているのか・何に疑問を思っているのか そして結論は、その論点(問い)に対して筆者自身がどう結論づけているのか であり、評論の中には必ず書かれているので、この主題論点結論が分かるとその文章が一気に理解しやすくなります。 こうして文章の全体像が掴めたら、あとは一文一文が文章の全体の中のどの部分なのかを考えるだけです。 大体文章というのは、読み手に抜けた納得感を持って貰うため 1.導入 (こんな話するよ〜 :主題) 2.一般論 (世間ではこう言われてるよね) 3.論点(でも実際どうなの?一般論ではこうだけどそれって本当?) 4.筆者の自論 (根拠だったり、例をもってきたり、中身の部分) 5.結論 (一般論はこうだけど、筆者はこう思うよ) みたいな形になっているので、 その一文は文章全体の中で何を示しているのかもわかるかと思います。 なので、まずは全体像をつかむ、その後にその一文の役割は何なのかを考えてみるといいかと思います!
早稲田大学社会科学部 seechan
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現代文
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早稲田・文学部 英文要約について
お疲れ様です‼️また回答失礼しますね。 要約のポイントは、 無駄なことを書かない! 話の核だけを抜き出すことです! 無駄なこととは主に具体例です。 話の核とはそれを加えなければ話が通じない、本筋通りにいかないものです。 これを理解できるようになるには、「論理的読解」力をつけなければなりません。 論理的読解とは、文章の構成を理解し内容がわかることをいいます。構成を理解しているならば自分で内容を予測できる力とも言えます。 ex 1段落目は一般論、導入、逆説してから主張、簡単な理由。 2段落目で例や意見。 3段落目で逆説や反対意見、例。 4段落目でそれに対する意見や反論、データ。 5段落目で主張の反復。 といったくらいに受験の長文は綺麗な構成になっています。 練習の段階で1度ゆっくり読んで、段落ごとに要約、そして役割を書き出してください。また、その役割を示す単語にも注意してください。(ディスコースマーカー) 例えば、ButやHoweverの前後をみると、前には一般論、後ろには主張が来るとこが多いです。(特に大文字Butはほぼそう) というのも逆説をつかう利点は説得性を上げるためにあります。1度一般的な意見、みんなが信じ込んでいることを否定することで説得力を上げています。 と言った具合に段落、文の役割を理解して何が重要かそうでないかを要約問題に限らず意識してみてください。 私は要約問題がありませんでしたが、やった長文を要約していました。 参考書や添削サービスですが、『英文解釈要約精巧』など人気がありそうですね。色々調べて書店で手に取ってみてください。また、個人メッセージで書いたものを送っていただければ時間の許す限りいつでも見てアドバイス出来るものはします。宜しかったらどうぞご活用ください。 それでは頑張ってください‼️
早稲田大学法学部 みやこのせいほく
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英語
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書いてあるじゃん
 筆者の主張を判別するために意識すべき点についていくつか書こうと思います。 ①断定的な表現について  例えば、「勉強において有酸素運動がもたらす恩恵は大きい。」という文と、「勉強において有酸素運動がもたらす恩恵は大きいのである。」という文では、後者の方がより断定的な表現です。断定的な表現は、それだけその分の内容に強みを持たせる働きがあり、文章の書き手からすれば、自分が読者に伝えたい内容ほど、無意識にそれを強めるべく断定的な表現を使ってしまいます。私も実際、大学でレポート課題を何度も課されては書いてきましたが、最も伝えたい結論部分などは無意識に断定的な表現を使ってしまいます。なので、「~なのである」「~のである」「~なのだ」といった、断定的な表現があったら、筆者の主張はここではないかと疑ってみましょう。 ②接続詞について  例えば、(A)「朝食を食べることによって、外部からの刺激を受け、目が覚める」、(B)「一日三食をちゃんと食べることが健康維持には大事である」、(C)「咀嚼は一定のリズムで体を動かすリズム運動のうち最も手軽なもので、これにより、脳内にセロトニンが分泌され、目覚めも良くなり頭もすっきりする」という3つの文章があったとします。これだけでは、どの文も重要性においては同じで、このうち筆者が最も言いたいことは何かということは判別がつきません。しかし、この後に(D)「したがって、朝食は毎朝食べるべきである」と続いた場合はどうでしょうか。「したがって」という因果関係を表す接続詞があることによって、たちまち(A)、(B)、(C)はいずれも(D)を導くための布石に過ぎないことになります。実際の評論文では、例えば(A)という一つの根拠を書くためにも、具体例やさらに(A)自体を導くための根拠などを示し、一つあるいは複数の段落を丸々使って書かれることも多々あります。なので、その情報の重要度や文章全体における役割がなんであるかを意識して読まないと、長い文章に当たった時ほど筆者の主張を見落としやすくなります。これを防ぐために、文と文との間の接続詞に注目し、両者の関係、そして文章全体の構造に常に焦点を当てることを心がけましょう。このほかにも、「要するに」「つまり」など、それ以前の内容をまとめるはたらきの接続詞にも注意しましょう。長い文章ほど、筆者自身が所々で何を言いたいのかをまとめてくれることには大変ありがたく感じます。 ③逆接の接続詞には特に注意  以下の二つを比べてみましょう。 (a)「彼は秀才だが、運動はからきしだめだ。」 (b)「彼は運動はからきしだめだが、秀才だ。」 「彼は秀才だ」という情報と、「彼は運動はからきしだめだ」という情報の伝わる強度が、(a)では後者の方が強く、(b)では逆に前者の方が強く感じると思います。このように、読者にとって逆接の後の情報はそれより前の情報よりも強く伝わります。この性質を利用して、筆者は自分が伝えたい情報を逆接の後にもって来たり、「もちろん~である」と反対意見に譲歩したうえで、「しかし~」と逆接を使って自分の主張を強めたり(譲歩逆接構文)する工夫をします。なので、逆接の接続詞が来たら、その後に書かれている内容にはより一層の注意を払いましょう。  余談ですが、このように、情報に順序をつけることによって、その伝わる強度に違いをもたせる表現の技巧を、香西秀信さんは『レトリック探究法』内の「事実は『配列』されているか?」において、「順序のレトリック」と称して細かく説明されています。興味のある方は読んでみると面白いかもしれませんね。 ④本文の構造について(主に統括のしかた)  筆者の主張とその根拠が、「(主張)なぜなら、~(根拠)」と書かれるか、「(根拠)したがって~(主張)」と書かれるのかといった違いです。例えば一つの段落があった時に、段落の冒頭で主張が述べられる場合と、段落の末尾で主張が述べられる場合があります。どこに主張があるかで、さっきまで読んでいた内容が何の役割をもっているのかわからなくなる時があります。なので、その文章、その段落において、主張がどこに書かれているのか、すなわち、ひとつの大きな内容についてどこで統括が行われているのかを常に把握するよう努めることが、文章を読むに当たり重要になってきます。  以上の4点だけでも意識するだけでかなり変わると思います。これら以外にも、評論文を読むために意識すべきことはたくさんあります。上で挙げた点を含め、そのほかの点については、『現代文標準問題精講』(旺文社)に勝る参考書はないと思います。この参考書は、評論文の比重が圧倒的に重いですが、評論文を読むのが苦手だったり、評論文を読む力を極めたいという人には最強の参考書だと個人的には評価しています。私が受験生時代に使った参考書のうち、一番好きな参考書です。参考書を選ぶ際の参考にぜひ。  最後に、センスで点が取れる人は、幼少期から多くの本を読んでいたりして、その圧倒的な経験による慣れの産物なのか、無意識に重要な部分とそうでない部分が判別できてしまうという人がほとんどだと思います(私の周りではそうでした)。しかし、自分の中でちゃんと根拠をもって情報の重要度を判別できないと、自分がどのように文章を読んでいたのかが自分自身でわからないので、スランプに陥るなどしたときにそこからなかなか復帰できないことがしばしばです。そのため、センスに頼って問題を解くのは、それで満足に点が取れているうちはまだいいとしても、その実かなりのリスクを負っているとも言えます。なので、センスを磨くのではなく、実力を磨くことに重点を置くべきであると私は思います。
北海道大学法学部 たけなわ
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