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東大世界史

クリップ(34) コメント(1)
3/19 20:48
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ポムポム

高2 神奈川県 東京大学経済学部(68)志望

東大文2志望の高二です。 世界史が苦手でサボってしまったせいもあり今まで習った範囲にも穴があります。また、世界史の先生は先輩たちからの評判もあまり良くなくある程度は自分でやらなければと焦りも感じています。 今ほとんど世界史の学力はゼロだと思っているのですが今から東大の世界史で高得点を目指すには何をすべきでしょうか。

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Datty

慶應義塾大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
私もずっと世界史が苦手な東大受験生だったので、お気持ちがよくわかります…!最終的には数学の失敗で合格できませんでしたが、東大世界史に関しては浪人の一年で克服できたと思うのでお答えさせていただきます。 まず私の経験談をさせてください。 現役時代、私の世界史は他の教科と比べても成績は悪く、定期テストで平均くらいしか取れていませんでした。東大受験には致命的な弱点です。でも、勉強しなかったわけではなく、周りに比べても時間も量もかなり割いていました。電車でもバスでも教科書を読み、書き込みをしていました。先生に勧められた一問一答や問題集を解き、ワークも何周もしていました。しかし、一向に点数は伸びず、本番も28点という悲惨な結果に終わりました。(東大世界史は40/60は欲しいと言われています。) 一方、浪人時代にはとにかく東大に向けた勉強に振り切って努力しました。本番に出るのは、第三問を除けば、60字や120字などの小論述と、600字程度の大論述です。そのため、読んでインプットに徹するのをやめ、学んだことをすぐに論述することを意識しました。赤本や青本などの過去問集や過去問のサイトでは、範囲ごとやジャンルごとに東大世界史の過去問を分類しているものも多くあります。その日に学んだ内容に対応する過去問をそういった分類表で調べ、その上でガッツリ調べながら解いていきました。マス目のあるノートを買って論述用ノートを作り、問題を貼って下に解答を書く、その範囲の基礎知識で不安なことがあれば隣のページにまとめてみる。これにより、自分の中で現役時代に取りこぼした内容をつなげたり、理解を深めたりすることができました。この結果、東大模試の順位表に載るくらいまで世界史の成績を伸ばすことができました。現役時代の私はアウトプット不足だった上に、自分には書きながら覚えるという方法が向いていると気づけなかったのが敗因だったと思います。また、この一年でわかったのは、一年という時間が意外と長いということです。現役時代にはもう3年生なのに時間がないからいちいち書いて覚える暇などないと考え、教科書を読むことに徹していましたが、実際のところ、半年もあれば過去問を全て書いて解くのに充分でした。2回目の本番までには東大世界史は30年分の過去問を解き、論述用ノートは直前期に見直す自分専用の教科書のようなものになっていました。直前期になったときに戻ってきて見返すためのこのノートを作るのがこれからの一年の目標だと思ってください。
東大世界史で求められるのは、学んだ内容を簡潔に相手に説明する能力です。相手に説明するのに必要なのは、その説明以上の背景を知ることです。つまり、教科書以上の内容を知ることが大事になります。最終的には、多くを知った上で、東大の出してきた条件に合うように字数内で説明をつくる必要があるのです。教科書にある表現をまるパクりすることを勧める先生もいらっしゃいますが、私はオススメしません。また、東大日本史はそのほとんどを山川出版社の教科書でカバーできるのに比べ、東大世界史は帝国書院や実教などの他社の教科書の内容も3〜4割程度出ています。そうしたばらつきを補強するには資料集が大事です。地図やテーマ史を逐一資料集で調べるようにしてください。東大世界史に関しては、一問一答よりは資料集を上手く使えた方が近道です。 長々と書きましたが、今からぜひやって欲しいのは ①授業を受ける→②その日のうちに(遅くてもその週末には)該当範囲に関する過去問を解く の繰り返しです。これまでに学んだ範囲なら、今からでも着手していいと思います。この時、教科書や資料集など、どんなものを使って調べながら書いても構いません。なんなら、はじめから模範解答を見ても構いません。手を使って書く、という行為は記憶に大きく関わるため、変に間違ったことを書けばそれで知識として定着する可能性が高いからです。また、模範解答は絶対的正答とは異なります。模範解答以上の良い解答を書けるように意識して、完成度の高い解答を作っていく作業を続けてください。そうこうしているうちに、東大がどんなことを聞いてきがちか、どんなことを聞いてきそうかといった傾向も掴めてきます。 最後に。現役生は、論述の練習不足で間に合わずに終わるパターンが多いです。でも、逆にいうと、ギリギリまで伸びるので秋模試の判定など気に病む必要はないとも言えます。私も、不合格ではありましたが、現役時の秋模試はDでも直前期の追い込みで本番は後8点で合格というところまで伸びていました。 自信を持って、今からでも一個一個わからないことを丁寧につぶしていってください。そして私の届かなかった東大合格を勝ち取って欲しいです!応援しています。
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Datty

慶應義塾大学法学部

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プロフィール

ずっと第一志望校は東大でした。国立に向けた勉強の方が慣れているので、国立向けの返答の方が上手くできそうです。 簡単な経歴・資格 現役(地方公立/東大模試判定D/塾なし)→浪人(東京の予備校/東大模試判定A)→慶應法 ・英検準1級 ・漢検2級

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

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コメント(1)

ポムポム
3/21 9:15
ありがとうございます。 さっそく教えていただいた方法で勉強してみたいと思います。

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東大世界史
世界史の問題は、早慶とかの一部を除いて、教科書から出ます。東大ももちろんそうです。 しかし、東大の社会は日本史世界史どちらも論述問題が出ます。それも、歴史の流れ、出来事の因果関係などが分からないと歯が立たないものばかりです。 そして、これはとても高いレベルの教科書の理解が必要です。 まずは、教科書を読み込むことが大事です。太字になってる語句について説明ができるなんて当たり前です。 また、図説も積極的に活用するべきです。図説には、教科書に書ききれない歴史の流れがたくさん書かれています。 上のことを完了するのは、とても時間がかかります。早めに始めるのが得策です。 それが終えたら、論述の対策を行うと良いです。
名古屋大学文学部 Y.A
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世界史
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世界史 教科書 勉強法
 はじめまして。当方京大生ですが、東大の模試でも世界史はだいたい40〜45点ほどで安定していたので、そこそこお役に立つ回答ができるかなと思います。  東大の地歴は他の大学のそれとは全くもってものが違うので、東大志望ならばはじめから東大の二次試験を意識した勉強に取り組むべきです。  世界史は、東大の地歴の中では圧倒的に難易度が低く(というか、出題形式上、得点をひろいやすい)、点数の稼ぎどころです。もしかすると既にご覧になったことがあるかも知れませんが、簡単に紹介しておくと、東大の世界史では、大問1で体系的な理解を問う600字前後の大論述(指定語句あり)、大問2で主に知識の表現が問われる小論述が数問、そして大問3に一問一答形式の問題が10問出題されます。点の取り方としては、大問1で6割〜7割(最低でも半分)、大問2で6〜8割(ここは割と運に左右されがち)、大問3で満点(1ミスまでは許容)くらいが最終目標でしょう。  論述、それも何百字も書かないといけないとなると、非常に難しそうに思えるかもしれませんが、世界史では日本史ほど深い考察や読解は求められず、結局はベースは教科書にあります。教科書の記述を、問題の要求に合わせて適宜取り出し、つなげていきながら、最終的に論理的な文章をつくあげる作業となります。これにはもちろん練習が必要で、ある程度基礎を仕上げておかないと手をつけられないものですが、高2の段階からこれに向けた勉強をしておくと、後々楽になります。具体的には、①学習したい範囲の教科書を一度流し読みする→②自分なりにノートなどに流れをまとめる(年表をつくるなど) このとき、重要だと思うポイントや語句をおさえておく→③問題集の該当部分をとく、この際、わからないところがあればその都度教科書を確認する→④もう一度教科書を読む(今度はじっくり、細部にこだわって) このように学習を重ねると、単語やテンプレ的な記述がインプットされていくだけでなく、頭の中で歴史が徐々につながっていきます。ちなみに、②の段階で使用する問題集には、基礎作りに最適の「ニューコンパス(とうほう)」や「入試対策問題集(東書)」、あるいは少しだけレベルをあげて「世界史総合テスト plus α」(これは若干教科書内容をこえてますが、滑り止めの私大などで世界史を選択した際に役立つことがあります)などがおすすめです。慣れてきたら、それまでにやってきた範囲と照らし合わせて、横のつながりも意識しながら学習してみましょう。他の教科との兼ね合いも考えながらですが、できれば3年の夏の終わり頃までには一旦高校内容を全部終わらせておくのが理想です。なぜなら、東大を目指す私立高校のライバルたちは、一足先にすべての範囲を学習し終えて、早々と論述対策にはげんでいるからです。早めに基礎を定着させ、アウトプットの練習に入りたいところなのです。(なお、基礎を定着、完成させるというのは、具体的には第3問で8割以上とれる程度の知識面での習熟が目安です)  論述の練習は、正直独学では難しい部分があります。歴史を理解している第三者による客観的な採点が必要だからです。ですから、できれば論述の練習を始める頃には、塾などに入って添削指導を受けられる環境を整えてください。もし金銭的事情などでそれが難しいようでしたら、東大の赤本(または青本)はもちろんですが、河合塾の「判る!解ける!書ける!世界史論述」という問題集がおすすめです。これは難易度はそれほど高くなく、採点基準や重要ポイントが丁寧に解説されているので、論述初心者が取り組みやすい内容となっています。論述にはある程度型があるので、上記の方法できちんとインプットが済んでいれば、それほど躓くことはないと思います。慣れの問題です。  長々と書きましたが、いかに東大入試といっても、大学受験の世界史は暗記科目の域を出ず、教科書が全ての基本となることは間違いないです。まずは上記の学習方法を実践してほしいですが、あくまで参考ですので、最終的にはそこにあなたなりのやり方を加えてよりよい学習をつんでいってください。自分だけの型ができてくると、世界史の学習はよりたのしく、より効率的になります。頑張ってください。他に質問があればまたどうぞ。。
京都大学法学部 ハル
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世界史
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ゼロからの勉強法
私は世界史選択だったため、世界史についてお話ししますが「歴史」という点では日本史にも通ずる部分があるかもしれないので参考になればと思います。 まず、通史を徹底的にやることです。文系選択で世界史を続けてきた受験生は一般的に学校で2年半〜3年ほどかけて通史を仕上げていくところを、1年で仕上げなければいけない分相当なハイペースで進めていかなければなりません。 さらに1年間通史だけをやっていくわけにもいかず、演習や論述対策をやらなくてはいけません。かなりハイペースで、だれることなくタイトなスケジュールをこなす覚悟が必要であると思います。 通史のおすすめ教材は『世界史実況中継』です。分厚めの参考書が何冊かに分かれていますが、講義口調の文体で読みやすく、頭に残りやすいのが特徴かと思います。(日本史でも出版されています。) 毎日コツコツ、前日の分を必ず復習しながら進めていけば、1周しただけでもそれなりの力は着くはずです。 ※教科書は初学者が一読しただけではすんなり入ってこないほどまとまり過ぎているため、最初に使う教材としてはお勧めしません。 通史と並行して各章の知識定着を図るための問題集を行うことをお勧めします。(学校でいう定期テストのような役割を果たします) 私が使用していた教材は『マスター問題集』です。基本的なことは大体問われており、知識確認にはちょうど良いと思います。 秋頃までに通史が全部終わっているとそれ以降気持ちが楽になるだけでなく、論述対策にかなりの時間を割くことができると思います。 論述対策ですが、東大の世界史は偏った範囲から出題されるのではなく満遍なく出題されるイメージがあります。過去問を解く前に、答案を作成するにあたっての基礎知識や典型的なパターンなどを知るのが良いと思います。おすすめは『世界史B論述問題が面白いほど解ける本』です。各時代の頻出問題が抑えられており、知識整理にはうってつけ、さらに論述の際のルールなどを確認することができます。苦手だなと思った範囲は適宜、実況中継に戻ったり問題を解いたりして再確認してください。 全部真面目に1冊やるとかなり時間がかかると思いますので、なんとなくわかってきたな〜と思ったら飛ばし飛ばしやってみても良いかと思います。過去問と並行でやっても良いかと。 ※初学者には向かないと言った教科書ですが、まとまり過ぎているとは良く言えば無駄なことが書いていない→論述の参考になる、ということになります。「あれを書きたいけど字数が足りない!」というときは教科書を参考にしてみるのが得策です。 過去問は、世界史に関してはあまり時間をはからずに1問ずつまず自分の言葉で書ける様になる練習から始めれば良いと思います。通史に時間を割きすぎてそんなことをしている余裕がないというのも想定できますが、そうだとしても自分でペンを握って自分の言葉で解答する訓練が絶対に必要です。 下書きとしてざっくりと、原因→結果、など簡単な言葉でメモをする、それに肉付けをして字数を膨らませるというのが答案作成のイメージです。東大の問題文はまどろっこしいので、問われているものがなんなのか、適宜確認することも大切です。(今聞かれているのは原因なのか、結果なのか、それともある事象についての説明なのか、など) 連想される用語を書き連ねてみる、というのも手だと思います。 といったように東大合格を考えるのであれば論述は避けて通れません。論述答案を作成できる様なしっかりとした知識の土台が必要です。秋頃まで丁寧に通史を固めていくことが、合格への近道かと思います。この勉強は共通テストにもつながりますし、東大の世界史は一問一答も出題されるので。 世界史だけでなく日本史も、ということでかなりハードであることは容易に想像できますが世界史と日本史は意外と関連があったり覚えやすいという話も聞きますので、ぜひ工夫しながら頑張ってください。
慶應義塾大学文学部 ルッコラ
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浪人
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世界史が苦手
まずは通史をやっていきましょう。 頭から最後までさらっとやりたいところですが、まだ高2なので、まずは授業でやった範囲をしっかり押さえましょう。 自分の手順を説明すると ①教科書を読みます 大体の教科書は一章の中が何個かの項目に分けてあります。継続している項目を読みます。 ここで、重要な文章や論述で使えそうな文書はアンダーラインを引きます。 ②資料集を見る 教科書にでてきた都市や人物を地図、写真で見ていきます。 ③ノートにまとめます この時、全部をまとめるわけでもないし、綺麗にする必要はありません。それこそ、全部シャーペンで自分が先ほど読んだ教科書を思い出すようにして、文章をあまり使わず、単語と矢印などでささっとやっていきます。アンダーラインした文章を書き込んでおくと、自分がまとめたものと、アンダーラインのものがあっているのか確認できます。あと、後から見たときにこういう内容を言いたいんだよなって簡単に見直せます。地図もバンバン書きましょう。歴史が動くとき、地理感覚は非常に重要になってきます。なんでここの民族はそこから移動したのだろう。なんで、そこに向かったのだろう。それぞれの山脈、川などの特徴を捉えましょう。(例えば、エジプト文明が栄えたのはナイルの氾濫のおかげなんだな) これと並行して、一問一答もしっかりやりましょう。歴史の流れと単語力。東大志望にはどちらも重要なことです。どちらにも傾倒しないようにしましょう。また、ノートに自分からまとめることが苦手だ。どこが重要かわからないのであれば、おすすめはウィニングコンパスです。私は通史を終わらせた後、記憶が曖昧なときは見開きでコピーして、穴埋めもしながら追加情報を書き込んでいました。わかりやすくよいです。(自分で作った方が記憶には残りやすいですが) おすすめの参考書類は 詳説世界史研究(東大志望ならぜひ持っておきたい) ウィニングコンパス世界史 Z会または東進の一問一答 論述の勉強は授業が進んでいるところを過去問をやって、先生に添削などしてもらえると良いと思います。多くのところでは一学期までにローマあたりまでやるので過去問の目次をみたらわかると思いますが、解ける問題は多くあります。 しかし、まだ完全にかく必要は全くありません。完全に書けるようにするのは3年のそれこそセンター後でもよい。それまで、教科書や詳説世界史研究から使える文章を何個も何個もストックし、それをうまい具合に文字数内にいれて、先生からの添削でその文章が本当に重要だったのかどうかという方法でやっていくのがよろしいです。問題をみて、趣旨を確認し、教科書から該当部分を読み込み、描きたい流れを図にして、使いたい文章をうまい具合にいれて、添削してもらう。これによって、字数のコントロール具合、文章のストック、正しい歴史の表し方(滅ぶ、衰退するetc)、どれが正しい言葉なのかといろいろ考えながら論述を少しずつやってください。 頑張ってください。
名古屋大学経済学部 kevicho
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世界史
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世界史が苦手
前期東大落ちの人間です。僭越ながら回答させていただきます。 まず、暗記力は思い出そうとした回数に比例する、ということを覚えて欲しいです。教科書、ノートを読むことはとても大事なことです。しかし、インプットだけでは試験では使えません。だから教科書、ノートを読んだ後一手間加えます。見開き1ページ読んだ後、1分くらいで良いので、書いてあった内容を思い出して下さい。この一手間が大事です。 次に、忘れた頃に覚え直す、ということを意識して欲しいです。脳は非常に効率的に出来ていて、最近覚えた情報はまだ覚えているだろうと、もう一度覚えることを怠り他のことにエネルギーを使うんですよ。だから、毎日見てるのに覚えられない。ということが起こるのです。目安では2日後、2週間後、2ヶ月後、くらいのスパンで覚えるのが良いと思います。 東大の社会は本当に面白い問題が多いです。僕も社会が嫌いでしたが、東大の問題は好きでした。是非とも頑張ってください!
東北大学経済学部 るい
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世界史
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東大世界史対策 教科書を使って流れをしっかり覚えたい
一橋大模試の世界史で50位以内を4回取り、現在は仮面浪人して東大文科二類を目指している者です。質問に答えさせていただきます。 まずは「教科書を読みつつ国や時代ごとに1つの文章にまとめる」という方法について、考えられる長所・短所をお伝えしたいと思います。 教科書の重要事項を「用語」ではなく、「文章」という形でインプットするため典型的な問題(東大世界史の第2問は大体がここに該当します)を瞬殺できるようになるのが最大の長所でしょう。 「問題を見れば使えそうな用語は分かるけど上手く文章にできない….」といったありがちな失敗を防ぐことができて、第2問を確実に早く得点できるようなると思います。 特に東大の地歴は他大学とは違って時間が厳しいのが特徴なので早く問題が解けるのは大きな強みです。東大世界史は東大日本史・地理と比べて暗記要素の強い科目なので、時間を短縮することでもう片方の思考要素の強い科目に時間をかけることができて地歴全体の点数も上がることにも繋がる思います。 また、各々の時代や国の特徴を網羅的に学習できるのも長所です。東大世界史は出題分野の偏りがあまりないからです。苦手な分野があったとしても重要事項を文章化することができれば失点を最小限に抑えることができるため、どの分野が出ても点数を安定させられるようになると思います。 短所としては、かなりの時間が必要となることが挙げられると思います。世界史の国や時代の一つ一つを「用語」ではなく「文章」としてまとめるのには大変に時間がかかるのは想像に難くないでしょう。 このような勉強をするべきか否かは他科目との兼ね合い(例:英数が仕上がっているか?)に寄るところです。 またこれは短所というより注意点ですが、別々の国や時期の出来事をテーマなどに沿って組み合わせる必要がある問題(例:近代における女性の政治参加への流れ)(東大世界史の第1問はここに該当するものは多くがここに該当します)に対応するには、各分野の必要な要素を設問に合わせて選び出す訓練をある程度積む必要があります。(これが世界史における思考の要素だと思います) 短所は注意点をこのように書きましたが、とはいえ最終的には世界史の流れを文章化して頭に入れる必要はありますし、上記のような思考が必要とされる問題を解くには重要事項を国や時代ごとに頭の中で整理されていることが大前提となるわけです。 そのことを踏まえると、共テや2次の過去問などを解いてみて苦手意識がある分野に絞って国や時代の文章化を行うのがよい、というのが私自身の意見になります。 以下、論述対策の方法について少しだけ書かせていただきます。 論述には出来事の「文章化」が必要、というのはここまででお伝えした通りですが、そのインプットには山川の教科書の反復がおすすめです。 私自身、用語を言われたら教科書の説明やその周辺に書いてある関連事項を言えるぐらいまで教科書を何度も読み込みました。(夏休みや冠模試の模試の前などは1日で1章×4回ぐらいのペースで読んでました。参考までにどうぞ。) 東京大学文科三類に合格されることを願っています。是非頑張ってください!
東北大学経済学部 ひろき
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世界史
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苦手な世界史の勉強
まず、人にはそれぞれに合った勉強法というものがあります。我々回答者は自分たちの経験に沿ってなるべく効率が良い勉強法を提案しますが、絶対ではありません。ここでの回答も考慮し、自分で考えた結果、「このやり方が向いている!」と思えばその方法で行くのが良いかと思います。 故に一問一答が合っていると感じるならば、一問一答で行きましょう。一問一答はあまり有効ではないと言う声もありますが、人によって合う合わないもあります。 通史の終わってない部分を実況中継や教科書で読む ↓ 一問一答で復習 ↓ 通史全部終わるまで繰り返す ↓ 共通テストの問題集を解く ↓ 丸付けした結果、解けなかった、苦手な範囲をリストアップ ↓ その範囲を再度一問一答や教科書で復習 ↓ もう一度共通テストの問題集を解く、苦手な範囲をリストアップを繰り返し、7〜8割の得点率になるまでループ ↓ 100題に取り掛かる。好きな範囲からでもいいのでハイペースで ↓ 私立の過去問演習も始める、100題と同時並行で進めたい。(私大の過去問でできなかった範囲の復習に100題を使うのもアリ) って感じだと思います。 ※注意: ⑴あまり沢山の参考書を使いすぎては全て中途半端で終わってしまいます。 ⑵演習のたびにできなかった範囲を把握し、その部分を改善するというプロセスはずっと続けてください。
早稲田大学商学部 やかやかさん
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東大2次の世界史
私は世界史に関して塾などではなく自分で対策をしていましたが、正直東進の荒巻先生などの授業を受けた方が効率的なような気がします。 参考書については論述用の参考書で練習するのも良いですが、東大は古くから過去問がありますから過去問を徐々にやってみるのもいいと思います。自分はそうしていました。 また、東大の世界史に関しては世界史の教科書レベルのことしか求めていませんから私大用の参考書などで無駄に知識をつける必要はありません。もしどうしても論述の参考書が欲しい場合は世界史論述練習帳をお勧めします。書き方など詳しく載っていて便利です。これや過去問と教科書を組み合わせて勉強することができれば東大世界史の練習にはなるはずです。 過去問をやる際は時間配分が大事になってきます。当たり前ですが特に第1問の構成にどれだけ時間をかけるかと言うことです。それらを実践練習で身につけるとともに信頼できる先生などに添削してもらい回答のクオリティーを上げていきましょう。流れをつかめていないなら教科書か荒巻先生の参考書で再度理解してからが良いです。 時期はもう高3ならばちょくちょくやり始めて良いと思います。始めは時間は無視してでもしっかり構成を練れるようになる方が後々役立つと思います。 思ったことをざっと書いたので拙い文章ですが1つの参考になれば幸いです。
東京大学文科一類 June
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世界史
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世界史の参考書は必要でしょうか?
東大の世界史であれば、重箱の隅をつつくような細かい問題は出ないでしょう。寧ろ、世界史のタテ・ヨコの繋がりを理解して、問題に対してストレートに答えを纏め上げる能力が問われていたように感じます。また、出題範囲は古代から近代まで割と満遍なく出ていたように記憶しています。 そのため、勉強方法としては、教科書の全範囲をメリハリをつけながら用語集と見比べるなどして論述のポイントを抑えていくようにするといいと思います。山川の教科書を使っているのであれば、論述にそのまま使えそうなフレーズも多いので、そういう部分は文章ごと暗記してしまうのもいいと思います。また、一問一答は答えだけでなく問題文まで覚えるくらいの気持ちでやると効果的だと思います。 私は高2と高3の夏までに通史を一周ずつ計二周した後、冬休みまでは週に1年分のペースで過去問を使いながら論述の練習をしました。センターの勉強は直前に過去問を解いただけで特別な対策は特にしませんでした。 応援しています!
東京大学文科一類 cannelé
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世界史
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世界史の勉強法
こんにちは、回答させていただきますね、初めに言っときますが絶対長いです笑。でも早慶の世界史の勉強で悩んでる人はこれを読めばきっと今から自信を持って勉強に取り組めます!!!ので最後まで読んでほしい!!! まず世界史の勉強について認識して頂きたいことが二つだけあります。 一つは「世界史の勉強は質よりとにかく量」ということ。 確かに勉強をする上で質のいい勉強を追い求めることはとても大事です。しかしそういう質にこだわっちゃう人によくあるのって、質ばかり追い求めて結局中途半端にしか量をこなさないで、記憶が曖昧な状態で満足してしまう人なんですよね。世界史は、受験当日に知識をたくさん持っている人が圧倒的有利な科目です。そうなれば自ずと世界史で勝てる人は、泥臭くがむしゃらに覚え続けた人です。とにかく覚え続けることです笑やり方については後で述べます。 二つ目は先生もおっしゃる通り、「参考書は絞って極める」ということ。上ではがむしゃらに量をこなせと言いましたが、色んなものに手を出せということではありません。自分の場合はベースとなる教科書兼ノート(東進)、問題集一つ、そして愛用していた一問一答一つを受験当日まで鬼のようにやりました笑参考書も後で述べます。 上の二つをまとめると、決めた2つか3つくらいの参考書を受験当日まで死ぬほど覚えて、出てきた問題がそのまま「あの参考書のここらへんでみたな」と言えちゃうくらいまでやれ!ということです。 次に、上の認識を踏まえた上で具体的な勉強法について紹介しますね。 まず自分が一番辛かった時期が、世界史勉強したての頃です。あの頃はほんとに焦りました笑。授業で全部聞いたはずなのに面白いほど記憶がスコスコ抜けてるんですよね。シンプルに世界史死ねって思ってました。でもみんなも死ねって思ってます最初は。じゃあなにをすればいいかっていうと、最初は細々とした知識はいいので、教科書やノートで一つの範囲のだいたいの流れをつかみます。もうほんとにだいたいでいいです。で、すぐその後問題集の該当する範囲をやってみる。すぐってのがポイントです!じゃないと抜けちゃいます!ちなみに僕が使ってたのは「実力をつける100題」です。多分最初の時期は全然記憶定着してないので5割も行かないかもしれません笑だがそれでいい!当たり前です!大事なのは根気ですよ!繰り返しやりつづけてください、僕はたぶん4周くらいしたかなあ。 で、その問題集と並行して特にやり込んだのは東進の一問一答です。これめちゃ力つくからおすすめ!!!たぶん当日までに100周くらいはやった気がします笑。世界史に限らないですが、受験で大事なのは「みんなの取れない所で取る」ことではなく「みんなの取れる所を落とさない」ことです。早慶の問題とはいえ、っなん知るかボケって問題は2割くらいです。残りの7割くらいが「みんな取れる所」となってきます。そんな重箱の隅をつつくような所をちょこちょこ取れてもせいぜい5点くらいしか差がつかないんですよ、それだったらみんなが取れるレベルの問題で一個も落とさず全部とっちゃう方がいいに決まってるし実際こっちの方が可能性あります。だから、まあ早慶のレベルをも凌ぐ超細かい問題は軽く見るだけにして、大事なのは早慶レベルの「みんなできる所」のレベルの知識を叩き込むことです。 その「みんな取れる所」を全部全部記憶しちゃうためにもってこいなのがその一問一答なんですよ。もう、笑えるほど付箋つけてました、本を横にして立てると感触が部活してた頃の僕の坊主頭みたいなんですよ。でぼくがやってたのは教科書などで流れを覚えてその範囲の実力をつける100題をやって、その後一問一答でその範囲を赤シートで覚えて3周くらいして一回でも間違えたら付箋つけるってことをしてました。全範囲を一通りやったのは確か11月とかでした。もうその頃は流れもだいたい大丈夫だったのでそこからは問題集繰り返しつつひたすらひたすらひたすら一問一答やってました。でも全部を100周なんてできるわけありません、ぼくは最初の方は全部赤シートで解いて1周にしてましたが、「もう大丈夫かな」と思ったら付箋のとこだけやってました。で徐々に徐々「もう大丈夫かな」って問題を増やしていき、付箋を減らしていきました。ちなみにどうしてそこまでやる必要があるかっていうと、世界史で一番大事なのは選択肢を消してく力だからです。4つ選択肢あって最初からこれだ!って問題はそんなに多くないです。合格者とそうでないものを分けるのは、一見「なんじゃこれ!」って思う問題も落ち着いて「これはここが違う」っていう風に選択肢を削ってけるかどうかなんですよね。 勉強法についてはだいたいこんな感じです。最後に前提として言っておきたいのは、世界史は武器にしようとしてはだめ!ってこと。世界史ははっきり言ってある一定のラインまで行けば点数はもう上がりません。大事なのは世界史を深追いしすぎないことです。その世界史に必要以上に割く時間を英語や国語に回してください。たぶん総合点としてはその方が10倍も効率がいいと思います。あくまで世界史は「みんな取れる所」を取れればいいんです。では、がんばってください応援してます!!
早稲田大学政治経済学部 SS
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