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高校1年 物理基礎 瞬間の速度

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5/13 7:21
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りゅう

高1 愛知県 名古屋大学法学部(63)志望

瞬間の速度の求め方がわかりません。 求め方を教えてください。

回答

かんな

北海道大学工学部

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こんにちは。 具体的な問題がわからないので、概念的な説明になってしまいますが… 位置をxと時刻をtと表します。 平均の速度では、t1からt2の間に移動した距離が判ればいいので、速度v=(x2-x1)/(t2-t1) となりますね。 瞬間の速度はこのt1とt2の間を限りなく小さくしたときの平均の速度という風に考えることわかりやすいと思います。 限りなく小さくするといえば極限ですね。ここでt2-t1=Δtとし、位置xは時間の関数x(t)で表されるとします。(x1=x(t1) x2=(t1+Δt)と書き換えます) 極限をもちいて、時刻t1における瞬間の速度は v=limΔt→0[{x(t1+Δt)-x(t1)}/Δt] となります。ここまでが瞬間の速度の定義です。 さて、数学で習っていればわかると思うのですが、極限は微分に置き換えることができます。つまり、位置の関数x(t)を微分してt=t1を代入してしまえばいいのです。 例えばx=t^2 で表されるのであれば、tで微分して、x’=2t よって、時刻t1のときの速さは2×t1です。 数学がここまで進んでいないと難しいかも知れません…。コメント頂ければ追加で出来る限りご説明致します。

かんな

北海道大学工学部

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微分の応用
X(t)に関して 速度dx/dt=vとする。…① すると、加速度d^2x/dt^2=d/dt•(dx/dt)=dv/dt …② となる。 次にt(x)に関して dt/dx=1/(dx/dt)=(①を用いて)=1/v…③であり、 d^2t/dx^2=d/dx•(dt/dx)=(③を用いて)=d/dx•(1/v) (これは合成関数の微分に相当するので) =-1/v^2•dv/dx=(vの変数としてのxはかなり扱いづらいので、tに変数変換して)=-1/v^2•dv/dt•dt/dx となる。②、③を用いて変形すると、 d^2x/dt^2=-v^3•d^2t/dx^2 となる。あとは①を代入して、答えは {}=-(dx/dt)^3となります。 あってるかな、、?なんにせよこうゆうのにチャレンジしてみる姿勢は素晴らしいと思います。
東京大学理科一類 Atom
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理系数学
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この問題がわかりません!教えてください。
使った公式 等加速度運動の公式 v=v0+at x=v0t+(at^2)/2 相対距離の公式 xba=xa-xb 平方完成 面倒なので略 ~~~~~~~~ 不明数 Aの加速度α Bの加速度β t=0での距離L ~~~~~~~~ t=0の時のBの位置をxb=0とする まず、Bの加速度βを求めます t=-2.0で24m/s t=0で18m/sより β=(18-24)/2  =-3.0m/s^2 時刻tにおけるA,Bの位置xa,xbは xa=L+8t+(αt^2)/2 xb=18t+(-3t^2)/2 時刻tにおける相対距離は xba={L+8t+(αt^2)/2}-{18t-(3t^2)/2} ={(α+3)t^2 /2}-10t+L 平方完成して xba=(α+3)(t-10/(α+3))^2 /2 -50/(α+3) +L ~~~~~~~~ t=2.0sのとき最小値5.0mなので 10/(α+3) = 2 α=2 L-50/(α+3)=5 L-50/(2+3)=5 L=15 数学の知識を少しだけ求められる基本的な力学の問題ですね。 今、このように答えましたが、このアプリはこのような質問を投げかける場所ではないはずです。 合格者にしかできないような経験談や参考にできる勉強法や、現役大学生に不安を取り除いてもらう場所だと認識しています。 このような質問は学校の先生にするなりしてください。 以降「問題を解く」ような質問はしないでください。
北海道大学理学部 No.55
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物理
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電磁気の理解の仕方(あと重心速度について)
初めまして ①電磁気の原理原則の深い理解についてですが、ある程度慣れているのであれば駿台文庫の【新物理入門】を読みまくればいいと思います こちらは受験参考書でありながら高校物理の大学物理の架け橋(大学初年度に習う物理に片足突っ込んでる)となっており、高校物理で曖昧になっているところを、高校数学でわかる範囲で説明しています 電磁気の根底の原理原則理解には、大学初年度での数学知識がないと説明が非常にややこしく、受験勉強もうしなくてももう受かるわっていうほどのレベルでない限り今はやらないほうがいいので、新物理入門に書いてあるレベルの理解を目標とするのが良いでしょう ②部分的な説明になってますがそうですね 2物体1,2に対して 物体m1にかかる外力をF1、物体m2のほうをF2(どちらもベクトル)とすると、それぞれの運方の和よりd(m1v1 m2v2)/dt=F1 F2 (vもベクトル) 運動量の和をp(ベクトル和)とすると、dp/dt=F1 F2…①となりますね また、重心の座標はrG=m1r1 m2r2/m1 m2 (rは位置ベクトル)なので、sinさんのいうとおり微分して vG=m1v1 m2v2/m1 m2=p/m1 m2…② (重心速度) ここで①,②より、外力が存在しないとき、p=cost(定数)となり運動量が保存(これが運動量保存則の原理) よってvGもcostなんで、速度一定ということですね この説明も新物理入門に載っているので、ぜひ書店で見ていただいて、気に入れば購入をお勧めします💪 残りの受験勉強も頑張ってください🙏
早稲田大学先進理工学部 エムジェー
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物理は微積で進めたほうがよいのでしょうか?
物理が得意ではないと感じていた中で、微積物理に興味を持ち、実際に微積を使って自由落下の問題を解いてみたところ上手くいったとのこと、大変素晴らしい成果だと思います。物理学は、一見すると抽象的で難解に思える部分がありますが、微積分を用いることで物理現象の背後にある本質をより深く理解することができます。気象大の受験のみならず、あらゆる大学を受験するにあたり、微積分を基盤とした物理学の理解は極めて重要です。 私自身も塾の先生や物理が得意な友達に、微積分や複素数を使って解釈するように指導され、物理が得意になり、東大の受験本番でも9割以上の点数を取ることができました。いくつかの具体的なアドバイスをお伝えします。参考になれば幸いです。 【 微分方程式の理解と応用】 物理の多くの分野では、微分方程式を解く能力が不可欠です。例えば、運動方程式 F = ma は、加速度 a を速度の時間微分として表現することで、   F = m dv/dt となり、さらに速度を位置の時間微分として表現すると、   F = m d^2x /dt^2 という二階微分方程式として書き換えられます。このように、物理現象を微分方程式で表現し、それを解くことで、物体の運動やエネルギーの変化を詳細に分析できます。 自由落下の問題において、例えば空気抵抗を考慮すると、抵抗力を速度 vの関数として   F = -kv とモデル化できます。このとき、運動方程式は次のような一次の微分方程式として表現されます。   m dv/dt = mg - kv これは変数分離型の一次微分方程式なので簡単に解くことができ、   v = mg{1-exp(-kt/m)}/k と解くことができます。このような問題を解くことで、単なる運動だけでなく、力やエネルギーのバランスについても理解が深まります。 【微積物理の応用範囲】 微積分の考え方は、力学だけでなく、電磁気学や波動、熱力学など、多くの分野で必要とされます。特に、電磁気学では次のような微分形式を理解することが重要です。 ・電流  I = dQ/dt ・ファラデーの法則 E = -N dφ/dt 電磁気の問題は特に、立式をして微分方程式を使うだけでほぼ全ての問題を解くことができますので、積極的に微積を利用していきましょう! 【複素インピーダンスの重要性】 電磁気学の理解を深めるには、複素数の知識を活用することも大いに役立ちます。特に、交流回路における複素インピーダンスの概念は重要です。たとえば、インダクタンス L 、電気容量C が出てくる交流回路の問題って最初は難しく思えますよね。しかし、   コイル:R = i ωL の抵抗   コンデンサー:R = -i/ωC の抵抗 (i:虚数単位、ω:角周波数) と考えるだけで、文系でも解けるようなただのオームの法則を使うだけの簡単な回路の問題に置き換わります!苦手にする人の多い交流回路の分野ですが、複素インピーダンスを使って得点源にしてしまいましょう! 【 結論】 気象大の試験に限らず、あらゆる大学の受験において、微積物理を深く理解することは極めて有益です。微分方程式の解法や複素インピーダンスの理解を進めることで、物理現象をより正確に解析できるようになります。そして何より、難しい問題を効率よく解くための視点や技術を習得することが可能です。こうした裏技的な知識や手法を活用できることが、合否を分ける要因になる現状なので、利用しない手はありません!しっかりと勉強してライバルと差をつけましょう!心から応援しています!
東京大学医学部 あき
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理論について
まずは当然ですが公式を暗記しましょう。この時に文字だけで覚えるのではなく日本語で覚えるのがオススメです。例えば運動方程式だったら物体に働く力は質量×加速度で求められるみたいに。(実際は物体に働く力によって加速度が生まれるので因果関係が逆ですが。) 次に公式の使い方を知る。 加速度を求める問題が出たとしましょう。これだけ言われれば単位時間あたりの速度変化、力を質量で割る、円運動であれば半径×角加速度の二乗などいくらでも求める方法はありますが、それぞれ使える場面が異なりますよね。 1つ目でしたら速度と時間が分かっている時、2つ目でしたら物体の質量と力が分かっている時、3つ目でしたは円運動していて半径と角加速度が分かっている時。(円運動だったら速度と角加速度や半径と速度の2つでも加速度は出せますね。) このように公式はたくさんありますが必要な情報がそれぞれ異なっているので何が与えられているからどの公式を使うのか判断する必要があります。 これは二次試験レベルの問題集を使うよりはセミナー等の基本的な問題集で多くの問題を解く上で身につける力だと思っています。 最後に公式の使える条件に注意する。 例えば有名なところですと2物体の運動量保存則は系に外力が働かないことが運動量が保存する条件ですが、これを意識せずに公式を使って間違えている受験生が多いように思います。 これは教科書に書いてありますが、問題を解きながら間違えた時にしっかりと復習をして身に付けていくのが1番だと思います。 長くなりましたが高校物理は数学と似ています。基本的な問題に関しては解き方を理解した上で暗記してしまうぐらいに復習をして似たような問題が出題されれば即答できるようにしましょう。実際数学よりも問題のバリエーションは少ないため同じような問題は何度も出題されます。
大阪大学工学部 T.T
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物理
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物理が難しい
こんばんは。 変位は物体が移動した直線距離のことで、相対速度(Aから見たBの速度)はBはAと比べて、どれくらい速く/遅く運動しているかということです。 物理は、テストに出る以前に、作図が重要になってきます。物体に働く力を正確に作図をすることで、正しい運動方程式が立式できる(厳密には作図なしで正しく運動方程式を立式できる方もいらっしゃいますが)というように、頭の中を整理するという点でも、作図は重要な役割をすると思います。 作図ができるようになる勉強法としては、普段から図を描いて物理を学習するということだと思います。正しく作図をするには、注目する物体に働く力が全て見抜くことができる必要があります。どのような時に、どのような力が働くかは、教科書等で学習するのが良いと思います。それをご自身で整理することで、一覧表のようなものを作成し、初めのうちは、その作成した一覧表を見ながら、作図をしていくのがいいと思います。 教科書レベルができるようになったら、駿台文庫の『理系標準問題集 物理』という問題集がオススメです。解説では、多くの問題で、力の作図が載っています。 少しでも参考になれば幸いです。頑張ってください。
名古屋大学医学部 kai3140
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物理
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理科科目を固めるには
こんにちは、理工学部で主に物理学を専門に勉強している者です。 もし化学が安定しているようであれば、駿台文庫の「原点からの化学」シリーズはおすすめできます。それなりの化学の知識があれば、その知識をさらに掘り下げつつ、文字通り「原点から」展開されゆく化学体系に感動するでしょう。特に「化学の計算」、「無機化学」に関しては、問題を解くにあたってすぐに勉強効果が発揮されると思います。 それでは物理に関して、おすすめの参考書などを紹介すると同時に、演習するにあたって心がけると良いことを詳しく解説させて頂きます。 今でこそ物理学を専門にする程度には物理に詳しいものの、自分も物理には苦労した身です。かなり説明が長くなってしまいましたが、自分の物理の勉強経験を踏まえ、しっかりと書きましたので最後まで読んでいただけると幸いです。 すでに教科書レベルの物理を勉強されたならご存知の通り、物理学は森羅万象をなるべく簡潔な形式で記述しよう、という学問です。例えばすでに勉強されたであろう力学であれば、ニュートンの運動の三法則がこの簡潔な記述に当たります。しかし、 「加速度の大きさは,力の大きさに比例し,質量に反比例して, m →a = →F が成り立つ。」 とだけ言われて、そうかそうかと理解できる人はいません。物理における演習は、こうしたあまりにも抽象的に記述された法則を、実際の問題に当てはめることによって具体的に理解しようとする営みであることを心掛けて下さい。 そこでまずは簡単めの問題集を使って多くの演習を積みましょう。とは言えあまりに問題数が多くては疲れます。エッセンスを既にある程度勉強されたのであれば、同じ著者の出している「良問の風」はおすすめです。必要にして十分な基礎演習ができるような問題のチョイスがなされています。 演習時に心がけると良いことを、力学分野を例に取ってお話します。 先述の通り、力学では、ニュートンの運動の三法則が基盤にあります。第一法則から第三法則まで順番にそれぞれ、 1.慣性系存在の主張 2.運動方程式 3.作用反作用の法則 です。 特に問題で直接使うのは2と3でしょう。問題文を熟読しましょう。与えられた装置に関して、 ・与えられた物理量は何か?その定義は?単位は? ・そしてそれはスカラー量か?ベクトル量か? ・考えるべき物体系はどれか? ・座標はどのように取るか?(物体のx座標、時にはy座標を定めましょう) ・それは慣性系か?(非慣性系なら慣性力の考慮が必要です) ・考える物体に働く力は?(時には第三法則を使う必要がありますね、使う必要がなくとも常に作用に対する反作用が何か、答えられるようにしましょう) ・物体が質点ではなく剛体の場合、物体に働く力のモーメントは? ・そこからわかる運動方程式(第二法則です)or力のつり合いは? ・剛体の場合、力のモーメントのつり合いは? ・定量化にあたって使うことのできる近似は?(物体を質点ととらえる、糸を十分軽いとする、角度は十分小さいとする、これらは全て近似です) 徹底的に考えていきましょう。 物体が質点の場合、必ずしも力が釣り合って静止、または等速運動しているとは限りません(一方剛体の場合は力のモーメントが釣り合うケースしか基本出題されません、釣り合わない際の剛体の具体的な挙動を高校範囲では扱いません)。運動の第二法則により、力を質量で割った分の加速度が生じます。加速が分かればそこから速度と位置が時間の関数としてあらわされます(エッセンスには v = v₀ + at をはじめとする三つの「公式」が載っているはずです)。すべての力学問題に関して、a-tグラフ、v-tグラフ、x-tグラフを書いてみると良いでしょう(これらのグラフをしっかりと書くことができれば、実は「公式」を覚える必要はありません)。 しかし、複数の物体が同時に動いたり、物体が複雑な経路を経て移動する場合は、物体の位置や速度、加速度を時々刻々と追うことが困難です。そんなときには、物体の運動開始点における状態量と、運動終了点における状態量とを直接結び付けることができる保存量がありましたね、これを用いた定理がずばり運動量保存則と、エネルギー保存則です(これらは第二法則から導かれる定理です)。これを使いましょう。運動量と力積の関係、仕事と運動量の関係もしっかりと押さえましょう。 こんな風にして、物理の包括的な体系を念頭に置き、問題集に載っているそれぞれの問題をしっかりと吟味し、物理公式や定理の証明の過程に具体的な問題をそのまま適応するイメージで問題を解くことをお勧めします(←シレっと書きましたがここ一番重要です)。決して「なんとなく」公式を当てはめて、それで答えがあっていればそれでいいや、といった了見は持たないことです。それをしてしまうと少し問題が複雑になったときに使うべき公式が分からなくなり、困ります。物理の問題が解けるのには、整然とした物理体系に根差した、解けるなりの「必然性」があります。使える公式も、問題ごとに「必然的に」定まることを意識してください。決してテキトーに公式を用いて「偶然」答えを当てるゲームではないということです。 このように一問一問に吟味を重ね、一つの問題について「全て」を説明できるようになってみてください。そうして精力的に解いていくと疲れるでしょう、時間もかかります。当然問題集にもそんなに詳しい解説は載っていません。しかしこれをやり終えたとき、あなたの物理の学力はそれだけでも相当なものになっています。結果として漫然と公式を当てはめて学習するよりも勉強時間に対する学力向上のコストパフォーマンスは高いでしょう。 一応補足しますが、これは決して試験会場でも問題をしっかり吟味し、時間をかけてジリジリ解け、ということではありません。むしろここまで書いてきたような「じっくり」とした解法ではなく、問題集の解説に乗っているような「あっさり」とした解法が好ましいでしょう。しかしそうしたあっさりとした解法の背後には、そのような簡潔な解法を支える物理の壮大な体系があることを理解していただきたいです。深い物理に対する理解があってこそのシンプルな解法、ということでございます。 ここまでの内容を要約しましょう。物理の深い理解に根差した「冗長な解法」と、試験会場でサッと使える「簡潔な解法」、この両方ができるようなトレーニングを、問題演習を通じて日頃の学習の中で精力的に行ってください。 ここまで書いておいてなのですが、これらはあくまで物理の教科書に書いてあることをしっかりと理解した前提でのお話です。問題を解いていて、あるいは解説を読んでいてわからないこと、忘れていることがあればまめに教科書を読み直し、実際に自分の手で定理や公式の証明ができるようにして下さい。 こうして物理の「本物の基礎力」が身につけばあとは話が早いです。志望校の過去問に挑戦するも良し、少しレベルアップした問題集(「名問の森」や「重要問題集」、「標準問題精講」、「難問題の系統とその解き方」など)から自分に合ったものを見つけ演習するも良し、どうするかはその時また考えると良いかと思います。 最後に物理をさらに深く理解するのに役立つ、いわゆる「微積物理」の紹介をさせてください。「微積物理」と言っても、ただの数Ⅲレベルの高校数学を用いたごく一般的な物理です。使う数学も微積に限らず、ベクトル、二次曲線、指数対数関数、三角関数など様々です。「微積物理」は特に、 ・位置、速度、加速度の関係の理解 ・円運動 ・単振動 ・ケプラー問題 ・クーロン則及び電場電位の理解 ・コンデンサーやコイルがらみの回路問題 ・右ねじの法則 ・フレミング左手の法則 ・導体棒問題 ・荷電粒子の運動 ・交流理論 ・熱力学の状態変化 ・その他保存則がらみの問題全般 ・エネルギー収支問題全般 などなど、多くの事象・問題の理解に役立つでしょう。興味に合わせて勉強すれば、さらに物理の問題を鮮明に捉えることができます。例えば運動方程式を立てるだけで、エネルギーの収支が、保存が、勝手に見えてしまうようになると言った具合です。 簡単な参考書から難しい参考書まで、私が知っている範囲で一応紹介しますね。括弧で大体のレベルも書いておきます。 簡単 ↑ ・微積で楽しく高校物理がわかる本 (レベル0) ・微積で解いて得する物理 (レベル1) ・秘伝の微積物理 (レベル1) ・微分積分で読み解く高校物理 (レベル1) ・大学入試完全網羅 物理基礎・物理の全て (レベル2) ・はじめて学ぶ物理学 (レベル2) ・新・物理入門 (レベル3) ・理論物理の道標 (レベル3) ↓ 難しい ちなみに私は新・物理入門を穴が開くほど読みました。 長々と書きましたが、質問者様が以上の内容を参考にし、物理の学習に役立て、物理を得点源にすることを願います。頑張ってください。
慶應義塾大学理工学部 Euclid
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物理
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共通テスト数1A 時間不足を克服するには
私も共テ数学の時間に悩まされたので質問者様の気持ちはよくわかります。センターと比べて複雑で、考えることも多くて大変ですよね。 ですが、まずその前に本当にそれが時間の問題なのか?を知る必要があります。噴水の問題を飛ばしたとのことですが、時間配分のために飛ばしたのか、わからなくて飛ばしたのかということです。まず時間制限なしで解いてみてください。ここで満点取れなかったら、知識に抜けがあるので基礎固めに戻りましょう。 満点取れたとしても、やはりどこかで詰まった所はあると思います。共テ特有の誘導に乗れなかった、解法が瞬時に思いつかなかった…等色々原因が考えられますが、前者であればとにかく共テ形式の問題をたくさん解いて慣れる、後者であればやはり基礎が固まりきってないということなので、やはり基礎に戻ってください。とにかく反射神経並のスピードで瞬時に与えられた問題に答えられるようにする訓練をしてください。 次に実戦時の工夫やテクニックですが、まず最初に、順番通り前から解いてたりしませんか?後の方の確率等が簡単ですぐ終わることもあります。試験中のメンタルもだいぶ変わります。私は浪人生だったので2025に整数があり、整数から解いたのですが、これはかなり効果がありました。得意な分野から解くというのもアリです。 また、共テはマークなのでメタ読みして解けちゃうこともあります。ちょっとここに書くだけだとなかなか伝わりづらいと思いますが、この問題が解けるということは答えはこれ、マーク欄がこれなら答えはこれ、みたいな感じです。数2Bの話ですが、数列だったらn=1, 2, 3だけ代入して合うやつが答えとかね。変な話、問題を解かなくても答えがわかっちゃうものもあるんです。マークなんだから、ぜひメタ読みしちゃいましょう。 あとは問題文に書いてある太郎と花子の会話みたいなものは特に読む必要はないということも伝えておきます。問題解くのに必要な部分だけ読むというのも共テに必要な技術ですね…。 私もセンターの過去問では満点取れましたが、どうしても共テでは厳しいです…。8割もなかなか難しいものだと思います。私は普段の演習のとき、時間制限をさらに厳しくしたり、あの伝説の2022数1bを用いてどうすれば得点を最大化できるか徹底的に研究して、9割近く持っていきました。 最後に、自分ならきっとできると信じてください。自信を持ってください。これが、受験、ひいては人生で最も大事なことの1つなんじゃないかなと私は思います。
慶應義塾大学経済学部 すとーと
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文系数学
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高1 数学
大変ペースが早いですね😳しかし、授業を早く終わらせるためにペースが早いことは進学校の宿命でもあります!何とか食らいついていくしかないですね💦 さて、勉強の方針についてですが、他の科目との兼ね合いもありますので3つの段階に分けてお伝えします! まず、1番低いラインです。これはいわゆるノルマでして、ある程度の成績(偏差値)を維持したいのであればこのレベルまで持っていく必要があるという段階です。 ・学校の授業で出てくる知識を理解する。 ・授業で何をやっているのかが分かる。 ・極めて基本的な問題がスラスラ解ける。 ここをクリアすることを大事にしてください。 意外と軽視されがちですが、ここがしっかりできて初めて問題集などで演習をしていくべきです。 次は、標準レベルの段階です。ここのレベルに1年生のうちにいけるかで、今後の勉強が変わってくると思います。このレベルをクリアできると偏差値は60台をキープできると思います。 ・基本的な問題をひねったような問題が解ける。 ・解法が見えない初見の問題に対して、問題文から分かることを知っている知識を使って出すことができる。 ・問題集における標準レベルの問題をある程度まで自力で解くことができる。 多少抽象的な表現になってしまいましたが、いわゆる標準レベルの問題と戦えるところまでくる段階です。イメージとしては、教科書の章末問題をある程度自力で解けるレベルだと思います。 最後の段階です。このレベルはいわゆる発展的な問題に対抗できるレベルでして、入試問題にも対応できる段階です。 ・標準レベルの問題をスラスラ解ける。 ・問題文を見ただけで解法が見える。 ・問題集の発展レベルの問題をある程度解ける。 ・入試問題も対応できる。 1年生のうちにここまで持ってくるのは至難の業ですが、目指す価値はあると思います。 この3段階において、苦手意識がある場合は最初の段階をクリアすることを目指しましょう。まずは授業で何をしているのか理解することから努めます。もし、理解できない場合は遠慮なく先生に聞くべきだと思います。そして、授業後に家で授業の復習をしながら教科書に出てくる練習問題を解いてみます。もし自力で解くことができない場合は、まだ授業の理解が不足している可能性がありますので、分からないところはどこか、なぜ解けなかったのかを原因究明するようにしてください。 すごく地味な作業になりますが、ここをコツコツやれるかで今後の成績の伸びに大きく影響します。 もし余裕があったら、週末などに問題集や参考書等を使って同じ単元の基本問題、および標準問題に挑戦してみてください。標準レベルの問題が解けなくても、解答を見て、何をやっているのか、どう考えれば解けたのかが理解できればこの段階においては十分だと思います。 長くなりましたが、まずは基礎的なところからコツコツ進めていってくださいね!
東北大学教育学部 まー
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共通テスト数1A 時間不足を克服するには
こんにちは! 共テ数学は初めてやると誰でも時間が間に合わないものなので、焦らなくてOKです! 時間を間に合わせてなおかつ高得点を取るコツとして、個人的に大切なポイントをいくつかご紹介します。 1つ目は、何も考えずに誘導に乗ることです。1Aの確率の問題や2Bのベクトル、数列の問題などはそのままでは中々解きづらい問題が出ることがあります。しかし共テの誘導に乗ればあっさり解けるものが多いので、あまり深く考えすぎずに何が聞かれているかをしっかり把握したうえで誘導に乗って一つ一つ空欄を埋めていきましょう。 2つ目は、分からなかったり少しでも詰まった場合は速攻飛ばすことです。本当に時間との戦いなので、たとえば大問の最後に10分もかけて2、3点を取るよりも次の大問の半分を解いて10点取るほうがどう考えても効率がいいです。ただ、今の時期や共テ対策をし始めた時期はそれをしていると点数が無くなるので、最初の方はあまり時間を気にせず解くのもありだと思います。 3つ目は、共テ対策の時期に共テ用問題集を解きまくって形式に慣れることです。共テ数学は難易度は変わっても形式が変わることはほぼありません。市販の問題集を解いてその形式に慣れると共に、共テならではの出題内容(噴水の問題などの変な問題)などにも慣れるとかなり解くのが速くなります。主な出版元として駿台、河合、Z会があげられますが、共テ数学に限った難易度としては Z会>>>駿台>>河合(セットによって変わりますがおおよそこの順です) という感じです。最初に河合で慣れてから駿台をやり、もし余裕があればZ会に挑戦、という感じでいいと思います。ちなみに、Z会は他科目も難しいので、それで取った点数はあまり気にしなくて大丈夫だと思います! 自分は本番1A95点でしたが直前にやったZ会の問題集は70点台もあったくらいで、駿台レベルが完璧にできていればかなり安心、という感じだと思います。目標が85%とのことなので、最終的に駿台の問題集が普通に解ける、という状態になれるよう計画して勉強すればよいと思います。 今は2次の勉強に重きを置いて良いと思います。いざ共テの対策をするとなった時、参考にしてください! 1年間頑張ってください!応援しています🔥🔥🔥
一橋大学商学部 Ka1to
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