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物理基礎がわからない。

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5/18 16:39
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セナお

高1 秋田県 東京学芸大学志望

高校一年なのですが加速度や等加速度直線運動などの最初の単元が理解不能です。公式も覚えようとはしていますが中々難しく困っています。オススメの覚え方や参考書があれば教えてください。

回答

かんな

北海道大学工学部

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こんにちは 初めは戸惑うかもしれませんが、一度わかって仕舞えば簡単です 安心してくださいね まず、公式を丸暗記せずに分解してみましょう。この時、単位に注目します。例えば、速度の単位m/sは、1秒につき○m位置が変化しますってことですよね。 加速度はどうでしょうか?加速度の単位は m/s^2ですね。速度の二乗分のメートル??何のこっちゃ分かりませんね。もう少し分解します。 m/s^2=m/s×1/s=m/s÷s これならどうですか? 1秒につき○m/s速度が変化しますってことになりますね。この考えを頭に入れて公式を見てみましょう v=v0+at 今の速度=初速度+(加速度×経過時間) ( )の中身が増えた分の速度ですね。加速度がマイナスの時はだんだん遅くなります。単位同士を見てみると m/s=m/s+m/s^2×s で、約分していくと左右ともにm/sになっていると思います。 単位をよく見ることは、検算などにも使えますし、この先ずっと役立つので是非覚えてください。 次に変位の式 x=vot+1/2at^2 ですが、残念ながらこれを理解するには数学で習う積分の知識が必要です。ただ、積分はグラフと軸に囲まれた範囲の面積で表せるので、物理の教科書にはそのような図が載っていると思います。 このページには図を載せられないのでひとまず割愛しますが、もう一度教科書を読んでも分かりにくければ、ご説明しますのでコメントいただければと思います。

かんな

北海道大学工学部

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理論について
まずは当然ですが公式を暗記しましょう。この時に文字だけで覚えるのではなく日本語で覚えるのがオススメです。例えば運動方程式だったら物体に働く力は質量×加速度で求められるみたいに。(実際は物体に働く力によって加速度が生まれるので因果関係が逆ですが。) 次に公式の使い方を知る。 加速度を求める問題が出たとしましょう。これだけ言われれば単位時間あたりの速度変化、力を質量で割る、円運動であれば半径×角加速度の二乗などいくらでも求める方法はありますが、それぞれ使える場面が異なりますよね。 1つ目でしたら速度と時間が分かっている時、2つ目でしたら物体の質量と力が分かっている時、3つ目でしたは円運動していて半径と角加速度が分かっている時。(円運動だったら速度と角加速度や半径と速度の2つでも加速度は出せますね。) このように公式はたくさんありますが必要な情報がそれぞれ異なっているので何が与えられているからどの公式を使うのか判断する必要があります。 これは二次試験レベルの問題集を使うよりはセミナー等の基本的な問題集で多くの問題を解く上で身につける力だと思っています。 最後に公式の使える条件に注意する。 例えば有名なところですと2物体の運動量保存則は系に外力が働かないことが運動量が保存する条件ですが、これを意識せずに公式を使って間違えている受験生が多いように思います。 これは教科書に書いてありますが、問題を解きながら間違えた時にしっかりと復習をして身に付けていくのが1番だと思います。 長くなりましたが高校物理は数学と似ています。基本的な問題に関しては解き方を理解した上で暗記してしまうぐらいに復習をして似たような問題が出題されれば即答できるようにしましょう。実際数学よりも問題のバリエーションは少ないため同じような問題は何度も出題されます。
大阪大学工学部 T.T
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物理
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物理がわからない高1です。
こんにちは。高校物理の理解は、いくつかの段階に分けられます。 1. 公式を覚える 2. 問題を見て、どの公式が使えるかわかる 3. 問題を解いて、その本質を見抜く 1. はそのままです。物理法則を記述する公式をおぼえる段階です。F=maとかはもちろん、作用反作用だとか、「離れている2物体に働く力は重力(引力)や磁力だけ」だとか、そういうルールを覚えます。 2.は、問題を見て、与えられている条件を見て、頭の中にインプットされたルールを適用していく段階です。これで問題が解けます。 3.は、いくつかの問題を解いたときに、「この問題とこの問題は、設定は違うけど起きていることは同じだ。」とか、「一見すると似ている問題だけど、物理現象の要因が全然違う。」とか、そういうことに気付いて理解を深めるという段階です。難関大を目指さない限り、この段階までくる必要はないと思います。 勉強しても頭に入ってこない、ということは1.の段階に問題があるのではないでしょうか? 「公式を覚える」と言ってしまえば簡単な作業のようですが、高校で習う公式は「○○な場合に成り立つ」というふうに、限定的な公式が多く、混乱させられます。 (そもそも高校物理では、物理現象の本質的な要因を説明せず公式だけ提示してくるんですよね……だから余計にわからなくなっているのです。個人的に、高校物理をわからないと思う人は正しいと思っています。あれでわかるはずがありません。) しかし、問題を解くしかないわけですから、今一度、公式を確認してみてください。「F=maのaは力Fを受けている物体の加速度aだ」などと、式の間に言葉を挟んで理解してみるのもいいかと思います。 物理は、ルールに従ってシステマティックに考えれば必ず答えが出るようになっています。一つ一つ丁寧に理解していきましょう! 応援しています!
東京大学理科一類 ふね
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物理
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物理のわからないを解決するには
高2で焦りを感じられるのは素晴らしいです。 物理に限らず公式は暗記して理解するのではなく、理解しようと頑張ったら自然と暗記していたという順番が好ましいです。 例えば、運動方程式F=maですが単にこの形を覚えてしまえばつかえることは使えます。しかし、力Fが同じ状況下で質量mが大きければ大きいほど加速度は小さくなる、すなわち重いものは動き始めが遅いという実際に経験できる通りの理論だと分かります。 これはこう覚える、ということをする時も私自信ありましたが、京大物理を見据えて、どうしてそうなるのかを追求することが入試の得点に繋がります。学校のテストに言及すれば公式を覚えているのに点が取れないのは単に問題演習量が足りない可能性があります。使っている問題集のテスト範囲の問題は分かるまで何度も解いて、解説を読み込む作業を繰り返しましょう。
京都大学農学部
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物理
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物理の勉強法
初めまして。rockyyyと申します。 物理では、覚えておくことが必要な公式と、自分で「ああ、確かにこうなるな」と理解しておく必要がある公式があります。しかし高校物理の範囲であれば、まずは公式とその使い方をある程度覚えて、問題を解くということを繰り返してその公式の意味を理解していくということをした方が良いと思います。なので結論としては、まずは公式とその使い方を覚えて、それで問題を解いていって理解を深めるということです。 例えば、等加速度直線運動の公式であれば、速度を求める時にはこれ、距離を求めるときはこれを使うなどを覚えておくことから始めるということです。そうして問題を解いていると、間違えてしまうことがたくさんあると思います。その間違いが非常に重要です。「なぜこの時にはこの公式は使えないのか。」「この時にはこの公式で速度や距離を求めることができるのに、なぜこの状況では使うことができないのか」ということを考えることになると思います。それを考えて、またそれに加えて解説を読むことで、「あ、この物理現象において、この条件があったらこの公式は使えないんだ」とか「こういった力が働いているときはこうすることでこの公式を使うんだ」などの理解が物理において非常に重要です。そういった理解は実際に問題を解いていく中でわかっていくものなので、公式を覚えてたらそれを使う基本問題から応用問題まで解いてみることがお勧めです。そしてそれでわかったことをノートに目立つように書いておくとなお良いと思います。そうすることで次第に問題に対する解法が思いつくようになると思うのでよかったらぜひやってみてください。 よって、結論としては物理で公式を理解(その公式の導出など)することはもちろん大切ですが、高校物理の範囲であれば、まずはその公式をどのように使うのかということを学ぶことが先決だと思います。そうすると次第に物理がわかってくるのではないかなと思います。公式によっては、高校物理の範囲では理解して導出することが難しいまたはできないものもありはするので、まず使ってみるという意識が大切ではないかなと思います。 以上になります。拙い文章失礼しました。物理の各分野について僕が意識していたことやその勉強法についてまとめている投稿もあるので(物理苦手ですという投稿です。)、よかったら参考にしてみてください!受験応援しています!
大阪大学工学部 rockyyy
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物理
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理科科目を固めるには
こんにちは、理工学部で主に物理学を専門に勉強している者です。 もし化学が安定しているようであれば、駿台文庫の「原点からの化学」シリーズはおすすめできます。それなりの化学の知識があれば、その知識をさらに掘り下げつつ、文字通り「原点から」展開されゆく化学体系に感動するでしょう。特に「化学の計算」、「無機化学」に関しては、問題を解くにあたってすぐに勉強効果が発揮されると思います。 それでは物理に関して、おすすめの参考書などを紹介すると同時に、演習するにあたって心がけると良いことを詳しく解説させて頂きます。 今でこそ物理学を専門にする程度には物理に詳しいものの、自分も物理には苦労した身です。かなり説明が長くなってしまいましたが、自分の物理の勉強経験を踏まえ、しっかりと書きましたので最後まで読んでいただけると幸いです。 すでに教科書レベルの物理を勉強されたならご存知の通り、物理学は森羅万象をなるべく簡潔な形式で記述しよう、という学問です。例えばすでに勉強されたであろう力学であれば、ニュートンの運動の三法則がこの簡潔な記述に当たります。しかし、 「加速度の大きさは,力の大きさに比例し,質量に反比例して, m →a = →F が成り立つ。」 とだけ言われて、そうかそうかと理解できる人はいません。物理における演習は、こうしたあまりにも抽象的に記述された法則を、実際の問題に当てはめることによって具体的に理解しようとする営みであることを心掛けて下さい。 そこでまずは簡単めの問題集を使って多くの演習を積みましょう。とは言えあまりに問題数が多くては疲れます。エッセンスを既にある程度勉強されたのであれば、同じ著者の出している「良問の風」はおすすめです。必要にして十分な基礎演習ができるような問題のチョイスがなされています。 演習時に心がけると良いことを、力学分野を例に取ってお話します。 先述の通り、力学では、ニュートンの運動の三法則が基盤にあります。第一法則から第三法則まで順番にそれぞれ、 1.慣性系存在の主張 2.運動方程式 3.作用反作用の法則 です。 特に問題で直接使うのは2と3でしょう。問題文を熟読しましょう。与えられた装置に関して、 ・与えられた物理量は何か?その定義は?単位は? ・そしてそれはスカラー量か?ベクトル量か? ・考えるべき物体系はどれか? ・座標はどのように取るか?(物体のx座標、時にはy座標を定めましょう) ・それは慣性系か?(非慣性系なら慣性力の考慮が必要です) ・考える物体に働く力は?(時には第三法則を使う必要がありますね、使う必要がなくとも常に作用に対する反作用が何か、答えられるようにしましょう) ・物体が質点ではなく剛体の場合、物体に働く力のモーメントは? ・そこからわかる運動方程式(第二法則です)or力のつり合いは? ・剛体の場合、力のモーメントのつり合いは? ・定量化にあたって使うことのできる近似は?(物体を質点ととらえる、糸を十分軽いとする、角度は十分小さいとする、これらは全て近似です) 徹底的に考えていきましょう。 物体が質点の場合、必ずしも力が釣り合って静止、または等速運動しているとは限りません(一方剛体の場合は力のモーメントが釣り合うケースしか基本出題されません、釣り合わない際の剛体の具体的な挙動を高校範囲では扱いません)。運動の第二法則により、力を質量で割った分の加速度が生じます。加速が分かればそこから速度と位置が時間の関数としてあらわされます(エッセンスには v = v₀ + at をはじめとする三つの「公式」が載っているはずです)。すべての力学問題に関して、a-tグラフ、v-tグラフ、x-tグラフを書いてみると良いでしょう(これらのグラフをしっかりと書くことができれば、実は「公式」を覚える必要はありません)。 しかし、複数の物体が同時に動いたり、物体が複雑な経路を経て移動する場合は、物体の位置や速度、加速度を時々刻々と追うことが困難です。そんなときには、物体の運動開始点における状態量と、運動終了点における状態量とを直接結び付けることができる保存量がありましたね、これを用いた定理がずばり運動量保存則と、エネルギー保存則です(これらは第二法則から導かれる定理です)。これを使いましょう。運動量と力積の関係、仕事と運動量の関係もしっかりと押さえましょう。 こんな風にして、物理の包括的な体系を念頭に置き、問題集に載っているそれぞれの問題をしっかりと吟味し、物理公式や定理の証明の過程に具体的な問題をそのまま適応するイメージで問題を解くことをお勧めします(←シレっと書きましたがここ一番重要です)。決して「なんとなく」公式を当てはめて、それで答えがあっていればそれでいいや、といった了見は持たないことです。それをしてしまうと少し問題が複雑になったときに使うべき公式が分からなくなり、困ります。物理の問題が解けるのには、整然とした物理体系に根差した、解けるなりの「必然性」があります。使える公式も、問題ごとに「必然的に」定まることを意識してください。決してテキトーに公式を用いて「偶然」答えを当てるゲームではないということです。 このように一問一問に吟味を重ね、一つの問題について「全て」を説明できるようになってみてください。そうして精力的に解いていくと疲れるでしょう、時間もかかります。当然問題集にもそんなに詳しい解説は載っていません。しかしこれをやり終えたとき、あなたの物理の学力はそれだけでも相当なものになっています。結果として漫然と公式を当てはめて学習するよりも勉強時間に対する学力向上のコストパフォーマンスは高いでしょう。 一応補足しますが、これは決して試験会場でも問題をしっかり吟味し、時間をかけてジリジリ解け、ということではありません。むしろここまで書いてきたような「じっくり」とした解法ではなく、問題集の解説に乗っているような「あっさり」とした解法が好ましいでしょう。しかしそうしたあっさりとした解法の背後には、そのような簡潔な解法を支える物理の壮大な体系があることを理解していただきたいです。深い物理に対する理解があってこそのシンプルな解法、ということでございます。 ここまでの内容を要約しましょう。物理の深い理解に根差した「冗長な解法」と、試験会場でサッと使える「簡潔な解法」、この両方ができるようなトレーニングを、問題演習を通じて日頃の学習の中で精力的に行ってください。 ここまで書いておいてなのですが、これらはあくまで物理の教科書に書いてあることをしっかりと理解した前提でのお話です。問題を解いていて、あるいは解説を読んでいてわからないこと、忘れていることがあればまめに教科書を読み直し、実際に自分の手で定理や公式の証明ができるようにして下さい。 こうして物理の「本物の基礎力」が身につけばあとは話が早いです。志望校の過去問に挑戦するも良し、少しレベルアップした問題集(「名問の森」や「重要問題集」、「標準問題精講」、「難問題の系統とその解き方」など)から自分に合ったものを見つけ演習するも良し、どうするかはその時また考えると良いかと思います。 最後に物理をさらに深く理解するのに役立つ、いわゆる「微積物理」の紹介をさせてください。「微積物理」と言っても、ただの数Ⅲレベルの高校数学を用いたごく一般的な物理です。使う数学も微積に限らず、ベクトル、二次曲線、指数対数関数、三角関数など様々です。「微積物理」は特に、 ・位置、速度、加速度の関係の理解 ・円運動 ・単振動 ・ケプラー問題 ・クーロン則及び電場電位の理解 ・コンデンサーやコイルがらみの回路問題 ・右ねじの法則 ・フレミング左手の法則 ・導体棒問題 ・荷電粒子の運動 ・交流理論 ・熱力学の状態変化 ・その他保存則がらみの問題全般 ・エネルギー収支問題全般 などなど、多くの事象・問題の理解に役立つでしょう。興味に合わせて勉強すれば、さらに物理の問題を鮮明に捉えることができます。例えば運動方程式を立てるだけで、エネルギーの収支が、保存が、勝手に見えてしまうようになると言った具合です。 簡単な参考書から難しい参考書まで、私が知っている範囲で一応紹介しますね。括弧で大体のレベルも書いておきます。 簡単 ↑ ・微積で楽しく高校物理がわかる本 (レベル0) ・微積で解いて得する物理 (レベル1) ・秘伝の微積物理 (レベル1) ・微分積分で読み解く高校物理 (レベル1) ・大学入試完全網羅 物理基礎・物理の全て (レベル2) ・はじめて学ぶ物理学 (レベル2) ・新・物理入門 (レベル3) ・理論物理の道標 (レベル3) ↓ 難しい ちなみに私は新・物理入門を穴が開くほど読みました。 長々と書きましたが、質問者様が以上の内容を参考にし、物理の学習に役立て、物理を得点源にすることを願います。頑張ってください。
慶應義塾大学理工学部 Euclid
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高校1年 物理基礎 瞬間の速度
こんにちは。 具体的な問題がわからないので、概念的な説明になってしまいますが… 位置をxと時刻をtと表します。 平均の速度では、t1からt2の間に移動した距離が判ればいいので、速度v=(x2-x1)/(t2-t1) となりますね。 瞬間の速度はこのt1とt2の間を限りなく小さくしたときの平均の速度という風に考えることわかりやすいと思います。 限りなく小さくするといえば極限ですね。ここでt2-t1=Δtとし、位置xは時間の関数x(t)で表されるとします。(x1=x(t1) x2=(t1+Δt)と書き換えます) 極限をもちいて、時刻t1における瞬間の速度は v=limΔt→0[{x(t1+Δt)-x(t1)}/Δt] となります。ここまでが瞬間の速度の定義です。 さて、数学で習っていればわかると思うのですが、極限は微分に置き換えることができます。つまり、位置の関数x(t)を微分してt=t1を代入してしまえばいいのです。 例えばx=t^2 で表されるのであれば、tで微分して、x’=2t よって、時刻t1のときの速さは2×t1です。 数学がここまで進んでいないと難しいかも知れません…。コメント頂ければ追加で出来る限りご説明致します。
北海道大学工学部 かんな
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円運動の公式
ぱりんさん こんばんは!東京大学理学部物理学科3年の林です。 単振動に関連する公式は複雑ですよね。高校物理の範囲だと、実質的に暗記することが求められていますが、手段がないわけではありません。 その手段というのは「微分・積分」です。 理工学部志望ということで、多少は理解されているかもしれませんが、位置を時間で微分すると速度、速度を時間で微分すると加速度になります。数学IIIの発展内容(コラム)として教科書に載っているかもしれません。 単振動の公式 x=Asinωt を時間微分すると dx/dt=ωAcosωt となりこれは速度です。 さらに時間微分すると d^2x/dt^2=-ω^2Asinωtとなり、これは加速度の式になっています! こんなふうに、微分積分の考えを用いることで公式の暗記は省略できます。単振動は、初期条件によって三角比の部分がsinだったりcosだったりしますが、そのどちらでも対応可能ですよ。 不明な点があったら、遠慮なく聞いてくださいね!
東京大学理科一類 Shunsuke
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電磁気の理解の仕方(あと重心速度について)
初めまして ①電磁気の原理原則の深い理解についてですが、ある程度慣れているのであれば駿台文庫の【新物理入門】を読みまくればいいと思います こちらは受験参考書でありながら高校物理の大学物理の架け橋(大学初年度に習う物理に片足突っ込んでる)となっており、高校物理で曖昧になっているところを、高校数学でわかる範囲で説明しています 電磁気の根底の原理原則理解には、大学初年度での数学知識がないと説明が非常にややこしく、受験勉強もうしなくてももう受かるわっていうほどのレベルでない限り今はやらないほうがいいので、新物理入門に書いてあるレベルの理解を目標とするのが良いでしょう ②部分的な説明になってますがそうですね 2物体1,2に対して 物体m1にかかる外力をF1、物体m2のほうをF2(どちらもベクトル)とすると、それぞれの運方の和よりd(m1v1 m2v2)/dt=F1 F2 (vもベクトル) 運動量の和をp(ベクトル和)とすると、dp/dt=F1 F2…①となりますね また、重心の座標はrG=m1r1 m2r2/m1 m2 (rは位置ベクトル)なので、sinさんのいうとおり微分して vG=m1v1 m2v2/m1 m2=p/m1 m2…② (重心速度) ここで①,②より、外力が存在しないとき、p=cost(定数)となり運動量が保存(これが運動量保存則の原理) よってvGもcostなんで、速度一定ということですね この説明も新物理入門に載っているので、ぜひ書店で見ていただいて、気に入れば購入をお勧めします💪 残りの受験勉強も頑張ってください🙏
早稲田大学先進理工学部 エムジェー
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物理を得意にしたい
こんばんは。アトラスと申します。物理という科目についてや受験生時代に物理を得意科目にできた経験などれを少しでもお伝えできればと思います。 ◎物理は難解? 物理は教科書を開くといきなり公式がたくさん与えられ、何を計算しているのかも分からす難解だ、と思われがちですが、実はとても単純な科目です。物理学、特に高校で学ぶ「古典物理」は全て微分積分によって成り立っています。実は、教科書に載っている公式はほとんどが微分積分を用いて導出できるものなのです。力学を例にとりましょう。ニュートンの運動の三法則のうちの一つに運動方程式があります。この運動方程式に微分積分の操作を加えることで、力学的エネルギー保存則や運動量保存則などを導くことができます。もっと簡単な例でいうと、自由落下の式(等加速度運動の式)は、位置xを時刻tで微分すると速度v、さらに速度vをtで微分すると加速度aになることが簡単に確認できると思います。このように、教科書ではいきなりポンと与えられてしまっている公式たちは、実はお互いに微分積分で大いに関連し合っているのです。 ◎物理の勉強法 上述した通り、物理の公式は互いに関連し合っています。そのため、ただ公式を一つ一つ丸暗記していくのではなく、「なぜそのような公式が成り立つのか」を論理的に考える、すなわち微分積分を用いた公式の関係性から公式についての理解を深める、ということを行うと良いかと思います。例えば、先程の等加速度運動の公式の例で言えば、xをtで微分したらv、vをさらにtで微分したらaになる、ということを理解していると、教科書に載っている等加速度運動の公式3つを丸暗記しなくても、x、v、aの公式どれかひとつを覚えておけば微分(あるいは積分)の操作を行うだけで他のふたつが導出できます。このように物理の公式には必ず因果関係、すなわち数学的な論理関係があります。ただ公式を丸暗記しただけでは、それをどのような問題で使えば良いのか全く掴めないと思います。公式の意味を深く考えることが使いこなすためには必要です。 ◎物理という科目の伸びしろ 「まだ希望はあるか」ということについては、結論から申し上げると「希望しかない」と思います。物理は抑えるべきポイント(公式)が少なく、本質的な理解が掴めれば演習量を積むだけで点数が爆伸びします。実際、私も高二のこの時期(秋頃)はそこまで物理が得意ではありませんでした。ただ、高二の冬から本格的に勉強を始め、高校で良い物理の先生に巡り会えたこともあり、物理の本質的な深い理解が得られたことで点数が一気に伸び、得意科目にすることができました。この時期からでも全然間に合いますし、物理という科目については伸びしろしかないので、心配する必要はないと思います! ◎おすすめの物理参考サイト 最後に私のおすすめの物理参考サイトを紹介させてください。URLを下に貼っておきます。 https://note.com/manabu_physics/ このノート、実は上で少し触れた私の出身高校の物理の先生が書いていて、高校物理の全範囲の重要事項が全てが詰まっています。個人的にはこの先生の教え方を超える参考書は見た事がないです。ぜひ参考までにどうぞ。 ◎まとめ 長々と拙い文章を書いてしまいましたが、言いたいこととしては以下の2点です。 ・物理はこれからの勉強法次第でまだ間に合う!伸びしろしかない! ・物理を得意科目にするためには公式の意味を深く理解しよう! この文章が何らかの形で勉強の一助となりましたら幸いです。ご希望の大学に合格されることを心より願っております。
東京大学工学部 アトラス
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物理が難しい
こんばんは。 変位は物体が移動した直線距離のことで、相対速度(Aから見たBの速度)はBはAと比べて、どれくらい速く/遅く運動しているかということです。 物理は、テストに出る以前に、作図が重要になってきます。物体に働く力を正確に作図をすることで、正しい運動方程式が立式できる(厳密には作図なしで正しく運動方程式を立式できる方もいらっしゃいますが)というように、頭の中を整理するという点でも、作図は重要な役割をすると思います。 作図ができるようになる勉強法としては、普段から図を描いて物理を学習するということだと思います。正しく作図をするには、注目する物体に働く力が全て見抜くことができる必要があります。どのような時に、どのような力が働くかは、教科書等で学習するのが良いと思います。それをご自身で整理することで、一覧表のようなものを作成し、初めのうちは、その作成した一覧表を見ながら、作図をしていくのがいいと思います。 教科書レベルができるようになったら、駿台文庫の『理系標準問題集 物理』という問題集がオススメです。解説では、多くの問題で、力の作図が載っています。 少しでも参考になれば幸いです。頑張ってください。
名古屋大学医学部 kai3140
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