早稲商ポレポレ必要か
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スタイルズ
早稲田大学商学部志望の受験生です。
早稲商の英語の長文レベルはポレポレをやった方がいいでしょうか。
回答
はや
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
結論から申し上げますと、「余裕があるならやった方がいい」です。
早稲田大学商学部の英語は、早稲田の中でも難易度が低い方で、ターゲットやシス単に加え、標準レベルの英文解釈をこなしていれば過去問演習で合格ラインまで達することができる...というのが去年までの見解です。
しかしながら、2023年度入試で商学部の英語は劇的に難化しました。具体的に言うと、語彙レベルがより高度になり(英検準一以上)、文章量の増加、そして並び替え・抜き出し問題の難化等が原因として挙げられます。
私としても受けている時、流石に絶望を感じました(笑)
そして平均点は27点、昨年比-11点ということで、受験界隈は大荒れという結果になりました。英語に得点調整が思いっきり入ったので、なんとか英語50%程度で合格することはできましたが、普段60点以上をキープしていた私にとって、この難化はかなりショックでした。
では、ポレポレの必要性についてですが、前提として“2023年度入試の難易度が続くのであれば”やった方が良いと言えるでしょう。
理由は先ほど挙げた難化です。ポレポレを一通りこなすことで、並び替えや抜き出し問題への対処力がかなり上がります。
実際自分もポレポレに相当するレベルの講座(ポレポレと同じく西先生が担当)を塾で受けていました。そのおかげもあってか難化にもどうにか対応することができました。
ただ、必須ではありません。先述の難化によって、平均点は大きく下がりました。こう言う時に働くのが得点調整です。難しくすればみんなできなくなります。
なので、2023年度の難易度が続き、さらに貴方自身が英語でぶっちぎりたいのであれば、やるに越したことはないと思います。
また、ポレポレで学んだ英文解釈力は、他学部の受験時にも大いに役立ちます。早稲田は基本的に日本語訳がないので、ポレポレは必要ないと言う見方もありますが、奇怪で難解な文章の内容をうまく理解するには、難しい文章を日頃から読んで慣れておかなければなりません。そこで、過去問に行く前のトレーニングとしてポレポレをこなしておくと、スムーズに過去問演習に入れます。
しかし、ポレポレはかなり重い参考書です。それ故に、予習・復習をしっかりと行わないと力がつきません。時間がかかります。ある程度の余裕がないと、手を出すことすらできません。辛くて逃げ出したくなると思います。そう言った時は、西先生(著者)のYoutube解説動画等を参考にしたりすると、停滞した状況に光が差し込むかもしれませんよ。
以上から、早稲田商学部の受験において、「ポレポレは必須ではないけど余裕があるならやった方がいい」と言えるでしょう。
コメント(1)
スタイルズ
丁寧にありがとうございます🙇♂️
参考になりました!