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物理化学は基礎からやるべきか?

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2/3 19:31
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未設定犬

高1 沖縄県 東京大学理学部(68)志望

こんにちは、現在(2023/01/31 )高一のものです。私は学校の理系科目の進度が遅いと聞き、今年あたりから化学と物理の基礎を自習しています。(ちなみにうちの学校は1年で地学基礎、生物基礎、2年で化学基礎、物理基礎を学んで2年の11月くらいに文理選択という流れでやっております。)質問なのですが、理系志望の私的には始めから化学と物理をやった方が良かったのでしょうか??他の方の質問見ても基礎科目か化学物理科目かの質問しかなく、不安になってしまいました。基礎を学び続けるのがいいとしたら購入したリードライトくらいはマスターしなければいけませんか?それともそのまま化学物理に行ってかまいませんか?回答待ってます。

回答

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てふろん

東京大学理科二類

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袋鼠さん初めまして 結論から申し上げると、基礎科目から勉強した方が良いです。 というのも、理科基礎と理科は内容が連続しています。 高校化学は大まかに「化学基礎」「理論化学」「無機化学」「有機化学」(「高分子化学」をカウントする場合もある。)の4つ(5つ)のセクションから構成されています。 この化学基礎が文系でも学ぶ理科基礎になります。この土台が無いと次に進む理論化学が理解できなくなってしまいます。 物理でも同じようなもので、力学や熱力学、波動学の最初の導入の部分を物理基礎がカバーしています。 なので理科基礎科目は理系でも当たり前にやると思っておいてまずはこちらから入りましょう。 理科基礎はそこまで内容が重くないので、学校で教材が配られないのであれば、本屋で文系用の理科基礎参考書を一冊買ってやるのをオススメします(本はなんでも良いと思います) また学校の方針ですが、おそらく理科基礎は内容も薄いので4つ全てを勉強して興味のあるものを2つ選んでほしいという意味合いもあってその履修方式になっていると思うのですが(自分の高校もそうでした。) 別に生物と地学はやるつもりは全くないというのであれば、定期テストでしくじらない程度にだけ勉強して、化学基礎、物理基礎に力を入れるというので良いと思います。 程よく基礎科目を覚えたら化学物理に入っちゃいましょう。分からなくなった時に基礎に戻るで大丈夫です。 この程よく覚えたらの指標は「センター試験の理科基礎過去問で8割くらい取れたら」がちょうど良いと思います。 いきなり過去問⁉︎と思うかもしれませんが理科基礎だけなら勉強したら意外と簡単に解けます。 勉強頑張って下さい
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てふろん

東京大学理科二類

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プロフィール

公立高校から東京大学理科二類に入学し、現在東京大学農学部の2年生です 塾で高校生(東大志望)相手に数学を教えています。 受験使用科目は国数英、化学、物理、倫政。 東大の他に慶應経済、慶應薬、早稲田基幹理工、早稲田政経に合格しています。 英語がかなり苦手だったり、現在塾でバイトしている経験などからアドバイスが出来れば幸いです。

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コメント(1)

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いぬほ
2/20 8:58
回答に気づかず、返信が遅くなってしまいました。回答ありがとうございます!最近理科のモチベーション下がってきたので、回答者様の意見をモチベにしてまたやってきます!期末もう少し先にあるのですが、今までみたいにあんまり要らない科目ガチでやる必要ないんですね、、参考になりました

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理科基礎独学かこのままか
自分は地学基礎と生物基礎で受験しました。 個人的に数理系が本当に苦手な文系生はこの2科目が1番ラクだと考えています。言ってしまえば暗記ゲーですから。ただ、理系の友達の話だと化学基礎、物理基礎は覚えることが少なくてむしろラクだということらしいので(数弱の自分には縁のない感覚ですが笑)、ご自身のタイプに合うものを選ぶといいでしょう。典型的な組み合わせとしては 文系 地学基礎 生物基礎 理系 物理基礎 化学基礎  ですね。自分の学校はむしろ難関大向けにこれを推奨していましたよ。物理・地学の組み合わせは見たことありませんが、物理は理系寄りの文系生はちょくちょく選択してましたね。 理科基礎の勉強法(物化は分かりません(>人<;))としては、生・地はとにかく教科書を読むことです。地学に関しては今から始めても気合次第では十分間に合うと思います。教科書を読んで、それに準拠したワークを解いて知識を定着させる。これを繰り返してください。「ベストフィット地学基礎」というワークがおすすめです。各項目の冒頭に教科書の内容をまとめたページが2,3ページあり、その後に典型問題→発展問題と続きます。これを何周も何周もした後、秋冬頃からセンター地学基礎の過去問を解きまくってください。段々と典型パターンが見えてきます。文系生の場合、だいたい地学基礎は得点源になる科目です。努力すれば必ず結果に出てきますよ。
北海道大学法学部 とも
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本番試験
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予習について
 こんにちは!  塾に通われてない前提でアドバイスさせていただきます。私も塾には通わずに受験したので少しは参考になるかと思います!  そもそもなんですが物理も化学も予習は必須ではないです。理科は数学などとは違って原理や法則をしっかりと理解していないと解けないことが多く、全く予備知識なしで予習しようとすると限界が来てしまいます。なので優先順位としては他教科、特に数学の予習をしっかりすることが将来的に力がつくと思います!その代わり物理と化学は復習と演習をしっかり行うようにしましょう(最後の方に物理と化学の復習で役立つと思うことをまとめておきますね)    それでも予習をしたい!あるいは先取りで学習しておきたい!と思われる場合は『スタディサプリ』をおすすめします。スタサプの映像授業だと少し不安と思われるかもしれませんが、実はスタサプはかなりレベルの高い授業を受けることができます。また学習のレベルも幅広く、それこそ先取り学習する場合はベーシックレベル(体感偏差値50前後)の授業を受け、原理や法則をしっかりと身につけたらハイレベル(60前後)やトップレベル(65〜)の講義を受けるとかなり力がつきます。講師陣も全員有名な方で参考書なども出版しているほどです。かなりいい意味でスタサプはやばいのでおすすめです!(回し者みたいですみません、そうじゃないですよ笑)  最後に物理と化学の復習についてまとめますね。まずどちらも授業で習ったことで知識系のものは完璧にしましょう。問題を解いていて、「ここで使う公式なんだっけ?」となって教科書めくって探しながら解くことは非常に非効率的です。化学は少し物理と比べると暗記しなくてはいけないことが多いのできついかもしれませんが(特に無機)、ゴロなどを用いてしっかり覚えましょう。YouTubeにも語呂合わせの動画が上がっているので自分に合いそうな動画を見つけられるといいですね。物理は公式の導出ができるようになった方がいいので、公式を習った日は導出過程を理解することを大事にしましょう。これもYouTubeで検索したら見つかることが多いです!  知識系を完璧にしたら演習を重ねましょう。基本理科の範囲が習い終わるのはどうしても他教科に比べて遅くなってしまうので、習った範囲からどんどん演習しないと高3になって大変なことになります。まずは学校で配られるだろうセミナーやリードαなどの教科書とリンクした問題集に取り組み、余裕ができたら重要問題集に取り組むといいと思います。  志望学部のレベルがすごく高いので焦る気持ちもあると思います。自分もそうでした。だけど受験は結局のところいかに難問を解けるかではありません。『いかに取れる問題を落とさないか』です!!焦らずにじっくりと習ったことに向き合っていけば高3になったとき『気づいたらめっちゃ成績良くなってる!』状態になれるはずです。頑張りましょう💪    また何かあればいつでもご相談ください!陰ながら応援しております🔥  
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物理
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理科基礎 いつまでに終わらせるべきか
こんにちは。一橋法学部の者です。 社会学部の転部も考えるとなると、配点的に理科基礎はサブ教科以上の意味合いを持ちます。私自身は化学基礎と物理基礎を選択しましたが、周りには生物基礎をとっている人もいたので、それも参考にして答えたいと思います。 まず、理科基礎に取り掛かる時期としては高3の4月で十分です。それだけ余裕があれば週1〜2回、1時間程度の勉強をすれば通常追いつきます(もちろん自分の理解度に合わせて調整してください)。 全体的な流れとしては、夏休みが終わるまでに一周しておけると嬉しくて、9月から12月中旬まで演習、12月末からは共テ(過去問)対策、といった感じが理想です。これだけやれば社会学部でも十分対応できます。 具体的な方法についてですが、リードαで十分です。理解のしやすさ、そして分量ともにある名著だと思います。 ただ、質問の中に「覚える」という単語があるのは少し怖いかもしれません。化学基礎も生物基礎も、暗記要素はもちろんあります。例えば化学基礎では、原子の構造や基本的なイオンの価数、半反応式の作り方などを知っていなければ、もちろんどんな問題も解けません。 しかし、知っているだけで解けるほど共通テストは簡単ではありません。「解法暗記」でも解けますが、共通テストの厳しい時間内で解き終わるには、もっと本質的な理解が必要になります。 結局中和反応とか何なのか、酸化数はどういう定義だから増加したり減少したりするのか、というような概要的な理解が必要です。もちろんこれらはリードαで理解できます。しかしそれらは意識していないとただの「点」の知識でしかありません。それらがどう繋がっているかをきちんと理解する、理解できなかったら先生や理系の友達に聞く、など理解を徹底して「線」の知識にしましょう。 つまり、「この現象はこのような理解だった」という知識を覚えましょう、ということです。 これはどの教科でも言えることです。絶対にその「理解した」という「記憶」はあなたを助けます。パニクっても、分量が多くても、記憶さえあれば一瞬でペンが動きます。受験、特に共通テストは時間との戦いなので、記憶していることは前提です。ぜひこれを意識して知識を付けてください。 さて、話が飛んだので結論をもう一度提示すると、4月から8月末までに一周、9月から12月半ばまでが演習、それ以降が過去問演習、といった流れをお勧めします。 最後に注意事項ですが、理科基礎はやりすぎないでください。文系科目より頭を使っている感があって面白いですが、やりすぎると他の科目の時間が減ります。理科基礎は2教科合わせて200時間以内くらいに抑えたいです。配点に合わせて勉強することをおすすめします。社会学部なら共通テスト向けの勉強の半分くらいのウェイトを占める為、もう少し増えてもいいかもですが、他学部ならそんなにいらないと思います。 長くなって申し訳ありません。他に分からないことや相談したいことがあったら是非話を聞かせてください♪ 健闘を祈ります!
一橋大学法学部 はるき
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生物
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化学基礎のワークについて
理系の国公立志望ということなら、レベル帯にもよりますが、理系科目はどんどん予習すべきです。高1なら時間もあるので数英に時間を割いて、その科目に強くなるほうが良いですが、化学に重点を置いても問題ないでしょう。本題に入ると、化学基礎、化学を含めて、リードlightは少し弱いかなと感じます。問題かぶりも様子見しつつ、基礎をしっかり固めたいのならセミナーをしっかりやるべきかなと感じます。それができれば、進研模試などで偏差値65~はかたいので現時点では、それ以上の参考書に手を出すことはしなくてもいいでしょう。 結論として勉強の仕方は  化学のセミナーを教科書を見ながら、理解しつつ演習すべきです DOシリーズなどは、わかりやすいですが結局セミナーが網羅的なのでそれで十分だと感じてしまいます。
慶應義塾大学理工学部 コウ
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化学
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理系科目の進度を学校に合わせるべきか
こんにちは。 目指す大学のレベルにもよりますが数学の進度はだいぶ遅いみたいですね。 物理に関しては、数学の知識(ベクトル、微積)を理解していると物理の理解がだいぶ深まりますので、数学に先行して勉強する必要は特にないと思います。 しかし、三年の夏休み明けから演習をするのは大変だと思いますので、単元終了ごとに復習、演習を行うことで入試基本レベルまでは解けるようにしておくとかなり余裕が出てくると思います。 化学に関しては、物理と違い数学の知識をあまり必要としないうえ、暗記が多いため先取りして勉強してもいいと思います。 特に、無機有機化学は暗記がメインの分野のため独学での勉強がしやすいです。 化学基礎を終えてからであれば自分で先に進めてもいいかもしれません。 化学の理論分野に関しては、誰かに教わった方が理解しやすいため、塾の先生に教えてもらいましょう。
東北大学工学部 柿ピー
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物理
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国立の理科基礎
東大文系志望ということで、センターで理科基礎2つが必要ですね(新テストでどうなるのか調べる必要もあるかと思いますが)。 私の独断と偏見で、1科目ずつ書いていこうと思います。 まず、物理基礎は、計算が多いです。計算が得意な人にとっては満点が取りやすい一方で、計算が苦手な人にはリスクが高いです。覚えること(用語など)は少ないです。 化学基礎は、暗記メインですが、化学反応など規則性のあることを覚えることが多いと思います。数問計算問題もあります。 生物基礎は、ほぼほぼ用語暗記です。覚えるのは大変ですが、本番で頭を使って計算することはないので、点数を大幅に落とすリスクは少ないと思います。 個人的な感想として、化学基礎、地学基礎、生物基礎は、教科書を完璧に暗記していても、二択で迷って間違えてしまうような微妙な問題が毎年1問くらいあります。なので、確実に満点を取れるように仕上げるのは難しいかもしれないです。計算が得意なら物理基礎がいいと思います。 地学基礎は学校で授業がないですかね...?念のため書きますが、暗記と計算が半々くらいのバランスかと思います。暗記は論理に基づく内容なので、楽しかったです。個人的に宇宙のロマンを感じて好きでした笑 理科基礎は範囲も狭いですし、受験におけるウェイトも低いかと思いますが、だからこそ、受験が本格化する前にある程度完成させてしまうのが良いと思います!学校の授業でやったことを忘れないうちに、センターの過去問などを定期的に解いて、ものにしてくださいね。
東京大学文科三類 モナカ
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不安
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理科がやばいです
一旦落ち着いて状況を整理しましょう。 物理は大きく分けて、力学、電磁気学、波動、熱力学、原子の5分野です。 化学は理論化学、無機化学、有機化学の3分野です。 物理の各分野それぞれ特徴があり、ポイントとなる公式とそれが用いられる状況の整理ができていれば応用はいくらでも効きます。 例えば力学で、物体に働く力を正確に解析し運動方程式を書くことができるか、保存則とは何か。モーメントとは何か。重要事項がどういうものなのかを教科書を用いてよく理解し、記憶していきましょう。一つ理解するごとにそれに関連する問題を解くと良いです。それも公式当てはめではなく、なぜその公式を使ったのかきちんと説明ができるようにしましょう。 化学は物理よりも覚えることが多いですが、同じように物質量や半反応式、飽和蒸気圧など基本を覚えていきましょう。夏までに物理は全分野の大まかな理解、化学は理論化学のインプットができれば上出来かと思われます。 夏以降はガンガンアウトプットして、無機と有機を始めましょう。オススメの参考書は名問の森(物理)と重要問題集(化学)です。 また問題が解けなくても自暴自棄にならないことが大事です。正しいアプローチは基本の理解から来るものです。問題演習で解けなかったところを、なぜ解けなかったのか明確に分析することで要領をつかんでいきましょう。
東京大学理科二類 ぱいんと
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物理
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文系の理科基礎について
またまたこんにちは! 理科基礎はぶっちゃけ共通テストの2、3ヶ月前でじゅーーぶーーーん間に合う!模試とかの前には少し確認しておいた方がいいかもだけど、定期的にやる必要はない!! 俺は現役の時はセンター1ヶ月半前くらいから自主学習でも取り組むようになって生物基礎48点と地学基礎50点で98点だった!3ヶ月もやれば8割は固いと思うよ! 一浪の時は模試の数日前とセンターの10日前くらいに勉強し始めたけど、ある程度定着してたからスムーズに覚えられて生物基礎も地学基礎も50点満点だったよ! 今からやる必要は全くと言っていいほどない!!ただ、本番前に少しでも定着してる状態で復習した方が焦らないし頭にも入りやすいから、模試の前とかだけはまじめに勉強すればいいかも! 特定の教科を長期間勉強しないことに嫌悪感を抱く人は多いと思うけど、これも立派な戦略!取捨選択を間違わず、自分なりの戦略を立てて本番に最善の状態で臨めるようにしていくといいと思う!!がんばれ!
東京大学文科三類 アーメン太郎
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化学
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いつから手をつけるべきなのか
はじめまして。 理科(少なくとも化学と物理)に関しては早めに終わらせておくに越したことはありません。というのも、難関大の物理や化学は本質的な理解に基づく、すなわち公式の丸暗記では歯が立たないような問題を出してくる上に、多くの現役の受験生は授業が終わるのがギリギリになって十分な勉強が出来ません。なので理科は現役生の間では大きく差が着きます。逆に浪人生は数学や英語よりも理科でガッツリ点を稼いできます(1年かけて対策できるから)。 理科に関する今後の方針について。 化学は覚えることがまず先なので余裕がある内からやっていいと思います。今回は物理に関する質問ですので、化学に関しては特に言及しないでおきます。 問題は物理。物理は数学をかなり使います。ベクトル計算はもちろん、微積も使います。先生によっては「受験物理で数学を使ってはいけない!」という人もいますが、そんなことはどこにも明文化されていませんし、センター試験でも積分の理解がないと解けない問題も出ています。センター試験はある意味でどこまで出していいかの基準となるので、センター試験で出たなら二次でも覚悟した方がいいと思います(センター試験に対して「この問題は出してはいけない問題だ!」という人を見かけますが、受験生に試験が合わすことはまずない(というか不可能)ので、受験生が試験に合わすべきです)。まぁ物理に関しては数学(しかも結構簡単な演算)を使ったら楽に問題が解けるので損は無いです。 受験物理は力学が基本となる(力学で全て解くという訳ではなく力学に重きが置かれる)ことが多いので、力学をまずやるべきですが、この分野はガッツリ数学を使うので、少なくとも数学の授業でベクトルと微積を習ってからでもいいと思います。特にまだ高1ということで時間はあると思うので。なので物理基礎の力学が完了しているなら、無理してガッツリの先に進まなくていいと思います。授業の予習するに留めてもいいかもしれません。 熱について学習しているなら、先に熱力学や波動からやるのはどうでしょうか。理由は下で説明します。この2分野は結構頻出にも関わらず苦手な人が多いです。 勉強方法について。 問題集をやるのもいいですが(正直基礎ならそれだけでいい気もするが)、教科書や参考書を読み込むことをおすすめします。先にも述べた通り、難関大は本質的な理解に基づく難問を出してきます。公式の丸暗記では歯が立ちません。物理で大事になってくるのは言葉の定義や概念の理解です。そこで上で私が熱力学と波動を勉強することを勧めた理由になりますが、この2分野は数学を使わなくはないですが、数学を使う段階に入る前にこの2つは十分対応できます。ぶっちゃけこれが処理できているかどうかでこの後の負担が段違いです。というのも、この2分野は言葉の定義や概念の理解で結構問題が解けます。別に単語の意味が問われるという訳では無いですが、意味が理解していると状況がかなりスッキリ把握できます。力学と違って目に見える形で状況が変化しません。なのでイメージで状況把握する必要がありますが、言葉の定義や概念の理解でこれがかなり助けられます。そして何よりこの2つは物理基礎の範囲内だと思うので、現在やっている勉強の流れで出来ると思います。 これは私個人の意見なので、先生などの他の人間からも話を聞いてから実行に移したほうがいいと思います。別に騙すつもりはまったく無いですが、あなたに合っているかどうかはわからないので。 長文失礼しました。
京都大学農学部 31
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物理基礎・化学基礎の必要性🧐
はじめまして!! 京都大学農学部に所属していて、昨年(2022年度)の共通テストで物理100点、化学92点を取ることができたものです。私は高3の春まで一切勉強をしていなかったため、もちろん理科基礎の勉強もまともにしたことがありません。そんな私なりにアドバイスしようと思います。 単刀直入に答えを言うと、理科基礎専用の演習は行わなくても問題はないです。理科基礎対策から始めなければならない人ももちろんいますが、質問者さんの質問の文章を読んだところ、その必要はないと思います。質問者さんの場合、知らぬ間に基礎の内容もちゃんと習得できているからです。それは、専門理科が理科基礎の内容を包括しているという特性に由来するものです。また、私個人の体感では、共通テストの方が基礎科目の知識が必要で、2次試験は基礎の知識を問う問題が少ないと感じていました。共通テストと2次、それぞれに関して述べていきます。 〇共通テスト 共通テストの出題に関して、私自身も同様の感想を抱いていました。でも、理科基礎の知識があればできる問題が専門の試験の方にもかなりあるのです。というのも、質問者さんが思っているよりも理科基礎で扱っている内容が深いのだと思います。化学基礎では分子の立体構造やpH計算、酸化還元など正直理論化学の大半をやっているように感じます。実際に私の受験生時代、先生に質問に行ったときに「これ化学基礎の内容だよ」と言われ衝撃を受けたことを覚えています。例えば、2022年度の化学基礎の問題に、醤油の塩分濃度を調べる実験の穴埋め問題があります(ごめんなさい、穴埋めかどうかは忘れました…)。これが、共通テストの専門理科の出題範囲に「物理基礎・物理」と書かれている理由だと思います。 〇2次試験 京大化学や京大物理の特徴は、知識よりも思考力が必要ということです。暗記項目がきちんとできていることは前提ですが、京大の問題は丁寧な誘導がついていることが多いです。初めて見る反応の原理を説明され、それを応用するようなケースも見られます。したがって、反応や現象、またそこから導き出される公式の根本を押さえるという勉強法を私はしていました。問題の中には、分子形に関する設問が出されることもあります。これは化学基礎の内容がもとになっていることもあります。このような意味で、出題範囲に化学基礎と書かれているのだと推測されます。 以上、私なりにアドバイスさせてもらいました。これから専門理科の勉強や過去問をしていくうちに、「理科基礎の内容が分かってない」と落ち込むこともあるかもしれません。でも、その都度、ひとつずつ抑えていけば必ず大丈夫です。最終的に過去問等を解けるようになっていれば、基礎が放ったらかしになっていることはないです。これからも頑張ってください!!
京都大学農学部 がんばるちゃん
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