覚悟が決まらない
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ゆづ
私は、東大を目指している高1なのですが、なかなか勉強に本気になれないでいます。勉強は好きだし、本当に東大に行きたいと思っているのですが、周りにどんどん置いていかれる自分、頑張りきれない自分を目の当たりにして、勉強のモチベーションが下がってしまっています。地方に住んでいるため、実際に大学を見にいくことも簡単にはできず自分は東大に行くんだ、という強い覚悟を持つことがでいません。自分の志望校に本気になる方法は何かないでしょうか。
回答
しん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!東京大学1年しんです
ゆづさんの高1から志望校を固めて頑張ろうとしている姿はとっても偉いと思いますよ。正直、私もいつ覚悟か決まったかなんて覚えていません(少なくとも高1ではない)。一年前まで本気で東大を目指してずっと勉強してきた身として実体験を交えてアドバイス?みたいなのを書くので参考にしてみてください!!
まず、前提として、東大を行けないもの、届かないもの、だなんて思わないでください。私自身、周りに東大生どころか、国公立大や早慶出身の人が見当たらないような田舎の環境で育ちました。塾にも行ってなかったし、何から手を付けて良いのか分からず本当に困りました。自分のしている努力の方向が正しいものなのだろうか、と何度も悩みました。
ゆづさんも、勉強法や成績のことで悩んだら、このアプリや学校の先生、塾に通っていれば塾の先生など、信頼のおける人に積極的に相談してください(ネットの情報は玉石混合なので安易にはすすめません)。正しい努力をすれば成績は必ず伸びます。大丈夫です。
では、勉強へのモチベーションを高める方法ですが、いろいろ考えたので箇条書きにしてみました。
・友達と成績を競う
友達と競うことで緊張感が生まれ、一つ一つのテストへの取り組み方が向上するかも。でも、友達と極端に学力差があるとあまり意味がないので、足を引っ張りあうのではなく高めあえる関係性を築きたい。
・行きたい大学のことについて調べてみる
サイトやパンフレットなどから行きたい大学(東大?)の情報を見てみましょう。私自身、都会に行きたかったので東京の情報をみたりしていました。東大とかの有名な大学だったら、情報も多くていっぱい出てくると思います。やっぱり都会に行きたいとか、この職業に就きたいとか、この勉強をしたいとか、高尚な理由じゃなくてもなんでもいいので、そういうモチベを見つけられたらいいと思います。
・行きたい大学を見に行く、行きたい大学に通っている人に話を聞く
やっぱり、実際に大学を感じられるオープンキャンパスは一回くらいは行ったらいいかなと思います。私もオープンキャンパスではないのですが、高校の行事で東大探訪というものがあり、東大を見に行きました。勉強って感じではなく、旅行感覚で東大や東京の名所を見て回れて楽しかったです。また、その行事の中で、母校のOBOGの東大生の話を聞く機会があり、そのときに実際に聞いた大学生活の話や、受験勉強の話がすごく参考になったので、なかなかないですがそういうチャンスがあれば積極的に参加してみてください。全然、高2とかでも遅くないと思うので。
・たまには遊んだり、恋愛したり、部活や行事などの課外活動を頑張る
一年生で勉強漬けというのはあまりにも過酷です。ゆづさんの状況は分かりませんが、もし日常生活が勉強ばかりになっているのなら、もう少し他の活動にもエネルギーを割いてみましょう。勉強が全ての生活をずっとしていると、勉強で伸び悩んだときに折れてしまいます。本当に優秀だったのに学校に通えなくなった人も私は何人か見てきました。せっかくの高校生活ですから、いろいろなことにエネルギーを費やして楽しんでください。なんでも頑張ってきた人の方が最後の最後は強いです。
さいごに、おまけといっては何ですが、東大に入った後の私が感じたことについてちょっと書いておきます。
私は、田舎から都会に憧れて、国公立に行けと言われて、東大を目指しました。受験期、つらいときにるるぶの東京版を見るくらい、都会に憧れていました。東大に入るともちろん私よりも優秀な人がたくさんいました。東大を蹴ってハーバードに行く人、学生で起業して大儲けする人、理科三類の人、、、
でも、みんな勉強勉強という感じでは全然なく(もちろん勉強できる人は多いですが)、おもしろい人が多いです。
東大の一番のメリットはおもしろい人にたくさん会えること、なによりその人たちと友達になれることだと思います。何がどうおもしろいの?と思うかもしれませんがあえてここでは詳しく書きません。もしよかったら、自分自身で東大に入って、おもしろい人たちに会ってみてください。
受験勉強は平坦で、退屈で、面白さの対極にあるように思えますが、それを乗り越えた先にはびっくりするくらい楽しい毎日が待っています(多分)。苦しいときもあるかと思いますが、めげずに頑張ってください。きっと道は開けます。応援しています。
コメント(1)
ゆづ
丁寧にありがとうございます!