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分からない単語の類推とは何か!

クリップ(41) コメント(1)
5/31 15:42
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ぬぬぬぬのたろう

高3 東京都 早稲田大学志望

文章中に出てきた単語が分からないときは 類推をしろと言うのを聞くのですが 自分はその類推というものがあまりうまくできずに少し悩んでます 完全に派生だなとわかるやつはわかるのですが 見たことない単語の類推はかなり的を外してしまいます なにかコツなどはありますでしょうか?

回答

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kp

慶應義塾大学経済学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
慶應の経済学部の者です。 英語は受験生時代かなり頑張ったので、回答させていただきます。 名詞を類推するのか、動詞を類推するのか、類推しうるものはたくさんありますが、正直名詞は知らなきゃ終わりな一面もあるので、広く応用でき、文の理解や、他の単語の類推にも役立つ動詞の類推について話したいと思います。 例えば give 物 to 人 という文型はご存知ですよね? このように 動詞(以後Vと書きます) A to B というような文型を取る動詞はいくつ思いつきますか? ノートに書き出してみてください。 それでは問題です。 次の文を訳してみてください。 No special treatment was accorded to both countries. どうですか?訳せますか? まず受動態だと文が訳しにくそうなので、能動態に直してみたいと思います。 主語は何か特定できないためここでは便宜上Sとすると S accoded no special treatment to both countries. となりますね。 何か見えてきませんか? そうです、文型がgive A to Bの形をしているのです。 つまり、ここでのaccordの意味はgiveに近いものなのでは?と推測出来ます。 (実際accordには与えるという意味があります。) このように、英語では同じ文型を取る動詞が同じような意味を取ることが往々にあります。 だから類推力を高めるには、自分の力で似た形を取る動詞をグルーピングしてまとめるのです。 すると、知らない単語や、見たことはあるけど意味が取れない単語の推測がうまくいく機会が増えていくと思います。 問題は質問者様が高校三年生であること。あまり英語ばかりに構ってる時間はありません。 だから夏休みが終わるまでは一週間に2〜3時間ほど時間をとって動詞のグルーピングに励み、秋以降はそれを復習するというスタンスで勉強するというのはいかがでしょうか? 難関校になればなるほど、この類推力を試してくる傾向にあります。 こんな方法じゃ大変そうで無理だと思うなら、諦めて単語帳を詰め込んで覚えましょう。単語を覚えていれば類推する必要なんて無いのですから。 長々と書いてしまいましたが、僕から示せる指針はこんな感じです。 是非頑張って慶應に合格してきてください! 応援しています!
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kp

慶應義塾大学経済学部

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慶應経済学部/東大落ち慶應/理系/参考書・勉強法マニア

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コメント(1)

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ぬぬぬぬのたろう
5/31 19:36
とても丁寧な回答ありがとうございます! とても参考になります グルーピングという案 早速実行していきたいと思います!

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文脈に合う単語の訳がわからない 
言っていることが多少捉えにくいですのでご注意下さい。あととても長いです… 難しい文章になると単語帳に載ってる言い方から離れた翻訳になることはよくあります。 自分が受験期にしていたことは、概念を意識することでした。単語の概念を意識すると型にはまることもなく文章を多様に訳せるようになります。 では、概念を意識するとはどういうことか。それは、類語を意識することだと思ってください。例えばですが、preventという単語の意味に関して、概念の範疇内で違った言い方(訳し方)をできる限り多く頭に浮かべてください。(限界まで浮かべたら下へ) どうでしょうか。恐らく浮かんだ数が多ければ多い人ほど柔軟な翻訳能力が備わっていると思います。 「防ぐ」「阻む」「抑え込む」「押しとどめる」「差し止める」「封じる」「禁じる」「庇う」「助ける」「おかげで〜回避できる」…など、単語帳に載っていない沢山の異なる言い方があると思います。意味の類語から類語へとどんどん連想していくだけで適切な訳が見つかってきます。 「助ける」や「おかげで〜回避できる」などに疑問を持った方も居ると思いますが、例えば、 He prevented me from repeating a year.という文では「彼が留年から私を救ってくれた。彼のおかげで留年しないで済んだ。」などという風に訳したほうが自然です。「彼は私を留年から防いだ。」という様な訳だと意味は通じるけれど翻訳の仕方が下手ですよね。これが臨機応変にその場に合った翻訳ができるということを指すのです。 難しい言い方をしますが、概念とは同類のものから共通部分をぬき出して得た表象であり、類語はその共通部分を帯びた言葉に当たります。場面に応じた翻訳の仕方が上手い人は、単語帳に載っている言い方だけでなく単語の意味を概念で捉えた上でその類語力に力があるのではないでしょうか。(伝わりにくかったらすみません) また、単語推測に関しては長文のトピックを掴んだ上で文章の流れや文脈、書き手の意思を汲み取って考えてみると知らない単語の意味が推測できますよ。 例えば、形容詞 jubilant を例に文を作ります。 She has jubilant eyes for a perfect score in math. この場合、 文脈を見るべきですよね。jubilant という単語は良い意味なのか悪い意味なのかどちらなのでしょうか。それは、for以下を見れば a perfect score から jubilant が良い意味だということがわかりますよね。 「彼女は数学で100点満点を取って嬉しそうな目をしている。」 実際はこのように簡単にはいきませんが、長文の途中で未知の単語が出てきても前後の文脈が理解できれば多少は意味が推測できるはずです。(動詞や形容詞なら意味的にマイナスかプラスかなど) 以上の二点(類語連想、文脈理解)を踏まえて、実践してみましょう。 下記の英文はある料理本に載っている注釈の一部を抜粋したものです。 If your recipe is for a dessert, soup, or other item recommended as a side course, please nail down your submission includes suggestions for main dishes that it would complement. 上手く翻訳できるでしょうか。 ポイントは4つあります。 ①nail down ②submission ③suggestions ④complement submissionとは「提案、提出、投稿」などの意味ですがここではレシピに関する話をしているので、料理そのものを指しますよね。 suggestionsは「示唆」や「暗示」を表しますがこの場合、名詞で訳さず動詞的に「しそう、できそう」と訳した方が適切な翻訳になりますよね。 complementは「を完全にする」などの意味ですがそれだと意味的に通らないので、類語を連想して文脈に当てはめると「を引き立たせる、を映えさせる」とすることができますよね。 最後に、nail downですがこれは以上の3点を理解した後に意味が見えてきます。「〜するようにする」の意味ですが、pleaseやsubmission以降の文からわかるはずです。 従って、和訳は 「お作りになるレシピがデザートやスープなどのサイドメニューでしたらメイン料理を上手く引き立たせられるようご確認下さい。」 となります。 結論何が言いたいかというと、適切な訳を思いつくようにするには類語を連想することが手っ取り早いということです。単語推測に関しては国語的な力も必要ですが(文脈や筆者の言いたいことに対する理解)、鍛錬すれば「あ、今こんなこと言ってるんだな」って勝手に分かってきます。頑張ってください。
早稲田大学商学部 すいくん
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英語
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文化構想、文学部の文補充問題について
・文挿入について →結論、慣れるのが1番大事だと思います。その際に意識することは、現代文だと思うことです。 あの問題は全ての回答にしっかり根拠があります。前後の指示語や接続詞、副詞など解答の根拠をしっかり見つけることを意識しましょう。 ex.( ).eventually he decided to〜という文挿入の問題があって、そこの回答にはthink about it in the following days and weeksが含まれる文が入ります。これは、in the following days and weeksの間、ずっと考えていて、ついに〇〇することにしたという文脈が完成できるからです。このパターンでは、in the following daysがeventuallyに対応するということに気づけるかどうかが大事です。 これって、解き方が現代文っぽいですよね?なので、私は現代文だと思えと良く言います。 ・会話文について →こちらも過去問で慣れるのが1番だと思います。確かに、ネイティブが使うようなあまり我々に馴染みがない表現が出題される時もありますが、そこではなく、文法や文脈などの根拠で解ける問題をちゃんと拾いましょう。 それでもどうしようもない時は以下の2つを試してください。 ①各学部の会話文の問題だけを抽出して解く →タイトル通りです。割と殆どの学部にあります。 ②単語帳「distinction」を使う →元々、留学をせずにネイティブが使う表現を習得しようというコンセプトでAtsueigoの方が作った単語帳です。 私はこれを留学中にある程度覚えたのですが、確かに会話で使うかつ、日本人が知らないような表現が網羅されています。実際、慶應法の会話文問題にもdistinctionに記載されてる表現が出題されたそうです。 これら(特に②)が会話文がどうしてもダメな時の最終手段です! 他にも何かあれば追加でください!
早稲田大学商学部 やかやかさん
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過去問
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文構造のとり方
こんにちは! 僕も同じような悩みを抱えたことがあったので回答させていただきます。 文構造が取れないということですが、文法の授業で習ったであろう『5文型』などはきっちり理解出来ていますか? 文構造がわからないという人の多くはSVOOとSVOCの違いがわからないと言います。そこの違いは理解していますか? 文型がわからない!という悩みを解決する取っておきの方法があります。 それは動詞の語法を覚えることです。 なぜこの方法が有効なのかというと、英語の文型は動詞によって決まっているからです。 えー覚えるのなんてめんどくさい。なんて思ってませんか?受験は時間との勝負なので、出来るだけ考える時間は少なくしたいです。だから頑張って調べて覚えるのが良いと思います。 ただ全ての動詞の語法を覚えろということではありません。基本的な動詞(中学校で習うような動詞)を辞書で調べてみてください。きっと知らなかった語法が見つかるはずで、難関校になればなるほど、そういう所で差がつきます。 ですから自分で調べて、頑張って覚えてください! 動詞の語法を覚えれば英作などでもミスが減り、いい和約も書けるようになります。 応援してます!頑張ってください!
慶應義塾大学経済学部 kp
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英語
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慶應法学部の語彙問題
回答致します。 大問3の単語の意味を文脈で推測する問題の単語のレベルは相当高いです。 そのため、語彙力に磨きをかけることは大切です。 しかし、それだけにとらわれてはいけません。 出題する側は文脈で推測させたいわけですから、 出題される全部の単語の意味を答えることなんてまず無理です。 しかし、攻略法は存在します。 まず、英語で書かれた正解の選択肢(単語の意味)を品詞ごとに分けるのです。 副詞 名詞 動詞 形容詞 全種類に分けます これを意外にやらない人が多いです。 こうすることによって、もし知らない副詞の英単語が出てきても選択肢全部の可能性を考えるのではなく、副詞の意味が書いてある選択肢だけで考えればいいのです。こうすることで単純計算で当たる確率が十分の一だったものが4分の1だったり、3分の1になったりします。 慶應法学部は早慶の中でも難関学部なのですが、 聞いてることは意外と単純です。 これからの勉強頑張ってください。
慶應義塾大学法学部法律学科1年 kawa0110
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過去問
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慶應義塾大学法学部 語彙の推測について
語彙問題は、品詞で分類してから文脈を考えて解くと早く解けます。まず選択肢を動詞(v)、形容詞(a)、副詞(ad)、名詞(n)に分類し、その内容を理解します。(()内のアルファベットは動詞ならverbの頭文字で、私は時間短縮のためにこのように振っていました。ちなみに、To 〜で始まれば確実に動詞です。)その後で本文を読んで、空欄がある文の構文を取ります。構文を取ると、空欄に入る語句の品詞がわかります。空欄に入る品詞が例えば動詞でしたら、動詞の選択肢のみ見て、文脈から内容の合うものを選びます。受験英語の範囲を越えた英単語がほとんどですので、もちろん単語はたくさん覚えるに越したことはないですが、あまりに難しい英単語を詰め込みまくるのは効率的ではないと思います。あとは過去問で練習するのみです。
東京大学文科三類 brue0910
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英語
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慶應経済の和文英訳
慶應経済を受験したものです。 赤本の解答はあくまでも模範解答ですので、それ通りにする必要もありません。 基本的に注視すべき点は、 ・単語、熟語は間違っていないか?(スペル等) ・構文、文法的に間違っていないか?(3単現や時制) ・和文にある要素全てを組み込んでるか の3点です。 上2つに関しては、ネイティブや英語の先生などに添削してもらって下さい。 そして質問者さんが悩んでいるのは最後の項目のところでしょう。 ①、②に共通して言えることですが、日本語とバッチリフィットさせるという発想を捨ててみてください。 例えば「部活をやめる」→「部活に参加しなくなる」というように単語選びが怖くなったらゴッソリ解釈を変えてしまって大丈夫です。自分も受験期にここまで内容を変えていいものなのかと戸惑いましたが、採点者が主に見てるのは単語・文法などのミスの有無ですから自信を持って変えちゃいましょう。 おすすめの参考書は過去問が一番ですね。慶経の和文英訳は中々癖が強いので、市販の参考書では本番戦える力は身につけられないでしょう。とにかく添削してくれるパートナー的存在に依存しながら、何度も何度も書きまくってみてください。 ただ基礎的な和文英訳の力をつけるということでしたら、今までやってきた文法書の和訳を見て、自分で英訳してみるという学習法もあります。この勉強法は自分がやり込んだ参考書であれば特に効果が高いです。英作の力に加えて文法・構文の力もつきますから、そちらもぜひ取り組んでみてください。 最後に度々言及したことではありますが、とにかくグラマーミスを注意してください。解釈が少し違うのと、グラマーミスとでは後者の方が圧倒的に失点に繋がりますから、難しめの文で攻めようとせず、無難に確実な文を書いていってください。 長くなりましたが、応援しています! 頑張って下さい!日吉で待ってます!!
慶應義塾大学経済学部 パンジャ
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英語
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勉強法
古文漢文双方において言えることですが、基礎的な知識が無ければ手も足も出ないということです。 まず、古文についてですが1に文法2に単語です。 英語の場合、文法が多少曖昧でも読めてしまうかもしれませんが古文だとそうはいきません。 例えば、「風立ちぬ」は風が立ったという意味ですが、「風立たぬ」ではその逆ですね。 これは同じ「ぬ」という助動詞でも他の助動詞(完了と打ち消し)でありますから、意味が異なってくる訳です。 このように、1文字の違いでも文脈が大きく逸れてしまうことがあるのです。 そのためにもまず着手すべきは文法、その中でも助動詞をしっかりと記憶することが最も大切かつ不可欠になってくるのです。 助動詞は活用表全てを丸暗記してしまいましょう(おぼえかたはネットとかに載ってるかも笑) そして、その次は単語です。 単語は現代語とおなじ言葉であっても、全く意味の異なるものがあるものの、その語源を辿っていけばわりと腑に落ちるというか現代語と共通のニュアンスを有しているものが多いです。 これらに着目した単語帳こしてはマドンナ古文が挙げられますね。 ちなみにわたしは単語帳はゴロゴを使ってゴロで丸暗記していました。 語源をつかんだりしたほうがいいのか、それとももう割り切って覚えてしまったほうがいいのかはご自分での判断を。 (ゴロは邪道だ!も決めつける先輩や同級生の声は無視していただいで構いませんよ笑、そいつらが思考停止の邪道野郎どもです笑) それらの記憶が定着してきたら、センターの過去問を素材として演習を重ね3年の夏頃から志望大学に近いレベルの過去問を解いていくのがオススメのルートです。 そして漢文ですが、1にも2にも句法ですね。 私ははや覚えという参考書が最低限のものを載せているのでそれを使っていましたが、それ以外でも参考書はいくつかあるので探してみてください。 練習しながら覚えるのがポイントですかね。 そして、漢字をかるーく覚えるのも必要。 あくまで句法が無ければ何も始まりませんが、漢字も覚えましょ。 例えば、 「易」という漢字は「交換する」という意味。 「貿易」という日本語が思い浮かぶかと思いますが、そういう覚えかたも古文同様参考までに提示しておきます。 古文漢文はまずは基礎的な知識で決まるものです。 逆にそれをしっかりと安定させてしまえば、現代文と違って大崩れすることはあまりありませんので是非是非気合を入れて短期間で知識を獲得して得点アップに繋げてくださいね!
早稲田大学法学部 pppps17
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古文・漢文
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英文法討伐
慶應の経済学部の者です。 動詞の語法の対策の仕方は2つあります。 ❶市販の問題集を解いて、どこがポイントなのか掴む。 これはネクステなどの文法問題集でやりましょう。そしてノートにまとめるなどしていつでも見直せるようにしましょう! ❷自分が全てを知っているつもりの動詞を辞書で調べる。 実は僕達が中学生の時にならっていろんな意味や使い方がある動詞が多いのをご存知ですか?こういう知っているつもりのものが試験に狙われたりします。 ですから、自分で辞書をひいて基礎的な動詞の使い方や意味などを今1度確認してみてください。新たな発見があると思いますよ! 以上2つの方法で勉強してみてはいかがでしょうか?参考になれば幸いです!
慶應義塾大学経済学部 kp
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英語
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センター8割まで上げるには
こんにちは! こうしんと申します! 色々全般勉強法とか分からないみたいなので 英語の勉強法→センター英語のコツ という流れで話します! 英語勉強法 英語は攻略すべき課題が大きく二つあります。 一つは、暗記が必要なもの。もう一つは、技術的に体得が必要なもの。 例えば、前者は文法問題、後者は長文問題の和訳や内容説明などに該当します。 まず、暗記が必要なものについて 文法、語法、単語、熟語がこれに該当します。 これらの攻略方法としては、問題集のやり込みが手っ取り早いです。参考書はセンターのものなら大丈夫です。とにかくやり込みです。 オススメするやり方は、はじめに解答を参照しながら、問題と解答との対応を成立させるような考え方をインプットしていきます。足りない知識は、文法の参考書をもとに保管していってください。 次に、解答を見ずに問題集を周回していきます。到達目標は、解答が瞬時に出てくるところまでです。インプットした内容を完璧に覚えており、理解していたら絶対にできるはずです!こうしたアウトプットにより、問題と解答の対応が分かり、実戦でも力が出しやすくなります! また、インプットしている過程でがっつり暗記物が出てくると思います。この攻略のために、一つ場所法という方法を紹介しますね。以下、僕の回答からのコピペです。 場所法(記憶の宮殿) 人の記憶は位置と結びつき易いです!例えば、道順をすぐ覚えてしまうのはこのためですね。この性質を利用して暗記をします。 手順 1、部屋を作る。 2、部屋に象徴的なものを置く。 3、象徴的なものと暗記したいものを結びつける。 4、部屋を数度巡回して思い出せるか確かめる。 5、いつでも部屋に来れば思い出すことができます。 特徴 ・巡回するため順番があるものを覚えやすい。 ・概念的なものを覚えづらい。 ・形があれば覚えやすい。(部屋にそれを置くだけ) ・ストーリーを作ると更に覚えやすい。(結びつける際に便利) ・部屋を作るのに時間がかかる。 ・部屋を作れば簡単に覚えられる。 ・一つの象徴物に一つの暗記事項。詰め込むと暗記精度が落ちる。 ・慣れれば、部屋はいくらでも大きくできる。 ・部屋は仮想的なものでも可。(現実的なものが覚え易い) また、単語熟語に関しては、問題形式で暗記していくと効果的です。(科学的な根拠があります) そして、暗記する際には発音するようにしてください。発音アクセント、リスニングの対策になるだけではなく、暗記の効率化にも一助します。 参考書はなんでも良いです。一つの単語帳を完璧にすることを目指してください! 次に、技術的な体得が必要なものについて 長文問題、英作文がこれに該当します。 まず長文問題について 長文問題は、長文という大きな題材を扱う以上、「どれだけ長文が読めているのか」を問題で問いてきます。その理解度を測るために和訳問題、内容説明問題が多数を占めるわけです。そのため、ここでは長文をどうすれば読めるようになるのかを解説していきます! 英語の長文は、スキミングとスキャニングを用いて把握していきます。 スキミングとは、文章をマクロに読む視点のことです。「文章の流れを掴む」とはこの手法を用いてできることです。 スキャニングとは、「想定した情報を求めて」ミクロに読む視点のことです。「想定した情報を求めて」という部分が大事で、読み取る部分の内容がわかっていないと正確に読み取ることが難しいです。 そのため、スキミングがメインで、適宜問題に合わせてスキャニングをしていく必要があります。 では両者のコツについて言及していきましょう。 スキミングの手順は3ステップです。 ①キーワードを読み取る。 ②文章の展開を読み取る。 ③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 個別に解説していきますね。 ①キーワードを読み取る。 キーワードは、その文章を表す単語のことです。いわば、主題と言っても良いくらいです。そのため、筆者はこのキーワードを多用します(当たり前ですが)。 だから、繰り返し使う単語には注意してください!例えば、繰り返し使う単語はもちろん、指示語代名詞で指されている言葉、言い換え表現が使われている言葉ですね。これらが主題になりやすいので、積極的に探していきましょう! ②文章の展開を読み取る。 文章の展開(流れ)には、パターンがあります。このパターンに当てはまる文章を見つけたら、その後の展開が予想できるので、非常に読解がしやすくなります。 また、展開パターンの発見には目印があって、これをディスコースマーカーと呼びます。そのため、このディスコースマーカーに気づくことが②の重要な目標になります。 では具体的な展開パターンとそれに対応するマーカーを紹介していきます。 ・抽象→具体 もっとも典型的なパターンです。まず抽象的なことをいった後に、具体例などを用いてその抽象的なことを説明していきます。筆者の主張を表す展開パターン2通りのうちの一つです。 例えば、「人間は多様的な動物である。例えば、科学的な物事を深く追求する人もいれば、文学を深く追求する人もいる。こうした考え方に人それぞれ異なっている点でも、その多様性が伺える。」といった文章があれば、一文目の「多様的」を二文目以降で説明していますね。 では、それを表すディスコースマーカーは、example, such as, instanceといった「例えば」を表す言葉ですね。 ・譲歩→逆説→主張 コレは日本語の文章でもよく見ますね。「もちろん、君の考え方もある意味では正しい。だが、私の考えは〜だ。」といった文章を、一般化したものです。これは、英語の文章でも非常によく見られ、上のパターンと合わせて筆者の主張を表す展開パターンの2つのうち一つです。 ディスコースマーカーは、譲歩、逆説、主張、それぞれに存在します。 譲歩のマーカーは、though, even if, nevertheless, despite, of courseなどです。 逆接のマーカーは、but, yet, however, still, insteadなどです。 主張のマーカーは、should, must, had better, I think, It is importantなどです。 ・対比、言い換え 英語の文章では非常によく見る展開です。なぜなら英語圏では日本語よりも対比を意識しており、文章の主題にしていることが多いです。例えば、「科学と哲学」の対比は京大系の文章でよく見られて有名ですね。 また、対比、言い換えは見つけると大きい利点があります。それは文章の展開が非常に予測しやすくなるという点です。AとBの対比であれば、Aの説明の後にはBの説明が来ると予測できるからです! よく見られる展開パターンかつ利点が多い「対比、言い換え」は特に注意(意識)して探してください。 ディスコースマーカーは、対比、言い換えに分けて列挙していきます。 対比のマーカーは、while, whereas, on the other hand, by contrast, differentなどですね。 言い換えのマーカーは、In other wordsとコロン、セミコロンなどですね。 ・追加、列挙 追加列挙は、同族の単語たちを並列して挙げていくことです。これに関しては、日本語の文章でもよく見ますし作文でも使いますよね。 例えば、「第一に〜」とあれば、「第二」が必ずある、「また」がくれば、同じような内容の文章が来ると予想できますね。 追加、列挙のマーカーは、上の日本語の具体例に対応したものばかりです。なのでここでは軽く挙げますね。まず「第一に」等を表す、firet, in the first place、「また」を表すalso, besides, moreover等ですね。 ・因果関係 最後の展開パターンです。対比、抽象→具体に続き大事な展開です。 日本語では、「だから」「そうなると」に対応します。あまり意識はしませんが、英語の長文という読むだけで苦労する文章では、意識すると文章がつかみやすいです。 ではマーカーを紹介していきます。因果関係は、次に「理由、原因」が来るものと、「結果、結論」が来るのと2通りのパターンがあります。 前者は、because, since, result from, on account ofなどですね。 後者は、so, therefor, thus, hence, then, cause, result inなどですね。 以上が展開パターンの全てです。 ③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 これは①と②が分かれば、自然と分かります。 『「どういった主題で」(①)「どういった流れで」(②)で説明しているのか』把握することが目標ですね。①と②を組み合わせて、文章化していきましょう。 この時、各段落の主張を把握することができますが、長い長い英語の文章の中では度々、これを忘れてしまうという事態が発生しがちです。その対策として、段落ごとに上の『』で括られた情報をメモすることをオススメします! 以上がスキミングのコツですね。 次にスキャニングです。 スキャニングは、上のスキミングで文脈を把握している必要があります。なぜなら、スキャニングは和訳するときのように、文章の細かな表現を逐一チェックしていく必要があるからです。この表現は、この文脈構造に必ず従います。そこから自分が間違っていないかのチェックになるのです。 スキャニングのやり方ですが、これは特にカッチリとしたやり方が決まっているわけではありません。それは問題によって異なるからです。なので、今は代表的な問題である和訳と内容説明に共通したやり方を紹介していきますね。 和訳と内容説明は、指定した部分の内容を「正確に」読み取ることが目標です。そのため、以下の3ステップを踏んでいくのが良いです。 ①文章構造を把握する。 ②直訳する。 ③意訳する。 ①文章構造を把握する。 正確に読み取る第一関門です。これはコツとかなく、とにかく訓練あるのみですね。オススメ参考書として、ポレポレがあり、他にも優秀な参考書ばかりなのでとにかく練習を積みましょう! ②直訳する。 ここで、複数ある単語の意味から、正確な意味を答えることが求められます。多義語が狙われるので要注意です。 直訳は、簡単にで大丈夫です。頭の中でも、少しメモする程度で構いません。要は、単語の意味決定だけが上手く行われていれば大丈夫です! ③意訳する。 正確に読み取る第二関門です。ここで文脈を使います。単語というものは、文脈次第で様々な意味に変化しますし、同じ意味でも形が異なります。②で選択した意味から離れず、その文章に最適な言葉選びをしてください。 イメージとしては、単語帳に書いている意味を中心とした枠があり、その枠の範囲内から単語帳に書いている意味に似た、文脈に合うものを選んでいく感じです。 以上が技術的なことです。 これが意識できれば、あとは演習あるのみです。 ではセンター英語のコツを話していきますね。 センター英語の解き方 ①発音アクセント アクセント…「アクセント名詞は前動詞形容詞は後ろ」→例外を覚える 発音…一つずつ覚える ※市販の参考書が適当です。 ②文法 ・「よく出るwritingの使い方が問われる!」 (知らないものは選ばない!) ・「意味より、品詞の確認!」 ・語句整序はとにかく意味を考える! (意味によって目的語や主語を特定する) ③除文選択 ・「1つのパラグラフには1つのアイディア(主張)」 ・パラグラフ内の主張パターンを見極める (主張→具体化/譲歩But主張←明確な対立) ・代名詞の数の関係に注目! ・±の関係把握 ④文章読解 ・基本的には、上記の構造を読み取り、パラグラフ毎の主張をメモしながら読む (メモを参照して選択肢を消す) ・図問題→図から先に見る! 図を見て分かれば図の特徴を本文で参照 ・基本的に、全部読んでから解答! (全体像から解く問題への対策) ・「ん?」と思う選択肢がだいたい正解! →「消去法」で正解へたどり着く! ・主張と具体を分ける!(選択肢も)
京都大学理学部 こうしん
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わからない単語、理解できない文章
東京大学の2年のものです。 特に早慶はわからない単語ばっかだと思います。それは当然のことですから、わからないからと言って悲観的にならないでくださいね。 問題は、じゃあどうやって正解を出すかですよね。よく言われるのが、わからない単語は前後の文から推測しよう、というものだと思います。やはり単語が分からなければ推測するしかないと思いますが難しいですよね。 まず、英語を読むときに頭に置いといてほしいことは、大抵の文章では一段落で伝えたいことは一つのメッセージであるということです。ですから分からない単語はその段落全体で考えてみてください。前後の文だけじゃきついと思います。 文全体の大意、というのを捉えられれば良いのですが、難しいですよね。というかよくわかんないですよね。ですから最初は、何かテーマがあると思いますので、筆者はそれに対して、プラスだ!、と言ってるのか、マイナスだ!、と言ってるのか、もしくは肯定してるか否定してるか、どっちなのかを頑張って考えてみてください。これだとだいぶ論点が単純化できるのでやりやすいと思います。 もう一つ英語の、というよりどの文章にも言えることですが、全ての段落は何か筆者が言いたいことを説明するためにその段落構成にしてるということです。この段落は前の段落で言ってることの具体例の提示してる段落だ、この段落は一般的な意見を紹介して否定してる段落だ、というようにその段落が文章全体の中でどういう役割なのかがわかるようになってくればもう長文で怖いものはありません。そうすると自ずと段落で言ってることが理解できるようになってきますし、その難しい単語がだいたいどういう意味なのか当てられるようになってきます。 もちろん、単語力がなさすぎたら文章は読めません。一つの目安ですが、僕は速読英単語の必修編と上級編だけで早慶の文章は行けました。それでももちろん分からない単語はたくさん出てきますよ。でもだいたい、みんな速単上級とか単語王とか鉄壁とかシス単とかそのあたりの単語力で戦ってる気がします。あとは上に述べたように文章の読み方ですね。ここが1番のポイントになってくると思います。少し難しい話で抽象的なものになってしまいましたが、早慶いきたいなら頑張らないとですね!応援してますよ!!
東京大学文科三類 テキトーリーブズ
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