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環境問題を学びたい。

クリップ(3) コメント(3)
1/10 19:58
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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riri

中学 東京都 中央大学理工学部(58)志望

中3です。将来の夢は環境問題を解決することで、まだどの職業につくか分かりませんが、今想像出来るのは環境大臣だけです。環境大臣になって環境問題を解決したい。今はそう思ってます。 そのためには大学で環境問題について学びたいと思っているのですが、色々ネットで調べてみてもイマイチピンときません。多くは環境問題を化学や地学の目線から分析したり、問題解決のための研究や装置を開発したりな気がします。でも自分はそういうのじゃなくて、世界の環境問題を知り、どう改善していけばいいのか、どうすればこの問題がなくなるのか、という社会と理科が混ざったようなことを学びたいのです。調べ方が下手なだけかもしれませんが、全然ピンとくるような大学、学部が見つかりません。なにかおすすめの大学、学部やアドバイスあれば教えて貰えたら嬉しいです。

回答

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むほほ

一橋大学経済学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。将来やりたいことがしっかりと定まっていて、尚且つ環境問題について興味があるとは…素晴らしいです!早速本題ですが環境問題を解決する方法ついて、理系と文系の両方の視点から考えてみましょう。 まず、理系の視点からは見てみましょう。ここで、将来の構想を描くに当たって、環境問題と抽象的に捉えるのではなく、もう少し具体的に考えてみるとします。環境問題の中にも「資源の枯渇」、「CO2の排出量」、「海洋汚染」、「森林伐採」などなど沢山あります。各分野で解決策へのアプローチ、研究、対策の為の技術は大きく異なります。どの環境問題を特に解決したいかによって進むべき学校、学部の選択が異なってきます。次に、その問題について今研究されている分野を調べてみましょう。例えば、CO2の排出量に関心がある場合は「カーボンナノチューブを使用した光触媒によるCO2の還元」、「炭素資源の代替となる水素の使用」、「原子力発電によるCO2削減」などここでも多くの選択肢が挙げられます。それぞれのアプローチで工学系に進学するべきなのか、それとも化学系、理学系に進学するべきなのかは大きく異なります。 次に文系の視点から見てみましょう。文系で環境問題?と思われるかもしれませんが、実は文系の学部からでも環境問題を解決する手段を学べます。例えば、環境経済学です。環境経済学は括りとしては経済学部であり、内容としては経済発展と環境問題解決をどう両立させるかについての学問です。また、様々な企業における環境保全の取り組みについても学べます。(今流行りのSDGsについてかなり幅広く学べると思います。)他にも法学部の観点から環境問題についても見ることが出来ますし、社会学の観点からも考えることが出来ます。
ここまでの話をまとめると、理系の道に進むと環境問題をかなりミクロな視点で専門的に扱い、文系の道に進むと基本的な技術を学びながらマクロな視点で環境問題に取り組むことになります。理系は研究職、文系は官庁やコンサルティングなどが進路として考えられるので、文系側なのかと考えます。 最後に大学について紹介します。環境大臣ならば政治家になればいいのですが、官僚の道も考えて敢えて学歴としては高めの学校を紹介している点はご了承ください。一般的な理系、文系の知識に触れたいならば東京大学がオススメです。理系であれば北海道大学、東北大学、慶應義塾大学、京都大学、青山学院大学など有名どころならば環境問題について理系側のアプローチが学べると思います。(学部は興味のある分野に沿って調べてみることをオススメします)文系であれば一橋大学(経済)、京都大学(総人)、早稲田大学(政経)、立命館(経済)、神戸大学(経済)などがあります。自分は一橋の学生なのですが、環境経済学の教授(横尾さん)の授業を取ったことがあります。(以下がその教授のホームページのリンクです https://juken.hit-u.ac.jp/about/class/economics/2020_03/ )また、一橋大学では東工大、医科歯科大、東京外大と連携しており、4大学(来年から合併により3大学)での授業が受けられるコースもあるので紹介しておきます。 長くなってしまいましたが、ririさんの進路決定の進行になれば幸いです。
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むほほ

一橋大学経済学部

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プロフィール

後期入学なので元理系です。元東大志望で東大模試はA判定を貰ったことも3~4回あります。 文系の友人から受験の話も沢山聞いているので文理どちらともの質問に答えられると思います。よろしくお願いします🙏

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

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コメント(3)

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riri
1/10 20:13
色々詳しくありがとうございます!教えてくださった情報を元に色々な目線から調べてみようと思います(*^^*)
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むほほ
1/11 15:34
受験頑張ってください🔥
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riri
1/11 16:48
ありがとうございます

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学びたいことが学べる場所
申し訳ありませんが、私も環境社会学を学ぶことができる大学や学部学科を存じ上げませんので、特定の大学をお勧めすることはできませんが、自分の学びたい学問分野や学科、専攻決めに関してはアドバイスさせていただきます。 ①自分が学びたい特定の分野がすでに決まっていて、大学選びを検討中(質問者さんのような状況)なのであれば、自分の興味に近い書籍や論文などから、自分の興味ある分野を研究している大学の先生を見つけ出すのが1番かと思います。私もこの手段を取りました。 例えば私は、高校1年生の頃に文化人類学という学問分野に興味を持ちました。これは自分から興味を持ち始めたわけではなく、たまたま学校指定で配布された朝読書用の本の内容が文化人類学の内容を扱っており、筆者である大学の先生が東北大学に所属していました。本が見当たらないのであれば、『google scholar』というサイトで、自分の興味ある分野のワードを打ち込み、論文の検索をかけてみましょう。自分の興味ある分野に関してをテーマとして扱っている先生方の論文が何本も出てくるかと思います。 関心ある大学の先生が見つかれば、その先生が今いらっしゃる大学や出身大学を調べましょう。先生方は様々なサイトでプロフィールを公開しているので、この作業は簡単ですし、その先生がいらっしゃる大学or学生の頃の出身の大学では、恐らくその分野の学びができるはずです。 高校生にとってはよほど学びに対する欲が強くないとこのような手段を取ることはないかとは思いますが、非常に有効です。 ②漠然と興味がある分野だけは決まっている人は、その分野に対する研究や調査の方法・アプローチを考えてみましょう。 例えば『環境』1つをとっても、理系を想像しやすいかとは思いますが、環境が経済に与える問題を考えるのであれば経済学部、環境の歴史を学びたいのであれば文学部、環境に対する法律の学びは法学部、環境を管理したりデータやプログラムを使って今後の影響を考えたいのであれば工学部や情報学部、農作物などから環境を調査したいのであれば農学部、環境保全などに用いられる薬の研究は薬学部、といったような形で、研究アプローチによって学部選びも様々なパターンが存在します。 これらの学部選びをより知識を深めた上で大学生になってから検討したいのであれば、入学段階では学部の指定が問われない北海道大や京都大などの総合理系・文系入試方法を用いて受験するのも1つの手段です。 より自分が興味のある分野を絞ることで、学部選びも変わってきます。 ③大学生の卒業論文を調査するのも1つの方法です。かなり手間と時間がかかるかもしれませんが、近年は各学部や研究室、ゼミのホームページ上で、学生の卒業論文を掲載している大学が増えつつあります。 1度、自分の偏差値に近い大学や、自分の高校からの進学者が多い大学のホームページで卒業論文を見てみてください。テーマだけざっと見てみても、内容が想像以上に多岐に渡っていることに驚くでしょう。 大学の学びは、過去の大学生や研究者が行っていない、いわゆるブルーオーシャンな分野や範囲の中で行われることが殆どです。(内容に独自性や特徴を持たせることで、研究意義も見出すためです。)大学の研究は、高校生の皆さんが思っているよりは自由ですが、大学によってもその自由さは変わってきます。 その点でも、高偏差値の大学に進むほど柔軟な研究が許される風潮がありますので勉強する必要もありますし、一度ホームページを見るだけでも学部学科選びには有効だと思います。 多くの高校生は、なんとなく学部や学科を選ぶものです。この回答を読んでいるだけでも、学びの意識が高い高校生なのは間違いありませんので、みなさんの今後の勉強にも良い影響をもたらすことができるかもしれません。 参考にしてみてください。
東北大学文学部 reo
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学部選びで迷走中
こんにちは!現在経済学部に在籍しているすとーとと申します。 質問者様は色々なことに興味・関心を持っていらっしゃるのですね!とても幅広く興味を持たれていて、すごいなと思いました。今後の人生に大きく関わることなのに、高校生のうちに志望を具体的に決めろというのも、なかなか難しい話ですよね。実は私も高校の頃、特に行きたい学部が決まってなく、とりあえず日本トップの大学だからという漠然とした理由で東大を志望しました(笑)。 東大は、推薦で入った人々等を除いて基本的に全員、まず最初は教養学部に在籍することになります。そして1年と2年の途中までの成績をもとに、3年からの進学先を決める「進振り」という制度によって学部が確定します。つまり、大学という学問の現場で1年半、やりたいことについて考える追加のモラトリアム期間が設けられるということです。 とはいえ、入ったときの科類(文一、文二、文三、理一、理二、理三の6つあります)によってある程度は決まってて、文一は法学部、文二は経済学部、文三は文学部、理一は理学部や工学部等、理二は農学部等、理三は医学部に大抵行くことになりますが、この進振り制度のすごいのは、文系理系関係なく、頑張り次第で本当にどこにでも行けるんです!ただし医学部は別で、理二が10人程度、他は各科類につき1人くらいしか行けないので、かなり非現実的ですけどね(笑)。 と、ここまで東大について語りましたが、実際東大に誰もかも皆入れるわけではないということもまた事実です。というか私自身失敗しましたので(苦笑)。しかし、東大以外にもこれに似た制度がある大学は他にもあります。北大、筑波大の総合選抜、金沢大の一括選抜が東大のそれに近いです。ですので、学力的に目指せそうであれば東大、そうでなければこれらの大学を目指すのも良いでしょう。 次に文理や科目の選択ですが、理系で無理がなければ今のまま理系でいくのが良いと思います。と言いますのは、理系は数3や理科が必須であり、文系から理転するのは大変ですが、文系は私立であれば社会なしで国数英の3教科のみで入れる所も多いので、文転してもそこまで大変ではないからです。特に商学部であれば、むしろ理系であることが数学が使えて有利なまであります! 最後に、もし目指す所のハードルが高そうに見えても、「私には無理だ…」とかは考えずに、自信を持って勉強してください。目指すのは自由ですから。幅広く勉強していくうちに、学力はもちろん、自分の適性も見えてくるのではないかと考えています。
慶應義塾大学経済学部 すとーと
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学びたいことが学べる場所
こんにちは!環境社会学に興味があるのですね。何となく学部を選ぶ大学生が多い中で、質問者さんのように志を持っていることは本当に素晴らしいことだと思います。  ここからは難民について学びたいと考えていた友人の体験談なのですが、ネットで教授を調べてみることをおすすめします。環境社会学の学会などを調べると、それに所属している大学教授が分かりますので、その教授のいる大学を選ぶのはいかがでしょうか。質問者さんの言う通り、学部の学習内容として環境社会学を扱っている大学は珍しいかと思います。しかし、2〜3年生になるとゼミの形式で特定の教授に少人数で師事するようになりますので、その際に目当ての教授のもとで学ぶことができれば、より専門的で自分の興味に沿った学習ができます。また、教授はそれぞれ自分の専門分野の講義をする場合が多いので、その講義を取ることもできるかと思います。「(大学名) シラバス」で検索すると、その大学にどのような講義が設置されているか、どの教授が担当しているかがわかるので、候補にあがった大学のシラバスをぜひ見てみてください。そこに環境社会学に関する講義があれば、志望校の候補になるかと思います。 長くなりましたが、以上で回答とさせていただきます。質問者さんが自分にぴったりの大学を見つけるのに役に立てれば幸いです。
一橋大学法学部 竹田
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学部が決められない
その学問を学んで、研究して何をしたいのでしょう。その学んだことを今後の仕事や人生にどのように生かしていきたいですか。それを考えると少し絞れてくるのではないかと思います。 あなたの問題意識は何でしょうか。そしてその問題にどのようにアプローチしていきたいですか? 例えば、虐待について問題意識を持っているとします。 教育福祉を学んで児童相談所などで働きますか。 心理学を学んで子供達のケアをしますか。 法律を整備して虐待の取り締まりを強化しますか。 家庭の経済状況と関係があるのではと考えて経済学的なアプローチをしますか。 コロナのこの状況を少しでも良くするにはどうしたらいいだろう。少しでも死者を減らすにはどうすればいいだろう。もし、自分が世界に進出している企業の経営者だったらこの状況でどのように対応するだろうか。自粛の中経済を回すにはどうしたらいいだろう。休校中の子供たちは何をしているのだろう。介護施設はどうなっているのだろう。 大雑把でもいいので問題意識を持ち、その問題を掘り下げて、どのようにアプローチすればいいのかを将来の仕事も念頭において考えてみてください。 総合大学に行けば自分の学部以外もある程度学べます。単位はもらえなくても忍び込むことも不可能ではありません。
名古屋大学教育学部 バナナ
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受験校選び
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学部選びについて
浪人すれば、周りの受験生のレベルが下がるので相対的に成績は良く出るはずです。 それでこちらの成績であるならば、まず1年での医学部は諦めましょう。 もう少し大人になってからでも遅くありません。 そこで政治学を学んで海外の人を救いたいという夢。立派だと思います。可能です。 何なら、文学部でも経済学部でも可能です。文学部でその国の言語を学ぶか、経済学部でその国を貧困たらしめている理由を研究すれば良いのですから。 受験生の方々はよく学部選びに悩みますが、入ってしまえば門戸はかなり拡がります。 大学・学部なんてものは一時的に肩書きを決定するためのもので、決まってしまえば、やりたい研究を思う存分できます。 砂時計のような形をイメージしてください。 入試は真ん中の細い所ですが、通り過ぎれば開放的な大学あります。
慶應義塾大学経済学部 ジュン
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理数科目の独学、選択科目、志望大学について
1,2,4について具体的にお答えします。3については最後の方にちょっとだけ。 まず側近の勉強、1,2について結論です。それぞれの理由は 1.理科の勉強について YouTubeなどで「高校化学」「高校物理」などと調べて動画を視聴、わからないところは教科書やネットで調べましょう。問題集は各章を学習した日の翌日に解くといいです。細々と解いていきましょう。 2.数3の勉強について これも動画の視聴、演習問題を細々と解いていくのをお勧めします。加えて、こちらは他の数学と合わせて問題集の問題を5題程度(自分に合う量を探ってください)、毎日解くようにしましょう。毎日の生活に数学を習慣づけます。 以下は理由です。 1.2に共通して動画の視聴をお勧めしています。これは初学を本を読んで自分でやるのがとても効率が悪いからです。教本を自力で読むと、わからないところでいちいち読み止まることになります。一方で動画で強制的に進めていってくれたほうが実は後からわかるようなこともあり、吸収がしやすいです。(さすがにそこからの内容が全部全然わからん!となったら教科書などで調べましょう。) 翌日に問題を解くのは、人は大体一旦それくらいで学習内容を忘れるからです。つまり「復習」をしよう、ということです。教科書などを参考にやり直しすることで思い出します。 さらに大きく一区切りしたら、章の終わりの総合問題などを解いてもう一度復習するわけです。 細々と、を強調するのはハードルを下げ習慣化するためです。いつも載ってる問題を全部やる必要はなくて、ぱっと読んですぐ方針が思いつかないような問題を選び、軽く解くようにしてください。楽に勉強していきます。 2.数学では毎日5題くらい解いてくださいと述べました。これは数学で経験と勘がとても必要にるからです。というのも、解ける問題を選別し、方針を立てる能力は直感力に依るからです。それを得るための習慣化です。 特に数3は、四則演算に加えて新しい計算法として微積分と複素数を学ぶだけ、と言って過言ではないです。その計算に慣れるための習慣を獲得しましょう。 4.理系科目のその先の勉強について まず宇宙の話です。 東京大学の中で宇宙に近い学科は、工学部の航空宇宙工学科、理学部の物理学科、地球惑星物理学科あたりでしょう。 正直これらはとても人気が高く、大学に入ってからも進振りでこれらに入るためにはかなり勉強が必要です。一応覚悟してください。 他の学部からの宇宙について視点を述べます。 僕は農学部です。この分野でも、植物産生素材や農業、農芸化学の分野で宇宙での研究を必要としているものがたくさんあって、関わろうと思えば関われるでしょう。 そういう意味でより近いのは物性科学と精密工学の分野です。学科で言えばマテリアル工学科、精密工学科あたりですね。 物質や複雑な機構の性質を調べる上で、無重力というのは重要な条件です。それだけで外力のうち大きな重力を無視できるのですから。さらには宇宙空間に耐えられる素材の開発や機械の開発は将来的に非常に重要な立ち位置を占めていきますね。 そんな感じで、周りの分野で気になるものがあれば、学際的な方法で関わることもできるかもしれません。 具体的な勉強内容として意外そうなのは、衛生の任務のための軌道計算、そのためのプログラミングの勉強とか。制御工学など本当に必要な分野は航空宇宙工学科なら必修でしょうね。 勉強していることについて とても重要なのは機械学習の勉強でしょうか。東大の一年でもこれを学習する講義があります。これからは機械学習、深層学習がどんどん社会に組み込まれていきますから、この勉強はほぼ必須だと思っています。どんな分野でも、です。 僕が所属する農学部では、最新の有機素材や生分解性、植物産生素材、微生物そのものと産生物質の多様性と利便性、環境倫理などについて勉強しています。 正直勉強するとこれらがどれも将来必要になると感じます。細かく理由を書くのは冗長になるので自重しますが。 あと、僕は情報学の院に進もうとしているので、農学とは別に電子回路、制御工学、論理回路について勉強しています。これらはパソコンの内部処理や機械学習が具体的にしていることについて理解し、応用するには必要不可欠な分野です。 で、これらの勉強は理系受験の英語と数学できないとどうにもなんないです。本当にどうにもならないです。 と、以上が1,2,4についての話でした。 ハードルは高いかもしれませんが、よく計画を立て、考えて入試を迎えてください。貴女が後輩になる日を楽しみにしています。 最後に3について地理選択理系の所感です。 共通テスト世界史はちゃんと勉強すれば9割が安定して取れるようになる良教科です。受験に関しては正直地理よりお勧めです。 その上で、日地について一旦推薦して、より悩ませてみます。 日本史 貴女は世界史を国際的人材としての教養として求めていますね。もちろんそれはとても良い発想だと思います。ただ、考えてみて欲しいことがあります。貴女は残念ながらどこにいっても、出るまではは日本で育ってきたということです。貴女のアイデンティティ、自己の形成にはどうやっても日本の風土が深く関わっています。ですから、日本のことを理解することは自分を理解することに繋がるのです。これは、国際社会に出たときこそ重要になります。国際社会では、他の人との違いとしてまず強くでるのが日本で培った価値観です。自分がなぜそんな価値観を持っているのか、他者との差を考察する上で日本についての知識はかなり重要なものであるわけです。 次に地理 これは日本史の推薦文でもで出た「風土」というものをより理論的に学べます。国際社会での他の人も含めて、より普遍的な論理や、文化、価値観についてより実際的に知ることができます。貴女と話しているその相手はどういう気候を、地形を、植生を、文化を持った場所で生まれ、育ててきたのか?それに比べて自分はどうか?この差をかなり明確に比べることが出来るようになるのです。 これら二つに共通するのは、「自己分析」です。貴女がどのような存在であるかを自分で知ること。そしてそれに適した行動を行い、他方で型を破って進歩すること。これは現代社会で普遍的に一番求められるものです。 こういった視点だと、これらも国際社会で重要になることをなんとなくわかっていただけたら幸いです。
東京大学理科一類 さしみポン酢
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将来の夢と大学選び
将来の目標が「地域課題の解決と魅力発信を目指すブランドの立ち上げ」と「途上国や環境問題にアプローチするエコブランドの確立」の二つに分かれているため、進学先や学問分野の選び方も大きく変わってきます。まず、韓国の延世大学衣類環境学科はファッションを中心に環境・サステナビリティの観点を組み合わせた専門的な学びが期待できる点が魅力です。一方で、地域に根ざした活動を重視するのであれば、日本国内の大学で地域活性化や環境、マーケティングなどを横断的に学ぶ道も十分に考えられます。 たとえば「SDGs・地域活性・ビジネス」を総合的に学べる大学としては、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の環境情報学部や総合政策学部などが挙げられます。ここでは地域と連携したプロジェクト型授業も多いため、在学中から実践的にブランドづくりに携わるチャンスが得られるかもしれません。早稲田大学や上智大学、国際基督教大学(ICU)などもグローバルな視点で社会課題を学ぶ機会が多く、海外インターンシップや国際協力プログラムと組み合わせることで、国内外両方の目線から事業を考えるきっかけを得ることができます。ファッションやアパレルに特化した学びを深めたい場合は、文化学園大学や武蔵野美術大学のファッション関連学科がビジネス・デザイン双方に対応しており、環境やサステナブル素材の研究にも力を入れています。 「服だけでなくコスメや雑貨など幅広く扱いたい」という希望があるなら、総合大学で経営学やマーケティングを専攻しつつ、環境学や地域学の副専攻を取る方法も有効です。さらに、大学によっては海外留学プログラムや交換留学制度が充実しており、発展途上国での実地研究やボランティア活動がしやすい環境が整っています。日本国内の大学に進みながら海外留学を組み合わせることで、地域課題への理解とグローバルな視点の両方を手に入れることも可能です。 もし一つ目の夢(地域ブランド)を先行したいなら、日本の大学で地域に密着した活動をしながら起業する道はよりスムーズかもしれません。しかし、二つ目の夢のように海外や途上国との関わりを重視したいなら、韓国の大学や海外留学で多文化や国際的な繋がりを築くことが大いに役立つでしょう。最終的には「どのようなネットワークを築きたいのか」「どこで実践を積みたいのか」という視点が重要です。大学卒業後に進む道も視野に入れ、国内外問わず複数の大学やプログラムを比較検討してみてください。そうすることで、自分の目標に一番合った進路が見えてくるはずです。
東京大学理科二類 なかの
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受験校選び
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文理選択
私の場合は将来就きたい職業から決めました。 私の話になってしまいますが、私は以前から食料危機について興味があって、中学の卒業論文で食料危機について書きました。それと同時に発展途上国の開発にも関わりたいと思い始めました。ただ、食料危機を回避するための肥料を作ったり品種改良をしたりしたいのかと考えた時に違和感を覚えました。そして、私はそれよりもそういった商品や役立つものを色んな人に宣伝して販売することで開発に携わりたいと思い、またそちらの方が自分に向いていると思いました。こう考えた時に(単純過ぎる発想ではありますが)理系は研究者寄り、文系は販売者寄りかなと感じ、ちょうど文系の勉強も好きだったので文系に決めました。 今やりたいことはありますか?無くても大丈夫です。やりたいことが見つからないと言っている友人は私の周りにも沢山いますし、それを見つける場所が大学だとも思っています。ただ、やりたいことがあるならそれに繋げて考えるのが良いのではないでしょうか。 また、教科の得意不得意ではなく、好きかどうかで選んでも良いと思います。「何年か働いたら文理なんて全く関係なくなる」と私は複数の社会人から聞いたことがあります。文系出身でも、仕事で必要なら理系の勉強をしなくてはならないし、その逆も然りです(もちろん資格が必要なものは制限がありますが)。やりたいことが見つからないままなら、あまり気負わずに選んでも良いのではないでしょうか。 まだ文理を決めていないということは高3ではないですよね?これから時間はたっぷりありますので、存分に悩んでください。もう文理を決めた友達がいたら話を聞いてみるのも良いと思いますよ。
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【私立大学受験】受験科目 文系か理系か
 今は、海外大学との足並みをそろえてか、例にならってかはわかりませんが、「分離融合型の学部や学びの環境」が各大学で整えられつつあり、学生にも人気です。例えば私が所属する慶應大学では、SFC というものがあり、環境情報学部・総合政策学部とあります。私は文学部に進学していますが、受験科目の配慮もあり環境情報学部の合格もいただきました。環境情報学部はかなりいゆわる理系チックなこともばんばんできます(やらなければならいない)場所ですが、文科系の受験生にも門戸が開かれていると言えるでしょう。かなりおすすめです。  ところで、今出願直前かと思われるのであまり最終的には質問者さんお意志にまかせて自分の思う道を突き進んでほしいのですが、今いだいている(開発系の職につきたい)という思いは、入学後良い意味でくずれることも考えられます。大学には(特に私立大学)本当に色々なバックグラウンドや考えを持った人たちが集まってきます。本当に面白いです。大学に籍だけおいて、社会の方で具体的に活動してそちらに力を入れる人もいれば、大学生活に一番の重きをおいて研究や知的好奇心を満たすのに没頭している人もいます(私は後者です)。私は文学部にいますが、友達には物理をやっている 人もいます。心理学やっている人もいます。数学(ゼロとは、1という概念はどれくらいの数の 方法で表現できるか、)とかやっている人もいます。私は普通に企業に就職しようとずっとおもっていましたが、今は気付くと言語学(音声学)にどっぷりつかっています。将来は人間による音声 と視覚的イメージを今に無い形で掛け合わせた新しい芸術形態や音環境が創造できないか、とかおも ったり考えたりしています。(こうなってくるともしかすると開発系になるのかな?)    ただし、あなたが見ている大学学部のポリシーやカリキュラムを今一度みてみてください。 私は大学に入ってからひしひし感じるのですが、全くその通り(シラバスやカリキュラム表)に 書かれている通りに進められていきます。ですから、極端な話、文学部哲学科に入って、そこで 何か理工系の開発に携わりたいとなると、少しめんどくさい形になるかも知れません。もちろん、 基本的に不可能なことは無いと思いますが、学校の外と(企業やプロ)と積極的にかかわっていく ことが求められるかしれませんね。ですから、おおよそ自分が今見ている方向になんらか自分なりの 方向性が見いだせるのであれば、問題ないということです(極論文理あまり問題ないということです)。  今自分が見定めている将来像が限定的なものであれば(今後変わる可能性が少しでもあるならば)、自分が刺激が強い・楽しい・魅力的な仲間に会えるよな大学を優先して文型受験した方が いいかもしれません。あるいは、もし開発系につき進みたいという確固たる意志があるのならば、 そのやりたいことを優先した方がいいかもしれません。最後は「自分で」「自分がどうしたいか」を 念頭に置いて、思うように道を切り開いてください。  寒いので体調管理に十分留意して、頑張ってください。応援しています。
慶應義塾大学文学部 きさらぎ
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浪人
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学部が決まりません
こんにちは。現在京都大学農学部に通っている者です。 医学部についての詳細な事情はわからないので、理学部と農学部について書かせていただきます。 農学部と理学部は重複する部分がありますが、農学部では研究結果をどのように役に立てるかということにより力が注がれていると感じます。対照的に理学部では役に立つかというより真理を探究するという点に力点が置かれています。 優劣をつけるというよりはどちらがより向いているかという話になるかと思います。 農学部は学科によってかなり幅があるため、学科によっても何をするかは変わるかと思います。私は今生物と化学の間のようなことを勉強しています。生物系の学部であれば細胞は必ず登場しますので、細胞が好きという観点から言えばどれを選んでも構わないと思います。 選ぶ基準としては生物+αで何を学習したいかで私は選びました。(大学での生物は有機化学、力学などさまざまな分野と絡められるので) さて、将来のキャリアについてですが、これは正直大学での頑張り次第です。生物系は就職先が少ないなどと言われますが、国立大学(レベルによりますが)で研究などに注力すれば就職に関して特に問題はないと思います。 大学で何かしら頑張れば問題なく就職できるでしょうが、何もやらずに遊んで過ごしてしまうと少し厳しい結果になってしまうかもしれません。ただこれは選ぶ学部によって変わるものではなく、個人の頑張りによるものですので、就職などのことは現時点でそこまで気にしなくていいかと思います。 また将来やりたいこととして研究職というのを挙げられていましたが、研究をするということを主眼にすると目的がぼやけてしまうので、何を研究したいか、何を勉強したいかを主眼にするのがいいかと思います。(理系の大学生であれば分野はどうであれ必ず研究室で研究を行うので) 偉そうに色々書いてしまいましたが、やりたい分野はなんとなくで選んで問題ないと思います。大学に入ってより詳しく勉強してからやりたい分野は見えてくると思うので焦らないで大丈夫です。 長くなりましたがお役に立ちましたら幸いです
京都大学農学部 るな
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