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難問のひらめき力をつけるためには

クリップ(11) コメント(1)
11/22 13:41
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

ユウキ

高2 静岡県 金沢大学志望

難しい問題になるとひらめき力がないと解けない問題もあり自分はなかなかひらめく事が出来ません。どうしたらひらめき力がつくのでしょうか
この相談には2件の回答があります
こんにちは。難問を解くとき、括弧でくくるとか、補助線を引くとか、解くきっかけとなる閃きがなかなか思いつかないのですね。 私も数学は大の苦手で、解き方がわからず解法を見たら、なぜそんなこと思いつくんだ、というような解き方をしていて、愕然とすることがよくありました。 こればっかりは、基礎を習った直後に自分の頭でゼロから生み出すのは難しいと思います。多くの人は、初めてみる問題は解けませんが、その解法を学び本質の理解が進み、次に見たとき解けるようになっていくものです。ですから問題にたくさん触れて、その解き方を覚えていくというのが良いのかと思います。 出題する側も、全く新しい問題パターン!なんてものは作ることはできず、大体誰かが作ったことのあるお決まりの出題方法、型があり、後はそこにちょっとアレンジするくらいしかできません。 後はその出題者側の意図を見抜いて、このパターンだけど普通とちょっと違ってこんな工夫がされてるのね!と答えてあげればいいわけです。 いわゆる問題集にはよく出題されるパターンが網羅されてますから、それをまず押さえるのが良い勉強方法かなと思います。パターンを見抜けるようになればあとは工夫に対応です。 個別の工夫があるので見抜くのは結構大変ですが、まず基本形をイメージしてみます。工夫がされているため、そのままだとうまく解けないですが、そこからどう条件をずらせば都合よくなるかなーと考えれば、答えはもうすぐです。 作者側も、これは解けねえだろうガハハ!というのではなく、こんな工夫をしてますから、こーやってやればきれいに解けるでしょ?と、理解を問う問題を作っています。ですから数々の演習で問題の本質を見抜けるようになってきていれば、良い解法が見えてくるはずです。 最後の方はふわふわした回答になってしまいましたが、以上が私の考える回答です。 閃きは急に降ってくるものではなく、関連する訓練をしっかり行なっているからこそ、生まれるものです。 たくさんの問題に触れてパターンを覚えるとともに、出題者の意図を読み取ることを意識してみてください。 このパターンですが、こんな工夫してみてますよ。どうですか?どうやったらきれいに解けるかわかりますか? という出題者のメッセージが込められています。それにきちんと答えられれば、大変気持ちがいいです。 まるで国語ですが笑 ぜひ問題を通じた対話を成立させる喜びを、わかってもらえればと思います。 少しでも参考になれば幸いです。
北海道大学理学部 うまや
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回答

うまや

北海道大学理学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。難問を解くとき、括弧でくくるとか、補助線を引くとか、解くきっかけとなる閃きがなかなか思いつかないのですね。 私も数学は大の苦手で、解き方がわからず解法を見たら、なぜそんなこと思いつくんだ、というような解き方をしていて、愕然とすることがよくありました。 こればっかりは、基礎を習った直後に自分の頭でゼロから生み出すのは難しいと思います。多くの人は、初めてみる問題は解けませんが、その解法を学び本質の理解が進み、次に見たとき解けるようになっていくものです。ですから問題にたくさん触れて、その解き方を覚えていくというのが良いのかと思います。 出題する側も、全く新しい問題パターン!なんてものは作ることはできず、大体誰かが作ったことのあるお決まりの出題方法、型があり、後はそこにちょっとアレンジするくらいしかできません。 後はその出題者側の意図を見抜いて、このパターンだけど普通とちょっと違ってこんな工夫がされてるのね!と答えてあげればいいわけです。 いわゆる問題集にはよく出題されるパターンが網羅されてますから、それをまず押さえるのが良い勉強方法かなと思います。パターンを見抜けるようになればあとは工夫に対応です。 個別の工夫があるので見抜くのは結構大変ですが、まず基本形をイメージしてみます。工夫がされているため、そのままだとうまく解けないですが、そこからどう条件をずらせば都合よくなるかなーと考えれば、答えはもうすぐです。 作者側も、これは解けねえだろうガハハ!というのではなく、こんな工夫をしてますから、こーやってやればきれいに解けるでしょ?と、理解を問う問題を作っています。ですから数々の演習で問題の本質を見抜けるようになってきていれば、良い解法が見えてくるはずです。 最後の方はふわふわした回答になってしまいましたが、以上が私の考える回答です。 閃きは急に降ってくるものではなく、関連する訓練をしっかり行なっているからこそ、生まれるものです。 たくさんの問題に触れてパターンを覚えるとともに、出題者の意図を読み取ることを意識してみてください。 このパターンですが、こんな工夫してみてますよ。どうですか?どうやったらきれいに解けるかわかりますか? という出題者のメッセージが込められています。それにきちんと答えられれば、大変気持ちがいいです。 まるで国語ですが笑 ぜひ問題を通じた対話を成立させる喜びを、わかってもらえればと思います。 少しでも参考になれば幸いです。

うまや

北海道大学理学部

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15.5
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コメント(1)

ユウキ
11/23 0:00
返答ありがとうございます! 早速実践していきたいと思います!

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数学の難問対策はどうすればいいのでしょうか?
僕も受験期に質問者さんと同様のことをよく思いました。しかし、本番でも解けない問題は必ず存在します。大事なのは、その解けない問題が客観的にどのような難易度であったかということです。皆ができないような問題ならば自分もできなくても構いませんが、皆が正答できる問題だとしたら合格は遠のきますよね。ですから、学習の上で大事なことは、他の受験生ができる基本問題や一番差が出る標準的な問題を確実にできるようにすることです。 次に、ご質問にある難問に出会った時ですが、10分ぐらい考えて解法が見出せない問題に出くわしたら、解説を見てしっかり解き方を理解するといいでしょう。様々な問題にあたって、これを繰り返すうちに、解けない問題が段々と減ってくると思います。数学は、経験を積むことが大事です。多くの入試問題はある程度のパターンというものがあります。たくさん演習経験を積むと、新たな問題に出くわしても、「あ、これは、あの時のあの問題と同じ考え方だな!」という風に解法の糸口を見つけ出すことが可能になります。 参考になれば幸いです。
北海道大学法学部 AO
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難問との向き合い方
その感じよくわかります。 私の経験からお伝えするならば、あなたがお考えのようにたくさん問題を解くことと、さらに付け足すならば、制限時間を決めて難問と向き合うことが打開のカギになります。 1つ目のたくさん問題を解くことには大きく3つの目的があります。 ①典型問題の典型的な解法を身につけること。 ②問題の捉え方の視野を広げること。 ③計算ミスや勘違いを防ぐ注意力を高めること。 ①においては、いわゆる標準レベルの問題に相当しまして、問題集などでは例題として取り上げられていることが多いです。この手の問題は考え方を理解した上で動きをパターン化させてしまうのもアリだと思います。 ②については発想力です。よく問題を解いていて「こういう風に考えれば良かったのか」とか「着目する場所が違った」と思った経験はございませんか?いわゆるこの発想力を高めるには演習の経験値を積んで、問題の見方や捉え方を知っていくしかないと思います。 ③はおそらく最後まで悩むものです。このようなミスで本番減点されないためにも演習量は確保しなければなりません。 無意識的にこの目的が達成されますので、ひたすら問題を解く効果は実感しにくいですが、大変重要なものです。 2つ目のきちんと難問と向き合うことについては、上述した②に近いものがあります。つまり、難問は一見問題文を読んだだけでは解法が見えてきません。 それを打破するには、とにかく問題文から分かることを書き出してみる、その書き出されたものから他に分かること、ヒントはないかと悩み、少しずつ紡いでいくことで解法が見えてくることが多いです。 長い時間粘っていても効率が悪いですので、きちんと時間を決めて、その間はひたすらあれこれ考えて解法の糸口を見つける経験を日頃から積んでいると、自力で解ける問題が増えてくると思います! おそらく入試本番でも悩むような難問は出てきます。 そこで自力で解法を見出せるかどうかは、やはりたくさん問題を解く経験値と日頃から難問と向き合ってきたかの2つがキーになると思います!
東北大学教育学部 まー
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数学的思考力の付け方
僕も現役時代は数学が伸び悩んでいました。しかし、基本的な問題が解けなければ何もできないと思い、チャート式をひたすら周回しました。そこから得た結論としては質問者さんが話している「暗記的な」学習が正解だったということです。何が言いたいのかというと、数学の問題を解く道筋というのは何も無いところから自力で編み出せるわけではありません。それができるのは一部の天才だけです。大切なのは自分が使える解法にいかに落とし込めるかです。入試本番ではみんなが解ける問題をしっかり解ければ合格できます。今までにないパターンの新しいタイプの問題というのは数学だけにかけてる人が辛うじて解けるかどうかといった感じなのです。そのような類の問題を解けるようになるよりは、しっかり土台になる部分を完成させて手堅く点数を稼いでいきましょう。質問者さんが取り組もうとしている勉強法はとても力になるものなので、頑張って継続できれば自然と点数は上がっていきまよ。頑張ってくださいね。
京都大学法学部 ユウスケ
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数学のひらめき力をつける方法
こんばんは、名古屋大学医学部のファルコンといいます。 基本的に応用問題というのは基本問題の組み合わせです。複数の基本問題が合わさってるから複雑に見えるだけで、一つ一つひも解いていけば意外と簡単だったりします。 おすすめの解き方として、逆算するといいと思います。 この結果Aを得るには何が必要?→Bが言えればいい じゃあBを言うには何が必要?→条件Cを使えばいい など、論理展開を後ろから考えてあげれば想像しやすいですよ。 結局のところ数学というのは 解説を読む時→「なぜその式を使うのか?」「どうしてそういえるのか?」 自分で解答する時→「何が言えればいいのか?」「この与えられた条件はどこで使うのか?」 これを徹底していけば、必ず解けるようになります。 数学が苦手な人って闇雲に考えすぎです。とりあえず式変形してみた、何となくここを求めてみた、ではいつまで経っても得意にはなりませんよ。 まずは解説を見て、模範解答はどういう考え方をして、この結果に至っているのか?を理解して、 次に自分が解く時に、自分の書いた答案をなんでこれ求めたのか?を説明できるように練習してみてください👏
名古屋大学医学部 ファルコン
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応用力
入試の数学の問題には2パターンあると思っています。 1° パターン化された問題(典型問題) 2° パターン化されていない問題 です。そんなに難しくない問題を出題する大学では、1°の場合が多く、1°の対策としては解法を覚えてしまうという手段があります。 しかし、いわゆる難関大は1°よりも2°を出題しないと受験生間で差がつきません。よって2°を出題します。 2°の問題は解法を覚えても意味がありません。では2°を解くためにはどのようなことをすればいいのか? 数学の問題を解く際、 問題を理解→解くための計画→計画したことを実行→自分の答えを見直す という流れで問題を解いていきます。 1°の問題では暗記している場合、 覚えていることを実行→自分の答えを見直す という解き方をしているため、2°に太刀打ちできません。 2°の問題を解くには 問題を理解→解くための計画 をする練習が必要です。 そのためには、 まずチャート式などの数学の基本事項が分かっている、理解している必要があります。 それを2°タイプの問題を解いて練習を積み重ね、思いつく手段を実行し、基本事項を組み合わせて問題を解いていきましょう。 数学は暗記する部分もありますが、それだけでは難関大には対応できません。頑張ってください。
京都大学薬学部 ちぇるゆう
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分からない問題にどう対処すればいいか
まぐれさん、はじめまして! 高2のときなんかはなかなか応用問題とかに手が出ないですよね。 私も解説を見ても、なんでこうする発想が出てきたのかと思って自分では到底無理だと感じていました。 なので不安な気持ちもわかりますが、答えを最終的に見てしまってもいいのでコツコツと応用問題に触れていると、思考力はだんだん身に付きますし、またこの形かと経験的に解くこともできるようになります! また数学なんかは特にある程度解法のベースが存在します。そのベースが分かっていないと、応用問題なんかは考えることすらできず手も足も出ないことが多々あります。なので何から考えていいのかわからない、となった場合はそもそも基礎がまだ固まり切っていない可能性があります。 ある程度基礎が固まってからならある程度難しい問題に触れても、正解までは出せなくても方針をいくつか出したりなど、あれはダメ、これもダメ、もしかしたらこれならいけるかも、という風に考えることができます。 そうなってくると、一つの応用問題に対して多くの経験を得ることができるので必然的に思考力はぐんと伸びていくかなと思います! まだ2年のこの時期なら基礎は固まり切っていなくて普通なので、一つの参考書を完璧になるまで回して、全ての解答を覚えるくらいまで勉強すると基礎は十分に固まっているかなと思います。 長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです☺️ 質問などがあれば、気軽にコメント欄で聞いてください!
京都大学工学部 さかさか
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例題が解けても演習が解けない
rockyyyと申します。 まず、気をつけていただきたいことが、数学は解法暗記で解けるものではないと言うことです。解法暗記の勉強法であれば、問題が少しでも変わってしまえば、何もわからないと言った状況になってしまいます。それでは数学の点数は伸びません。 ではどうするのかというと、数学を勉強することで学んで欲しいことは、自分が正解を導き出すためのプロセスを学んで欲しいと思っています。「これは解法暗記と同じでは」と思われるかもしれませんが、それは違います。例題の解き方を一言一句違わず覚えたって、違う問題では何をするべきかわからなくなってしまうだけです。プロセスを学ぶとは、正解を導き出すための過程において「これを使えば、これを求める事ができる」「このように式変形することで、このようにまとめる事ができる」と言う知識を増やすと言うことです。僕はよく解法の引き出しを増やすと言う言葉を使っています。数学は別に正解が論理的に求められていれば、解法はなんでもいいと言う学問です。絶対にこの解き方ではないとダメだと言うことはありません。なので、自分で解法の引き出しを増やしておいて、問題を解く際に、色々な手段を取れるようにしておくことが数学を解けるようになる近道ではないかと考えています。数学が得意な人はみんなそうしていると思います。その思考プロセスは 「この定理を使えば解けるんじゃないか」「いやダメだなできない」 「じゃあ、これは?こうすれば解けるんじゃないか」「いや、これが邪魔だからできない」 「あ、一旦この形にすればできるんじゃないか」「こうすると式が簡単になって、解けそうだぞ!」と言うことを頭の中で大体考えてから解答を書き出すものだと思います。 つまり、数学において重要なことは「1つの問題に対して、論理的なアプローチ方法をたくさん持っていること」だと僕は思います。 じゃあ具体的にどんな勉強すればいいんだと思うと思います。それは解法を丸暗記するのではなく、「解答ではなぜこのようなことをしているのか」「これを使うことで、何がいいのか。他の方法ではダメなのか」「自分が解いた方法ではなぜダメなのか」と言うことを考えて、理解する事が重要です。問題を解いて、解答をみる。そして間違っていたら、なぜ間違っているのか、なぜ解答ではこうしているのかと言うことを考えて、その理由がわかった時はそれをノートに書き残しておき、日常的に見返す。この習慣をつけると、日に日に引き出しが増えて、数学が解けるようになってくると思います。僕はそれで数学が得意になりました。 アドバイスとしては以上になります。拙い文章失礼しました。ただ1つだけ知っていて欲しいことが、数学は解法を丸暗記していくだけでは絶対に点数が上がらないと言うことです。なぜこのやり方で解答は解いているのかと言うことを深く考えて、自分のものにしていく必要があります。最初は慣れなくて苦労してしまうかもしれませんが、周りの人や先生に教えてもらいながら継続すると必ず点数は伸びると思います!よかったら参考にしてください!
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一橋数学
ある程度の数学の基礎は身についていると思うのでその先の勉強方法について話したいと思います。 数学の難しい問題というのは解き方の展望が見えてこないものが多くあります。なので、正確に文章を読んで、文章の中からヒントを拾ったり、式の形をみて、使えそうな公式や、定石となる解き方を考えてみることが必要になります。おそらくランボさんはこのようにして、いくつか選択肢に上がった解法の中に正解となる解法があったのにそれが使えなかった、ということだと思います。しかし解き方を思いついてから最終的な解答方針まで見えてくることはほとんどないと思います。難しい問題はイメージとしては壁が2〜3段階あるという感じです。最初の足がかりとなる解き方をして出てきた式が解けない。そして再び考える。それに対して解き方を考えまたやる。問題を解く時はこれの繰り返しになってきます。 難しめの問題のイメージを話したので、次は勉強方法について書いていきたいと思います。数学は多くの問題集に手を出すより、一冊完璧に、とよく言いますが、その通りだと思います。なぜなら、結局一冊の中に大方必要になってくる解法は全て入っているからです。そして例えばプラチカであればその単元ごとにまとめて学習していくことをお勧めします。その時に確率であれば、P型、C型、漸化式型、円や数珠順列、条件付き確率、じゃんけんや、勝敗を決めるパターン、etcがあると思うので、そのパターンを「漏れなく、だぶりなく」身に付けるとともに、どのパターンの問題はどうゆうような問題文になっているのかを自分なりに考察することが大切です。例えば、簡単な例ですが、組み合わせの時に同じようなものを区別するかしないかで解き方が変わると思います。このように問題文や式を観察して、どのときにどのパターンを使うことが多いか分類すると良いでしょう。このとき、「漏れ」がないことで、どれかのパターンに帰着し、「だぶり」がないことで、実は同じ解法なのに出題形式が違うから両方覚えてしまって、どっち使うか迷うような手間が省けます。そこを意識して勉強するのがいいと思います。 最後に過去問についてですが、過去問はあくまで出題形式、傾向や、時間などを確認して実践するものだと思っています。なので直近6年のものは残しておくべきでしょう。またマスターって言葉の定義は曖昧です。マスターが過去問の解き方を覚えるだけであるなら無駄だと思います。問題を見て、なんでこの解法をしたのか考え、そして始めてその問題を見たと仮定したとき、その問題文からどんなキーワードを拾ったら、自分がその解法にたどり着くかというところまで考え、身に付けることができて、始めてマスターしたと言えます。それなら過去問のマスターはかなり有用だと思います。数学は初見で考え、解いて、解答をみて、終わる人が多く、初見で考えることが重要だと思われがちですが、それを可能にするには解答をみた後の上記の考察がもっとも重要になると思います。 試験本番までまだあと4ヶ月あります。十分に身に付けるだけの時間はあると思うので最後まで頑張ってください。応援しています。
京都大学経済学部 フランダー
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文系数学
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すぐに解法が思いつくには
間違っていたらすみませんが、おそらく考えている途中「手が止まっている」のではないでしょうか? 国公立レベルの問題なら数学が得意な人でも、必死に手を動かし色んな道をトライ&エラーを繰り返しながら、正解っぽい道筋を見つけます。 過去問を初めて解く時って、自転車のコマを外された感覚に似ていると思います。バランスが取れず、どうしていいか分からない。 でも「何も書くことがない」というのはありえませんから、コケてもいいので一生懸命漕ぐことから始めましょう。 僕が意識していた考え方を紹介します。 ①どの単元の組み合わせで構成されているのか考える。 数学が苦手な人にとって、初見の問題は無限の道筋があるように感じてしまい、脳が閉じてしまいます。単元を意識すると思考がスッキリして、その単元の知識を有効に使えるようになります。その上で、単元内のどの問題と似ているのか、どの公式が使えそうかなどを意識してください。 ②過去に似ている問題がなかったか?(①と重複するようですが) 少し式の一部が似ているでも、直感的な雰囲気が似ているでも構いません。その問題のやり方と似た方法を試すと、うまくいくことが多いです。このアプリ内でもよく言われている、「抽象化してメモする」習慣はここで力を発揮します。普段からどういう問題のときどうするのかをパターン化しておけば、初見の問題でもほぼ困らないです。 ③行き詰まったら、落ち着いて情報を整理する 自分がどの条件を使ったのか整理しましょう。 この式はどの条件とどの条件が含まれたものなのか。この点はどの条件とどの条件を満たすものなのか。他に満たすべき条件は?など。(文章だけだと伝わりづらいですが) 上記は試験本番で意識することですが、普段の勉強から深く考える癖をつけてください。 「数学は暗記だ」と高を括って、上っ面の勉強をしているだけでは、その問題しか解けるようになりません。 なぜそう解くのか、どういうときにこの公式を使うのかを、根本からきちんと理解しているかどうかを、試験では問われています。 (数学は暗記と豪語している人達は無意識にこのへんのことが出来ているんだと思います)
大阪大学工学部 atom
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数学について
初めまして。rockyyyと申します。 数学の勉強法において、最も重要なことは解法を見ながら理解することであると思っています。一度間違えた問題の解法を完全に理解しないままにしておくと、同じ問題に何度向き合っても解けないままです。なので解けなかった問題に関しては、解説をよく読み、理解することを重要視すると良いと思います。 具体的にどのようなことをすればいいのかというと、僕は解説を最初から最後まで逐一理解しながら読み進めていくことが良いと思います。 例えば、 「ここで、次のように式変形する。」と言ったような文言が出てきた場合、「なんかわからんけど、そう式変形するのね」と考えるのではなく、「なんのためにその式変形をするのか。その式変形でなんの得があるのか」ということを考えるということです。そうすると、「この式変形をすることで、このような操作が可能になるのか!」とか「こう式変形することでこの法則が使えるようになるんだ!」などの発見があるのではないかと思います。それを繰り返して、その問題の解法を完全に理解すると、その問題に対してだけでなく、似たような問題にも同時に対応できるようになると思います。「ここで、この法則を使いたいから、前学んだみたいにこうすることで・・」と言ったような感じで対応できてくるのではないかと思います。僕はそうして学んだ知識をノートに書き留めておき、チラチラ日常的にみるようなことをしていました。 そうすると、実際に数学において、未知の問題(自分が解いたことのない問題)に対しても、その問題を解くための様々な手法を思いつくようになり、それを使って解くことができるようになりました。成績も伸びて、数学がより楽しく、そして勉強が楽しくなったことを覚えています。 なので、数学の問題を解くことにおいて大事なことは、最初は解けなくても良いので解法を読んで、「こうすることでこの解法が使えるのか」ということや「こうすることでこの公式が使えるのか」となることが重要です。それを自分の言葉でノートなどにまとめておくとさらに良いと思います。僕は問題を解いてわからなかったため空いた空白に色ペンで「このようにすることで、この公式を使って問題が解ける」と言ったようなことを書いていました。そして今でもその手法で数学を勉強しています。 そして、話が変わりますが数学において慣れというものも僕は大事であると思っています。ある程度の知識(基本問題を一通り解くなど)を得た場合は、問題集などでひたすら演習を積んで、解説を読んでわからなかった問題に対する解法を学んで自分の言葉でインプットするということを繰り返すと良いのではないかと思います。そうすることで、この「問題見たことある!]となって、自然に解法が浮かんでくるようになると思います。そうなっていくとどんどん問題が解けるようになってくるので、数学が楽しくなり、また勉強するという好循環を引き起こしてくれると思います。 そして、理系においては数学に比重が大きい入試がほとんどなので、入試において優位に立てるようになると思います。最初の方は、まだ知識も足りていないかもしれないので全然解けないかもしれませんが、辛抱強くこうした勉強法を続けていくと、自然に解けるようになってくると思います。良ければ参考にしてください!!受験応援しています!
大阪大学工学部 rockyyy
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