過去問について
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禅僧
京大理学部志望の高3です。
理科の勉強についてですが、学校から配られた入試用問題集(物化ともに重要問題集)がほぼ終わり(9割方は正解するまで繰り返しました)次に何をするべきかを悩んでいます。27カ年などをやるべきなのか(京大の過去問は入試までに13年分解く計画を立てています)それとも化学の新演習や、物理で言えば難問題の系統シリーズなどの発展的な問題集をやったほうが良いのかなど、アドバイスお願いしたいです!
よろしくおねがいします!
回答
けんけんぱ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
重要問題重要がある程度正解できる様になったなら時期的にも過去問をやり始めた方がいいと思います。
実際に過去問を解き始めたら分かると思いますが、京大は理科に限らず、過去問と似たような問題が出ることがよくあります。
過去問研究に時間を使うべきです。
始めは制限時間内で解ききるのは難しいでしょうが、毎回しっかりと時間を計って過去問演習をしましょう。
その中で自分の得点を最大化出来る方法を試行錯誤してください。
これは共通テストの対策にもなります。
新演習に関しては良い問題集なので手を出しても良いと思います。
しかし、今から始めるには量が多すぎるので特定の分野に絞って利用すると良いです。
私は京大の化学は約半分が有機なので、新演習の有機分野だけを解きました。
もちろん余裕があるなら全部解くことに越したことはないですけどね。
難系に関しては物理で8、9割を取りたいならやってみても良いと思います。
しかしこれも量が多いので出題率が高い力学と電磁気に絞って利用すると良いです。
また、これと同じくらいのレベルの問題集に標準問題精講や思考力問題精講があります。
こちらは問題数も少なめですし、今からでも解き切ることができると思います。
難系よりも解説が丁寧なので、詳しい解説が欲しい場合はこちらをお薦めします。
2つの参考書について話しましたが、参考書はあくまで過去問を解けるようにするためのツールであるということを忘れないでください。
まずは過去問を数年分解いてみて、自分に足りない物は何なのか考えてみてください。
そこで、6、7割取れるようならそのまま解き続けて良いと思います。
それ以下の時は足りないと感じた部分を参考書などで補いながら、過去問演習をしていきましょう。
私が過去問演習をしていた時は、時間が1番のネックになっていたので全て解き切ることは諦めていました。
まず、物理から解き始めて、大問の簡単な初めから中盤までを解き切り、難しい後半は残したまま化学に移ります。
後半の有機2問をしっかり時間をかけて解いて4割程度は取れたという確信を持てた状態で残りの問題に取り組みます。
残り問題は難易度の低い問題を見極めながら解きます。
私はこの方法で6割以上に安定するようになりました。
これは1例に過ぎないので参考程度にすると良いと思います。
自分に合った解き方を模索してみてください。
コメント(3)
禅僧
ありがとうございます!
今まで理科の過去問にはほとんど手をつけていないので早速やっていきたいと思います!
ところで27カ年は使われましたか?苦手分野を潰すのに27カ年は有効なのかが気になります。
けんけんぱ
私は苦手分野を潰すという目的で過去問を利用してはいませんでした。参考書で潰した方が効率が良いと思っていたからです。過去問は自分の実力を測ったり、戦略を考えるために利用していました。なので、私は分野別に過去問がのっている赤本ではなくて、1年分ごとに過去問がのっている駿台の青本を利用していました。こちらの方がより本番に近い形での過去問演習が出来ます。
禅僧
ありがとうございます!
参考にさせていただきます🙇