現代文の伸ばし方
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
WOWOW
早稲田の文学部志望してます。
直近の記述模試で、偏差値が国語55 、英語65.5、日本史77でした、総合65.5でした...圧倒的に国語が足を引っ張っていて、今まで薄々、実力不足であることに勘づいていましたが、見て見ぬふりをしてきた結果がこれです。
文は理解できているつもりなのですが、回答した記述が減点されまくっていて、かつ、時間も足りずに全部解けませんでした。早稲田文の過去問でも、時間が足りたり、足りなかったりしますし、得点率に7割から5割の振れ幅があって、現代文に時間を取れられて、古文漢文に時間を回せないこともしばしば。そこで、勉強する際に、現代文の割合を増やしていきたいと思っているのですが、何をするのかいまいちわかりません。
ここで知りたいことは3つです。
1.現代文の伸ばしかた(具体的な方法)
2.現代文を解く際(早稲田でも、センターでも)に気をつけるところ(時間配分でも、順番でもなんでもいいです)
3.現代文の効果的な復習の仕方
回答
パンジャ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
国語で振れ幅があるのは、文章のジャンルによって得意・不得意があるからだと思います。
よって、各ジャンルの背景知識を取得する学習を始めてみてください。おすすめは「現代文キーワード読解」です。各章の冒頭に必ず分野の説明が書いてありますから、そこを理解するまで読みましょう。意外と同内容の文章が出たりしますよ。
そして選択問題を解く時に心がけて欲しいことなのですが、選択肢だけを見て解くのはNGです。
必ず選択肢を見る前に、自分流の解答を作ってください。本当に簡単でいい(綺麗な日本語にまとめなくていい)ので余白に軽くポイントを書いてから、選択肢を見るようにしましょう。これを心がけるだけで無意識に、深く読もうとしますから!
とく順番は古文漢文がどれほどの学力かによります。
正直、本文の書いてあることが理解できている(つもり)なら、恐らく現代文はかなりの可能性があると思います。現時点で古文漢文がイマイチなのであれば、現代文から読むのをおすすめします。1問にえげつない時間を掛ける人もいますが、そんな問題は多分2時間考えても自信を持っての解答は出来ないと思うので、最悪勘でもいいのでさっさと終わらせてしまいましょう。のめり込みは大NGです。
そして接続詞と指示語を意識してみてください。
接続詞は文章を進展させます。例えば、「つまり」だとそれまでの話を要約する、など接続詞ごとに重要な役割を持っていますからそれらを1度整理してみてください。
指示語は「それ、その」などの内容を確実に理解しながら読み続けることを意識するために必要です。その辺の理解が乏しいと深く読解することは難しいですからね。
最後に効果的な復習方法ですが、いかに楽をするかです。
持論ですが、「効果的=効率的」だと思うんです。解説を読んで、段落ごとに分析するのもいいのかもしれませんが、時間は掛かる・眠くなる・ダルいと思うのでおすすめしませんね。
代わりに最低限の復習(選択肢の根拠・新出漢字や語意)をすぐに終わらせて、沢山の問題を解く(文章を読む)ことを心がけて欲しいです。
すると、実感は湧きにくいですが、読解力が上がってきます。読みで大切な「緩急のつけた読解(読むべき所を徹底的に、読まなくていい所はテキトーに)」が出来るようになってきます。
長くなりましたが、こうやって長ったらしい読みづらい文章を読むだけでも読解力は上がります。ぜひ悲観せず前向きに頑張って欲しいなと思います。
コメント(1)
WOWOW
回答ありがとうございます!