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文化構想学部の国語が時間内に終わらない

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12/14 10:13
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ぽの

高3 東京都 早稲田大学文化構想学部(69)志望

早稲田大学の文化構想学部を第一志望に、文学部も並行して受験しようと思っている高3です。 国語の過去問を2,3年分解いた状態なのですが、時間内に終わったことがありません。 大体の原因は現代文を読むのが遅すぎて大門一で時間を消費しすぎてしまうことだと思っています。 私は本当に現代文を読むスピードがどうも遅くて、別の学校・学部でも終わらない時があり、気持ち的にもかなり辛いです。 点数は、人生初文化構想国語をやった時に全く時間を無視して自分のペース自分の実力で解いた時は7割行かないくらいでした。 スピードがあれば、あとは問題に慣れて正確性を上げる訓練が出来ればいいのかなと思うのですが、読むスピードを上げる訓練をするには時期が遅すぎるでしょうか? 今は,ちゃんと目標時間を設定して、そこまでに解き切れるようにするようにしています。こうして演習を重ねていけば、慣れていって自然と読むスピードもついてくるものなのでしょうか? 本番まであと2ヶ月、時間内に終わらないのが絶望的すぎて心折れかけています…。どなたか私にご教示ください。

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penguin

早稲田大学文化構想学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
大問1ってあれですよね、文語文ですよね…あれを最初から時間内に解き終わって、それもちゃんと点数を取れる人って、そうそういないのではないでしょうか。文語文は慣れるしかありません。 ただ、できれば制限時間内に解き終わることよりも、正確性を求めたいところです。もちろん全て特に越したことはありませんし、終わらない…と焦る気持ちもわかります。ただ、現代文は急いで解いてできるものではありませんし、大問も少ないため、必ずしも全部解き終わった方が正答率が高いとも言えない気がします。 おすすめは、時間は計りつつ、90分で解き終わったところまでをチェックして、その後も解き続ける、というやり方です。それぞれの得点を出し、時間をオーバーしてどのくらい取れるはずなのかを確認します。当たり前ですが、ただ回数をこなしてもスピードは上がりませんし、勝手に得点率も上がりません。どこがわかりにくかったのか、間違えやすい問題はどこなのか、見直すことが必要です。 私の場合をお話しすると、まず大問1は、文語文がカタカナの時が本当に苦手でした。あれが得意な人、見たことないです笑。答えがわかるかとかの前に、そもそも問題文が読みにくすぎて頭に入ってこないんですよね。カタカナで出題する大学は見つからなかったので、とりあえず同じ問題を何度も繰り返しました。文化構想ができてからの問題は全て解いたのですが14年ほどある過去問のうち、半分弱くらいはカタカナなのではと思います。
ちなみに文語文が苦手であれば、駿台の「近代文語文問題演習」という参考書がおすすめです。というか、これくらいしかありません。古文と近いところもあるので、いろいろ読んでみると嫌悪感が薄れるかもしれません。 次に大問2ですが、ここで落とさない練習を積むのが大切です。質問者さんは現代文を読むのが遅いとのことなので、ここもあまり得意ではないかもしれません。それでも一番答えを出しやすい、点数が上がりやすいところなので、ここを丁寧に解くと良いと思います。 大問3の融合文は、慣れたらわかってきます。融合文とあるので一見難しいように思えますが、現代文・古文・漢文にそれぞれ分けて考えれば、意外と解けます。むしろ、わからないところをそれぞれで補い合えるため、解きやすいと言えるかもしれません。 ということで、文化構想の問題は慣れるしかない気がします。かなり特殊な問題傾向なので最初は怖気付いてしまいがちですが、文語文などは慣れてくると結構面白いです! 最後に一つだけ。私は2月に入ってから、早稲田初日の文化構想に向けて、国語に関してはそこの勉強しかしていませんでした。そのおかげで文化構想の問題には慣れましたが、代わりにスタンダードな文学部の問題が解けなくなってしまったんですよね。文化構想は現代文力を問われるというよりも、慣れと集中力がものを言うところがあるので、文学部も頑張りたいのであれば、あまりウェイトを置きすぎないことをお勧めします。 長くなってごめんなさい!少しでもお役に立てたら嬉しいです。応援しています!
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penguin

早稲田大学文化構想学部

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コメント(1)

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ぽの
12/23 21:59
お礼が遅くなってしまって申し訳ありません…! たくさんアドバイスをありがとうございます! この間も何度か解いて、やはりまだまだ時間内に終わるには遠いな…という感じです。 文学部の方が解きやすくてオーバー時間も10分程度なので、文学部は多少希望が持てる気がするので、文化構想ばかりに固執せず頑張ろうと思います。 おかげさまで、この不安を吐き出す前よりずっと楽になりました!本当にありがとうございました!

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全く点が伸びない現代文
✅現代文は形ゲー。 👉私は現代文めちゃ苦手でした。なので予備校へ通うことに。その先生は現代文は形ゲーだと。決まったフォームを身につけてそれを当てはめていくのだと。それを復習、予習で身につけていく。そのような感じで勉強していました。 今更ながらもおすすめの参考書を下記に書きました。 *ことばはちからだ →とてもまとまってて分かりやすい!隙間時間に見ておこう *全レベル問題集(旺文社出版) ✅文化構想の国語に関しては 👉 文化構想の国語は大問3問。大問1が年度によって異なるが現代文と擬古文の融合問題、現代文と現代文の融合問題などが出題される。大問2は現代文。大問3が現古漢の融合問題である。文化構想の融合問題は量が多いのが特徴的である。大問1に関しては今年は擬古文(近現代の文章)と現代文の融合問題が出題され、擬古文に慣れていないと時間をとられる。ただ擬古文は漢文とは古文ミックスのイメージでよいと思う。ただ擬古文の文章が長いためある程度のスピードは求められる。大問2は現代文。大問3は現古漢で対策が必須だと思う。 大問1~3にかけて抜き出し問題が各大問に2、3個ありこれが合否の分かれ目となる😦😦 あくまで参考までに自分は大問2→1→3の順番で去年解いていた。また配点や文章の量を見てもわかるように国語は他の受験生と差が付きやすい。なので現古漢の融合問題に関しては練習必要。参考書は「早稲田の国語」がおすすめ。🙄🙄
早稲田大学社会科学部 クリ
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現代文
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早稲田大学文化構想学部について
勉強お疲れ様です! 私も英語の大門1、めちゃくちゃ苦手でした…。脱文補充は何度もやっていけば点数が上がりますが、ただの空所補充は知識もないとできません。正直、ものすごく時間をかけるべきところでもないと思っています、どうやら配点も、あまり高くないらしいですし。 対策としては、熟語をしっかり勉強するのが一番だと思います。あまり聞いたことのないイディオムが出てきますが、知っていると一瞬で分かるものも多々あります。そういうものを確実にとっていくためにも、熟語の勉強は侮れません。赤本で“難”と書かれたものは無視してもいいので、出てきた使用例もよく復習して、適度に覚えていってください。 解き方は、周りの分から空所の内容を類推していくほかありません。難しい単語も登場しますが、覚えるに越したことはありませんが、推測するだけでも読めるものもあります。 私は文・文化構想の過去問をそれぞれ14年分解いたので、他大の問題をあまり使えなかったのですが、このレベルの空所補充はあまり見ないような気がします。ただ単に知識だけではなく、持っている力を総動員しなくてはいけないからです。個人的には、「速読英単語 上級編」を使って、単語を覚えるというよりも、長文の中に出てくる難単語を推測する力を付けたのが、一番役に立ったような気がしています。 もう一つ、文語文ですが、これは本当に読みにくいので慣れるしかありません。国語系はあまり解きなおしをしないという人もいますが、形式になれるためにも、何度も繰り返すのがいいと思います。 もし、そもそも文語文を読むのに精いっぱいだったとしたら、駿台の「近代文語文問題演習」という参考書がおすすめです。少し古いものにはなりますが、解説も丁寧で使いやすいですし、何よりこれ以外の対策問題集が見当たりません。というのも、文語文を定期的に出題しているのは、早稲田と上智、それに一橋くらいしかないからです。そのためもし余力があれば、それらの過去問に挑戦してみてもいいかもしれませんね! 少しでもお役に立てたらうれしいです。応援しています!
早稲田大学文化構想学部 penguin
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現代文の伸ばし方
国語で振れ幅があるのは、文章のジャンルによって得意・不得意があるからだと思います。 よって、各ジャンルの背景知識を取得する学習を始めてみてください。おすすめは「現代文キーワード読解」です。各章の冒頭に必ず分野の説明が書いてありますから、そこを理解するまで読みましょう。意外と同内容の文章が出たりしますよ。 そして選択問題を解く時に心がけて欲しいことなのですが、選択肢だけを見て解くのはNGです。 必ず選択肢を見る前に、自分流の解答を作ってください。本当に簡単でいい(綺麗な日本語にまとめなくていい)ので余白に軽くポイントを書いてから、選択肢を見るようにしましょう。これを心がけるだけで無意識に、深く読もうとしますから! とく順番は古文漢文がどれほどの学力かによります。 正直、本文の書いてあることが理解できている(つもり)なら、恐らく現代文はかなりの可能性があると思います。現時点で古文漢文がイマイチなのであれば、現代文から読むのをおすすめします。1問にえげつない時間を掛ける人もいますが、そんな問題は多分2時間考えても自信を持っての解答は出来ないと思うので、最悪勘でもいいのでさっさと終わらせてしまいましょう。のめり込みは大NGです。 そして接続詞と指示語を意識してみてください。 接続詞は文章を進展させます。例えば、「つまり」だとそれまでの話を要約する、など接続詞ごとに重要な役割を持っていますからそれらを1度整理してみてください。 指示語は「それ、その」などの内容を確実に理解しながら読み続けることを意識するために必要です。その辺の理解が乏しいと深く読解することは難しいですからね。 最後に効果的な復習方法ですが、いかに楽をするかです。 持論ですが、「効果的=効率的」だと思うんです。解説を読んで、段落ごとに分析するのもいいのかもしれませんが、時間は掛かる・眠くなる・ダルいと思うのでおすすめしませんね。 代わりに最低限の復習(選択肢の根拠・新出漢字や語意)をすぐに終わらせて、沢山の問題を解く(文章を読む)ことを心がけて欲しいです。 すると、実感は湧きにくいですが、読解力が上がってきます。読みで大切な「緩急のつけた読解(読むべき所を徹底的に、読まなくていい所はテキトーに)」が出来るようになってきます。 長くなりましたが、こうやって長ったらしい読みづらい文章を読むだけでも読解力は上がります。ぜひ悲観せず前向きに頑張って欲しいなと思います。
慶應義塾大学経済学部 パンジャ
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現代文
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早稲田文化構想の国語ができない
河合の模試で偏差値65を下回らないのならば、たしかに国語が苦手科目ではないですね! 私は文構教育商政経社学の過去問を解いたことがあるのですが、文構はその中でも、解き辛い印象がありました。 早稲田は学部自治ですから、学部によってその問題傾向は大きく異なります。そして、人によって解きやすい解き辛いが別れます。 私の場合、文文構の、現古漢融合問題、カタカナ混じり古文体のような文章がとても苦手でした。 しかし、受けた学部の中で一番繰り返し解いたのが功を奏したのか、センター試験後ようやく、時間配分と問題傾向が身につき、融合問題やカタカナ混じりの文章に対する免疫がつきました。 いわゆる、「慣れ」は大切かと。
早稲田大学文化構想学部 CERISIER
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過去問
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国語 時間が全く足りない
時間設定をしっかり行うことです。 問題構成は、現代文が2つそれに古文と漢文ということですね。そうなると単純に試験時間を割ると1題あたり30分になります。 しかし、現実的に現代文の記述試験を30分ずつで行うのは厳しいと思います。 そのため、実際は古文と漢文にかけられる時間は20〜25分まででしょう。 その時間設定のもと、最大限に得点できるように過去問演習をしてみてください。 最大限に得点するためには、決めた時間内に解き切る必要があり、もし時間内に終わらなければ次の大問に移ることになります。 かなり焦ると思います。 しかし、それが本番さながらの精神状態に近い勉強法だと思います。 どのくらいのペースで進めれば解き切れるのかの把握、そして時間が足りなくなった時の対処法など入念に対策を練っておくと本番に生きる演習になります。 是非、有意義な過去問演習を行ってください。
東北大学教育学部 まー
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現代文がいくらやっても伸びない
早稲田文学部の者です。まず、過去問をやりっぱなしにせず、自分なりに復習をしているのは素晴らしいと思います。「いくらやっても」とのことなので、読む量、解く量は確保できているのだろうと思いました。その上で伸び悩んでいるのならば、問題を解くというアウトプットはしているが、知識をつけるというインプットができていない、もしくは足りていないのかもしれません。大学受験で出題される現代文は、大学教授が研究のために読むものだと思ってください。当然、書かれている内容も難解なものが多いです。そのような文章に対処するためには、文中で使用される語句の意味が分かっていることがとても大切です。論説に使われている語句は大方似たり寄ったりなので、インターネットで「現代文 語句」などと検索していただければ良いまとめサイトに行きつけると思います。また、漢字の勉強もしっかり行ってください。万が一知らない言葉に遭遇した時、手掛かりになってくれます。最後の追い込み、頑張ってください。
早稲田大学文学部 永谷
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早稲田の文、文構の英語
✅文化構想はオール空欄補充、最後は要約問題 →文化構想、文の英語は同じ形式ですがとても珍しいですよね。オール空欄補充。それが中文くらいだったり長文だったり。会話問題もちょこっとありますけどね。文化構想の英語に関しては大問の3が大きな分かれ目と言われています。一個空欄補充に失敗すると共倒れでどんどん行っちゃいますからね。しかも配点も高いです。大問3にいかに時間を割くか、点数を取るかが英語の合否の分かれ目ですね。 ✅文法に関して →確かに文化構想では独立した文法の問題は出ません。なので本当に本当に時間がない方は特に力を入れて勉強しなくてもいい気がします。しかしがちで受かりにいくなら文法やるべきです。先ほど文化構想はオール空欄補充といいましたが空欄補充とい形で文法を問いてくる場合があります。形は空欄補充でも英語のオールラウンドの知識を問いているのです。そーゆーことなら文法をやらない手はないですよね。 ✅類推能力を身につけよう。 👉どんなに単語を勉強したとしても本番入試でわからない単語は絶対でてきます。その単語を類推する能力を日頃から培っておく必要がありますね。早慶は特にです。類推能力の要素として文法、単語、構文解釈がありますね。
早稲田大学社会科学部 クリ
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過去問
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笑えないくらい解くのが遅い
こんにちは! 現代文を解くのが遅い原因として2つあると思います! ⭐️ ① 本文を一発で理解できていない ⭐️ ② 選択肢を吟味しすぎて消去法で切れてない この2つのどちらかまたはどちらにも原因があるのではないでしょうか! ⭐️ ① まず、現代文を早く解けない原因は読むのが遅いのではなく、一回で文章を理解できないことにあるのではないかと思います! おそらく、質問者さんは何回も読み直したりしているためにこんだけ時間がかかってしまっていると思うのでとにかく一発で本文を理解できるようにする必要があると思います! 対策としては本文を一発で理解して解く訓練を積んでいくしかないと思います! 参考書として現代文読解力の開発講座がおすすめです! 評論の難しい文章に対してかなり詳しく解説されていて、現代文の読み方を教えてくれるのでこれをしっかり2、3周やるのがいいと思います! 以下がおすすめのやりかたです! 現代文読解力の開発講座の進め方 1周目 まず解いて答え合わせで解説を熟読して読み方を学ぶ。(要約は1周目はやらなくてもOK) 2、3周目 要約も含めて解いて解決をすみずみまで読む。参考書に書いてあるような解き方の流れをできるようにする。 ⭐️ ②現代文の選択肢を選ぶのに重要なのは2つポイントがあると思います! ① 本文に忠実に選ぶ。 ② 消去法で選択肢を選ぶ。 ① まずは本文を正確に読むことが大切だと思います! その中で自分が使っていた接続語の記号が参考になると思います!合うか合わないかは好みだと思うので参考程度でお願いします!!ただ自分としてはただ読むよりも手を動かした方がいいかなと思ってやっていました!! 順接→▽ 逆説→△ 言い換え→⬇️ 例示→()でくくる キーワード(自分が大事だと思った言葉)→○で囲む 大事だと思った一文→線を引く こんな感じでやると文章をただ読むだけでなく論理展開を気にしながら読むことができると思います! 次に②ではとにかく選択肢を消去法で選ぶことが大切だということです!ズバリ法で選択肢を選ぶとその選んだのが後で変えづらくなったり、これもあれも当てはまると考えてしまいがちだからです!! 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!) また、UniLink パートナーのオンライン受験相談も実施しています!興味がある方はメッセージよろしくお願いします!!!
早稲田大学商学部 TR_
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共通テストの国語について
 こんにちは、tonaです。毎日の勉強お疲れ様です。  共通テストの古文は年度でも多少差がありますが、レベル的にはそこまで高くないです。慣れもあるとは思いますが、そもそも基本の単語の知識がある程度必要です。なので、どうして点数を落としているかの分析が必要です。「古文上達」もサラッとやってできている、という状態なのであれば、もったいないので、それぞれの文章についてわからない単語や表現はないか、また問題についてなぜそういう解答なのか、というところまで分析していくと実力もつくので良いですよ。  さて、ご質問にお答えしていこうと思います。当時は、センター試験でしたが、共通テストも実際解いてみると、古文・漢文は大きくは変わらないと思ったので、参考にはなると思います。  まず、解き方。  単語は本文を読みながら解いていきます。これは誰でも大抵一緒だと思います。全部15秒くらいで選べるのが理想です。基本を抑えていれば、悩むということはまずありませんので、ここができていないとなると、単語の勉強が足りていないことを意味します。  他の問題は、私の場合読みながら解いていき、分からないものを後で解く、という形にしていました。最初このやり方でうまくいっていなかったのですが、慣れるとこれでスピードも正答率も上がりました。きちんと全体と場面ごとの流れを理解できれば、時間をかけずに解けると思います。あと、これが結構大事かもしれませんが、各選択肢のダメなところを探します。正解を選ぶ問題は、5つの選択肢のうち4つの選択肢に誤りがあるはずなので、それを選択肢を読んで探します。結構2つ残って悩むのですが、そこで傍線部の前後とかを精読します。  次に解く順番。  私の場合は、古文→漢文→現代文、という順番で古文・漢文は15分ずつ、現代文の2つは25分ずつ、を基本として、現代文のどちらかは20分で解けたので、そこで残った5分を見直しとしていました。  ただ順番は本当に人によって変わるところもあるので、いろいろ試してしっくりくるのを探してみてください。  ここからはお節介で参考書のことを書こうと思います。無視してくださっても構いません。  基本が抜けていると感じたら、まずは「マドンナ古文」をやってみたください。基本事項の参考書的なものです。  続けて、問題演習では「古文上達 基礎編」を既にやっていらっしゃるとは思うのでその復習と、新たに「得点奪取 古文」というものとおすすめです。同じくらいのレベルで問題にたくさん触れることができると思います。  最後は古文単語でこれが1番大事です。300語くらい入っているものが良いです。持っていたらそれを何周もしましょう。私は「古文単語330」をおすすめします。これに載っているものを覚えていれば、問題を解く時にわからないことはありません。    共通テストの古文は、解き方・順番も大切ですが、どちらかというと基本的な単語や文法事項をいかに覚えているかが勝負になります。テストのテクニック的なことを知りつつ、基礎を丁寧にやっていくのがベストかと思います。  ここまで読んでいただきありがとうございます。この回答が慢心改善マンさんの今後の勉強の一助となれば幸いです。他に聞きたいことなどあればぜひコメントにお書きください。本番での成功を心より祈っております。
慶應義塾大学法学部 tona
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古文・漢文
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共テ国語8割行くには
私も高3に入ってしばらくは同じような感じでした。ただ、以下で記したことを実践して、安定して時間内に終わらせるようになっていきました。その結果、本番、一番不安だった国語でも8割5分取れましたので、是非参考にしてみてください! ・間違い探しをしない 国語(主に現代文)を解くうえで重要なのは「作問者の視点に立つこと」です。 まず、問題の選択肢を作るときに作問者はどう考えているでしょうか。それは、受験生が記述問題を解くときと同様のことを考えていると思います。つまり、解答の要素となる箇所を集めてきて模範解答を作るはずです。 一方、不備の選択肢はどう作るでしょう。私は模範解答のどこかしらの要素でわざと欠陥を作って紛らわしくしているのだと思います。個人的に、欠陥の作り方は2種類あると考えていて、1つ目は、ある解答要素の中で、本文の主張と矛盾することを書く方法。2つ目は、本文とは矛盾しないけど、解答要素にはならないどうでもいいことを書く方法です。 この前提から考えると選択肢の”間違い探し”とは、1つ目の種類の欠陥を発見するのには確かに有効です。しかし、2つ目の種類の欠陥を見つけるのは難しいですし、1つ目の種類の欠陥を発見するにも、いちいち本文と選択肢を照らし合わせる時間がかかってしまいます。 そこで私は、まず、設問の問題文だけ読み、自分が作問者なら解答の要素として盛り込みたい箇所を3つほどリストアップしていました。そのあとに選択肢をよみ、要素を過不足なく含んでいる解答以外は切り捨てていました。(時間があれば間違い探しもしてダブルチェックも行っていました) そうすることで、間違い探しに終始することがなくなります。言い換えると、本文の細かいところにこだわる必要がなくなるということでもあるので、本文の見通しもよくなります。 ・それぞれの設問がどこを担当しているのか確認する 共通テストの役割は何でしょうか。それは、どこの大学でも必要とされる普遍的な学力を測定することにあると考えます。そうでないとしたらほとんどの大学が入試の一部として共通テストを採用している現状を説明できません。 ここで、再び作問者の立場に立ってみましょう。普遍的な学力を測定するにはどうしたらよいでしょうか。少なくとも、複数の設問が、本文の同じ範囲に特化したものだったら普遍的な学力を測定しているといえないでしょう。また、本文の全体を問題にした方が読解力の適切な測定につながるでしょう。 このように考えると、設問が担当する範囲が重複しているとは考えにくいですし、実際そのことは稀です。この設問の担当する範囲というものを意識しておくと、ある設問を読むときに関係ない範囲まで読むことがなくなります。 ・大問の順番を自分に合ったものにする 今、質問者さんは受験生の間で一般的な解き方(古文・漢文を手早く終わらせて…)をしているのだと思います。ただ、その順番はあなたに合っているでしょうか。 私も質問者さんと同じく古文を苦手としていました。にもかかわらず、古文を最初の方に持ってきていました。その結果、手早く終わらせるはずの古文で時間を取りすぎてしまい、時間配分が最初から崩れることになっていました。 確かに、古文・漢文を得意とする人には質問者さんのような順番が最適かもしれません。しかし、古文・漢文を苦手な人がその順番にすると、序盤でパニックになる可能性もあります。ですので、一度、古文を後回しにしてみてはいかがでしょうか。 加えて、苦手な古文を後回しにしておくことでもし時間が足りなくても被害を最小限にとどめられます。 本番で「時間が足りなかった」という事態になると、その科目の点数が大幅に下がります。それだけでなく、次からの科目でも引きずってパフォーマンスが低下してしまうため最悪です。そうならないために私の助言を参考にしながら、必死で演習を頑張ってください!
東京大学文科二類 りんた
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