青チャート
クリップ(52) コメント(1)
11/8 17:23
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
tdhhvwerttgu46776.sp@icloud.com
高2 大阪府 東北大学工学部(60)志望
高2です。青チャートの例題を完璧にしたらどのくらいの大学まで対応できますか?
回答
ひこにー
東京大学理科一類
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
青チャートだけでは、しかも例題だけでは、偏差値50以上のいわゆる「しっかりした選抜試験が行われる大学」には対応できないと思います。
青チャートの例題では、原則として「一問につき一つのワザ」が紹介されていますが、こういう問題は入試ではあまり出ません。
例えるなら、「バスケットボールで、色々なパターンのドリブルを反復練習で完璧に習得し、色々なポジションからのシュートも完璧に習得、色々なシチュエーションでのパスも完璧に習得した。さあ地区予選に出たらどのくらい勝てるかな。」という感じ。まあ、多少は勝てるかもしれませんが、すぐに負けそうですよね。
なぜかというと、「次々に移り変わる試合の局面の中で、瞬発的に次に行う動作を決定し、実行に移す能力」を全く育てていないからです。加えて、時間制限や競争相手という、「敵」とも解釈できる存在があり、自分の思うようなパフォーマンスを許してくれません。
ただ、そうは言っても、青チャートの例題が完璧に入っているなら、実戦形式での演習は、必要最低限ですみます。目標としてはとても良いものです。
青チャートなどの標準的な問題集は、数学の力を「0から1に足し算で確実に増やすことができる手段」だと考えてください。しかし、これだけでは、本番で数学の力が10必要として、10回足さなければいけないので労力が大変にかかります。
実戦演習は、あらかじめある数学の力を「掛け算で倍増させることができる手段」です。青チャートで0から1になっていれば、2を何回か掛けるだけで数学の力は大きく伸び、本番で戦えるようになる。しかし、0から1にしておくことを怠れば、0に何を掛けても0のままです。
青チャートだけでは戦えませんが、それは必要不可欠なものです。今は耐え忍んで、基礎を固めていきましょう。
ひこにー
東京大学理科一類
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プロフィール
東京大学の学部一年生です。よろしくお願いします! ・出願:東京大学理科一類(現役合格) ・併願:なし ・セ試科目:英語,数1A,数2B,国語,物理,化学,地理 ・セ試得点:882/950点 ・出身校:今高3は120回生と呼ばれている高校 ・出身塾:鉄緑会 ・得意科目:化学 ・苦手科目:地理 いわゆる、「東大理一はA判定だが東大理三はE判定」の点数帯に属していました。出願直前まで理三志望だったので、受験時代は修羅場で、しかし出願を実際にした理一は比較的余裕を持って合格できたという奇妙な経験をしました。なので、苦しい人、余裕な人、どちらの気持ちにも共感できると思いますので、皆さんのお力になれればと思います。よろしくお願いします。
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コメント(1)
nbak
12/15 19:59
実践演習とは具体的にどんな問題集でやるのが良いのでしょうか。