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東大の基礎とは

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8/30 12:01
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しっぷー

高1 静岡県 浜松医科大学志望

僕は東京大学理科二類を志望する高校一年生です。河合偏差値50、進研偏差値56です。 東大はよく基礎をしっかり定着させていれば合格できると聞くのですが、東大合格レベルの基礎とはどのくらいを示すのでしょうか? 僕は今基礎問題精巧を完璧にしてから青チャに取り組もうと思うのですが、青チャレベルが基礎なんでしょうか?参考書などの具体的な難易度などと一緒に教えて下さると嬉しいです。

回答

G-FREE

東京大学理科一類

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。少し長くなってしまいましたがどうぞ読んでみてください。 まずはじめに、東大のアドミッションポリシー(web上にある)にこんなことが書かれています。 「第一に,試験問題の内容は,高等学校教育段階において達成を目指すものと軌を一にしています。 (中略、第二は教養教育に対応するための資質について) 第三に,知識を詰めこむことよりも,持っている知識を関連づけて解を導く能力の高さを重視します。」 第一の項目で挙げられている通り、東大の入試で求められる基礎とは高校段階の教育で修める内容、言うなれば教科書の内容のことです。個人的な考えなのですが、教科書の演習問題などが全て難なく解けるならば基礎が身についていると言えるでしょう。 その目的に使う参考書として青チャートや基礎問題精講(こちらは受験期にやったことがないのでどのような内容かは分からないが)などがあると思うのですが、僕の場合は受験期に青チャートで紹介される基礎的な内容は修めてその後は基礎の部分で苦悩した記憶は特にありませんので、青チャートレベルの基礎内容があれば十分でしょう。 基礎を定着させれば良いとは僕の受験期でもよく耳にしましたが、やはり東大が入試でメインに測ろうとしている部分は第三の項目の「知識を関連づけて解を導く能力の高さ」だと思います(ただ、この能力を持つ大前提として基礎が身についていることがあるので、基礎を身につけることは当然として捉えられるべきだと思う)。
そうした能力を養う、試すために行うのが様々な大学の入試の過去問を精選した問題集(数研の重要問題集等)、模試、志望校などの過去問です。先に触れた基礎を身につけた上で、これらに取り組むという営みを意識すれば、必ずどこかの時点で「知識を関連づけて解を導く能力」とはどのようなことなのかを悟ることになるはずです。その能力を自分のものにすることができれば、よほど突飛な発想が求められる問題(いわゆる捨て問)でもない限り初見の問題に十分に対応できるようになると思います。 話を総括すると、「青チャートレベルの基礎で東大の求めるところの基礎は十分。ただ、基礎はあくまでそれを運用する能力のための前提としてあるのであり、その事を念頭において模試やレベルに高い問題集などに取り組むべき」ということです。 とりあえず今は、当初の計画通りの基礎問題精講を完璧にしたのちに青チャートに取り組むという事を進めてもらって大丈夫です。レベルの高い問題を取り組む段になってから、それらの問題にどう向き合うのかを意識すれば良いでしょう。 補足:もし時間に余裕があるなら、東京大学が公式に公表している「東京大学アドミッションポリシー」と、「高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと」を一度読んでもらえれば、数学に限らず全ての科目の勉強における良い指針になると思います。

G-FREE

東京大学理科一類

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コメント(1)

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しっぷー
8/30 20:44
分かりました! 1度東大のページ見てみます そして実践してみようと思います!!

よく一緒に読まれている人気の回答

東大志望だけど低偏差値
 書店などで、買わなくてもいいので、東大の過去問を見てみるといいですよ。そんなに気負わずに、「どんな問題が出るのかな~」みたいなノリでもいいので。ネットでも調べたらいくらか出てくると思います。んで、実際見てみるとわかりますが、東大の問題ってやはり難しいんですよ。さすが日本一の大学といわれているだけあるなって感じです。すでに習った範囲の問題でも、まったく訳が分からない問題や解いてみようなんて気も起らないような問題ばかりに感じると思います。高1の時に学校で配られるような基礎レベルの問題集の問題とは明らかに難易度がかけ離れています。すると、「あれ、基礎が大事だというのに、基礎レベルの問題集で固めても全然太刀打ちできなくね?」という懐疑が生まれてくると思います。  さて、ここで、「東大は基礎が大事」だということの意味は一体何なのか、考えてみましょう。先ほど書いたように、東大の問題は難しいです。しかし「基礎が大事」であるというのはその通りです。例えば、国語。京大の国語と東大の国語を解き比べるという補修を高2の時に受けましたが、大きな違いとして、記述量に差があります。実際に同じサイズで書いてみると一目瞭然ですが、京大の場合、解答欄はだいたい14cm×5行が平均的であるのに対し、東大は2行とかです。一問だけ120文字とかありますが、それ以外は他に比べて解答欄が明らかに小さい。その分、解答の核となる部分だけをしっかり突いていかないと、そもそも点が取れないわけです。他にも、数学。有名な問題を挙げると、sinθとcosθの定義と、それに基づいて加法定理を証明させる問題が1999年に出ています。教科書をみれば直で書いてある内容を問題にしたんですね。また、「任意の正の実数 x,y に対して √x+√y ≦ k √(2x+y) が成立するような実数 k の最小値を求めよ。」という問題が1995年に出されました。一見、何をすればよいかわからないような問題ですが、まず左辺が正であるため右辺も正でなければならず、かつ √(2x+y) が正であることから、実数kも当然正(k>0)でなければならないことが分かります。次に、変数が2つあっては扱いずらいので、変数を1つにするために両辺を √x (√x>0 より)で割るという工夫ができます。そして、1つになった変数 √y/x を t (tはもちろんt>0)とでもおいてやれば、与式は 1+t ≦k√(2+t^2) となり、両辺が正であるからこれを二乗して、(1+t)^2 ≦ k^(2+t^2) となる実数 k について考えればよいことが分かります。整理すると、t の二次不等式となるので、これを満たす k の範囲を求めることで最小値がわかるという、二次関数の解の配置問題に最終的には帰着するわけです。言われてみれば、k が正であること、変数を減らすという工夫、二次関数の解の配置問題、これらはいずれも1年生で学ぶ基礎の範囲です。まあでも、そんなこと言ったってこんな問題全然難しいじゃないか、と思いますよね。  結局何が言いたいかというと、「東大は基礎が大事」だということの意味は、「その問題に隠れている『基礎』が何なのかを見抜く力」と、その「基礎の使い方」が大事だということです。とすれば、「基礎が身につく」というのは、こういうことも全部ひっくるめて「基礎が身につく」ということになります。基礎レベルの問題集を何回もやっていれば、そりゃそのレベルの簡単な問題は解けるようになるかもしれませんが、しかし基礎レベルの問題を解くために必要な「基礎」と、難しい問題を解くために身に付けるべき「基礎」は違います。基礎レベルの問題ばかりやっていても、本当に身に付けるべき基礎、すなわち基礎を見抜く力とその基礎をどう使うかといったことまでは学べません(特に後者)。上のレベルの問題をやることによって、「あ、これってこういうことだったのか」とはじめてわかることだってたくさんあります。なので、基礎を固めるためには基礎レベルのものばかりでなく、時々でもそれより難しいレベルの問題にも手を出すべきであって、大事なのは基礎レベルと応用レベルの「反復」だと私は思います。(あくまで私個人の意見ですから、ご期待にそう内容でないかもしれませんが、ご容赦ください。)  新課程のことについては、学校の先生方が一番詳しいでしょうから、そちらに聞いていただいた方が確実だと思いますので(というか、少なくとも私は何も知らないので)、ここでは控えさせていただきます。
北海道大学法学部 たけなわ
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時間の使い方
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基礎問題精講で基礎固め
はじめまして ご質問に答えさせていただきます。 私は現在東京大学理科一類2年(現役合格です)のものです。 たしかに青チャートを極めることは東大数学においては必須条件だとは思いますが、それだけで本番に挑む人はいないと思います。 ただ一応私の使用した数学の参考書を時系列とともに下に記しておきますね。基本的に1A2B3の区別はありません。 ・青チャート(高1,2)→基礎固め ・赤チャート(高2,3)→演習 ・黒チャート(高2)→超演習 ・プラチカ(高2)→基礎固めor応用への入り口 ・標準問題精講(高2)→応用への入り口 ・ハイレベル理系数学(高3)→他の参考書と問題が被らない。色々解いた高3におすすめ。 ・東大数学過去問(高2,3)→皆するでしょう。 数学は色々な参考書を解いてみるといいと思います。私は友達とシェアしていたので色々な参考書にチャレンジできました! また、数学に関しては以下の点に注意して勉強していただければいいかなと、個人的に考えております!ご参考にしてください! <数学> 「基礎」 ・各項目の公式→公式の導出・証明を定義のみを利用して行うことができるか (例えば、余弦定理の証明をしようとすると手法にもよるかもしれませんが、三平方の定理を使用するはずです。では、その三平方の定理を証明できるか、、、といった具合に、どの定理と定理が関係しているのかの理解にもつながります。) 「+α」 ・問題集(初回)→自力で解くことができた場合も含めて、自分が解く際に使用した操作に対して「なぜその操作を選択したのか(どんな結果を知りたい・得たいからその操作をしたのか)」という根拠を持っておくことが大事です。これは解説を読むときも同じです。この訓練を常時意識して取り組むことで、難問にぶつかったとしても闇雲に手を動かすのではなく、最速で最適にその問題を切り崩していくことが可能になるはずです。どんな難問も基本的には基本問題の絡み合いなので、どの基本問題が組み合わさってこの問題が構成されているのかを意識するといいと思います! ・問題集(復習)→すべての問題を再度手を動かして解く必要はありません(ただ気分が良くなるだけで何も向上しないので、、、)。再度手を動かして解く必要があるのは、その問題を読んである程度時間が経っても解法が浮かばない場合です。先ほどの操作に対して論理的根拠の説明ができない場合も同様です。解法が浮かんだ場合は、頭の中で具体的計算はせずに操作内容とその根拠を頭の中で示しながら、答えを示す操作までたどり着いた後に、解答と照らし合わせる程度で大丈夫だと思います。 また東大の数学は以下のような傾向です。一応ご参考までに、、! 「東大」 ・すべて記述→どの操作を解答用紙に書くのか。すべての操作を書き示す必要はない(と言うかすべてを書くスペースはないです)。操作の根拠を持っているからこそ、どの操作が書く必要があって逆にないのかが分かると思います。 ・問題数6 制限時間120分→とにかく時間がなく、解ける問題をかなりのスピードで適切に解く必要があります。普段から1題に対して20分で解けるのかを意識して解いてみるのもいい練習になると思います!
東京大学理科一類 ryu031ki
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理系数学
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今から東大現役合格するには?
こんにちは!! 東京大学は問題が難しいだけでなく、受験者層の質もかなり高いので、どこから勉強すればいいのかがわからなくなりますよね、、しかし「本気で合格したい」という気持ちを最後まで持ち続けることができれば決して無理なことではないと思います!!合格への道で遠回りしないように、ぜひアドバイスをさせてください!! まず少し気になったところですが、模試の成績において社会科目で「政経」を選択されていることでして、東大2次試験では文系の場合社会科目が世界史・地理・日本史から2個であることはご存知ですよね、、 少し話がそれましたが、本題に入りたいと思います。 まず東大受験をするにあたって、一番大事にしていただきたいことは「確固たる基礎力」です!東大が受験者に求める回答は、ひらめきによる奇抜なものではなく、基礎的な手法によって幾度にも積み上げられた努力の結晶です。基礎が少しでも抜けているようでは全く手が出ない問題ばかりです。どの教科にしても、勉強する際は基礎に穴をあけないことを意識してくださいね。 ・年間スケジュール →ここからは学習計画をもとにして、どのように勉強していけばいいのかについて話していきます。 高2 2-4月 数学&英語の基礎をとにかく固める →英語と数学は東大受験においてとにかく重要です!ここで周りに差をつけられては合格なんて夢のまた夢です、、高3に上がるまでの春休みではとにかくその基礎固めをしてください! →私の場合、この期間中に青チャートを1周しました。目的はあくまでも基礎に穴がないかをチェックすることなので、例題のみを解き進め、練習問題と発展問題はパスしました。 →英語に関しては、英文法と基礎的な語彙力に穴はないか確認してください。ここでつまづいては高3に上がってからが大変です、、 高3 4月-夏休み前 数学&英語の基礎固め+社会科目の基礎固め →やはりここでも重要となるのは英数の基礎固めです。数学は春休み期間中に積み上げた知識を再度復習し、抜けているところがあれば付け足し、完璧になっている分野は発展問題でさらに深く理解しましょう。英語はとにかく単語帳を毎日やり、語彙力を増やしてください。そして少しずつ英文和訳や長文問題で知識をアウトプットする練習を行いましょう。 →高3に進級してからは社会科目の存在も忘れてはいけません。世界史・日本史を選択されているのならば夏休み前までに通史を行い、地理を選択されているのならば夏休み前までに基本的な知識は全部取り込みましょう。 ・ここで気になってくるのは、やはりどれくらい勉強すればいいのかです。 →私は(聞いたところでは周りの合格者も)平日学校に行っている時間をのぞいて7時間ほど、休日は12時間勉強していました。この道を決めたからには怯まずに頑張ってくださいね!! 夏休み 数学&英語&社会科目の発展 →夏休み期間ではそれまでに培ってきた基礎力をもとに発展問題を解いていきます。ここでは単に問題をやるだけに目をとらわれず、英数であればとにかく問題をパターン化して整理することが重要であり、自分はなぜ解けなかったのかを分析し、基礎に穴を見つけ次第塞いていくことが大切です。一方社会科目は問題演習を重ねる中で、忘れた内容をその都度復習し、完璧に近づけていきましょう。 →目標として夏休みが終わるまでには、全科目の基礎がひとまず完璧と言える状態まで持っていき、冠模試で偏差値50を目指しましょう。 夏休み-共通テスト1ヶ月前 演習&過去問 →ここからは過去問演習を行いながら、基礎力の使い方をマスターすることに専念してください。初めのうちは全く解けなくても、問題に慣れていくとスピードも上がり、最終的には問題の傾向が見えてくると思うので頑張ってくださいね。 ・国語の勉強について →正直国語は勉強がしにくく、対策も難しいです。毎週コツコツ勉強するしかないとしか言いようがないので、ここでは割愛します、、もし気になるのでしたら、今の状況をより具体的に教えていただければお答えします、、 以上のように大まかな流れを書いてみましたが、結局一番大事なのは「基礎力」とその「使い方」です。周りの人は「東大受験は無理だ」と言っているかもしれませんが、それは彼らが東大という高い目標だけに目をとらわれ、またそれを実現した試しがないからだと思います。しかし現実は違います。どんな目標にでも諦めず、自分のできることから少しずつ達成していき、毎日一歩ずつでも成長の足を止めない人が最終的に勝つのです。東大受験も同じだと思っています。 あとわずか1年しか残っていませんが、目的意識を忘れず、そして何よりも諦めずに頑張ってください!また何かご不明な点があればいつでも質問してください!!心より応援しております!!!
東京大学文科二類 たかまさ
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モチベーション
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東大の数学
こんにちは。勉強お疲れ様です! 東京大学理科二類のしろです。 まず私は一浪で東大に入り、数学は正直苦手でしたが、1年でなんとか本番の数学の点数を31点から63点にあげ、模試でも安定して合格者平均点をキープすることが出来ました。それを踏まえてアドバイスを聞いて頂けると幸いです! まず、全統模試の数学の偏差値が64程ということは、青チャートと一対一の基礎が抜けてると思います。実際、全統模試の数学は標準問題が多く、時間は厳しいものの周りの東大受かって言った人は偏差値70以上は安定していました。そこで、まず先に進めて行くより、青チャートの問題が全て完璧に出来るようにした方がいいと思います。ここで、「完璧」とは、全ての例題を見た瞬間に解法が思い浮かび、その問題が何を問うているか、どのような問題に応用されうるか(exerciseや練習問題を確認)を全て出来るようにすることです。これが出来たら、数学の基礎が出来上がって全統模試偏差値70以上(駿台模試偏差値60以上)が安定していくと思います。 次に、この基礎が固まったら何をすべきかについてです。実際最近の東大数学は難化傾向が続いており、基礎力だけじゃ太刀打ちできない問題がいっぱいあります。私は、青チャートの完全習得を終えてから、「真解法への道」という参考書を完璧にしました。この参考書は個人的にとてもオススメで、ぱっと解放が思い浮かばない応用問題についてその解き方や考え方を詳しく説明されており、普通の参考書では省かれるような、作問者の頭の中や問題を解く時どのようにしたらその解法が思い浮かぶかが丁寧に書かれており、基礎レベルと入試レベルの橋渡しになりました。他にも、「上級問題精講」をやりました。実際先程述べた「真解法への道」は問題数が少なく演習量が足りないと思ったので、「上級問題精講」をやりました。多くの問題が載っており、解法への道で身につけた数学力を運用していくのにいい手段でオススメです。ここで注意点なのですが、これらの参考書をやるに当たっても、どのような考え方をしたらその解法にたどり着くかなどを全ての問題に対して合理的に説明できるようにすることによって数学力が身について来ると思います。また、青チャートの巻末にある総合問題も問題のレベルが高く問題演習におすすめです。 次に東大数学についてです。先程述べましたが、東大数学は難しくなっており、0完でも合格している理一生も何人か見てきました。でも、どの年度のセットを見ても確実に1問は青チャートレベルの問題の解法を組み合わせたら解法が思い浮かぶ問題が存在し、それをきっちり合わせることによって合格にぐっと近づきます。(計算は大変かもしれないが)このように、基礎の問題に対する考え方を洗練させることが難しい東大入試でも重要です。私も青チャートをやってる時は、こんな簡単な問題ばっかりして本当に役に立つのか?とずっと思っていましたが、それをこなした後は世界が変わったように、東大の過去問や模試の解放の思いつきのレベルが格段に上がりました。どの科目でも言えることですが、このようにまずは基礎を完璧にすることが大切です。
東京大学理科二類 しろ
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理系数学
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東大 高二冬から
はじめまして ご質問に答えさせていただきます。 私は現在東京大学理科一類2年(現役合格です)のものです。 私も東京大学を志望する時期は高3の夏頃と比較的遅かったので、ご参考になればと思います! まず始めに、私の回答では具体的な参考書を紹介するわけではありませんのでご留意ください。私の回答は、各教科ごとに勉強の取り組み方について説明しています。 さて、高3になると色々な東大模試を受けることになっていくと思いますが、当然ですが非常に周りのレベルが高く中々良い判定が出ずに焦ることがあると思います。私自身、高3の夏模試ではDやE判定だらけでかなり焦りました(私も似たような状況でしたので間に合うと思いますよ!)。そこから秋模試にむけて勉強に励んだわけですが、その当時「あれを高2のうちにしておけば!」と後悔したことを中心に紹介させていただきます。恐らくそれが高3になるまでにしたら良い勉強の参考になると思いますので、、、、 <全教科共通> とにかく模試を受ける受験者層のレベルが他の模試と比べて段違いに高いので高3になって基礎を固め直している暇はありません。ですので、以下から各教科について触れていきますが、「基礎」と言う項目の部分は得意・不得意関係なく必須です。 <現代文> 「基礎」 ・語彙や漢字など→両者ともに日々の積み重ねが活きてくるものなので、日々の読書や文章問題を読むときに語彙や漢字に意識を向けて読むようにするだけでもかなり変化があると思います。(例えば模試の本番時や解き直し時に意味が分からなかった、読めなかった語彙や漢字をメモしておき、後で調べてみるなどです。) 「+α」 ・現代文はこの勉強法がいい!というのは特にないのですが、共通テスト(もしくはその模試)の現代文の問題で8割の正解率、欲を言えば9割をとれるように色々な問題を解いてみるのがいいと思います。共通テストは選択式なので、確実な根拠を持ってその選択肢を選ぶことができているのかにこだわってください。(具体的には、選択法ならばその内容が文章のどの箇所に書いてあるのか明確に説明できるか、消去法ならば他の選択肢のどの部分が文章のどの部分と矛盾しているのかを他者に説明できるようにしておくことがベストです!) 「東大」 ・すべて記述→普段から、問題の答えに当たる部分を文章の中に見つけることができていることが大事になってくる! ・漢字3題(多くて5題)→東大は小数の位で合否が決まる世界なので、満点が理想。 <古文・漢文> 「基礎」 ・単語や熟語、句形など→高3になってこれらを固める時期は正直ありません。ぜひ今のうちに一つの参考書を網羅しましょう。私は一つの参考書を5,6周は読み込みました。(これぐらい読むと途中からこのページのこの辺にはあれが書いてあったなとなり読み飛ばしたりしてます笑。でもそれって覚えてきているってことなので私は良いかなと考えていました。)これに関しては参考書をわざわざ購入し直すよりも、学校で配布されている教科書を読み込めば十分だと思います。少なくとも私は学校配布の教科書だけで乗り切りました。 「+α」 ・古文常識→模試などの問題解説や参考書を読むと出てくる古文常識は知っておけば解きやすくなるものばかりなので、知識として身につけておくことをおすすめします。 ・古文(漢文も書き下せば基本古文なので省きます)の文章問題→これに関しては、現代文と同じように共通テストの問題形式でまず点数を安定してとれるようにすることが必須です。そのためには、選択肢に頼らずに文章をしっかりと読むことができるかが重要になってきます。 私は文章を読むことに慣れるしかないと思って、図書館などで「~物語」を借りてきて原文で読んだりして、現代語訳と比較したりしていました。(これのおかげか共通テスト本番では古文漢文合わせて20分ほどで解き終わり、国語全体で10分ほど時間が余りました!結果も178/200で各設問1問間違えでした!ちょっとした自慢です笑) 「東大」 ・すべて記述→選択肢に頼ることもできないのでかなりつらいです、、。古文常識も当たり前のように出てくるときもあります。 <数学> 「基礎」 ・各項目の公式→公式の導出・証明を定義のみを利用して行うことができるか (例えば、余弦定理の証明をしようとすると手法にもよるかもしれませんが、三平方の定理を使用するはずです。では、その三平方の定理を証明できるか、、、といった具合に、どの定理と定理が関係しているのかの理解にもつながります。) 「+α」 ・問題集(初回)→自力で解くことができた場合も含めて、自分が解く際に使用した操作に対して「なぜその操作を選択したのか(どんな結果を知りたい・得たいからその操作をしたのか)」という根拠を持っておくことが大事です。これは解説を読むときも同じです。この訓練を常時意識して取り組むことで、難問にぶつかったとしても闇雲に手を動かすのではなく、最速で最適にその問題を切り崩していくことが可能になるはずです。どんな難問も基本的には基本問題の絡み合いなので、どの基本問題が組み合わさってこの問題が構成されているのかを意識するといいと思います! ・問題集(復習)→すべての問題を再度手を動かして解く必要はありません(ただ気分が良くなるだけで何も向上しないので、、、)。再度手を動かして解く必要があるのは、その問題を読んである程度時間が経っても解法が浮かばない場合です。先ほどの操作に対して論理的根拠の説明ができない場合も同様です。解法が浮かんだ場合は、頭の中で具体的計算はせずに操作内容とその根拠を頭の中で示しながら、答えを示す操作までたどり着いた後に、解答と照らし合わせる程度で大丈夫だと思います。 「東大」 ・すべて記述→どの操作を解答用紙に書くのか。すべての操作を書き示す必要はない(と言うかすべてを書くスペースはないです)。操作の根拠を持っているからこそ、どの操作が書く必要があって逆にないのかが分かると思います。 ・問題数6 制限時間120分→とにかく時間がなく、解ける問題をかなりのスピードで適切に解く必要があります。普段から1題に対して20分で解けるのかを意識して解いてみるのもいい練習になると思います! <英語> 「基礎」 ・単語や熟語、文法→これに関しては<古文・漢文>と同じです。ただし単語帳だけは持っていないなら購入して一つや二つきわめることをおすすめします。 ・リスニング→普段の勉強から発音を少しでも意識しておくと、リスニングの時に聞き取れない単語が減ってくると思います。私は速さに慣れ本番では落ち着くことができるように、毎日寝る前に1.5倍速~2倍速ほどで英文を聴いて暗唱していました。(恐らくYoutubeなどに英文聞き流し120のようなものがあると思います。)そして次の日の朝登校中に答え合わせ&聞き直しをしていました。 「+α」 ・長文問題→慣れてきたらある程度(量や質)の文章を時間を測って(一度測ってみて自分のレベルに合わせて変化)日本語訳できるかのトレーニングをしてみるといいと思います。復習では、どこで時間を取られたのか、その原因は何か?(単語なのか、文法なのか)→基礎に戻る を繰り返せば実力がついてくると思います。 「東大」 ・設問6→設問ごとに基本的に特徴が決まっていて、その特徴にあった対策が必要だが、求められている基本的な英語力は同じ。気になる場合は一度目を通してみてもいいかもしれません。 ・スピード→東大は何といってもスピードと正確さが重要で、英語も同じです。しかし丁寧さゆえのスピードということをお忘れなく、、、。まずは慎重に丁寧に、、。 <物理・化学> 「基礎」 ・公式や基本事項→物理は基本的に解き方が確立されているので、それに徹底的に従いましょう。どういう原理かも理解しておくべきです。化学は、理論は計算までに持っていく公式は覚えること&計算に慣れること、無機は暗記(これは今すぐ行うべきです!)、有機はまだ習っていないのであれば参考書を購入して早めに対策を積みましょう。有機に関してはいろいろな問題を解く必要があり、時間が必要なので余裕があれば今からするべきです。 「+α」 ・物理→いろいろな大学の過去問を積極的に解き、苦手項目ができるだけないようにしましょう。そこで初めて知る解法や知識がきっとあるはずです!演習があるのみです。 ・理論化学→化学の知識を正確に持ち合わせていれば、少し簡単な数学の文章問題にあるはずです。いろいろ演習問題を解いてみて、知識にぬけがないかを確認していってください。 ・有機化学→自分なりのスピードのある解き方を確立してください。速さ勝負です。 「東大」 ・すべて記述→計算の詳細をすべて説明する必要はない。根拠を示すことができるかが勝負。 ・物理→力学、電磁気は必ず出る!(2023年がイレギュラーだったのか今後も続くのかはわからないですが、すくなくともこれだけは確かです。) ・化学→どの分野も万遍無く出題されます!おそらくおそらく得意にすれば最も問題の難易度に左右されないのが有機化学で、ここで時間を稼ぐことができた人は有利になります! <社会> 「基礎」 ・基礎事項→高3になって一番時間を割けないのがこの科目です。高3になる前に、必ず共通テストでは最低8割をとることができるように基礎固めをしましょう。 「+α」 とりあえず知識をインプットしては問題を解いてアウトプットして知識の定着に努めましょう。 「東大」 理系の場合なし 以上にになります。ここまで読んでいただきありがとうございました。なにか質問などあればいつでも相談してください。 また、高3になれば基礎を固めなおす時間がないと書きましたが、決して基礎を振り返る時間がないというわけではありません。いろいろな演習問題を解きながら、復習しながら知識の抜けを見つけ次第、基礎を振り返ります! では、受験まで走り抜けてください!応援しています!
東京大学理科一類 ryu031ki
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東京大学に受かるまでの道のりとは
はじめまして!東京大学のおーあいです! よく言われていることですが、東大入試は教科書の範囲を超えません。つまり、基本がしっかりと出来ていれば受かるということ。 (これは東大以外の受験生にも全く同じことが言えるので東大受験生活以外もこの先も読んでみてください。) じゃあ基本ってなんなのか。それは学校の授業であり、教科書でもあるのです。だから学校の授業で先生の言っていること、教科書に書いてあることは正しく理解できないといけません。もし分からないところがあればしっかり調べましょう。 そして定期テストで満点近い点数を取りましょう。定期テストで高得点が取れなければ東大は当然受かりません。定期テストで分からないところがあれば深く反省し、次は絶対に間違えないこと。 ただ、どの大学も教科書の範囲を超えた問題なんて出しません。教科書範囲のある程度延長線上に東大の入試問題があります。だから、教科書だけ、学校の授業だけをやるだけでは受かりません。 ではどうすれば良いのか。学校の授業、教科書レベルをしっかり理解できたと思ったら、参考書をやりましょう。数学だったら青チャートとか。和田秀樹という人が書いた「新・受験技法」という本を読んでみてください。東大合格までに模試で何点取れば良いのか。どの時期にどの参考書をやれば良いのか、書いてあります。そこから先にやるべき事はその本に任せます。 長々と書いてしまいましたが、とにかくまずは 学校の授業、教科書 ↓ 少し進んだ参考書 ↓ 志望大学の過去問 ↓ 大学合格 という順番になります。自分が今どの地点にいて次に何を目指すべきか考えてみましょう。入試本番までに最終地点にいるにはどのくらいのペースで勉強すれば良いのか。人によって違います。なので自分なりに見積もってみよう!応援しています!
東京大学理科一類 おーあい
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東大受験
模試の成績を見ると、基礎レベルの問題はしっかり解けていると思われます。 文系理系がわからないのでなんとも言えませんが、とりあえず英語と国語の東大の過去問に挑戦してみましょう。 3年分ずつぐらい解いてみて、自分の弱点を知りましょう。語彙力が足りない、文法があやふやだった、英作文で詰まる、など具体的な目標が出てくると思います。 また、文理関わらず数学は段階的に受験レベルにレベルアップしていく必要があります。教科書や学校で購入した問題集、青チャートの基本例題などは完璧ですか? 東大は幅広い問題が出されますので、穴をなくす勉強が大切です。 苦手な分野が分かっているのならば上にあげたような基本的な教材を使って苦手を無くしましょう。 数学が得意なのならば、大学への数学、という雑誌に取り組むのがお勧めです。かなりレベルが高い問題が多いですが、楽しめると思います。同じ出版社が出している一対一対応シリーズもとても良い参考書です。青チャートよりほんの少し難しいと思います。 理科や社会に関しては、高3の夏まで苦手を作らないことを目標にしましょう。現役生ならば最後に追い込めるはずです。とにかく配点が大きく得点源になりうる英語と数学をブラッシュアップして、勉強に時間のかかる国語を先に済ませるのがいいと思います。 頑張ってください
名古屋大学医学部 たぬぽん
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今から東京大学
こんにちは!勉強お疲れ様です<(_ _)> まず結論から言うと、今からでも東大は目指せるし、是非目指してほしいと思います。 ということで、今回はどうして目指せると言い切れるのか、どうして目指した方がいいのか、補足(私の1、2年の時の勉強法)の3点をお伝えします。 ◯どうして目指せるのか まず、質問者さんはこれから成績を伸ばしやすいタイプの方だと思います。 なんといっても得意科目が英語であることが大きいです。というのも、東大文系で最も差がつきやすいのは、英語と数学です。なぜならば、この二科目は一朝一夕で伸びる科目でないからです。この2教科を高2までにどこまで仕上げておくかが東大受験の明暗を分けるといっても過言ではありません。そのうちの一科目が得意科目であるというのは大きなアドバンテージだと思っていいです! また、現段階で勉強時間を最低限確保できていて、偏差値も63あるということで、しっかりと各科目の基礎は身についてきているのではないかと推測されます。 基礎を身に着けないで、2年次以降に応用的な学習をすることは、穴の開いた容器に水を注ぐようなものです(特に数学!)。更に基礎を強固なものにしていきましょう。 加えて、チャートと単語帳についても心配しすぎる必要もないと思います。 チャートに関しては1年次に解き終わってないのは仕様がないです。ぶ厚すぎます笑。私は高1で一通り教科書を理解して、高2でチャートの問題を見て、瞬時に解答が思い浮かぶようになるというペースで勉強しました。 単語帳も結局3冊しか使いませんでした。なので、まだ1冊暗記しきってなくても大丈夫です。重要なのは、1冊1冊をどこまで極められるかです。現役で合格するのは、参考書を本棚の肥やしにするのでなく、参考書がきれいに閉じなくなるまでやりこむ人です。 このように合格するポテンシャルは十二分にあるので、合格を左右するのはいかに早く本腰を入れられるかです。 というのも、私は“勝負の年”は高3でなく、高2だと思っているからです。 高3ではどの生徒も大なり小なり受験勉強を本格化するので、自分がどんなに頑張っても偏差値の伸びは実感しにくい為です。それに対し、高2では部活に注力している人も多くいるため、勉強すればするほど偏差値が上がります。 例えば、心機一転して一日に5時間勉強するとします。 高校2年生の平均勉強時間は1.1時間というデータがあります。なので、一日当たり3.9時間、一年で1423.5時間(約60日分!)のアドバンテージを得られます。 他方、受験期には平均4.8時間勉強するので、一日当たり0.2時間、一年で73時間(3日分)しかアドバンテージを得られません。※ どうですか?一年で3日とは微々たるものかもしれませんが、一年で60日も差があったら結果に表れない訳がないです。 しかも、結果に出ることにより、高得点→モチベup→勉強→高得点 という正のサイクルを獲得できます。 ※勉強時間は https://www2.sundai.ac.jp/column/howto/juken-benkyo-jikan/ を参考にしました。 ◯どうして目指した方がいいのか 高1の段階から東大を視野に入れて勉強することでどこの大学にも通用する学力を得られるからです。 なぜ東大入試が難関であるといわれていると思いますか?それは、二次試験が5科目とありえないくらい多いうえ、一つ一つが難しいからです。そのため、何らかの理由で志望校を変えたいと思ったときにスムーズに変えやすいです。 ただし、先ほどの理由から、他大から東大への変更はとても厳しいです。 例えば、東大から京大に志望校を変更するとします。その場合、受験科目は京大が社会1科目分すくないので、心理的にとても楽になると思います。また、東大数学の過去問を解いていたら、京大数学が簡単に思える日が来ます。 ということで、目標は高く持ちましょう。 ちなみに、もっと大きな視点で、受験後のことを考えると、東大生であることは多くの利点があります。 例えば、飲食店のバイト中にお客さんに大学をきかれて答えると、珍しがられ、名刺を渡されるなんてこともあります。あまり社交的ではない私にとっては会話の切り口となって助かってます笑。 そして、日本はまだまだ学歴偏重社会なので、就活を始めてみて、東大生であることのありがたみは頻繁に感じます。(面接をして、同程度の実力だったら東大生を採用すると思います。) 〇補足(1、2年次にやっていた方がいいこと) 1年次は全国模試が少なく、志望校ごとの模試もないためどうしても自分の立ち位置がわからなくなり不安になると思います。そこで、私の科目ごとの取り組みを参考にしていただければと思います。 国語  1年次:定期テストの勉強、漢字をコツコツ覚える 2年次:上記+頻出の論点を理解する。(近代化の以後vs以前などの論点を押さえておくと文章の読みやすさが全然違います。おすすめの参考書は桐原書店の現代文単語です) 数学 1年次:教科書(1A・2B)を一通り理解する。 2年次:チャートの解法を理解したうえで暗記。大学への数学で演習。 英語 1年次:単語帳の暗記+2日に1度長文読解 2年次:長文読解を1日に1度に変更。 社会 1,2年次:定期テストの勉強、2年までに通史を大方理解する。この時に東大入試では非常に記述の比率が高いので、流れの中で単語を覚える意識で!授業を自分で再現できたら合格。 理科基礎 1,2年次:定期テストの勉強のみ。共テ直前でもなんとかなる。 長文失礼しました。ですが、長文でお勧めしたくなるほど東大は魅力的な大学です!ぜひ、思い切って挑戦してみてください。
東京大学文科二類 りんた
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不安
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東大合格のための勉強方法
こんにちは! 現在東京大学文科二類に通っている私から少しアドバイスをさせていただきたいと思います! ①英語について 私が受験生の時には、英単語帳はLEAPと鉄壁を使っていました。 英単語帳というのはたとえ何冊持っていようが、結局は自分の頭の中にどれだけ英単語を定着させられるかが大事ですので"今持っている英単語帳を何周もする"で良いと思います!不安であれば東大志望とのことですので鉄壁を使うことをオススメします。 また演習問題についてですが、高1の時はとにかく文法を固めましょう!基本的には学校で配布される教材で十分です。文法を完璧にできた!と思ったら次は英文解釈や読解に移るといいですよ。英文解釈のオススメは「入門英文解釈の技術70」です。読解についてはたくさん参考書はありますので自分に合ったレベルを探してみてください。「やっておきたい英語長文」シリーズがオススメです。 ②数学について 高校1年生でしたら数学I Aを学んでいることと思います。文系ですので最低限高校2年生までにひと通り範囲を終えるのが良いです。ただ、先行学習を行う中高一貫の生徒に比べて圧倒的に演習量が不足してしまいますので、今まで学んだ分野は例題を完璧にすることを目標に演習を続けてください。どうしても応用問題へ次から次へと行きたくなると思いますが、基礎が固まらないうちには解いても自分の身にはなりません。東大レベルの数学であっても基礎の組み合わせで解くことができます。高校1年生のうちは"苦手をなくす"ことを意識して勉強してみてくださいね。 教材についてですが、わざわざ何冊もする必要はありません。チャートのような網羅系参考書を何周もすることで基礎力が確実につきます!例題をマスターした後は練習問題や章末問題等にチャレンジしてみてください。それでも物足りなく感じたら過去問や「文系数学の良問プラチカ」をオススメします! ③その他の教科について 東大文系は地歴2科目が課されます。(2科目もあるので、他大学文系に比べてすごく負担が重いです…)もし世界史や日本史を選択するのであれば極力高3の夏には範囲を終えるのが望ましいです。公立高校では共通テストまでに範囲が終わらない…ということが多々あるそうですので、担当の先生に進度を聞いてみてください!もし間に合わなさそうであれば先取り学習をする必要があります。(論述対策の時間確保のため。) ただし地歴は高2からの学習で十分間に合いますので、高1の時期は英数国を固めることに注力しましょう。 長くなってしまいましたが、どの教科も基礎が大事です!苦手な分野から逃げることなくコツコツと努力を続けましょう。 努力は実を結びます!頑張ってくださいね💪
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時間の使い方
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高二東大数学
こんにちは。 まだ高校2年ということで、時間的には十分余裕はあると思います。 青チャートや重要問題集の全ての問題に対して、見た瞬間に解法がわかるレベルならば、基礎はできているとして次の参考書に進んでも良いでしょう。 まだ解法が思いつかない問題があるようなら、その単元に関して青チャや重問をもう一周しても良いと思います。 新スタ演の一歩手前に河合塾の良問プラチカというものがあります。そちらを先にやることをオススメします。 (文/理でⅠAⅡB、理でⅢがあります。東大志望ならば文系プラチカをやるのが良いと思います。) 偏差値51とはいっても、東大模試の50ですので、基本的なところは固まっているように思います。 どんな模試でも、すべての高校生が受けるような模試なら偏差値60〜65、東大模試なら偏差値50程度を目安として、これを下回る回があるようでしたら、基礎の部分で躓いている箇所があるので、青チャートなどの基礎的な参考書で確認してください。(あくまで東大基準です。) あとは自分の取りたい得点と相談しつつ、どこまで数学を極めるかを決めて演習を回すのみです。 東大の理系志望ならば、最終目標は数研のオリジスタンの問題を自力で解けるようになることだと個人的には思っているので、 ⅠAⅡBは2年生の終わりまで、Ⅲは3年生の夏前までには基礎(メジアンや1対Ⅰ対応)を完璧にして、応用問題に手を出せるようにすると良いですね。 参考までに私のやっていたものを書いておきます。 ()になっているところは代替できるだろうという参考書です。 2年正月まで:青チャ(重問)完璧 ↓ 3年GWくらいまで:メジアン(1対1対応) ↓ 9月くらいまで:文系プラチカ ↓ 7月〜:新スタ演・オリジスタン・過去問 重問や1対1対応はやっていなかったので難易度は少し違うかも知れませんが、レベル感は概ねあっていると思います。 以上、参考になれば幸いです。 ぜひ東大で一緒に学びましょう。楽しみにしています。
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理系数学
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