早稲田より明治がやばい
私は明治の過去問はそんなに解いたことがないのですが、立教の過去問で同じような経験をしたことがあります。
まず今の時点で、なぜ明治のほうが取れないのかを理解できていますか?なんとなく解けない、という状態は禁物ですし、ここから対策のしようがありません。
例えば私は立教を受験しましたが、国語も日本史も、最初は立教のほうが難しく感じられました(英語は共通テスト)。初めて解いた時は焦りもありましたが、解いていくうちに慣れて、早稲田よりもちゃんと取れるようになりました。
具体的に言うと、国語は問題の作りが独特だと感じていました。正直、今でもあの問題の答えはおかしくないか?と思ってしまう問題もあります…。2択まで絞れる、とかではなく、意外な選択肢が答えになる、という具合でしょうか。それも次第にわかってきて、たぶんこの学校が答えに選んでもらいたいのはこれかな、と理解できるようになっていきました。時間がそこまでかからない分、3年分×3学部くらいは解いたと思います。
また日本史に関しては、立教は近現代のテーマ史が大好きなんです。それが、私は全く解けなかったんですね。冬休み時点で、そもそも日本史の知識が全然足りておらず、古代はわかるけど現代は苦手という状態でした。流れもおぼつかないためテーマ史もなかなか解けなかったんです。ただ自分に足りないところはそれなりに理解できていましたし、慣れが大事なこともわかっていたので、そこまで気にせずに解きまくりました。よく出るのに取れないところは、それこそ何度も何度もやっていった、という感じです。
これは私の一例でしかありませんが、同じように、なぜ間違えるのか、なぜ取れないのかを一つ一つ考えていく時間を取ったほうがいいです。国語の記述ではどこが問われることが多いのか、どういう形式だったらすんなり解けるけど、どこを聞かれたら詰まってしまうのか、字数制限は関係あるのか。英語なら、単語が足りていないのはそもそも覚えていないからなのか、それとも推測力が足りないのか、時間が足りないのは読むスピードが遅いからなのか、短い英文がたくさんあるときと、数は少ないけど長い英文が出てきたときどちらがより苦手なのか、その対策にはどこを強化するべきなのか。具体的に考えてみてください。
最後に、MARCHに合格できなくても早稲田に合格できる人はいます。ただ、明治も豪華うしておきたいと思うのは当たり前ですし、合否は対策の十分不十分に関係あるだけなのでは、と思います。その日のコンディションなどもありますしね。ということで、早稲田に受かる実力があれば、いつも通りの状態であれば、それなりに解けるようになるはずです。
もしその形式が苦手なのであれば、慣れも重要になってくるため、たくさん練習を積むしかないです。そこまで時間をかけられないかもしれませんが、それでも仕方のないことなので。
もし何度といても解けない、生理的に苦手な問題なのかもしれない、と感じたら、問題の合うあわないもあるため、滑り止めの大学学部を考え直した方がいい可能性もあります。
しかし、まずは自分に何が足りないのかを、過去問とにらめっこしながら考えてみてください!
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