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化学式 イオン式 書き方

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8/27 13:31
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あいね

高2 長崎県 東京外国語大学志望

化学式とイオン式を模試のために勉強しているのですが、右下につく数字の覚え方を学校の先生に聞いてみても、覚えるだけだと言われます。イオン式も同様です。でも、これだけ種類があるので、覚えるのがとても大変です。なにか化学式やイオン式を簡単に早く解けるようにするためのコツやルール、必殺技を知りたいです。教科書をみてもよくわからないので、教えて欲しいです。よろしくお願いします!

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たまちゃん

東京工業大学第三類

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こんにちは!東工大一年のたまちゃんです。 質問の意図がイマイチわからないのですが、私が思ったことを書きます。 周期表の第3周期を例にとりますが、第1族のナトリウムは+1のイオンになりやすいです。2族のマグネシウムは+2のイオンになりやすいです。これは最外殻原子の数がそれぞれ1個と2個のためです。同様にして13族は+3になりやすいです。しかし、最外殻電子が3個ということは+3になりやすいと同時に-5にもなりやすいということになります。最外殻原子が3つならば、そこに5つ電子を加えれば、合計8個となり閉殻となるためです。よって14族は+4,-4になりやすいです。これは典型元素では、成立しますが、遷移元素では成立しません。 これが分かると、少し覚えやすくなるかもしれないです。(知っていたらすみません) 例えばH2OはHは+1になりやすく、Oは-2になりやすいのでトータル±0となります。CO2なら、Cは+4になりやすく、Oは-2となりますので、トータル±0となります。H2SO4なら、Hは+1になりやすく、Oは-2になりやすいです。Sも-2になりやすいのですが、裏を返せば、+6になりやすいという事です。Sを+6とするとトータル±0となります。 この方法は例外もあるのですが、酸化数を調べる時に用いる方法です。 ただ、イオンなどはやっていくうちに覚えられるものです。声に出したりして覚えましょう。 硫酸なら「エイチツーエスオーフォー」と声に出して覚えましょう。自分でリズムを刻みながら声に出すと、より覚えやすくなるかもです笑 意外とすぐに覚えるものなので、心配なさらなくて大丈夫だと思います。
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たまちゃん

東京工業大学第三類

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コメント(2)

あいね
10/13 19:21
とてもわかりやすい回答をありがとうございます!参考にさせていただきます!
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たまちゃん
10/21 16:51
頑張って下さい!

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無機の勉強法
こんにちは。東京科学大工学院のプロトンです。無機化学は反応式だったり、製法が多すぎて、覚えるのが大変ですよね。今回は少しでも覚えやすくなるようなコツを話したいと思います。 まず、無機化学を勉強していく上で暗記に100%頼っていると途中で詰みます。理解とともに覚えるように心がけましょう。 私が受験生時代に使っていた参考書は 福間の無機化学の講義(Doシリーズ)です。ほんっとうに分かりやすいので一度手に取ってみてください。 無機化学で出てくる反応式は、限られています。 ・中和反応 ・酸化還元反応 ・酸塩基の反応 ・揮発性酸遊離反応 ・熱分解による反応 ・沈殿生成反応 こんなところかと思います。あとは、気体の製法で少し覚えるべき反応式があります。 反応式を作るときに、覚える必要があるのは、反応前後の物質と係数です(酸化還元反応では、酸化数も数える)。 反応前後の物質と係数を覚えていれば、慣れてくると自分で作れるようになります。 例えば、水酸化ナトリウムと塩酸の中和を考えます。 反応前の物質はNaOHとHClで、係数はどちらも1です。反応後は中和されて、NaClとH₂Oができます。 これが分かれば、反応式が書けます。 NaOH+HCl → NaCl+H₂O より複雑な反応式になっても同じ方法でやりましょう。特に、酸化還元反応の半反応式を覚える際には、反応前後の状態を覚えている必要がありますので、必ず覚えましょう。 また、先程述べましたが、酸化還元反応では酸化数を数えます。酸化数とは、化合物やイオンの状態で、中性の原子と比べて電子をどれだけ失っているかを示しています。 例えば、H^+であれば、水素原子と比べて電子を1個失っているので酸化数は+1になります。 また、CO₂ の C に着目すると、電子配置が、::O::C::O::(これだと電子配置が上手く表記できないのでご了承ください)となります。 C原子は、電子数が4ですが、二酸化炭素だと、Cは8個の電子を周りに抱えている状態です。なので、4個多く電子をもらっているので、酸化数は+4になります。 このように、酸化数を数えられるようになれば、半反応式は無双できます。 沈殿生成反応はご存知の通り、イオン結晶同士をとかした時に別の組み合わせで、溶けにくい物質が沈殿する反応です。 例えば、Ba(OH)₂と K₂SO₄の反応があります。ともにイオン結晶であり、水に溶かすとイオンとなります。 しかし、バリウムイオンと硫酸イオンは、反応して水に溶けにくい硫酸バリウムとなって沈殿します。これが沈殿生成反応です。 無機の反応の中でもこれは比較的覚えやすいかと思います。 沈殿が生成されるかは、何と何が反応するかによって変わってきますが、これは私が使っていたゴロ合わせを伝授します。 〈Cl¯との反応〉 銀(Ag+)のなま(Pb²+)※はげ(Hg+)狂ってる(Cl¯) 銀のなまはげ狂ってる 〈SO₄²¯、CO₃²¯との反応〉 そ(SO₄²¯)こ(CO₃²¯)まで、 バ(Ba²+)カ(Ca²+)にする(Sr²+)な(Pb²+)※ ※鉛(なまり)はPb そこまでバカにするな 〈CrO₄²¯との反応〉 苦労(CrO₄²¯)して買った銀(Ag+)のバ(Ba²+)ナナ(Pb²+) 苦労して買った銀のバナナ これらの語呂合わせを参考に覚えちゃって下さい。 以上、無機化学の反応式を覚えるコツ&語呂合わせ(一部)を紹介しました。如何でしたか。受験は大変ですが、楽しく勉強していきましょう。応援しています!
東京工業大学工学院 プロトン
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化学
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教材と戦略
回答させていただきます。ただ、私は受験生時代にサイトで紹介されていた暗記量を減らす方法を使っていたため、その方法を解説するサイトのリンクを貼らせていただくという形にさせていただきます。ご了承ください。 ・酸化還元、電池の暗記  酸化還元については、酸化剤と還元剤にはどんなものがあって、反応でそれらが何になるかは丸暗記する必要があります。(例:濃硫酸→二酸化硫黄)ただ、半反応式を全て覚える必要はなく、元の物質が何になるかさえ知っていれば半反応式を組み立てることができます。私は受験生時代、次のサイトを見てやり方を理解しました。 (https://kimika.net/r5hanhannousiki.html 化学のグルメ-半反応式・酸化還元反応式(作り方・覚え方・問題演習など))  また、電池についても上のサイトで全て事足ります。既に授業動画で予習されているということなので、事前知識込みで見ていただくと非常に分かりやすいです。 ・構造決定の学習法 構造決定はやればやるほど点が伸びますし、できるようになるとパズルみたいで楽しいのでとにかく量をこなしてください。ただし、構造式は問題の指示に従って書くように意識してください。これを習慣づけると理不尽な減点を防げます。  既に新演習に手を出されているということで、ある程度骨のある練習問題として東北大学の有機をおすすめします。東北大学の第3問は伝統的に構造決定が出題されますが、非常に問題の質が良いです。難易度で見てもちょうど良く大問の中で勾配があるため、基礎知識の定着と思考力の養成にうってつけです。 ・無機の暗記  イオン化傾向列を使うと覚えやすい部分があります。例えば、イオン化列で横並びの亜鉛鉄ニッケルは濃硝酸と反応して不動態を形成するというように、イオン化列で近い位置にあるものは近い性質を持ちます。また、色の暗記では既にされているように資料集を読んで写真で覚えるのがよいです。 ・理論の計算  溶解度については、出した質量が溶液のものなのか、溶質のものなのか、溶媒のものなのかを考えて解いてください。  例えば、食塩の溶解度が20g/水100gであれば、食塩:水の質量比は1:5ですが、食塩:溶液なら1:6になります。これを混同すると正解できなくなるので気をつけましょう。  気液平衡については、気体の量を体積でなく物質量で捉えると混乱しにくいです。ヘンリーの法則では標準状態基準の体積を考えることがありますが、分かりにくいので全て物質量で統一してしまいましょう。(物質量に直すとき、分数のままにしておくと多少計算が楽) ・合成高分子の暗記  そもそも京大には合成高分子は大問としてはほとんど出題歴がありません。しかし、理論の方でイオン交換膜が出題されたりはするので、そこは暗記必須です。ただ、結局共通テストには合成高分子は出題されるので、その対策として繊維やゴムについて覚える必要はあります。  合成高分子はそれまでの化学よりも更に生活に身近になります。身の回りのものと結びつけて覚えてみましょう。例えば、アラミド繊維は強度が非常に強いため防弾チョッキに使われているといった感じで、物質の種類、性質、使用例を一気に暗記してしまいましょう。  また、反応機構に触れると、ほぼ例外のないパターンがいくつかあるだけなので無機に比べて楽に覚えられるはずです。 ・各分野の学習比、京大化学の傾向  まず、京大化学は大問4つ(2科目で180分、1課目なら90分)で、大問1は理論と無機の複合か純粋な理論、大問2は純粋な理論、大問3は有機、大問4は高分子(ほとんど天然高分子)が出題されています。これは10年間変わっていません。  全体を通して、知識を前提に思考力を問われています。記述問題だけでなく、グラフを選択したり、範囲外の内容(マルコフニコフ則やラウールの法則など)を誘導付きで出題してきます。また、数値計算の煩雑さもありますが、物理の問題のように文字のままで計算する問題が多くあり、慣れが必要です。  京大化学では、まず有機と高分子で得点を稼ぐ必要があります。比較的難易度が低く、そうでなくても誘導が丁寧なことが多いです。有機は構造決定と立体化学、高分子は糖ペプチドアミノ酸が多く出題されます。  理論は、結晶構造、電離平衡、気体が多く出題され、中でも結晶は出題頻度が高いです。  無機は全く出題されない年もありますが直近は3年連続で出題されています。対策を怠ることはできません。  以上を踏まえると、有機>理論>無機の順で重視したほうがいいと考えられます。比率に関してはなんとも言えないですが、高2から化学を勉強されているということで、受験前には全分野完成する(化学で7〜8割が目指せる)と思われます。なので比率というよりは不安な分野を都度穴埋めするぐらいでよいでしょう。  最後になりますが、暗記分野は演習をこなしていくうちにいずれ覚えていくと思ってください。演習の比重を大きくしていって、最終的に過去問にまで到達できるようにしましょう。健闘を祈ります。
京都大学工学部 黒澤
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化学の勉強法とかいろいろ
こんにちは!現在は経済学部に在籍していますが、元理系だったのでお答えしますね。 有機化学では、炭素と炭素の繋がりによって作られる物質が無数にあり、それらが色々な化学反応を起こして複雑に変化したりと、覚えることが多いと思うかもしれません。ですが、これも無秩序に反応を起こしてるわけではなく、実はちゃんとれっきとした規則性があるんです! 化学の世界は、電子に着目するとある程度統一的に説明することができます。これを電子論といいます。これは有機化学だけでなく無機化学でももちろん有効な考え方ですが、とりわけ有機化学で用いられます。 電子論は一般に大学でやることであって高校範囲を逸脱してるとされており、高校では教えてくれないでしょう。したがって教科書も実験ベースの記述で、〇〇と△△とで反応させたら□□になる、という話しか載ってないわけです。しかし、本格的に学ぼうとすればこそ量子力学が必要になってきますが、大雑把に電子がどう動くのか?等の話であれば高校生でも十分理解できる内容です。電子論を用いると今まで見えなかった反応のメカニズム等が視覚的に見えてきます。現在暗記で苦しんでいるのであれば、電子論を用いて学習することである程度暗記から解放されることでしょう。おすすめする参考書は「原点からの化学」シリーズと映像授業になりますがスタディサプリのトップ・ハイレベル化学がとてもわかりやすくておすすめです。 次に、構造についてですが、やはりこれも無数にパターンがあるのに一つ一つ別々に頭に入れていこうとするとキリがありません(笑)。 まずは最低限として各アルカンの名称、各官能基、命名法、そして教科書に出てくる物質の慣用名だけ覚えましょう。その際英語(ラテン語?)を意識すると意味が理解できて覚えやすいかなと思います。(例: 炭素数6のアルカン: ヘキサン(hexa: 6を意味する接頭辞)、カルボキシ基: -COOH(carbon + oxygen)) 最後に、問題集の進め方ですが、それで問題ないと思います。個人的には、新演習はかなり重いので余裕があればやるのが良いですが、そうでなければ重要問題集までだけでも過去問に十分スムーズに入っていけるのではと考えています。 東大化学は物理との兼ね合い上、問題の難易度以上に時間的にかなり厳しくなる戦いになってくると思います。ですので、過去問やるときはそのこともしっかり意識して頑張ってほしいなと思います。応援しています。
慶應義塾大学経済学部 すとーと
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化学を得意にするにはひたすら演習なのか?
演習の際、用意している教材は問題集のみでしょうか? もしそうなら、必ず教科書や図録を見ながら取り組みましょう。 教科書や図録を使わずに学習をする人は、丸暗記に陥りがちです。 解説が的を絞ったことしか書いていないからです。 以下詳細な回答です。 *丸暗記では勝てない *暗記の心得3カ条 *人に教えて理解を深める *まとめ ------------ 【丸暗記では勝てない】 京大の化学は丸暗記で挑む人を叩きのめす構造になっています。 基本的な事柄に対しても「なぜか?」を理解して説明できる力が必要です。 大問1…酸化還元や物質の構造に関する問題 大問2…溶液や気体の化学平衡に関する問題 大問3…有機化学に関する問題 大問4…高分子化合物に関する問題 が例年のパターンです。 計算問題や有機化学のパズルは一見論証と関わりなさそうですが、立式導出過程を問題文から理解するということが必要になってくるので、丸暗記が習慣になっている人は苦戦を強いられます。 ----------- 【暗記の心得3カ条】 駿台化学科の石川正明先生は、 「論理性」 「意味性」 「感動性」 を大切に理解暗記していきましょう、と指導されています。 「論理性」 何故そうなるのかを説明できると、自信をもって理解暗記できます。 (例) 過マンガン酸イオンが、酸性溶液中で酸化剤としてはたらく半反応式 MnO4(-) 8•H( ) 5•e(-) → Mn(2 ) 4•H2O これは何故このような式になるのか、自分なりにわかりやすく説明できるようになっている人の方が自信を持って暗記できます。 教科書と化学図録を用いて詳しく調べながら学習を進めると良いです。 「意味性」 それを理解すると何が得られるのかを知ると、理解暗記する意欲が増します。 例) ステアリン酸×3とグリセリンから成る油脂は分子量890で、これを覚えておけば高分子化合物の分子量絡みの計算が速くなる。 「感動性」 面白い、すごい、ひどい、と心動くことで暗記しやすくなります。 例) 「水兵リーベ僕の船…」に代表されるような語呂合わせ。 ------------ 【人に教えて理解を深める】 重要問題集で自分が出来た問題でも、誰かにわかりやすく解説することは出来ますか? 「論理性」「意味性」「感動性」を意識して、人に教えてみてください。 これは僕が実践してきた化学勉強法です。 友達同士で質問し合いっこしましょう。 特に模試の復習でこれをやると効果的です。 ------------ 【まとめ】 問題集 教科書 図録で演習。 人と教えあいっこで理解を深める。 京大相手に丸暗記では太刀打ちできない。
京都大学工学部 クウルス
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無機化学の勉強方法
無機化学に出てくる化学反応式のほとんどを暗記することができるのなら、恐らく合格点は取れると思います。特に半反応式は、基本的には暗記力を減らしつつ沢山の反応式を書くために使うツールです。しかし、僕は半反応式とイオン化傾向から化学反応式をつくることをおすすめします。 というのも、イオン化傾向は他の現象にも高頻度に登場するため、イオン化傾向を覚えなければ暗記する量が爆発的に増えることに注意しなければなりません。理論化学や有機化学の現象にも登場するので、イオン化傾向は覚えておくことを強くおすすめします。 また、半反応式は覚えなくてもなんとかはなりますが、やはり覚える量は増えます。早慶なら酸化マンガンや過マンガン酸イオン、その他諸々のマイナーな反応式なども正確に覚えていなくてはなりません。更に、水など、状況によって反応が変わるものもあるので暗記で正確に覚えるのには(僕にとっては)意外と骨が折れます(半反応式から反応式を作っていると電子のやりとりからどっちがどっちか自然に判断できます)。 なので、個人的には半反応式から化学反応式を作ることをおすすめします。 いくら苦手でも、化学反応式を作る練習を1、2時間もすればちゃんとマスターできますしね。 そして何より、大学受験に関してだけ言えば暗記でも乗り越えられますが、基幹理工学部に入ってからは特に暗記以外の能力が求められます。個人的な意見ですが、記憶力のみならず、思考力をつける勉強もすれば将来役立つと思います。
京都大学理学部 Seeker
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化学
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有機化学と無機化学の学習法
化学の分野別の学習量の多さは、理論:無機:有機=3:1:1くらいです。圧倒的に理論化学が難しく、点数が取りにくい。 よって、理論分野と無機・有機分野では、勉強法は全くといっていいほど違います。 理論分野は、覚えることは物理並みに少ない(ただし酸化還元の酸化数だけは暗記必須ですが)と同時に、計算量が非常に重い問題が多く、特に蒸気圧などを用いた気体の問題や、酸と塩基の平衡が絡んだ問題は、ただひたすら重い問題を解いて慣れていくしかありません。 それと真逆なのが無機分野です。 各元素の特徴など、特に色なんかは、語呂合わせなどで楽しく覚えていきましょう。例えば、斜方硫黄と単斜硫黄、どちらが安定か覚えるなら、二つで違う感じを用いているところに注目して、「方」と「単」、これらをそれぞれ床に置いた時、どちらが倒れにくそうか考えれば、「方」がより安定しそうなのは自明です笑。また、クロム酸イオンと沈殿を形成する元素は「バリウム 淡黄 鉛 黄 銀 赤褐」をまとめて、「バター王亡き銀世界」と覚えたり。 暗記が多いといっても、英語に比べれば可愛いものですから、そういった「ごり押し」で十分です。 あとは、一問一答形式の問題集で確認して、最終チェックとして入試で出た問題を扱えば、それで十分なレベルに達します。 有機分野は無機分野よりはとっつきにくいです。まずは、アルカンから順番にじっくり理解していってください。 理解したら、参考書を見ながらでいいので、問題をどんどん解いていきましょう。有機は、問題を解くときに踏む思考プロセスが非常に多く、分からないときに解答を読んでもさっぱり分からないことが多々あります。その分、解ければ、基本わかっているということなので、最終的に自分の知識以外何にも頼らず解けるように進んでいってください。 最終盤の、高分子化合物だけは、特殊かつ厄介なところがあります。ここも、無機分野と同じように、暗記から攻めていきます。有機前半と同じように問題演習していってもちっとも身につかないです。 まとめノートは、無機分野に限り作ることを強く推奨します。大した負担にはならず、大事なところだけまとめれば半日で終わ理ますしね。 理論化学と無機有機はかなり独立な分野です。理論が全くできないが、無機有機は無敵、という人もいます。復習はいずれ完了させなければなりませんが、まずはどんどん進んでいきましょう。 ただ、化学によって英数がおろそかになるのは非常にまずいので避けたほうがいいですね。
東京大学理科一類 ひこにー
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物理と化学の独学での予習
こんにちは!東工大一年のたまちゃんです。 物理のオススメとしては、物理のエッセンスです。物理のエッセンスは問題も割と多く載せてあるので、高校2年のうちはこれだけでも大丈夫だと思います。それで不安ならば、基礎問題精講や良問の風、発展をしたいなら名門の森などをやれば良いと思います。まぁ、エッセンスと良問の風はほとんど同レベルですので、良問の風を使うなら、エッセンスで学んだことを問題演習でアウトプットする用になると思います。 化学は鎌田・福間シリーズ(大学受験Doシリーズ)くらいしかわからないです。すみません…。この参考書も問題が割と多かったと思うので、これだけでも十分だと思いますが、演習もしたいのであれば、基礎問題精講、CanPassなどがオススメです。解説が詳しめなので。ただ、CanPassは少し難しめ。 次は物理を学ぶ際のポイントについて、自分なりに思っていることを書きます。 まず、力の方向(力の矢印の向き)がわかって、運動方程式を立てるのが普通の力学の問題です。これが出来ていないなら、問題は解けません。これは基礎中の基礎ですので、疎かにしないでください。 また、次元にも注意を払うと、計算ミスに気づけることもあります。次元は単位のことです。例えば、計算をして答えが(m+M^2)g となったとしましょう。この答えは100%間違いです。なぜかわかりますか? 次元(単位)が違うものを足したり引いたりは出来ないからです。mの単位はkgですが、M^2の単位は(kg)^2ですから、足すことはできません。ですから、この答えはあり得ません。計算してこの答えになった時点で、やり直さなければならないのです。こういうチェックをしていると、あり得ない答えの時に気付けます。(尚、掛け算、割り算は単位が違ってもできます。) ですから、次元に普段から注意する癖をつけておくことで、模試や本番の時に計算ミスに気付けます。 化学に関しては、理論化学ですと、計算問題がほとんどです。計算はモルで行うことが多いと思います。今、何の計算をしているのかを理解しながら勉強して下さい。何と何をイコールで結んでいるのかなど。また、熱力学の際、〜エネルギーが出てくると思いますが、エネルギーがつくものはマイナスと覚えておいて下さい。 スマホに関しては、私はよくわからないです笑 私はスマホの電源を切ったり、あと30分したら休憩しよう などと思って頑張ってましたが…。 それでも私もスマホを使いすぎることもしばしばありました。なので、あまり特効薬のようなものは無いです。すみません…。 物理と化学は理系にとってとても重要ですので、頑張ってください!応援しています! 長文失礼しました。
東京工業大学第三類 たまちゃん
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物理
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一度やった分野を忘れないようにするコツ
こんにちは!東工大一年のたまちゃんです! 物理に関しては分野がわからないので、助言しにくいのですが、苦手な分野であったり、忘れやすい分野があるのであればそこを繰り返しやりましょう。 でも、基本的に物理は理解していれば忘れにくいです。熱力学を例に挙げると、定圧変化・定積変化・等温変化などはどうなるとかを覚えていなくても理解していれば何とかなります。ドップラー効果の式なども覚えなくても理解していれば導出可能です。覚えていた方が早いので出来れば覚えて欲しいですが… 例えば、f= の式の分母が観測者だったかな、音源だったかな、うろ覚えだなとなったら導出するのが良いと思います。 化学に関しては電気分解の式は自分で作れます。イオン化傾向がわかれば行けるはずです。反応式を書けという問題は出ないはずなので、反応式の細かいところがわからなくても、この金属に対して水素は〜mol発生しそうだなというのがわかれば良いので、電気分解の反応式は覚えなくて良いです。電池の問題は正極と負極(陽極と陰極)が何でてきているかを覚えていないと無理です。出来れば溶液も覚えて欲しいです。電池に関してはヒントがほとんど出ないので、覚えておいた方が良いです。 深い知識を得るにはやはり理解することだと思います。理解したことは忘れにくいですからね。逆に単純暗記のものは忘れやすいです。また、用語などは何度もやって覚えていくしかないですね。イオン化エネルギーの意味を説明できるかなど結構基本的なことを聞いてきたりもするので、基本用語の意味を覚えることも怠らずに頑張って下さい。また、引っかけもたまにありますので、注意深く読むことも必要です。 やってないところを忘れるのはみんな一緒ですので、そんなに深刻に考えなくても大丈夫です。 東工大の化学はほぼ全ての分野から出題されるので、直前に過去問をやりまくれば、しばらく触れていない分野もなくなると思います。それでも本番にど忘れしてしまうことはあると思います。私は本番でど忘れして一問落としました。ですが、そこで焦らず他の問題を冷静に解くことが大事です。結構そういったメンタル面も点数に関係すると思いますので。 あとは絶対に覚えるんだ!と思って覚えて下さい。単語帳をボーッと眺めても覚えられないように、ただなんとなくやっていると効率が悪いです。残り少ないので、今解いている問題を次いつ復習できるかわかりません。もしかしたら入試までもう見ないかもしれません。ですから、絶対に覚えてやるんだ!という気概を持って勉強して下さい。個人的にはこれが最も重要かなと思ってます。 長文失礼しました。
東京工業大学第三類 たまちゃん
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不安
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公式は暗記?
導出に関しては出来ます。ボイルシャルルの法則から導き出せます。 ただ、PV=nRTは導出できるようになる必要は無いです。これはちょっと状態方程式の問題を解けば覚えられるような簡単な公式です。化学は数学のような公式を問うような問題はなく、公式を使って問題を解くのがほとんどです。よって、すぐに覚えられるような簡単な公式は問題を解きながら覚えると言うので十分です。ただ、この公式をどのような時にどんな風に使うかは理解しておく必要はあります。これは問題演習によって養われます。 状態方程式の派生でPV=(w/M)RTというような式も参考書などには公式として存在しています。これはn=w/Mというように変換してあげるだけで導出できます。基本的な状態方程式は覚えて、派生してるものは導出するといった具合にすると要領良く覚えられると思います。 また、化学には公式の他にも覚えなければいけない反応式が数多く存在しています。例えば酸化還元反応の酸化剤や還元剤の半反応式です。これに関しては式丸々覚えててはいつまで経っても覚えきれません。このような時は、例えば、MnO4-とMn2+だけ覚えてあとからH2OやH+、e-で調整と言った具合に導出(このやり方は参考書などにあります)する方が覚えやすいです。 まとめとしては、公式はどうして成り立つかは気になるなら調べて、特に気にならないならそういうものだと割り切って使いましょう。成り立つものとして考えてくれればどちらでも大丈夫です。 また、簡単な公式はそのまま覚えて複雑なものや覚えにくいものは最低限のところだけ覚えてそこから導出しましょう。 これから3年生で忙しくなるとは思いますが頑張ってください!
東京工業大学工学院 ソラ
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化学の勉強法
化学は理論、有機、無機の3つに分かれるのでそれぞれについて軽く説明します。 理論 定義をしっかりと覚えなければ問題に手がつけられません…… しかし、定義をしっかり抑えると問題数はそれほどこなさなくても得点につながると思います( ^ω^ ) 無機 正直な話暗記が多い分野です…… 知ってるか知らないかで得点がはっきり分かれるのでゴロなどをうまく利用して暗記しましょう!! あと、入試や模試でわからないところがあっても時間をかけすぎないようにしてください!! いくら時間も使っても答えは覚えてないと出ません笑 有機 構造決定がメインとなり、経験値がかなり必要となってきます。問題を解く時間もできる人は簡単に解けますができない人はかなり時間をかけてしまいます。 つまり、本番で必要以上に時間を使ってしまう人がかなりいるので時間配分に気をつけてください!! 後は、経験値を積むしかありません( ^ω^ ) 応援してます📣
早稲田大学創造理工学部 tatsuya1013
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