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大学の物理について

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3/15 18:38
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モリゾーとダンクレー

高3 千葉県 上智大学理工学部(61)志望

理工学部電気電子工学科志望の新高3です。 大学ではどのように物理を使用するか教えてください!! そしてどのくらいのレベルがあれば余裕でついていけるかを教えて欲しいです!

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ハミデトルヤン

大阪大学基礎工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
物性物理学専攻なので少し専攻違いですが、参考程度に回答いたします。 基本的には大学の授業に参加して、分からなければ質問することを怠らなければ、普通についていけると思います。具体的な高校知識と大学の内容の関係はだいたい以下の通りです。 大学の物理は力学・電磁気学・熱-統計力学・量子力学などからなります。高校とは異なり、公式を原理から数式で導くという方針で進むことが多いです。なので高校の問題を解くレベルの高さというより、公式の証明や現象の理解などの経験の方が役立ちます。 一方数学については、微分積分、複素数、ベクトルなどを基本として解析学や線形代数学を学ぶことになり、高校の範囲は必須です。これらを使って大学の物理を学んでいきます。 電気系の知識はそのまま使うこともあると思います。オームの法則とか、電力の求め方とかです。これも理解していれば問題無くついていけると思います。
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ハミデトルヤン

大阪大学基礎工学部

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微積物理 今始めるのは遅すぎ?
こんにちは! 高校3年から微積物理をして理学部に現役合格したものです。 私の経験、また周りの意見を総合すると、ずばり「役には立つが合格には必要なし」と言ったところです。 大学入試は、高校での学習指導要領に基づいて作られます。それは東北大学でも同様です。いかなる問題も通常の教科書、問題集を解いておけば解けるように設定されているのです。つまり微積を使った理解をする必要はありません。 私は「物理重要問題集」を使って高2から演習をしていましたが、微積物理を始める前から模試の成績は安定していました。その他にも「名問の森」などでも良いでしょう。 しかしながら、電磁気分野では、公式だけではどうしてもしっくり来ない部分が出てくる可能性があります。そういった場合には2つの対処法があります。 1つ目は「そういうものだ」と受け入れるということです。物理の公式は全て物の性質を表しているので、「そういう性質なんだな〜」と流してあげてください。 それでももやもやすれば、その部分だけインターネットで調べてみて下さい。各大学や学術機関がきっとその分野の説明を「微分積分を用いて」あげてくれています。 もしあなたが大学でも物理を続けるのであれば、高校で微積物理をすることは大いに役立ちます。なぜなら大学の力学や電磁気学=微分方程式を解くことであるからです。多くの理系大学1年生は微分方程式に慣れていないので、かなり苦労しています(京大生でも)。 逆に、物理は高校までと考えられているのであっても、微積物理をすることは後に役立ちます。ほぼ全ての理系大学生は1年生で「微分積分学」を履修します。読んで字のごとく微分と積分をしまくるので、これに慣れておけばスタートダッシュ間違いなしです。 参考までに、私がなぜ微積物理をしていたかを説明します。 第一に私は物理を武器にしたかったからです。英語が得意だったので、もうひとつ安定して点数を稼げる科目が必要だったので、他の人に理解度で差をつけるためにしていました。 また、単純に微積を使った物理は非常に楽しいものだったので辞める理由がありませんでした。いわば「息抜きとしての学問」でした。 結論としまして、「入試で高得点をとるのに微積は必要ないが、大学や内容理解には有益な時がある」ということです。 受験生時代は私も同様に微積すべきかどうか悩みましたが、結局は高得点に必要ないものでしたし、今から慣れ親しんだ公式を手放すリスクは負わなくていいです! 自分を信じて頑張ってください!
京都大学理学部 bull
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物理
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物理はどの分野がいちばん大切なのか
回答させていただきます。まず、どちらを進めるかはあくまでご自分の判断に委ねられるということをご理解下さい。その上で、少々長くなりますが、アドバイスをさせていただきます。 高校物理の5分野である力学、熱、波、電磁気、原子は、基本この順で学習することになります。公式を理解するのに前の分野が必要になるからですね。では、力学は他分野の理解にどれほど必要なのか? 熱…力のつり合い、運動量、エネルギー保存則 波…単振動 電磁気…力、エネルギー、円運動、万有引力 原子…円運動、エネルギー、運動量 多少抜けはありますが、おおよそこれらの単元の公式が全て頭に入っていることが前提になっていると考えてよいでしょう。特に電磁気と力学のつながりは非常に強く、千葉大では力学と電磁気で必ず一題ずつ出題されるようなので、私からのアドバイスとしては、「力学の公式がどうしてそうなるのか理解できるまでは力学に力を入れるべき」ということになります。 ただ、公式が理解できているが難しめの問題になると解けないという場合、他分野に移っても問題ないと思われます。物理という科目は、一度コツを掴めば急激にできるようになる科目なので、分野を横断して多様な問題に触れ考える力を養うことが求められます。加えて、早期に各分野の公式が十分に理解できれば融合問題にも挑戦できるようになるので、学習効率は上がります。教科書や傍用問題集の章末問題が解ける力を付け、早々に他分野に移ってしまいましょう。 学習順ですが、力学→電磁気→熱、波という順を提案します。電磁気で登場する公式はこの順でもカバーできますし、電磁気は力学との融合が非常に多いため、力学の復習にもなるでしょう。多くの学校では10〜12月に理科の全範囲が終了しますが、できれば夏休みの終わりには熱や波まで終わらせてしまいたいところです。 一点気をつけておきたいのが、物理はそもそも自習が難しいということです。暗記中心の高校化学に比べ、数式の意味を理解するところから始める必要があるからです。なので、物理で手詰まりになってしまったら、化学に集中するか、誰か(予備校や塾、学校の先生)に質問するかという択を意識しましょう。
京都大学工学部 黒澤
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物理
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理科科目を固めるには
こんにちは、理工学部で主に物理学を専門に勉強している者です。 もし化学が安定しているようであれば、駿台文庫の「原点からの化学」シリーズはおすすめできます。それなりの化学の知識があれば、その知識をさらに掘り下げつつ、文字通り「原点から」展開されゆく化学体系に感動するでしょう。特に「化学の計算」、「無機化学」に関しては、問題を解くにあたってすぐに勉強効果が発揮されると思います。 それでは物理に関して、おすすめの参考書などを紹介すると同時に、演習するにあたって心がけると良いことを詳しく解説させて頂きます。 今でこそ物理学を専門にする程度には物理に詳しいものの、自分も物理には苦労した身です。かなり説明が長くなってしまいましたが、自分の物理の勉強経験を踏まえ、しっかりと書きましたので最後まで読んでいただけると幸いです。 すでに教科書レベルの物理を勉強されたならご存知の通り、物理学は森羅万象をなるべく簡潔な形式で記述しよう、という学問です。例えばすでに勉強されたであろう力学であれば、ニュートンの運動の三法則がこの簡潔な記述に当たります。しかし、 「加速度の大きさは,力の大きさに比例し,質量に反比例して, m →a = →F が成り立つ。」 とだけ言われて、そうかそうかと理解できる人はいません。物理における演習は、こうしたあまりにも抽象的に記述された法則を、実際の問題に当てはめることによって具体的に理解しようとする営みであることを心掛けて下さい。 そこでまずは簡単めの問題集を使って多くの演習を積みましょう。とは言えあまりに問題数が多くては疲れます。エッセンスを既にある程度勉強されたのであれば、同じ著者の出している「良問の風」はおすすめです。必要にして十分な基礎演習ができるような問題のチョイスがなされています。 演習時に心がけると良いことを、力学分野を例に取ってお話します。 先述の通り、力学では、ニュートンの運動の三法則が基盤にあります。第一法則から第三法則まで順番にそれぞれ、 1.慣性系存在の主張 2.運動方程式 3.作用反作用の法則 です。 特に問題で直接使うのは2と3でしょう。問題文を熟読しましょう。与えられた装置に関して、 ・与えられた物理量は何か?その定義は?単位は? ・そしてそれはスカラー量か?ベクトル量か? ・考えるべき物体系はどれか? ・座標はどのように取るか?(物体のx座標、時にはy座標を定めましょう) ・それは慣性系か?(非慣性系なら慣性力の考慮が必要です) ・考える物体に働く力は?(時には第三法則を使う必要がありますね、使う必要がなくとも常に作用に対する反作用が何か、答えられるようにしましょう) ・物体が質点ではなく剛体の場合、物体に働く力のモーメントは? ・そこからわかる運動方程式(第二法則です)or力のつり合いは? ・剛体の場合、力のモーメントのつり合いは? ・定量化にあたって使うことのできる近似は?(物体を質点ととらえる、糸を十分軽いとする、角度は十分小さいとする、これらは全て近似です) 徹底的に考えていきましょう。 物体が質点の場合、必ずしも力が釣り合って静止、または等速運動しているとは限りません(一方剛体の場合は力のモーメントが釣り合うケースしか基本出題されません、釣り合わない際の剛体の具体的な挙動を高校範囲では扱いません)。運動の第二法則により、力を質量で割った分の加速度が生じます。加速が分かればそこから速度と位置が時間の関数としてあらわされます(エッセンスには v = v₀ + at をはじめとする三つの「公式」が載っているはずです)。すべての力学問題に関して、a-tグラフ、v-tグラフ、x-tグラフを書いてみると良いでしょう(これらのグラフをしっかりと書くことができれば、実は「公式」を覚える必要はありません)。 しかし、複数の物体が同時に動いたり、物体が複雑な経路を経て移動する場合は、物体の位置や速度、加速度を時々刻々と追うことが困難です。そんなときには、物体の運動開始点における状態量と、運動終了点における状態量とを直接結び付けることができる保存量がありましたね、これを用いた定理がずばり運動量保存則と、エネルギー保存則です(これらは第二法則から導かれる定理です)。これを使いましょう。運動量と力積の関係、仕事と運動量の関係もしっかりと押さえましょう。 こんな風にして、物理の包括的な体系を念頭に置き、問題集に載っているそれぞれの問題をしっかりと吟味し、物理公式や定理の証明の過程に具体的な問題をそのまま適応するイメージで問題を解くことをお勧めします(←シレっと書きましたがここ一番重要です)。決して「なんとなく」公式を当てはめて、それで答えがあっていればそれでいいや、といった了見は持たないことです。それをしてしまうと少し問題が複雑になったときに使うべき公式が分からなくなり、困ります。物理の問題が解けるのには、整然とした物理体系に根差した、解けるなりの「必然性」があります。使える公式も、問題ごとに「必然的に」定まることを意識してください。決してテキトーに公式を用いて「偶然」答えを当てるゲームではないということです。 このように一問一問に吟味を重ね、一つの問題について「全て」を説明できるようになってみてください。そうして精力的に解いていくと疲れるでしょう、時間もかかります。当然問題集にもそんなに詳しい解説は載っていません。しかしこれをやり終えたとき、あなたの物理の学力はそれだけでも相当なものになっています。結果として漫然と公式を当てはめて学習するよりも勉強時間に対する学力向上のコストパフォーマンスは高いでしょう。 一応補足しますが、これは決して試験会場でも問題をしっかり吟味し、時間をかけてジリジリ解け、ということではありません。むしろここまで書いてきたような「じっくり」とした解法ではなく、問題集の解説に乗っているような「あっさり」とした解法が好ましいでしょう。しかしそうしたあっさりとした解法の背後には、そのような簡潔な解法を支える物理の壮大な体系があることを理解していただきたいです。深い物理に対する理解があってこそのシンプルな解法、ということでございます。 ここまでの内容を要約しましょう。物理の深い理解に根差した「冗長な解法」と、試験会場でサッと使える「簡潔な解法」、この両方ができるようなトレーニングを、問題演習を通じて日頃の学習の中で精力的に行ってください。 ここまで書いておいてなのですが、これらはあくまで物理の教科書に書いてあることをしっかりと理解した前提でのお話です。問題を解いていて、あるいは解説を読んでいてわからないこと、忘れていることがあればまめに教科書を読み直し、実際に自分の手で定理や公式の証明ができるようにして下さい。 こうして物理の「本物の基礎力」が身につけばあとは話が早いです。志望校の過去問に挑戦するも良し、少しレベルアップした問題集(「名問の森」や「重要問題集」、「標準問題精講」、「難問題の系統とその解き方」など)から自分に合ったものを見つけ演習するも良し、どうするかはその時また考えると良いかと思います。 最後に物理をさらに深く理解するのに役立つ、いわゆる「微積物理」の紹介をさせてください。「微積物理」と言っても、ただの数Ⅲレベルの高校数学を用いたごく一般的な物理です。使う数学も微積に限らず、ベクトル、二次曲線、指数対数関数、三角関数など様々です。「微積物理」は特に、 ・位置、速度、加速度の関係の理解 ・円運動 ・単振動 ・ケプラー問題 ・クーロン則及び電場電位の理解 ・コンデンサーやコイルがらみの回路問題 ・右ねじの法則 ・フレミング左手の法則 ・導体棒問題 ・荷電粒子の運動 ・交流理論 ・熱力学の状態変化 ・その他保存則がらみの問題全般 ・エネルギー収支問題全般 などなど、多くの事象・問題の理解に役立つでしょう。興味に合わせて勉強すれば、さらに物理の問題を鮮明に捉えることができます。例えば運動方程式を立てるだけで、エネルギーの収支が、保存が、勝手に見えてしまうようになると言った具合です。 簡単な参考書から難しい参考書まで、私が知っている範囲で一応紹介しますね。括弧で大体のレベルも書いておきます。 簡単 ↑ ・微積で楽しく高校物理がわかる本 (レベル0) ・微積で解いて得する物理 (レベル1) ・秘伝の微積物理 (レベル1) ・微分積分で読み解く高校物理 (レベル1) ・大学入試完全網羅 物理基礎・物理の全て (レベル2) ・はじめて学ぶ物理学 (レベル2) ・新・物理入門 (レベル3) ・理論物理の道標 (レベル3) ↓ 難しい ちなみに私は新・物理入門を穴が開くほど読みました。 長々と書きましたが、質問者様が以上の内容を参考にし、物理の学習に役立て、物理を得点源にすることを願います。頑張ってください。
慶應義塾大学理工学部 Euclid
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物理
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北大 宅浪 物理の勉強法
こんにちは。 北大を目指しているとの事で、嬉しくおもいます。 私は物理重点で受験していました。 北大の物理は基礎が理解できているかが問われます。故に簡単だと言う人も多いのですが、式変形や符号の正負を間違えるとそれ以降の点数を全て落とす事もあるので、個人的には怖かったです。苦手なうちは基礎問題を解くのは間違えていないと思います! ただし、どの様な知識が必要か把握するために、北大物理の過去問を幾つか解いておくのも大切ですね。 まずは解けるかどうかより、解説を読んで傾向を掴むことを重視すると良いと思います。 しかし、単元ごとにまとまっていれば解ける、と言うことは解き方や公式は「覚えている」のだと思います。物理は「覚えている」だけでなく「理解する」ことも大事だと思います。 バネでも投射でも、初期の状態と現在の状態を比べて減っている分の位置エネルギーが運動エネルギーなどに変わっているはずです。そうでなければ途中で何らかの力が加えられています。このように、物理には問題が変わっても共通する決まり事があります。 また、力に逆らって物を動かす「仕事」の問題では、荷物持ち上げる問題も、電場に逆らって電子を動かす問題も、根底の考え方は同じです。 地球の公転運動も、電子が原子核の周りを回る式も、形が似ていたりしますよね。 公式を覚えるのは勿論とても大切なのですが、個人的には感覚的に理解できないと辛いかなと思います。 問題文を読んだ時、その系にどの様な力がどの方向に存在していて、何を動かすのか、想像してみてください。心持ち大きめに図を描いて、力を矢印でどんどんメモしてください。 振り子の問題が出たらブランコに乗った時のことを思い出してみるように、かかる力を感覚的にとらえると良いと思います。 勿論、数式だけで理解できるタイプのひとも沢山いるのだとおもいますし、質問者様がどの様なタイプなのかはわかりません。感覚で理解するタイプの人間の一意見として捉えていただきたいです。的外れな助言でしたら、申し訳ありません。 最後に、不真面目受験生だった私は、どうしても苦手だった化学の第3問をハナから切り捨てていた事をお伝えします。今はまだ時間があるので是非克服してほしいですが、受験直前になってもどうしても苦手なら、最初の簡単な設問だけ答えるのもアリだとおもいます。折角の重点制度ですから、当日は得意教科で勝つんだ!というプラス思考で挑んでください。
北海道大学工学部 かんな
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物理
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物理の成績の伸ばし方
こんばんは! 本番まで時間もあまりないと思うので、3冊ほど取り上げますが、これ今の自分に合ってるなと思うものを優先して選んでくれたらと思います! 〇漆原の物理基礎、物理が面白いほどわかる本 こちらは問題演習ではなく、講義系の参考書になります。教科書をよりわかりやすく、さらに深いところまで解説しているような感じです。 質問者さんは問題を解く際、「なんとなくこの公式使うかな?」「ここではどの公式を使えばいいんだろう…」とかなることはありますか? そういう場合はこの参考書はかなりオススメです。物理の公式というのは使える場面というのが決まっています。 例えば、運動量保存則は、外力が働いていないときにしか使えない。力学的エネルギー保存則は、保存力のみ働いている時に使える。などです。ここでは力学を例に出しましたが、つまり、「何の力が働いているか?」という"前提条件を意識する"のが公式を使う場面で必要になるのです。 これは、熱力学では圧力が一定だから定圧変化の式を使うなど、他分野でも必要なことです。ここをかなり詳しく解説されている講義系の参考書なので、じっくり読んでみるといいです。読むだけですので、集中すれば早くて1日でも読み終わると思います! ○セミナー物理、リードα物理 これ、教材は指定しましたが、いわゆる学校で配布される問題集のことです!何でもいいです! 上で紹介した公式の使い方を実際に考えながら使うことの練習と、基本的な問題のインプットをするために使います。応用問題までは頻出問題程度までやって、あまり触れないでもいいと思います!とにかく公式の使い方と基本的な問題のインプットを何周もして頭に入れましょう! ○良問の風 or 重要問題集 学校配布のものよりはもう一段階難しい、いわやる標準的な問題集です。基本的な問題と入試問題の橋渡しをしてくれて、神戸大学の問題に繋げるにはいいレベルだと思います。2つ指定しましたが、レベル的に似ているので、本屋などでレイアウトを見て好きな方を選ぶといいと思います! この問題集の使い方ですが、まずは1周解き切ってしまいましょう。時間はかかりますが、全ての問題に見慣れておくことが、入試問題を解いた時に「あ、あそこで見た気がするな…」という印象を付けます。そして、入試問題を解いたあと、特にできなかった分野の似ている問題はこの問題集に戻って解きましょう。その際、公式の使い方で怪しいなと思った時は、さらに基礎の教科書や漆原に戻る、という感じです。 以上、3冊を紹介しました。 公式の使い方という所に着眼して説明しましたが、物理はよく演習量が大事だと言われます。それは、物理は問題集と似た問題や解き方が出されやすいため、とにかく多くの問題を触れておけば、あそこで解いたという記憶が引き金となって解けるようになる、ということが多いからです!頑張ってください!!
九州大学経済学部 riku
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物理
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理科がやばいです
一旦落ち着いて状況を整理しましょう。 物理は大きく分けて、力学、電磁気学、波動、熱力学、原子の5分野です。 化学は理論化学、無機化学、有機化学の3分野です。 物理の各分野それぞれ特徴があり、ポイントとなる公式とそれが用いられる状況の整理ができていれば応用はいくらでも効きます。 例えば力学で、物体に働く力を正確に解析し運動方程式を書くことができるか、保存則とは何か。モーメントとは何か。重要事項がどういうものなのかを教科書を用いてよく理解し、記憶していきましょう。一つ理解するごとにそれに関連する問題を解くと良いです。それも公式当てはめではなく、なぜその公式を使ったのかきちんと説明ができるようにしましょう。 化学は物理よりも覚えることが多いですが、同じように物質量や半反応式、飽和蒸気圧など基本を覚えていきましょう。夏までに物理は全分野の大まかな理解、化学は理論化学のインプットができれば上出来かと思われます。 夏以降はガンガンアウトプットして、無機と有機を始めましょう。オススメの参考書は名問の森(物理)と重要問題集(化学)です。 また問題が解けなくても自暴自棄にならないことが大事です。正しいアプローチは基本の理解から来るものです。問題演習で解けなかったところを、なぜ解けなかったのか明確に分析することで要領をつかんでいきましょう。
東京大学理科二類 ぱいんと
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物理
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物理の参考書ルート
ここから先あなたが高1〜高2であることを前提に話をしていきます。 微積物理は確かに強力な武器になりますがその分時間がかかりその上殆どが数三の微積を習っている前提で進んでいくので数三をまだ履修していないのであればあまりおすすめ出来ません。  大体の高校生は高三になるまで数三が終わらないので微積物理をやるのであれば高三から始めることになるのですがそうなると今度は時間が足りなくなるのでやはり厳しいものがあります。  ここまでは微積物理のデメリットを並べてきましたがこれはあくまで微積を使って問題を解こうとしている場合の話です。    物理初学者で微積物理を学びたいのであれば 「ひぐま」と言うYouTuberの動画を見て学ぶのがいいと思います。   新物理入門や道標をゴールに添えるとの事でしたがこれらはそもそも出版されたのが古く今の教育課程とはマッチしていない部分が多い上オバーワーク感があるので手をつける必要はないと思います。  最後に実際やってみた感じ物理公式などを微積で導出し理解するのと大学入試の問題演習に微積も用いるのとではハードルが3・4個異なるので問題演習を考えている場合は自身の進捗とよく向き合ってからにした方が良いと思います。 物理の楽しさに取り憑かれることを切に願っております。
早稲田大学先進理工学部 アル
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電気情報生命工での勉強について
電生への進学おめでとうございます!僕も電生なので嬉しいです笑 とりあえず、1年次を思い出しながら書いてみますね まず優先してやっておくといいのが高校生物と電磁気分野ですかね。 研究室配属時に電生では実力試験があるのですが、そこでは必修科目として細胞生物学と電磁気学、選択科目として分子生物学か回路理論が含まれます。 特に細胞生物学と電磁気学は1年次に必修の授業であるので、高校生物の内容と電磁気学は見直しておくと楽になるはずです。 続いて見ておくと良いのは力学ですかね。 電生の力学は先進理工学部の中でも応物と並んで難しい部類に入り、他学科からも「電生の力学は3割単位を落とす」ということで有名です。 ただ、高校力学の内容で抜けている部分がなければ、少なくとも前期はクリアすることができると思います。特にエネルギー保存則などその辺りを復習しておきましょう。 数学だと数IIIの範囲を復習しておきましょう。複素数平面は回路理論で使いますし、微分・積分は様々なところで出てきます。 また、今の指導要領では出てきていませんが、「行列」という単元があるので時間があればそれも確認してみてください。線形代数という分野があるのですが、行列の知識があれば簡単にクリアできます。 化学はsp軌道など物理よりの話が多いです。新演習などの参考書に書いてあるらしいですが、先生方が丁寧に教えてくださるのでそこまで復習の必要はないでしょう笑 指定校推薦だと事前課題が出されると思いますので、まずはそちらを集中的に取り組んだ上で時間があったらやってみてください。 また、ここから大学入学まで時間がたくさんあると思うので、やりたいことを今のうちにやっておくのもいいと思います。残りの高校生活を存分に楽しんでくださいね笑
早稲田大学先進理工学部電気情報生命工学科 dice95
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受験校選び
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理論について
まずは当然ですが公式を暗記しましょう。この時に文字だけで覚えるのではなく日本語で覚えるのがオススメです。例えば運動方程式だったら物体に働く力は質量×加速度で求められるみたいに。(実際は物体に働く力によって加速度が生まれるので因果関係が逆ですが。) 次に公式の使い方を知る。 加速度を求める問題が出たとしましょう。これだけ言われれば単位時間あたりの速度変化、力を質量で割る、円運動であれば半径×角加速度の二乗などいくらでも求める方法はありますが、それぞれ使える場面が異なりますよね。 1つ目でしたら速度と時間が分かっている時、2つ目でしたら物体の質量と力が分かっている時、3つ目でしたは円運動していて半径と角加速度が分かっている時。(円運動だったら速度と角加速度や半径と速度の2つでも加速度は出せますね。) このように公式はたくさんありますが必要な情報がそれぞれ異なっているので何が与えられているからどの公式を使うのか判断する必要があります。 これは二次試験レベルの問題集を使うよりはセミナー等の基本的な問題集で多くの問題を解く上で身につける力だと思っています。 最後に公式の使える条件に注意する。 例えば有名なところですと2物体の運動量保存則は系に外力が働かないことが運動量が保存する条件ですが、これを意識せずに公式を使って間違えている受験生が多いように思います。 これは教科書に書いてありますが、問題を解きながら間違えた時にしっかりと復習をして身に付けていくのが1番だと思います。 長くなりましたが高校物理は数学と似ています。基本的な問題に関しては解き方を理解した上で暗記してしまうぐらいに復習をして似たような問題が出題されれば即答できるようにしましょう。実際数学よりも問題のバリエーションは少ないため同じような問題は何度も出題されます。
大阪大学工学部 T.T
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物理
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物理の参考書ルート
こんにちは 最終的に新物理入門まで読んでいたので、新物理入門へ接続するまでのルートを書こうと思います。理論物理の道標のほうは、新物理入門よりも難しそうな印象がありますが、大まかにはレベルは同じくらいかと思うので、どちらの本に接続するにしても、この回答を参考にしていただければと思います。4ステップに分けます。 ✅物理の基礎力をつける 物理は基礎を固めないと、そのあとにいくら努力しても砂上の楼閣になります。ここでいう基礎とは、教科書がない状態でも、一つ一つの単元についての解説記事をまっさらな紙に書けるくらいの地力のことを指しています。これができるようになれば、模試で偏差値60を下回ることはまずなくなると思います。前置きが長くなりましたが、以下でおすすめの参考書を説明します。 ・教科書、スタサプ 教科書は見にくかったり書き込みにくかったりすることもありますが、その分良い点もあります。それは、教科書にある事実を学んでおけば、確実に学び漏らしがないということです。また、結構イラストも豊富なので、意外と良い参考書になりえます。スタサプは、教科書がわかりづらい時などに傍用するのがおすすめです。 ・物理のエッセンス 教科書と同じくらいレベルの市販の本です。問題が結構ついているので、読んで学んでみたことを実際にどうやって使うのかがわかりやすいです。私は教科書が合わなかったので、これを使っていました。 ・折戸の独習物理 マイナーですが、かなりわかりやすいです。学校の先生が書いているので、授業を受けている気分でどんどん進められます。物理のエッセンスで端的過ぎた部分の捕捉に読む感じで使っていました。大きめの書店や通販じゃないと手に入れられないのが難点かも? ✅応用的な問題集に取り組んで、実力をつける このステップまでくれば、旧帝の物理で合格点をとることはできると思います。もっといえば、東大や東工大などの物理が難しいところを受けないのであれば、下記の2ステップはオーバーワークになります。 ・重要問題集 学校などで配布されることも多いです。A問題とB問題があって、B問題は入試レベルに片足突っ込んだような少し難しめの問題集です。私はあまり合わず、下の「名問の森」を代用していました。 ・名問の森 難しい問題が載っていますが、解説が丁寧なので結構サクサク進められておすすめです。この問題集に載っている問題が解けるようになったら、旧帝の物理は合格点とれると思います。微積物理を使わない場合は、この次に過去問をやるくらいで大丈夫です。 ✅微積物理に触れる 当然ですが、微積物理は微積を使うので、まず数3までは履修していることが前提になります。また、結構初めから学ぶにはヘビーな内容なので、5月か6月くらいまでには終わらせておきたい感じです。微積物理をどうしてもやりたい感じであれば、一番上の段階が終わったら、真ん中のレベルを飛ばしてこのステップに移ってもいいかもしれません。 ・微積で解いて得する物理 めちゃめちゃおすすめです。三日あれば読めると思いますが、それだけで微積物理がそもそもどういうものなのか、微積を用いる意図や実際にどうやって用いるかがわかります。新物理入門は難しいので、まずこの本でワンクッション挟むのが良いかなと思います。 ・新物理入門(+問題演習) ここがゴールです。難しいので、一読するだけでも1か月くらいかかると思います。個人的には、全部は読み切れなくても、力学と電磁気だけは読んでおいた方がいいかなという印象でした。大学に入ってから使う人もいるみたいなので、買っておいて損はないはずです。 ✅微積物理で問題を解けるようになる あとは、実際に上記で学んだ方法を用いて問題を解けるようになるだけです。私が使っていた難しめの問題集を名前だけ挙げます。 ・標準問題精講 ・難問題の系統とその解き方 ・東大物理25か年 以上が導入から初めて微積物理まで行けるルートの参考例です。難しいけど、微積を通していろいろなことが繋がるのは面白くおすすめです!頑張ってください🔥
東京大学理科一類 Quark
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