数学が伸びない
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
K
高3の東大文科2類志望です。
タイトルにもある通り、数学の成績がなかなか伸びてくれません。
元々数学が一番苦手な教科で、1番時間を費やしているのですが、なかなか伸びている実感が出来ず悩んでいます。
6月に受けた代ゼミの東大プレでは、他教科はそこそこ出来ていたのですが、数学はぎりぎり2桁の点数という感じでした…
一応これまでに青チャを3周、一対一対応の演習をピックアップして何問か解きました。センターの過去問ではそこまで悪くない点数なので、僕としてはこれからは塾のテキストに絞って応用問題の演習量を増やそうと思うのですが、どうでしょうか?
もっともっと基礎を固めた方が良いとか、こういう勉強法がいいなど何かアドバイスがあればお願いいたします。
回答
ふね
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<応用問題を解く際の心得>
こんにちは。東大理一の者です。
一読したところ、おそらく基礎は十分に固まっていると思いました。質問者様の言うように、基本的には「応用問題の演習量を増やす」で良いと思います。
応用問題の演習にあたって、留意すべき点がいくつかありますのであげていきます。
① 時間を意識する。
特に初見の問題を解く時は、本番の試験を意識しましょう。解けたか解けなかったかではなく、○分でどこまで解けるかで自分の実力を測ってください。また、「決めた時間に対して、○分で解ききれなくてもできるだけ点が取れるような解答を作ること」を意識しましょう。
②本質を見抜く。
応用問題をやっていると、「こんなのひらめかないよ!」という問題に出会うことがあります。結論から言うと、ひらめくようになる必要があります。(一部の超難問を除く。)無理だと解説を投げ出すのではなく、どういう発想なのか、どこから連想したのか、なにからヒントを得れば解けたのか、一度考えてみましょう。
一見違うような問題でも、同じような発想で解いている場合が多くあります。注意深く演習を重ねることが大切です。
③定期的に初見の問題を解く。
受験のテクニック(?)として、一つのワークを完璧に仕上げるというものをよく聞きます。これは基礎を固める上では非常に大事で、的を得ていますが、応用力を高めるためには適しません。①と少し重なりますが、初見の問題を解ききる練習がとても大切です。
数学に苦手意識のある人はこれを怠りがちなので、気をつけてください。
頑張ってください。応援しています。
コメント(1)
K
回答ありがとうございます!
応用問題の演習を進める際のポイント、とても参考になりました。
特に3番の初見の問題を解くというのは、確かに自分に足りない部分でした。3つの点を意識して頑張ろうと思います。