学校の復習
クリップ(13) コメント(1)
10/23 11:18
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Seri
高3 静岡県 国際基督教大学志望
学校でセンター対策をするようになってきました。
国語の授業ではH.20年度からH.26年度まで、本試追試を解いています。今は、事前に家で解き、学校で解説してくれるというスタイルです。H.27年度以降は後に自分でできるようにとっておいてくれるそうです。
毎日のように古典または現代文がこなされていくのでいつどのように復習したら良いのかよくわかりません。
というか、そもそもセンターの過去問はどのように、どのくらい、復習したらよいのでしょうか?
それと、国語に関してセンター対策は、学校で課された分量をこなすだけで足りるのでしょうか?もし形式の問題集をやった方がいいというようでしたら例えばどのようなものですか?また、それは学校の過去問とどのように両立していけばいいのでしょうか?
色々聞いて申し訳ありません。回答ぜひよろしくお願いします。
回答
ひこにー
東京大学理科一類
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なるほど、センター対策の時期ですか。
この時期からかなりの量をこなしているようですが、それは少し十分すぎると思います。国公立2次や私立の試験対策にもっと重心を置いても良いでしょうね。
現代文については、問題自体を解き直すとか、そういう形での復習はしてもあまり意味がありません。問題の答えを覚えていたりするものですから。なので、どういうミスをしたか、どういった読み違いをしてしまったのかを授業中や授業直後にノートにまとめていけば、直前期に頼もしい武器になります。
現代文を伸ばすには、考え方の「型」を作る、つまり、その場その場で頭を捻るのではなく、「こうきたらこう考える」みたいに、流れ作業のように問題に対応していく必要があります。そういう意味では、解説をしっかり理解して、なぜ間違えたのかをはっきりさせる習慣をつけておけば、解けば解くほど伸びていく科目だといえます。ただ、満点は取りにくいので、やりすぎないように笑
古典は、打って変わってくせものです。難しい問題が多く、これらを解き直しても、あまり意味がありません。問題文も東大古典より難しいことが多いので全て読める必要性も低い。
まずは基礎的な文法、句法が固まっているかを確認し、できていなければそちらを最優先にしてください。また、センター古典はやたら単語の意味を細かく聞いてきますから、主だった知識も入れておいてください。
あとはテクニックを身につけていく段階です。消去法の進め方や、問題文の読み飛ばし方、和歌問題の取り組み方などは、学校で教えてもらえることと思うので、それをしっかり書き留め、次の過去問演習で実行出来るようにしてみてください。徐々に点が上がっていけるはずです。
古典に関しては、過去問で出会い、知らなかった知識を確認する作業を行うのが良いと思われます。
センターの対策は、基本的には過去問で十分です。分量は、自分の目標点に届くまで、というのが理想ですが、現実的には10年分は解くのが良いでしょう。ただ、難しい問題が本番出ることも考慮し、各予備校の実戦問題集に取り組んでみるのもいいかもしれませんが、それは年末にすることです。
僕の場合は以上のやり方で9割以上は安定して取れるようになりました。センター対策と私立対策を両立し、合格を勝ち取れることを願ってます。
ひこにー
東京大学理科一類
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プロフィール
東京大学の学部一年生です。よろしくお願いします! ・出願:東京大学理科一類(現役合格) ・併願:なし ・セ試科目:英語,数1A,数2B,国語,物理,化学,地理 ・セ試得点:882/950点 ・出身校:今高3は120回生と呼ばれている高校 ・出身塾:鉄緑会 ・得意科目:化学 ・苦手科目:地理 いわゆる、「東大理一はA判定だが東大理三はE判定」の点数帯に属していました。出願直前まで理三志望だったので、受験時代は修羅場で、しかし出願を実際にした理一は比較的余裕を持って合格できたという奇妙な経験をしました。なので、苦しい人、余裕な人、どちらの気持ちにも共感できると思いますので、皆さんのお力になれればと思います。よろしくお願いします。
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コメント(1)
Seri
10/23 16:24
丁寧に回答してくださってありがとうございます。
参考になります!