記述がうまく書けない
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
オイオイ
こんばんは。京大文学部志望の浪人生です。タイトルの通り現代文の記述で悩んでいます。マークでは間違えることはあまりないのですが、記述になると解答からかなりズレたことを書いていたり、一つのポイントについて余計なことを書いて字数や時間が足りなくなるといった状況で困ってます。時間は慣れるしかないかと思うのですが、ズレたことを書いた時に大抵自分は自信を持って書いたということが多く、解説などを読んで頭で理解できてもなぜそのポイントが正解になるのか納得できません。自分でも良い対処法が見つからず悩んでいます。自分としては今の成績的にも学部的にも現代文はしっかり取らないといけないのですがどうすれば良いと思われますか?また、夏の間にこの課題を解決したいのですがおすすめの問題集なども教えていただきたいです。拙い文章ですがよろしくお願いします。
回答
31
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
はじめまして!
傍線部周辺で一番重要なことはある程度読み取れているのだと思います。マークだとそこが抑えられていれば正しい選択肢が選べます。ただ記述はその重要な箇所以外もきっちり抑えないと原点されます。
なので本質的な文章の読み方だったり設問の解き方ではなく、技術的な「記述の書き方」について説明しようと思います。
まず、少し当たり前の話からしますが、現代文も試験科目である以上採点基準があります。1つの設問につき「書けていれば得点、無ければ減点」といったポイントが用意されています。結論を言ってしまえばそれを抑えれば記述で点が取れます。
その採点基準が具体的には何なのかを知る前に確認したいこととして、現代文における設問の答えは傍線部の説明になります(漢字とかは除く)。つまり傍線部に対して、「なぜそういう結論に至ったのか」「一体これは何についてどう評価しているのか」を分かりやすい説明を作る作業です。すなわち、初見(ここでは文章を読んでいないレベル)の人に対して、傍線部の説明になっているのが理想的です。
例えば、傍線が文章の述語に引かれていればその文書の主語を説明しないとそもそも何の話か分かりません。傍線部に指示語があればそれを説明しないと何を指しているのか分かりません。筆者がその文書内で定義した表現(よく「」がついている単語)もしっかり定義をさかのぼって説明する必要があります。
これらの内容が採点基準であり、記述の加点ポイントです。
もう少し実践的なアドバイスに切り替えます。
まず文章を読んで傍線部に出会ったら、「ここ説明が求められてそうだな」というポイントを数えましょう。そしてそれぞれの説明が用意できてから記述を書き始めます。
私が受験生の時は、ポイントをまず数えてからその説明を探す前に記述の骨子を作ってからそこに説明をはめ込んでいきました(パズルみたいな感覚)。こうすれば書き直しとかもなく時間ロスが少なかったです。参考までに。
以上、かなりテクニカルな解説になりました。
もしかしたら的はずれな解説になっているかも知れません。その時はお手数ですが、また質問してください💦
おすすめの問題集も教えて欲しいとのことですが、問題集の解説は以外と結論しか書いてないです。なぜその説明になったのかのプロセスや根拠はほとんど割愛されています。そんな中私は模試の過去問をよく解いてました。模試の過去問は科目問わず伝統的に解説がかなり充実しています(ただ答えだけでなく何故そこに到ったのかの思考プロセスが載っている)。なのでもし手に入るなら模試の過去問がオススメです。
以上です。
これから暑くなっていきますが、負けずに頑張ってください!
コメント(0)
コメントで回答者に感謝を伝えましょう!相談者以外も投稿できます。