高三 6月 英検(2級)について
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
もも
6月に行われる英検(2級)を取得しようか迷っています。
志望校は国公立で基本的には英検は利用しませんが、共通テストの英語の点数の代わりに英検のスコアを利用できるというシステムがあり(共通テストより英検のスコアが高い場合に利用可)、取得していれば保険になると思います。ですが、傾斜配点がかかっており英語の点数は50点分しかありません。
また併願の私立大学につきましても、現時点では英検を利用する予定はありません。
ですが英語の勉強という面では、国公立の2次試験でも英作文がありますので英検の勉強はかなり効果的だと思っております。
英語の先生には取得を強く勧められているのですが担任の先生にはかなり反対されていて、元々受験する予定ではありましたが、迷ってきたため相談させて頂きました。
どなたか優しい方、ご回答よろしくお願いいたします。
ちなみに英検の受験歴は、高2の秋頃に準2級を取得し、高2の冬に一度2級を1次試験で落ちています。
回答
たけなわ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
志望校の表示が金大なので、参考になるかはわかりませんが一つ言うと、出身高校(北陸出身です)が、学年の5分の1〜6分の1近くが金大に進学するような学校でした。理系はどうか知りませんが、少なくとも私のクラス(文系の中でも特進みたいな位置付け)では高2の冬に英検2級を受けろと言われました。おそらく、私のクラスはほとんどの人が英検2級を取っている(取らされている)と思います。私も、高2の冬に受けて合格しました。中学時代に3級を受けて以来、準2級を飛ばしての2級です。私のクラスから金大に行った人も何人かはいるでしょう。私の場合は共通テスト第一世代で、当時はS-CBTかGTECで一定以上の成績帯を取得することが出願のためには必須だとされていたものの、文科省の入試改革にいろいろと批判がごった返した末、結局一部の大学でこの制度を残すにとどまり(当時金大は残していた側だった記憶があります)、私の進学した北大を含む大半の大学ではこの制度を採用しなかったという波乱の経緯もあって、先の不明確な入試に向け、一応慎重に保険のつもりで受けさせられたという可能性も否定できませんが。英語の先生が取得を勧めておられるなら、2級を取っておいたほうがいいのではないかと私は思います。私も2級は取ったものの、結局入試では英検を利用しませんでしたが、普通に大学に受かったので英検の勉強時間が無駄になるということもないと思います(しかし私は英検の勉強なんてほとんど全くしなかった人間なので、説得力はあまりないでしょうが)。担任の先生が反対しておられるのがどうしてなのかわからないので、その意見も聞かなければ判断は難しいですが、英語の先生が仰るのだったら取ったほうがいいとは私は思います。
コメント(4)
たけなわ
訂正
当時のS-CBTやGTECは出願の条件ではなく、これで一定以上の成績をとれば共通テストの英語の点数が満点に擬制されるみたいなやつだったかもしれません。金大はその制度を残していたというのも、学校の集会で聞かされた記憶と、当時私を含め多くの人がS-CBTの受験をキャンセルしたのに対し、現在金大に通う私の友人が「おれは金大だからGTECを受ける」と言っていた記憶からのものです。もう2, 3年ほども前のことなので、記憶が曖昧で申し訳ございません。
たけなわ
本文中、私は英検の勉強をほとんど全くしていなかったということにつき、追加で補足いたします。英検の勉強をしていなかったというのは、英検の過去問や英検用の単語帳など、英検に特化した対策をしていなかったということです。日頃から二次試験に向けた英語の勉強はしていて、英検2級を受けることになった時に、家にたまたま英検2級対策の問題集(たぶん兄姉のもの)があったので最初の択一問題を3問くらい見ていたら、「あれ、これ簡単だな」と思い、他の形式の問題も同様に見たら簡単だったので、これ以外に英検の対策は全くやらずに本番を迎えました。一次試験の結果としては、記憶が確かであれば、リスニングとリーディングがともに82〜83%くらいで、ライティングが78%くらいと、安定した成績だったという経緯です。だから、本文で英検の勉強時間が無駄にはならないと書きましたが、これは、英検2級の問題を簡単に解けることが、とりわけ国立大の合格に要求される英語力がちゃんと身についているかどうかの一つの指標にもなるだろうという意味で、無駄にはならないと書きました。誤解を招く文章となってしまったことについて、深くお詫びを申し上げます。
もも
ご回答頂きありがとうございます。
後々担任が反対する理由は判明し、共テになってから英検の形式と共テの形式が大きく違ってきたためそれなら共テに向けて勉強した方がいいという理由だったそうです。
実際に金沢大学に進学した方が身近にいる方で、さらには補足にまで沢山書いて下さり本当に感謝しております。ありがとうございました。
たけなわ
なるほど。しかし、共テとの形式の違いは、あまり問題にはならないと思いますがね。いずれにしろ、英文を速く正確に理解することができなければならないのは同じですから、形式が違うというだけで受けない方がいいとまでは言い過ぎではないかと。現に、英語の先生は取得を勧めておられるわけですし、かくいう私も、本文で書いたように共テの第一世代ですから。まぁ、何でもかんでも無責任に言うべきでもないので、これくらいにしておきますが。よくお考えになって、お決めください。頑張って。