英語苦手からの脱却
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10/14 17:35
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まるなべ
高卒 岩手県 同志社大学商学部(63)志望
もともと英語が苦手だった方に質問です。自分が英語の実力を伸ばすためにした勉強法を教えていただきたいです。単語は何回も音読を寝る前にした、など具体的にお願いします!
私はとくに長文が苦手です·····
回答
マキアヴェリ
慶應義塾大学文学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
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こんばんは、マキアヴェリです
自分の経験談をお伝えできればと思います。
わたしが英語を苦手科目から得意科目にした方法、それは、英文解釈と音読です。
わたしは現役時代、英文解釈(要は構造の理解です)という概念をほぼしらず、音読も多少はしていたもののほとんど発生練習をしていた様なものでした。当然英語の点数は上がらず、「やってるのになぜできないのか?才能がないのか」と思っていました。
その後浪人生となり、初めて英文解釈という概念に出会いました。自分が英語を理解できなかった原因はこれだなと、やっと気づきました。すなわち、英語の構造を把握することができていなかったのです。使われている単語の意味が全て分かっても、全く理解することのできない英文が存在します。そして長文においてその様な文がキーとなっている場合、途端にその英文を理解することができなくなります。つまり解釈力は、英語を読める様にする上で必ずやる身につけなければならない力なのです。
わたしは解釈力の力を養うために、解釈の教科書の全訳を行い、それを先生に添削してもらっていました。全ての構造を取り和訳し客観的に添削をしてもらうことによって、自分の解釈力の伸びを実感することができましたし、他者からも指摘してもらうことができました。わたしはこの作業を10ヶ月は続けました。自分が自身の伸びを実感するまでに3ヶ月はかかったと思います。それは長く苦しい戦いでしたが、逆に、3ヶ月経てば自分の力の伸びを確信することができ、「英語が得意になるかも」という予感すら感じました。
またそれと同時に、音読の有用性も強く主張したいです。
わたしが音読に出会ったのは浪人生の10月ごろでした。かなり遅いと思います。解釈のおかげで英語ができる様になったと思ったものの、今ひとつ納得いくほどではありませんでした。
そんな時に、早稲田に合格した先輩から「英語は音読、音読、音読、そして音読だ」と言われました。正直なところ、「毎回扱う英文は数回音読しているし、音読で伸びるなんて信用できないなあ」と思っていました。しかし話を聞くと、音読の回数は数回の比ではなく、50回100回の次元であると分かりました。その時に、「1回読んでわからなかったものを完璧にせずに新たな英文を読んでも、それがわかるはずがない」といわれ、激しく納得したのを覚えています。
そこから、音読にかけてもいいのではないかと思い、1日2時間の音読時間を毎日確保することにしました。正直10月以降に2時間の時間をいきなり確保するのはかなり辛かったです。いろいろなものを削りました。それでも音読が鍵になる気がして、1ヶ月続けました。
すると、センター英語が今までの比にならないほど時間が余るようになり、完全に理解することができるようになったのです。決して「急いで頑張って解こう」という気持ちではありませんでした。ただ、軽い気持ちで解いただけです。あの衝撃と喜びは今でも忘れられません。努力が実った瞬間でした。
そこからは、音読が英語力に直結すると確信することができたので、今まで以上に楽しく音読することができました。
直前期には音読時間を1時間に減らしましたが、それでも必ず毎日音読をしました。
以上がわたしの必勝英語学習です。
解釈と音読でわたしの英語力は爆上がりしました。ぜひ、皆さんにも、自分の力が伸びるという快感を味わって欲しいです。
わたしが音読を始めたのは10月です、遅すぎるなんてことはありません。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます
応援しています
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