浪人生
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2/22 21:43
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
(^^)
高3 群馬県 神田外語大学外国語学部(48)志望
質問です
まだ確定ではないのですが、
例えば滑り止めしか受からなくてその大学は正直行きたくない、浪人してもう少し良い大学に進みたい気もするけど、どうすれば正しいのか分からない、不安だと言う時、あまり行きたくない大学に進学するか、浪人するか、どちらの選択が良いのでしょうか。
そして、浪人生にとって勉強だけの1年ってどんな気分なのでしょうか。
浪人中、現役のように熱心に勉強出来るものなのでしょうか。今は浪人も悪くないと思っていても実際、精神的な面でどうなのか。
すみませんが、詳しく教えていただきたいです。
回答
PaNDa108
京都大学農学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!回答させていただきます。
私の浪人の経験から申し上げますと、浪人すべきか、という問いの答えは「人による」となります。浪人がどんな人に向いているのか、どんな人にはお勧めできないのか、私の考えを以下に述べたいと思います。
私自身の経験の話になるのですが、私は現役時代、第一志望としていた大学に不合格になり、他に滑り止め等受けていなかったために、浪人以外の選択肢がありませんでした。
第一志望以外の大学には行きたいと思えなかったためにこのような受験校選びをしたこともあり、浪人が決まった時はそれなりにモチベーションがありました。
それでも、やはり一年という期間はあまりにも長く感じられました。大学に合格した友人たちの楽しそうな姿を見て、劣等感に苦しめられたことは何度もありました。
また、自分の将来はどうなるのだろうという不安で、夜は眠れないことが多かったです。自分が何者でもないということが、1番のストレス要因になっていたように思われます。
さらに浪人の後半には、高3生たちの成績が伸びていくことで模試の判定が下がっていきます。それも悩みになっており、特に辛かったです。
そんな中で私の原動力となっていたのは、志望大学への憧れと、先に合格していった友人たちに追いつきたい(そして見返したい)という意識でした。
浪人を成功させるには、そうしたメンタル面での強さを維持する動機が求められます。その動機は、学びたいことがある、学歴を得たい、等で各々違うのでしょう。限りある人生のうちの大切な1年を、苦しい1年にすることができるほどの動機が自分にあるのか、をよく考えてみると良いと思います。
ここまでは精神的な面について話させていただきました。そして、もう一つ考えるべきことは自身の学力と志望大学との差の大きさです。どんなにメンタルが浪人向きでも、学力が伸びなければ浪人は成功しません。
浪人での勉強がどんなにうまくいっても、現役で合格できた大学の偏差値ワンランク上程度までしか合格できないのが浪人の現実です。それどころか、現役で合格できた大学に不合格になる場合もあります。自分の挑戦が無謀なものではないか、客観的に判断してみてください。
また、質問者様の場合は、「自分が女性である」ということも選択を決定する要素として考慮すべきだと思われます。無論、メンタル面、学力面に関しては、性別は関係ありません。個人で考えるべきです。
しかし、とても嘆かわしいことではありますが、今の社会の価値観では、男性にとっての若い1年と、女性にとってのそれは、重みが違います。浪人した場合に犠牲となるのはそんな貴重な1年である、ということも考えてください。
結論としては、まず志望大学への強い想いがある人は浪人すべきであり、そうでない人には浪人はお勧めできません。そして、学力が伴っていることも必要です。当然のことのようですが、それらを忘れて主観的で安易な選択を取ると、後悔することになると思います。
最後に、浪人の辛い面ばかりを話してきましたが、私は浪人したことを後悔していません。むしろ、浪人してよかったと思っています。もちろんそれは浪人が成功したからというのもあるかもしれませんが、苦しい選択をした分、大学生活はとても充実したものになっています。
質問者様の選択がどうであれ、考え抜いた選択であればきっと後悔は無いと思います。辛い判断になると思いますが、質問者様の今後が良いものになることを心から願っています。
どうか頑張ってください。応援しています。
コメント(1)
(^^)
2/24 9:34
とても親切にありがとうございます。
参考にします。