計画通り進まない
こんにちは。計画通りに勉強できない経験は自分もしたことがあるので、そのもどかしい気持ちはよく分かります。そんな時に自分が実践していた対策法を紹介します。
まず初めに、一日の勉強計画を立てる時に安直にやるべき事をピックアップして、何時から何時まで数学のこの分野やって、何時から何時まで……みたいにやっていませんか??これは間違ってはいませんが、効率が悪いです。処理能力や要領の良さは人によって違います。担当してもらった東大生の要領の良さは知りませんが、文章を読む限りsnoopyさんよりも良かったのかもしれません(こればかりは本当に分かりませんが)。それが悪いこととは全く思いませんし、別の戦い方もあるのでsnoopyさんも東大合格も全然狙えると思います。
では、どうすればやるべき事が終わらない状態から抜け出せるのかですが、それは『優先順位をつける』という方法です。東大生に立ててもらった計画をベースに考えてもらって結構です。そもそも人間が持つ資源(時間を含める)には限りがあります。この予算制約の中で最大限の勉強をするときに、自分がやりたい全てのことをやることは不可能に近いです。そこで、自分が一日で絶対に終わらせるタスクを決めます。そのタスクが終わったら自分の好きな勉強をします。これだけです。こんなんで本当にいいの?と思うかもしれませんが、これでいいんです。ここで大切なのは最低限やるタスクの量をなるべく少なくすることです。(2時間〜3時間程で終わる量にする)脳科学的にも、長時間勉強したところで実際に集中出来てる時間は4時間程です。この4時間をあまりやらなくてもいい勉強に当てるのは効率が悪いですよね。この限られた時間を本当に自分の成績をあげるのに必要な部分に注力することが大切です。あんまり信用ならないかもしれませんが、意外とちゃんと効果があります。分野は違いますが、実際に優先順位を付けることは限られた時間の中で物事を進める際にはよく使います。例えば、災害現場では負傷者の救助に優先順位を付けて最大限の命を救う方法を取ります。(この方法をトリアージと言います)限られた時間の中で成績をあげる操作も同様に”トリアージ”が効率を追い求めるなら必要です。
では具体例です。まず、自分が数Ⅲと化学が全然終わってないとします。この時、最低限のタスクを数Ⅲの青チャート10問と化学のセミナー1章にします。自分にとってはこの量は青チャートで1~2時間、セミナーで1時間ほどなので2~3時間で終わる量でした。このタスクが終わったら、残りの計画でやるべき課題である物理の重要問題集と学校の課題をするなど終わらせるなどします。平日は大体これだけ出来たら満点です。(学校で内職をする場合はもう少し残りの課題を増やしてもいいかもしれません)やるべき課題は自分の勉強の進度と処理速度によるのでタイマーで常に時間を測る癖を付けておいてください。これは試験の際にも役に立ちます。残りの課題は日によって変えても全然いいと思います。休日は少し多めに残りの課題をやるようにするといいですが、東大を狙うならば満遍なくやることが大切です。
最後にまとめですが、『優先順位をつけて、最低限のタスクを設定する』ことが大切です。あと、タイマーで時間を測りましょう。一日何かしら得たものがあるならその日は満点をつけてください。それが積み重なれば東大の試験でも点数が取れるようになりますよ。snoopyさんの参考になれば幸いです。頑張ってください🔥