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暗記科目を得意にするには

クリップ(27) コメント(2)
6/6 22:41
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ノミ

高2 鹿児島県 長崎大学医学部(58)志望

私は昔から暗記科目が苦手で、この前の中間考査では地理と歴史で悲惨な点を取ってしまいました。(泣) というか、暗記科目の勉強方が分からないのです… どうすれば暗記科目が得意になるのでしょうか? 回答お願いします!
この相談には2件の回答があります
こんにちは! こうしんと申します! 暗記は僕もめっちゃ苦労しました…それで、なんとかするために、当時かなり調べて試したので、効果のあった方法を教えますね! 教える方法は二つで、場所法と呼ばれるやり方とファイマン・テクニックと呼ばれるやり方です。 まず場所法(記憶の宮殿)です。 人の記憶は位置と結びつき易いです!例えば、道順をすぐ覚えてしまうのはこのためですね。この性質を利用して暗記をします。以下、僕がまとめたやり方を張るので、参考にしてください! 1、部屋を作る。 2、部屋に象徴的なものを置く。 3、象徴的なものと暗記したいものを結びつける。 4、部屋を数度巡回して思い出せるか確かめる。 5、いつでも部屋に来れば思い出すことができます。 特徴 ・巡回するため順番があるものを覚えやすい。 ・概念的なものを覚えづらい。 ・形があれば覚えやすい。(部屋にそれを置くだけ) ・ストーリーを作ると更に覚えやすい。(結びつける際に便利) ・部屋を作るのに時間がかかる。 ・部屋を作れば簡単に覚えられる。 ・一つの象徴物に一つの暗記事項。詰め込むと暗記精度が落ちる。 ・慣れれば、部屋はいくらでも大きくできる。 ・部屋は仮想的なものでも可。(現実的なものが覚え易い) 次にファイマン・テクニックです。 これは、概念に特化して物事を効率よく理解する手法です。理解が完璧になるので、自然と暗記しやすくなるので、社会科目ではオススメです。以下、やり方を書くので参考にしてください! 1、覚えるべき概念を設定し知識を取り出す 2、概念について人に教える 3、資料を参照して、足りない知識を補う 4、再検討と単純化する 1では、その概念に対して、自分が知っていることをできるだけノートに書き出します。 2が重要です。教える相手は誰でも良いですが、想定するのは子供に教える場面です。人に教えることによって、その概念に対する自分の理解度がわかります。 3では、2で分かった理解度から足りない理解を補います。更に、知らなかったものをノートに記録します。 4こうして自分が知っていることと、知らなかった知識、理解の足りない知識が書かれたノートができます。このノートを見返すことで更にその概念についての理解を深めることができます! 以上がオススメの暗記術です!参考にしてください!結構効果のあるやり方で有名なので、ぜひ頑張ってみてください!
京都大学理学部 こうしん
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回答

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こうしん

京都大学理学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは! こうしんと申します! 暗記は僕もめっちゃ苦労しました…それで、なんとかするために、当時かなり調べて試したので、効果のあった方法を教えますね! 教える方法は二つで、場所法と呼ばれるやり方とファイマン・テクニックと呼ばれるやり方です。 まず場所法(記憶の宮殿)です。 人の記憶は位置と結びつき易いです!例えば、道順をすぐ覚えてしまうのはこのためですね。この性質を利用して暗記をします。以下、僕がまとめたやり方を張るので、参考にしてください! 1、部屋を作る。 2、部屋に象徴的なものを置く。 3、象徴的なものと暗記したいものを結びつける。 4、部屋を数度巡回して思い出せるか確かめる。 5、いつでも部屋に来れば思い出すことができます。 特徴 ・巡回するため順番があるものを覚えやすい。 ・概念的なものを覚えづらい。 ・形があれば覚えやすい。(部屋にそれを置くだけ) ・ストーリーを作ると更に覚えやすい。(結びつける際に便利) ・部屋を作るのに時間がかかる。 ・部屋を作れば簡単に覚えられる。 ・一つの象徴物に一つの暗記事項。詰め込むと暗記精度が落ちる。 ・慣れれば、部屋はいくらでも大きくできる。 ・部屋は仮想的なものでも可。(現実的なものが覚え易い) 次にファイマン・テクニックです。 これは、概念に特化して物事を効率よく理解する手法です。理解が完璧になるので、自然と暗記しやすくなるので、社会科目ではオススメです。以下、やり方を書くので参考にしてください! 1、覚えるべき概念を設定し知識を取り出す 2、概念について人に教える 3、資料を参照して、足りない知識を補う 4、再検討と単純化する 1では、その概念に対して、自分が知っていることをできるだけノートに書き出します。 2が重要です。教える相手は誰でも良いですが、想定するのは子供に教える場面です。人に教えることによって、その概念に対する自分の理解度がわかります。 3では、2で分かった理解度から足りない理解を補います。更に、知らなかったものをノートに記録します。 4こうして自分が知っていることと、知らなかった知識、理解の足りない知識が書かれたノートができます。このノートを見返すことで更にその概念についての理解を深めることができます! 以上がオススメの暗記術です!参考にしてください!結構効果のあるやり方で有名なので、ぜひ頑張ってみてください!
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こうしん

京都大学理学部

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プロフィール

駿台で一浪して合格しました! よろしくお願いします! 自分の経験が何かの役に立てれば幸いです! 現在、京都大学で物理専門で勉強しています〜 ついでに、登山 キャンプもしています! 質問でも雑談でも気軽にどうぞー! 10月〜また動きます、よろしくお願いします! ホームに過去記事のフィードバックをたまにするので、過去記事見るのが面倒な方は参考にどうぞ!

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(2)

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野良猫
6/7 9:39
回答ありがとうございます! まず部屋を作ってみようと思います^_^
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こうしん
6/8 10:11
良いですね!ネットでも様々な情報があるので色々見てみるといいですよ!

よく一緒に読まれている人気の回答

暗記について
世界史選択ですが回答させてもらいます 教科書はあまりオススメしません、というか僕は使わなかったですね 確かに情報としては試験のの内容をほぼ完全に網羅しているのでそれを覚えたらいいわけなのですが、とにかく、教科書は読みにくい!というのが僕の感想です 参考書を見ると、大事な語句などは赤字か何か強調されていると思うので、教科書では読み飛ばしてしまいがちな部分も「あ、これは大事なんだな」と意識してインプット出来ます あと、暗記の仕方についてですが、僕の暗記のコツは、 思い出すための経路をいくつも作ることです 同じ方法(例えば 流れ重視の勉強)でずっと勉強していたとします そうすると、答えようとしている出来事の前の出来事も忘れてしまった時、どうしようもありませんよね そんな時にごろ暗記なども並列してやっていれば、思い出せる可能性は高まります 他にも例えば、時代別(横のつながり)やテーマ別(文化史)でまとめて見る、一問一答をする、など考えればいくらでもやり方はあると思います 大事なのは、どれが最適なのか、ではなくそれらを上手く並列して使っていくことだと思います このように、色々なインプットの仕方をすることで、知識を思い出すための思考の経路がいくつもでき、しっかりと暗記が出来ると思います
京都大学工学部 きなこもち
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日本史
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世界史の効率的な暗記法
暗記で大切なことは、短期集中です。 例えば、一問一答で、ある一章分を1時間のうちに一気に3周してしまいます。 一周目は、全部。二週目は、一周目で間違えたところ。三週目は、また全部。 余力があるなら、四週目入って、1〜3で間違えたところを全部やります。 四週すれば、基本的に全部できます。それでもできないやつは、とりあえず放置です。今度やった時に覚えましょう。 とりま、一気に大量に覚えてしまいます。んで、どうせ結構な部分忘れてしまいます。でも、次回に同じようにやって、一気に覚える時に、覚えやすくなってます。 この一気に覚えるのを3回ほどやれば、その章の基本的な部分はかなり覚えられていると思います。あとは、どうしても覚えられないところを中心に詰めていきましょう。 このやり方は、英単語・英熟語でもやってました。せっかくこのやり方を紹介したんですが、ゆるふわさんは、英語が得意みたいなんで、ゆるふわさんが英単語・英熟語覚える時にやってるやり方を当てはめてみると良いかもしれません。 ただ、英単語・英熟語を覚える時と少し違う点は、歴史の場合は、どういう風に出題されるか?と、歴史の流れとその時代の世界観を掴みながら勉強すべき、っていう点です。 この2つを意識すると、忘れにくくなると思います。 センターの世界史はテンプレの問題ばかりです。 できてくると、 「この設問は、どうせここを聞きたいんだろ?ほら、やっぱり」 ってなってきます。 この感覚は、早慶でも全然つかえるんで、センターレベルでどんどん練習していきましょう。、
慶應義塾大学商学部 タイ
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世界史
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文系なのに
こんにちは。 すごくその気持ち分かります! 私もずっとそうでした…世界史をやっと覚えたので次の範囲に行こうとして次の範囲を覚えてるうちに既習範囲を忘れてるんです…笑 スラスラと世界史の単語を覚えていく友達が羨ましかったです。 ただ、受験をする上で暗記はとても大事なものですよね。克服は最後まで出来ませんでしたが、受験に必要なものはどうにか覚えました…そんなわたしがやった方法を少し書いてみますね。 世界史用語、英単語同様にこれらのことを行ってみました。 ◯色々な場所に苦手な用語や単語を貼る ex.トイレやお風呂場、寝転がると見える所など →特にトイレは良かったです。人間必ず1日に数回はトイレに行かなければならないので嫌でも目に入るんです。特に世界史のわかりづらい国の順番などオススメです。 ◯歌やゴロで覚える →これに凄く助けられました! Youtubeに乗っている世界史の年代の曲(猫のやつ)は完璧に歌えるようにしたり、 通っていた塾の先生がゴロにしてくれた(国の順番など)ものを覚えました。 自分でゴロを作るのも効果的です!(変なものほど覚えやすいです笑) ◯とにかく読む、書く! 特に英単語は分からないものを発音しながら何度も書いてみました。恥ずかしいですが効果的ですよ! ?洋楽を聴く →これは本当に個人の好みに分かれてしまうのですが、洋楽を良く聞く人にはオススメです。 洋楽を聞き取る、和訳できるようにする(無理にとは言いませんが、好きな曲なら意味はわかっておくといいです)と あ!この単語!などという発見もあります。 私がやってきたことはこれくらいでした。 他にも友達に覚え方を聞いてみるのもいいですよ!人それぞれの覚え方があってどれがいいなんて特にないので、自分にあった覚え方を真似したり作り出したりしてみてください。 秋も近づいて来ましたね! ここからはあっという間に過ぎていきます。 是非、全力で頑張ってください。 心から応援しています!
早稲田大学文化構想学部1年 Lollipop
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現代文
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暗記について
なんとなく、雰囲気で、ノリで解けてるような気がするという人は少なくないかもしれません。そんな人は是非、一問一問に「解答の根拠」を用意してみてください。 ここにこうやって書いてあるから、これこれこういう理由で、ここをこうやって解釈すると、この問題の答えはこれになる!というように、それぞれの問題において答えを出すプロセスや根拠を明確にしてみてください。なんなら数学の証明問題みたいに文字に起こして書いてもいいです。 これをやれば雰囲気ではなく、明確な思考を伴って解答できるわけです。これは結構大切なことです。そしてその真価が発揮されるのは、その設問に間違えてしまった時です。 ノリや雰囲気で問題を解いても、間違えた時にその理由がわかりません。なぜ間違えたのかがわからないと、次同じような問題が出てきた時も正解できません。しかし解答に明確な根拠を用意すれば、自分がなぜその答えを導き出したのかが明らかなので、思考のどの段階で間違えていたのかが鮮明に分かります。 これは文理問わずどの科目でも言えることだと思います。社会科に関しては単純に知ってるか知らないかを問うだけのクイズのような問題もあるので、全部が全部明確な根拠を用意できるとは限りませんが、英語や国語などは根拠を出しやすいかと思います。 因みに暗記の仕方については、「インプット3 : アウトプット7」くらいの割合でやるといいと思います。質問者さんの状況を読むに、インプットに重点を置いているようですが、知識を吐き出す方に重点を置いてみてください。全部完璧に覚えてから問題を解こうとしなくても結構です。 僕の世界史の先生も、「インプットはみんな頑張る。アウトプットの量で差をつけよう。」と昔言っていました。これは世界史に限らず言えそうです。アウトプットの演習量を積んでおけば模試やテストの時でも解答スピード上がると思います。繰り返し繰り返し、頑張ってください👍
慶應義塾大学法学部 師範
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不安
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センター8割まで上げるには
こんにちは! こうしんと申します! 色々全般勉強法とか分からないみたいなので 英語の勉強法→センター英語のコツ という流れで話します! 英語勉強法 英語は攻略すべき課題が大きく二つあります。 一つは、暗記が必要なもの。もう一つは、技術的に体得が必要なもの。 例えば、前者は文法問題、後者は長文問題の和訳や内容説明などに該当します。 まず、暗記が必要なものについて 文法、語法、単語、熟語がこれに該当します。 これらの攻略方法としては、問題集のやり込みが手っ取り早いです。参考書はセンターのものなら大丈夫です。とにかくやり込みです。 オススメするやり方は、はじめに解答を参照しながら、問題と解答との対応を成立させるような考え方をインプットしていきます。足りない知識は、文法の参考書をもとに保管していってください。 次に、解答を見ずに問題集を周回していきます。到達目標は、解答が瞬時に出てくるところまでです。インプットした内容を完璧に覚えており、理解していたら絶対にできるはずです!こうしたアウトプットにより、問題と解答の対応が分かり、実戦でも力が出しやすくなります! また、インプットしている過程でがっつり暗記物が出てくると思います。この攻略のために、一つ場所法という方法を紹介しますね。以下、僕の回答からのコピペです。 場所法(記憶の宮殿) 人の記憶は位置と結びつき易いです!例えば、道順をすぐ覚えてしまうのはこのためですね。この性質を利用して暗記をします。 手順 1、部屋を作る。 2、部屋に象徴的なものを置く。 3、象徴的なものと暗記したいものを結びつける。 4、部屋を数度巡回して思い出せるか確かめる。 5、いつでも部屋に来れば思い出すことができます。 特徴 ・巡回するため順番があるものを覚えやすい。 ・概念的なものを覚えづらい。 ・形があれば覚えやすい。(部屋にそれを置くだけ) ・ストーリーを作ると更に覚えやすい。(結びつける際に便利) ・部屋を作るのに時間がかかる。 ・部屋を作れば簡単に覚えられる。 ・一つの象徴物に一つの暗記事項。詰め込むと暗記精度が落ちる。 ・慣れれば、部屋はいくらでも大きくできる。 ・部屋は仮想的なものでも可。(現実的なものが覚え易い) また、単語熟語に関しては、問題形式で暗記していくと効果的です。(科学的な根拠があります) そして、暗記する際には発音するようにしてください。発音アクセント、リスニングの対策になるだけではなく、暗記の効率化にも一助します。 参考書はなんでも良いです。一つの単語帳を完璧にすることを目指してください! 次に、技術的な体得が必要なものについて 長文問題、英作文がこれに該当します。 まず長文問題について 長文問題は、長文という大きな題材を扱う以上、「どれだけ長文が読めているのか」を問題で問いてきます。その理解度を測るために和訳問題、内容説明問題が多数を占めるわけです。そのため、ここでは長文をどうすれば読めるようになるのかを解説していきます! 英語の長文は、スキミングとスキャニングを用いて把握していきます。 スキミングとは、文章をマクロに読む視点のことです。「文章の流れを掴む」とはこの手法を用いてできることです。 スキャニングとは、「想定した情報を求めて」ミクロに読む視点のことです。「想定した情報を求めて」という部分が大事で、読み取る部分の内容がわかっていないと正確に読み取ることが難しいです。 そのため、スキミングがメインで、適宜問題に合わせてスキャニングをしていく必要があります。 では両者のコツについて言及していきましょう。 スキミングの手順は3ステップです。 ①キーワードを読み取る。 ②文章の展開を読み取る。 ③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 個別に解説していきますね。 ①キーワードを読み取る。 キーワードは、その文章を表す単語のことです。いわば、主題と言っても良いくらいです。そのため、筆者はこのキーワードを多用します(当たり前ですが)。 だから、繰り返し使う単語には注意してください!例えば、繰り返し使う単語はもちろん、指示語代名詞で指されている言葉、言い換え表現が使われている言葉ですね。これらが主題になりやすいので、積極的に探していきましょう! ②文章の展開を読み取る。 文章の展開(流れ)には、パターンがあります。このパターンに当てはまる文章を見つけたら、その後の展開が予想できるので、非常に読解がしやすくなります。 また、展開パターンの発見には目印があって、これをディスコースマーカーと呼びます。そのため、このディスコースマーカーに気づくことが②の重要な目標になります。 では具体的な展開パターンとそれに対応するマーカーを紹介していきます。 ・抽象→具体 もっとも典型的なパターンです。まず抽象的なことをいった後に、具体例などを用いてその抽象的なことを説明していきます。筆者の主張を表す展開パターン2通りのうちの一つです。 例えば、「人間は多様的な動物である。例えば、科学的な物事を深く追求する人もいれば、文学を深く追求する人もいる。こうした考え方に人それぞれ異なっている点でも、その多様性が伺える。」といった文章があれば、一文目の「多様的」を二文目以降で説明していますね。 では、それを表すディスコースマーカーは、example, such as, instanceといった「例えば」を表す言葉ですね。 ・譲歩→逆説→主張 コレは日本語の文章でもよく見ますね。「もちろん、君の考え方もある意味では正しい。だが、私の考えは〜だ。」といった文章を、一般化したものです。これは、英語の文章でも非常によく見られ、上のパターンと合わせて筆者の主張を表す展開パターンの2つのうち一つです。 ディスコースマーカーは、譲歩、逆説、主張、それぞれに存在します。 譲歩のマーカーは、though, even if, nevertheless, despite, of courseなどです。 逆接のマーカーは、but, yet, however, still, insteadなどです。 主張のマーカーは、should, must, had better, I think, It is importantなどです。 ・対比、言い換え 英語の文章では非常によく見る展開です。なぜなら英語圏では日本語よりも対比を意識しており、文章の主題にしていることが多いです。例えば、「科学と哲学」の対比は京大系の文章でよく見られて有名ですね。 また、対比、言い換えは見つけると大きい利点があります。それは文章の展開が非常に予測しやすくなるという点です。AとBの対比であれば、Aの説明の後にはBの説明が来ると予測できるからです! よく見られる展開パターンかつ利点が多い「対比、言い換え」は特に注意(意識)して探してください。 ディスコースマーカーは、対比、言い換えに分けて列挙していきます。 対比のマーカーは、while, whereas, on the other hand, by contrast, differentなどですね。 言い換えのマーカーは、In other wordsとコロン、セミコロンなどですね。 ・追加、列挙 追加列挙は、同族の単語たちを並列して挙げていくことです。これに関しては、日本語の文章でもよく見ますし作文でも使いますよね。 例えば、「第一に〜」とあれば、「第二」が必ずある、「また」がくれば、同じような内容の文章が来ると予想できますね。 追加、列挙のマーカーは、上の日本語の具体例に対応したものばかりです。なのでここでは軽く挙げますね。まず「第一に」等を表す、firet, in the first place、「また」を表すalso, besides, moreover等ですね。 ・因果関係 最後の展開パターンです。対比、抽象→具体に続き大事な展開です。 日本語では、「だから」「そうなると」に対応します。あまり意識はしませんが、英語の長文という読むだけで苦労する文章では、意識すると文章がつかみやすいです。 ではマーカーを紹介していきます。因果関係は、次に「理由、原因」が来るものと、「結果、結論」が来るのと2通りのパターンがあります。 前者は、because, since, result from, on account ofなどですね。 後者は、so, therefor, thus, hence, then, cause, result inなどですね。 以上が展開パターンの全てです。 ③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 これは①と②が分かれば、自然と分かります。 『「どういった主題で」(①)「どういった流れで」(②)で説明しているのか』把握することが目標ですね。①と②を組み合わせて、文章化していきましょう。 この時、各段落の主張を把握することができますが、長い長い英語の文章の中では度々、これを忘れてしまうという事態が発生しがちです。その対策として、段落ごとに上の『』で括られた情報をメモすることをオススメします! 以上がスキミングのコツですね。 次にスキャニングです。 スキャニングは、上のスキミングで文脈を把握している必要があります。なぜなら、スキャニングは和訳するときのように、文章の細かな表現を逐一チェックしていく必要があるからです。この表現は、この文脈構造に必ず従います。そこから自分が間違っていないかのチェックになるのです。 スキャニングのやり方ですが、これは特にカッチリとしたやり方が決まっているわけではありません。それは問題によって異なるからです。なので、今は代表的な問題である和訳と内容説明に共通したやり方を紹介していきますね。 和訳と内容説明は、指定した部分の内容を「正確に」読み取ることが目標です。そのため、以下の3ステップを踏んでいくのが良いです。 ①文章構造を把握する。 ②直訳する。 ③意訳する。 ①文章構造を把握する。 正確に読み取る第一関門です。これはコツとかなく、とにかく訓練あるのみですね。オススメ参考書として、ポレポレがあり、他にも優秀な参考書ばかりなのでとにかく練習を積みましょう! ②直訳する。 ここで、複数ある単語の意味から、正確な意味を答えることが求められます。多義語が狙われるので要注意です。 直訳は、簡単にで大丈夫です。頭の中でも、少しメモする程度で構いません。要は、単語の意味決定だけが上手く行われていれば大丈夫です! ③意訳する。 正確に読み取る第二関門です。ここで文脈を使います。単語というものは、文脈次第で様々な意味に変化しますし、同じ意味でも形が異なります。②で選択した意味から離れず、その文章に最適な言葉選びをしてください。 イメージとしては、単語帳に書いている意味を中心とした枠があり、その枠の範囲内から単語帳に書いている意味に似た、文脈に合うものを選んでいく感じです。 以上が技術的なことです。 これが意識できれば、あとは演習あるのみです。 ではセンター英語のコツを話していきますね。 センター英語の解き方 ①発音アクセント アクセント…「アクセント名詞は前動詞形容詞は後ろ」→例外を覚える 発音…一つずつ覚える ※市販の参考書が適当です。 ②文法 ・「よく出るwritingの使い方が問われる!」 (知らないものは選ばない!) ・「意味より、品詞の確認!」 ・語句整序はとにかく意味を考える! (意味によって目的語や主語を特定する) ③除文選択 ・「1つのパラグラフには1つのアイディア(主張)」 ・パラグラフ内の主張パターンを見極める (主張→具体化/譲歩But主張←明確な対立) ・代名詞の数の関係に注目! ・±の関係把握 ④文章読解 ・基本的には、上記の構造を読み取り、パラグラフ毎の主張をメモしながら読む (メモを参照して選択肢を消す) ・図問題→図から先に見る! 図を見て分かれば図の特徴を本文で参照 ・基本的に、全部読んでから解答! (全体像から解く問題への対策) ・「ん?」と思う選択肢がだいたい正解! →「消去法」で正解へたどり着く! ・主張と具体を分ける!(選択肢も)
京都大学理学部 こうしん
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英語
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英単語や古文単語の覚え方
暗記法についての質問ですね。回答させていただきます😊 まず、暗記をするのに効果的な方法は、できる限り五感を使って覚えることと、何度も何度も反復練習をすることです。 まず、五感を使うということについて説明します。質問者さんがおっしゃっていた書いて覚えるという方法ですが、確かに体を使って覚えるという点で、そこで覚えた内容は長期記憶になりやすいです。しかし、全ての英単語や古文単語を書いて覚えるのは効率が良いとは言えません。そこで私は、とにかく声に出して覚えることをオススメします。特に英単語は声に出すことで、発音、アクセントの仕方も同時に確認できるので、オススメです。しかし、この方法でもどうしても覚えられない単語については、ピックアップして、書いて覚えると良いと思います。 次に、反復練習についてですが、どんなことも反復練習を積まなければ、記憶には定着しません。暗記が苦手という人は、自分には暗記の才能がないと思いがちですが、そんなことはありません。単に練習量が足りていないだけです。実際、東京大学に合格された先輩も、単語帳を10周する以前に、覚えられないと言ってはいけないとおっしゃっていたので、反復練習が大切なのは間違いないと思います。 暗記法には色々な方法があるので、自分に合った方法を見つけて、実践してみて下さい。 勉強大変だと思いますが、毎日コツコツ頑張っていれば、必ず志望校に合格することができます。質問者さんに素敵な未来が訪れますよう、祈っています!!🌸困ったこと、不安なことがあれば、いつでも相談して下さいね。😊
大阪大学法学部 アネモネ
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英語
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日本史の暗記の仕方
初めまして! この春から京都大学法学部の2回生になるものです 私が受験生のころ実践していた、効率的な暗記方法についてお答えしていきます まず、社会などの文系科目は暗記していないと得点できない科目が多いので、いかに暗記科目が効率よく勉強できるかが文系では大きく合否に関わってきます すなわち、効率の良い暗記ができればほかの受験生に差をつけることができます 次に、定期テスト型の暗記と大学受験で必要な暗記というのは異なる、という点について書いていきます 定期テストは範囲が狭いので一夜漬けのような勉強でも乗り越えることができますが、大学受験の社会となると範囲が膨大となり話は別です また、必死に暗記した日本史や世界史の用語も、定期テストが終わって1週間もたつと忘れてしまうことってありますよね? このような暗記の仕方では、大学受験では役に立たないことはわかると思います 以上のことから、定期テストで必要なのは短期記憶ですが、大学受験で必要なのは長期記憶だということがわかると思います ですので、大学受験で必要な暗記というのは、自分の覚えた情報を長期記憶にもっていくことです それではどのようにすれば、効率的に暗記ができるのでしょうか? 効率的に暗記をするにはポイントがいくつかあります そのポイントを下にまとめておきます ①何度も反復する 人間の脳は何度も見た情報は大事なものだと認識し、覚えるようになっています 例えば、「信号機の色が赤は止まれという意味であること」は定期テスト前に死に物狂いで暗記したような事柄ではないと思います 生活していく中で何百回何千回と経験していくことで、当たり前の情報として脳にインプットされた情報です 社会の一問一答や英単語、古文単語も同じです 何十回と繰り返すことで自然に覚えられるようになってきます ②高速で反復する 何度も反復するためには、一周当たりに時間をかけていてはいけません つまり一周当たりの密度は薄くてもいいので、数をこなしていくことが重要です 単語帳をやるときであれば、常に赤シートを動かしていくようなイメージでやってください 一周で覚えようとするとどうしても定期テスト型の暗記になってしまいます もしある単語の意味が答えられなかったとしても、次やった時にこたえられればいいやくらいの気持ちで次の単語へ進んでください 何度も同じことを言いますが、20周や30周していれば自然に覚えてきます ③毎日触れる 単語などは毎日触れることで、抜けや漏れを確認する必要があります 試験本番に知識量が最大の状態で臨むためには、毎日単語帳や一問一答はした方がいいでしょう ちなみに私は受験本番まで毎日、日本史の一問一答は100問、古文単語や英単語は一章分こなしていました 以上、大学受験で必要な暗記についてお答えしました 不明な点があれば、気軽に聞いてくださいね!
京都大学法学部 porepore
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日本史
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勉強方法を教えてください
勉強方法といっても科目によって全然違うし一概には言えないと思います! でも文系であれば受験勉強において理解して暗記して復習するっていう簡単そうですごい難しいことを完全にこなした人が合格すると思います。 暗記の仕方は人それぞれですが、私はプリントやノートを見ないでその内容が全部頭の中で出てくるように暗記していました。 そんな膨大な量無理!って思うかもしれないけど、例えば世界史だったら(世界史選択だったので)、これ!って決めてそのノートを完璧に隅々まで暗記するということです。 赤シートで重要な単語だけ隠してやると流れは見えてる状態で単語だけ暗記する形になっちゃうので、なにも見えない状態で頭の中でそのページが浮かべるようにした方が、記述のときとかすらすら書けます。 また、ノートをそのまま暗記すると、試験中に思い出すときに、あのノートの右上らへんにこの単語があって、その見開きの左下にこの単語があったから、時系列はこうだ!って場所で思い出せたりするので便利です。 そんなこといっても暗記が苦手!という人もいるとおもうんですけど、私はひたすら書いていました。 書くっていっても綺麗に文字を書くというよりとりあえずペンをもって手を動かしながらぶつぶうノートの流れをいって、難しい漢字だけちゃんと書いたりして暗記していました。 綺麗に何回も書いて暗記しようとしたら手も疲れるし腱鞘炎になるし時間もかかるので、紙が真っ黒になるくらいとりあえず手動かして暗記していました。 あとは文化史とか古文単語とかそういったただの暗記のものはリズムにあわせて歌で覚えたり、どうしても覚えられるないものはとにかく紙におっきく書いて、家にはったりしていました(笑) トイレとか洗面所にも貼ってとにかく視覚的な覚える努力をしていました(笑) あとはお風呂の中でしかやらない文化史って決めて、高3がはじまったときからお風呂で毎日ビニール袋にプリントをいれて片手に持ちながらシャワーを浴びていました(笑) 文系は英単語でもそうだし、とにかく暗記が大事だと思うので、いろんな工夫をして暗記するがいいと思います。 あとは時間の使い方に気をつけて、週の終わりに次の週の勉強の計画を時間単位でたてて、毎日やり残したこと、うまくいかなかったことをなんとなく記録して、日曜日はそれを消化する日にしたりと工夫していました。 長くなってごめんなさい! 自分の勉強の仕方に自信が持てないと勉強してても不安になる一方です。 もし不安なことあったらここでもいいし誰かに相談するのが一番だと思います。 あとは暗記したものをアウトプットして暗記できるか確認して自信をつけながら楽しみながら勉強するのも大切だと思います! がんばってください!
早稲田大学社会科学部 まゆこ
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モチベーション
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勉強の仕方
こんにちは! こうしんと申します! 本気で書いたので非常に長くなりましたが、ぜひお付き合いください! 英語は攻略すべき課題が大きく二つあります。 一つは、暗記が必要なもの。もう一つは、技術的に体得が必要なもの。 例えば、前者は文法問題、後者は長文問題の和訳や内容説明などに該当します。 まず、暗記が必要なものについて 文法、語法、単語、熟語がこれに該当します。 これらの攻略方法としては、問題集のやり込みが手っ取り早いです。 オススメするやり方は、はじめに解答を参照しながら、問題と解答との対応を成立させるような考え方をインプットしていきます。足りない知識は、文法の参考書をもとに保管していってください。 次に、解答を見ずに問題集を周回していきます。到達目標は、解答が瞬時に出てくるところまでです。インプットした内容を完璧に覚えており、理解していたら絶対にできるはずです!こうしたアウトプットにより、問題と解答の対応が分かり、実戦でも力が出しやすくなります! また、インプットしている過程でがっつり暗記物が出てくると思います。この攻略のために、一つ場所法という方法を紹介しますね。以下、僕の回答からのコピペです。 場所法(記憶の宮殿) 人の記憶は位置と結びつき易いです!例えば、道順をすぐ覚えてしまうのはこのためですね。この性質を利用して暗記をします。 手順 1、部屋を作る。 2、部屋に象徴的なものを置く。 3、象徴的なものと暗記したいものを結びつける。 4、部屋を数度巡回して思い出せるか確かめる。 5、いつでも部屋に来れば思い出すことができます。 特徴 ・巡回するため順番があるものを覚えやすい。 ・概念的なものを覚えづらい。 ・形があれば覚えやすい。(部屋にそれを置くだけ) ・ストーリーを作ると更に覚えやすい。(結びつける際に便利) ・部屋を作るのに時間がかかる。 ・部屋を作れば簡単に覚えられる。 ・一つの象徴物に一つの暗記事項。詰め込むと暗記精度が落ちる。 ・慣れれば、部屋はいくらでも大きくできる。 ・部屋は仮想的なものでも可。(現実的なものが覚え易い) また、単語熟語に関しては、問題形式で暗記していくと効果的です。(科学的な根拠があります) そして、暗記する際には発音するようにしてください。発音アクセント、リスニングの対策になるだけではなく、暗記の効率化にも一助します。 参考書はなんでも良いです。一つの単語帳を完璧にすることを目指してください! 次に、技術的な体得が必要なものについて 長文問題、英作文がこれに該当します。 まず長文問題について 長文問題は、長文という大きな題材を扱う以上、「どれだけ長文が読めているのか」を問題で問いてきます。その理解度を測るために和訳問題、内容説明問題が多数を占めるわけです。そのため、ここでは長文をどうすれば読めるようになるのかを解説していきます! 英語の長文は、スキミングとスキャニングを用いて把握していきます。 スキミングとは、文章をマクロに読む視点のことです。「文章の流れを掴む」とはこの手法を用いてできることです。 スキャニングとは、「想定した情報を求めて」ミクロに読む視点のことです。「想定した情報を求めて」という部分が大事で、読み取る部分の内容がわかっていないと正確に読み取ることが難しいです。 そのため、スキミングがメインで、適宜問題に合わせてスキャニングをしていく必要があります。 では両者のコツについて言及していきましょう。 スキミングの手順は3ステップです。 ①キーワードを読み取る。 ②文章の展開を読み取る。 ③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 個別に解説していきますね。 ①キーワードを読み取る。 キーワードは、その文章を表す単語のことです。いわば、主題と言っても良いくらいです。そのため、筆者はこのキーワードを多用します(当たり前ですが)。 だから、繰り返し使う単語には注意してください!例えば、繰り返し使う単語はもちろん、指示語代名詞で指されている言葉、言い換え表現が使われている言葉ですね。これらが主題になりやすいので、積極的に探していきましょう! ②文章の展開を読み取る。 文章の展開(流れ)には、パターンがあります。このパターンに当てはまる文章を見つけたら、その後の展開が予想できるので、非常に読解がしやすくなります。 また、展開パターンの発見には目印があって、これをディスコースマーカーと呼びます。そのため、このディスコースマーカーに気づくことが②の重要な目標になります。 では具体的な展開パターンとそれに対応するマーカーを紹介していきます。 ・抽象→具体 もっとも典型的なパターンです。まず抽象的なことをいった後に、具体例などを用いてその抽象的なことを説明していきます。筆者の主張を表す展開パターン2通りのうちの一つです。 例えば、「人間は多様的な動物である。例えば、科学的な物事を深く追求する人もいれば、文学を深く追求する人もいる。こうした考え方に人それぞれ異なっている点でも、その多様性が伺える。」といった文章があれば、一文目の「多様的」を二文目以降で説明していますね。 では、それを表すディスコースマーカーは、example, such as, instanceといった「例えば」を表す言葉ですね。 ・譲歩→逆説→主張 コレは日本語の文章でもよく見ますね。「もちろん、君の考え方もある意味では正しい。だが、私の考えは〜だ。」といった文章を、一般化したものです。これは、英語の文章でも非常によく見られ、上のパターンと合わせて筆者の主張を表す展開パターンの2つのうち一つです。 ディスコースマーカーは、譲歩、逆説、主張、それぞれに存在します。 譲歩のマーカーは、though, even if, nevertheless, despite, of courseなどです。 逆接のマーカーは、but, yet, however, still, insteadなどです。 主張のマーカーは、should, must, had better, I think, It is importantなどです。 ・対比、言い換え 英語の文章では非常によく見る展開です。なぜなら英語圏では日本語よりも対比を意識しており、文章の主題にしていることが多いです。例えば、「科学と哲学」の対比は京大系の文章でよく見られて有名ですね。 また、対比、言い換えは見つけると大きい利点があります。それは文章の展開が非常に予測しやすくなるという点です。AとBの対比であれば、Aの説明の後にはBの説明が来ると予測できるからです! よく見られる展開パターンかつ利点が多い「対比、言い換え」は特に注意(意識)して探してください。 ディスコースマーカーは、対比、言い換えに分けて列挙していきます。 対比のマーカーは、while, whereas, on the other hand, by contrast, differentなどですね。 言い換えのマーカーは、In other wordsとコロン、セミコロンなどですね。 ・追加、列挙 追加列挙は、同族の単語たちを並列して挙げていくことです。これに関しては、日本語の文章でもよく見ますし作文でも使いますよね。 例えば、「第一に〜」とあれば、「第二」が必ずある、「また」がくれば、同じような内容の文章が来ると予想できますね。 追加、列挙のマーカーは、上の日本語の具体例に対応したものばかりです。なのでここでは軽く挙げますね。まず「第一に」等を表す、firet, in the first place、「また」を表すalso, besides, moreover等ですね。 ・因果関係 最後の展開パターンです。対比、抽象→具体に続き大事な展開です。 日本語では、「だから」「そうなると」に対応します。あまり意識はしませんが、英語の長文という読むだけで苦労する文章では、意識すると文章がつかみやすいです。 ではマーカーを紹介していきます。因果関係は、次に「理由、原因」が来るものと、「結果、結論」が来るのと2通りのパターンがあります。 前者は、because, since, result from, on account ofなどですね。 後者は、so, therefor, thus, hence, then, cause, result inなどですね。 以上が展開パターンの全てです。 ③各段落の主張を把握し、段落間の繋がりを掴む。 これは①と②が分かれば、自然と分かります。 『「どういった主題で」(①)「どういった流れで」(②)で説明しているのか』把握することが目標ですね。①と②を組み合わせて、文章化していきましょう。 この時、各段落の主張を把握することができますが、長い長い英語の文章の中では度々、これを忘れてしまうという事態が発生しがちです。その対策として、段落ごとに上の『』で括られた情報をメモすることをオススメします! 以上がスキミングのコツですね。 次にスキャニングです。 スキャニングは、上のスキミングで文脈を把握している必要があります。なぜなら、スキャニングは和訳するときのように、文章の細かな表現を逐一チェックしていく必要があるからです。この表現は、この文脈構造に必ず従います。そこから自分が間違っていないかのチェックになるのです。 スキャニングのやり方ですが、これは特にカッチリとしたやり方が決まっているわけではありません。それは問題によって異なるからです。なので、今は代表的な問題である和訳と内容説明に共通したやり方を紹介していきますね。 和訳と内容説明は、指定した部分の内容を「正確に」読み取ることが目標です。そのため、以下の3ステップを踏んでいくのが良いです。 ①文章構造を把握する。 ②直訳する。 ③意訳する。 ①文章構造を把握する。 正確に読み取る第一関門です。これはコツとかなく、とにかく訓練あるのみですね。オススメ参考書として、ポレポレがあり、他にも優秀な参考書ばかりなのでとにかく練習を積みましょう! ②直訳する。 ここで、複数ある単語の意味から、正確な意味を答えることが求められます。多義語が狙われるので要注意です。 直訳は、簡単にで大丈夫です。頭の中でも、少しメモする程度で構いません。要は、単語の意味決定だけが上手く行われていれば大丈夫です! ③意訳する。 正確に読み取る第二関門です。ここで文脈を使います。単語というものは、文脈次第で様々な意味に変化しますし、同じ意味でも形が異なります。②で選択した意味から離れず、その文章に最適な言葉選びをしてください。 イメージとしては、単語帳に書いている意味を中心とした枠があり、その枠の範囲内から単語帳に書いている意味に似た、文脈に合うものを選んでいく感じです。 以上が技術的なことです。 これが意識できれば、あとは演習あるのみです。 頑張ってください!
京都大学理学部 こうしん
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時間の使い方
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最強の暗記法
✅見る回数増やす戦法 👉単純接触回数を増やしましょう。とにかく見る回数を増やすにつきます。ただしその方法はあります。 まずは自分の決めた数200〜300回します。英単語や古文単語、一問一答などで使っていました。 できなかった単語に関しては横に「正」の字を書いていきます。何回ミスったのかわかりやすいですよね。ならべく単語帳を進めるペースは早めにする。「正」の字をつけるタイミングは最初は甘くていいです。うわぁほんとにわかんないなんも意味が出て来ない…という単語にだけつけてきましょう。これかなぁって思える単語は最初のうちはつけなくていいです。最初だけは。どんどん進めていくうちに厳しくつけてきましょう。そして単語をある程度終わったら正の字が2つの単語、3つの単語というように順に見ていきます。この方法だと単純に苦手な単語に触れ合う機会が増えます。明確にもなります。是非とも分からない単語がなくなるようにとにかく触れる回数を意識的に増やす。この方法だと苦手な単語を意識しながら接触回数を増やすことができます。おすすめ。 ✅アウトプットを増やす。 👉こまめにアウトプットすることは大事。インプットしたらアウトプット。溜めておき一気にアウトプットはナンセンスですね。こまめに行うことで定着度が全然違います。 インプット👉一問一答👉センター過去問👉私大問題集 などの流れが良きです。
早稲田大学社会科学部 クリ
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