英語偏差値40から偏差値65にするには
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
りんご
現在高校二年生の文系です。今まで行きたい大学もなく、勉強に対する意欲が湧かずに勉強を怠っていたら、現在の偏差値が50程度と大変なことになっていました。その中でも英語は偏差値40とやばいです。最近やっと、筑波大学人間学群教育学部という行きたい大学を見つけることが出来ました。そこは偏差値が65はない合格できず、特に英語は共通テストと2次試験のどちらでも使うので、とても重要です。今でさえ遅いと思うのですが、夢ではなく本気で合格したいと思っています。英語の偏差値をあげるための勉強を詳しく教えていただきたいです。
【現在使っている教材】
単語帳→速読英単語(学校で配られたのですが、使い方が悪いのか全く覚えられません)
参考書→ブレイクスルー
構文→英語の構文150
おすすめの参考書や単語帳があったらそちらも教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
回答
パンジャ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まず本気で合格したい!勉強を頑張ろうと自分の中で変化が起きたこと自体が素晴らしいことですよ。その気持ちになれない人も多い中で、高い意識を持てたことは受験生の中で抜きん出るために重要な武器です。
英語の偏差値65を目指すということですが、これは河合塾の偏差値と解釈します。
この65は標準レベルの単語・文法が定着していて、センターレベルの長文は理解できる、そういった層になります。基礎がしっかりと定着しないことにはここにはたどり着けないので、今から地道な学習が必須となりますね。
単語はターゲット1900を使ってました。大学受験の定番単語帳と言ったらターゲットかシス単と言っても過言ではありません。本屋で2冊を見比べて気に入った方を買うといいでしょう。
具体的な学習法についてですが、イメージとして単語はじっくり長くではなく、あっさり短く繰り返しです。
1日100個のペースで進めます。正確には前日の50と当日の50を足したものです。
まず初日に50個単語を覚えます。単語と意味(一番大事なやつだけ)をセットに覚えるまでその日は何周も何周もしてください。中々覚えられない単語には軽く印なんか付けとくといいですよ。場所で覚えちゃったりすることで変な感じげするかもしれませんが、気にせず詰め込んじゃってください。そして全ての意味が言えるようになったらとりあえず終了です。
そして次の日にまたその50個を見ます。多分ほとんど覚えてることでしょうが、印がついている所を中心に何個かは忘れちゃってると思うので復習しましょう。そしてそれが終わったらまた新たに50個を前日と同じ要領で覚えます。
その翌日も前日の50個と新たな50個を覚えます。こうして繰り返していくと、約40日で1周が終わります。とりあえずこれを2周して3周目以降は100+100ペースでやって行けば夏前までにかなりの周回を踏むことになります。
またオススメとしては一気に初めから最後までやるのではなく、章ごとに区切りながら徐々に広げていくやり方です。
人によっては1日150個のペースでやりなさいと言いますが、それは実体験上きつかったので50個くらいからがおすすめです。
文法はvintageというのがオススメです。
具体的に、まず1日ごとにやる範囲を決めます(今日は関係詞、明日は比較の途中までみたいに)。そして決めた範囲を1度1周します。ここで大事なのは、どんな問題も根拠を持って解答すること。分からないなら分からない、それでいいです。分からないのに当てずっぽうで選択肢を選んで仮に当たったとしてもそれは正解とは見なさないでください。
その意識の上で、分からなかった問題は印を付けて解説を読んで理解します。1度目なので色んな問題につまづくかもしれませんが、範囲全部を解き終えたら、今度は2周目に入ります。2周目では1周目で間違った問題のみを行い、各問で正解の根拠を人に教えるかのように脳内で再生して解答していきます。
2周目において、よく解いたばっかだから番号で覚えちゃってるなんてこともあるかもしれませんが、それでいいんです。根拠さえ説明出来ればそれでいい。仮に正解を覚えてて、後付けで根拠を並べたとしてもそれでいいんです。
そして意外と2周目でも間違えちゃったりする問題も出てくるんですよ。そうしたら3周目、4周目と正解するまで続けてください。
そして1ヶ月後くらいにもう一度同じ範囲をやるんです。同じ要領で。そしてまた同じように一定期間を空けてまたやる。
これを繰り返していくと、文法は格段と良くなります。地道で途中で萎えたりしますが、何周もして演習を詰まない限り中々定着しないんですよ。ただvintageは解説も真横に合って見やすいし、とても効率的に演習が出来るんですよね。なのでおすすめです。
vintageの解説だと理解し切れない、あるいは深堀したいと思った時にブレイクスルーを開くといいです。
構文は要らないですね。代わりに英文解釈の技術100をオススメします。構文理解は精読・速読力を養う上でとても大切です。どの単語がどこまで修飾しているか、どこからどこまでが主語なのか等、ここで文構造を理解する訓練をしていきたいですね。進めていくうちに難易度が上がっていくでしょうけど、それを直読直解できるよう何回も音読をして訓練していきましょう。
長文はポラリスシリーズがおすすめです。巻末に文構造の解説が載っていて、勉強がし易いです。
問題を解く→一文一文の構造を理解→文構造解説付きの文章を見て音読→白文を音読
この流れで1セットですね。長文は音読が1番大事なのでぜひここに力を入れてもらいたいです。
これらをこなせば65を優に超えるでしょう。
ぜひ頑張ってください!
学習を進めていく上で分からないことがあれば、ぜひ個別にでも質問してくれればと思います。
コメント(4)
りんご
丁寧なご説明ありがとうございます!教えてくださった参考書等を買って、実践します。もしまた行き詰まった時はご相談させてください。
りんご
すいません、質問なのですが、vintageと構文解釈の技術100は同時進行で進めていけばいいのですか?
パンジャ
同時進行で大丈夫ですが、勉強の比重は文法を重めでいきましょう!
解釈も話が進んでいくと、単純な品詞どうたらだけじゃなくて、文法知識をも駆使しないといけなくなりますから。
りんご
了解です。ありがとうございます!