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数学と物理どちらを優先すればいいか

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6/13 7:17
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

まんま

高2 神奈川県 横浜国立大学理工学部(59)志望

現在高二です。 僕は数学がかなり得意な方で1年生1月の進研模試では全国偏差値73を取れています。 しかし物理は全く出来なくて、定期テストしかまだ受けたことはありませんがうちの学校の物理は応用問題ばかりで難しく、毎回赤点ギリギリです。 そこでですが、今河合塾の1番上のコースで数学を学んでいるのですが、物理に変えた方がいいのか悩んでいて、それに関して意見をお聞きしたいです。 また、スタサプも取っているので数学の勉強に関しては今は困っていません。 文章をまとめるのが下手で長々と質問してしまっていますがご回答いただければありがたいです。
この相談には2件の回答があります
私個人としては、2年生のうちに数学は数3を除いて完成させるべきだと思います。 あなたが授業がなくても自学習だけで数学の勉強が完結するしないに関わらず、予備校で物理や化学など自学習の難しい教科を取るのは良い選択だと思います。 金銭的に複数教科受けるのが厳しい、または自学習をする時間が確保できないのであれば、私は数学より物理を取る方が良いと思います。 ここで注意した方が良いのは、物理の教え方は大きく分けて2つの流派があり、本来の物理学を基準に微分方程式を用いて法則を導く流派と、微分方程式は用いずに法則を定義のように考えてそれぞれの現象を追う流派があることです。 私は前者の教え方をする教師に予備校で教わっていましたが、多大な時間を要する上にかなりの数学力を前提にしているので授業についていくのが一苦労でした。もちろん、原理を正しく理解できるので間違いなく得意教科になりますし、大学に入った後もものすごく役に立ちます。 よほど根気がないと挫折すると思うので、あなたの性格や勉強計画をよく考えた上で物理の担当講師は慎重に選ぶと良いでしょう。 直近の模試での成績はどうでしょうか? 進研模試で偏差値70以上取るのはもちろん素晴らしいことなのですが、横国に必要な力を測るには難易度が足りないと考えられます。 横国は半分以上が2次試験での得点で合否が決まる上、数学の2次試験はそれなりに難しいので、最低でも全統記述で65、駿台全国模試で数学の偏差値55以上が取れているのが望ましいです。 もし、上記の二つの模試を受験したことがないのであれば片方だけでも毎回受けることをお勧めします。 結論としては物理は1人でやるのは難しいです。 各分野で出てくる法則は実験結果を元に得られるものなので、数学の定義とは違うので納得しづらい部分も多いでしょう。特に電磁気では磁場が絡んでくると運動が複雑になったり力の向きに戸惑うことも多いと思います。 1人でやるのはお勧めしませんが、読み物としては駿台文庫から出てる新・物理入門が簡潔に書かれているので良いかもしれません。微分方程式を使って解くって何?が分かると思います。 文章が長くなりましたが、健闘を祈ります。
九州大学理学部 しがない物理学徒
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初めまして。 東北大学理学部のゆーすけです。 横国の理工学部志望ということで、その入試科目について調べてみました。 共テより2次の方が少し配点が高く、2次は数学と物化の比率が1:1だと書いてありました。 国公立志望だと、オールマイティにできないといけません。僕は数学が得意な方で物化が苦手な方でした。受験期数学をずっとやっていて物化から逃げていたので、11月あたりかなり追い込まれました。 東北大模試で両方赤点というような感じでした。 基礎がなっていなく、1、2年生のときにちゃんと勉強をしていなかったことを悔いました。 そのため僕と似ている状況であろうあなたは、物化を今のうちはやっておいたほうがいいと思います。 国公立で最終的に受験を制するのは全ての教科が満遍なくできる人です。 物化はテストの前に勉強することはもちろん、一週間ごとでいいので忘れないように復習してみてください。 インプットだけではすぐに忘れてしまうので教科書に載っている問題でいいので簡単な問題を解いてみるようにしましょう。 もちろん数学を継続することも大切です。 余裕があれば、予習をしておくといいと思います。数Ⅲを高3の5月までに終わらせられれば、あとは演習をたっぷりできます。 数学は演習が大切です。(わかっていると思いますが。) 実際教科書で問われているような問題は大学入試の2次で出るような問題のレベルではないと思います。 そのため、今の自分の数学力に満足することなく、受験への数学に標準を合わせていくことをおすすめします。 数学と物化は受験勉強の仕方が違うと僕は考えています。 数学は基礎ができてから、やっと2次の問題を解くことができます。 しかし、物化は1、2年生のうちでも解ける問題はたくさんあります。 3年生になってから物化をしようとすると結構苦労します。1、2年生のうちに貯金を作っておけば、必ず受験期に役立ちます。 よく浪人生は物化が有利といいます。それは基礎が備わっている前提で浪人期に演習を積むことができるからです。 それなら、1、2年生のうちから物化をやっておけば実質浪人生と同じアドバンテージがあるんじゃないでしょうか。 苦手なことをそのままにせず、穴が小さいうちに埋めておきましょう。 応援しています。
東北大学理学部 ゆーすけ
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しがない物理学徒

九州大学理学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
私個人としては、2年生のうちに数学は数3を除いて完成させるべきだと思います。 あなたが授業がなくても自学習だけで数学の勉強が完結するしないに関わらず、予備校で物理や化学など自学習の難しい教科を取るのは良い選択だと思います。 金銭的に複数教科受けるのが厳しい、または自学習をする時間が確保できないのであれば、私は数学より物理を取る方が良いと思います。 ここで注意した方が良いのは、物理の教え方は大きく分けて2つの流派があり、本来の物理学を基準に微分方程式を用いて法則を導く流派と、微分方程式は用いずに法則を定義のように考えてそれぞれの現象を追う流派があることです。 私は前者の教え方をする教師に予備校で教わっていましたが、多大な時間を要する上にかなりの数学力を前提にしているので授業についていくのが一苦労でした。もちろん、原理を正しく理解できるので間違いなく得意教科になりますし、大学に入った後もものすごく役に立ちます。 よほど根気がないと挫折すると思うので、あなたの性格や勉強計画をよく考えた上で物理の担当講師は慎重に選ぶと良いでしょう。 直近の模試での成績はどうでしょうか? 進研模試で偏差値70以上取るのはもちろん素晴らしいことなのですが、横国に必要な力を測るには難易度が足りないと考えられます。 横国は半分以上が2次試験での得点で合否が決まる上、数学の2次試験はそれなりに難しいので、最低でも全統記述で65、駿台全国模試で数学の偏差値55以上が取れているのが望ましいです。 もし、上記の二つの模試を受験したことがないのであれば片方だけでも毎回受けることをお勧めします。 結論としては物理は1人でやるのは難しいです。 各分野で出てくる法則は実験結果を元に得られるものなので、数学の定義とは違うので納得しづらい部分も多いでしょう。特に電磁気では磁場が絡んでくると運動が複雑になったり力の向きに戸惑うことも多いと思います。 1人でやるのはお勧めしませんが、読み物としては駿台文庫から出てる新・物理入門が簡潔に書かれているので良いかもしれません。微分方程式を使って解くって何?が分かると思います。 文章が長くなりましたが、健闘を祈ります。
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しがない物理学徒

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まんま
6/13 7:27
ご回答ありがとうございました! 物理を取ろうと思います!

よく一緒に読まれている人気の回答

選択科目
まず最初に、工学はすごく面白いです。非常に幅広いので必ずやりたいことが見つかるはず。 具体的な話をしておくと、工学部は入って2,3年して、研究室に配属される際に理論系と実験系の二つから一つを選びます。どっちも良さはあるのですが、もし大学入学後に数学や物理が辛くなったら、実験系を選び、あまり鉛筆は持たずに自分の手を動かして試行錯誤しながら未知の物質を作ったりリハビテーション設備を開発したり新たな現象を発現させる研究にすすめばよいのです。なので、入学以降のことは心配しなくても大丈夫。 そこで、入学するまでの話ですが、センター試験 二次試験の合計得点のうち、数三と物理の割合はどのくらいか考えましたか? 千葉大だと、二次試験は実は数1A2Bの範囲で解ける問題が半分以上なので、数三で著しく差がつくことは無いです。赤本に数三の問題と書かれていても、小問(1) (2)は数1,2で、(3)で少し数3を使うだけ、というパターンも多々あります。 物理については、鬼門となるのは電磁気学分野かなと思います、しかしこれも配点としては他単元の方が大きいのです。そう考えると、あまり恐れすぎる必要は無いのかな?と思います。過去問をちゃんと見て、どこで差がつくのか、配点はどうなのかを綿密に見ていけば、自ずと答えは分かってくるのではないでしょうか。 自分の周りの話でいうと、物理や数学は点が振れるので、実は国語や英語など、着実に安定した点が取れる科目が出来ている人ほど受験に成功していた印象があります。この辺は努力にキッチリ比例する科目なので、熱意があれば問題なく戦えます。 とにかく、配点を細かく分析することをお勧めします、その上で判断するのがよいのかなと やりたいことを出来るように応援してます! 同じ悩み抱えながら工学部に来てる友達いっぱいいるので、一人じゃ無いってことを覚えておいて!長文失礼!
東北大学工学部 tentral
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理系数学
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物理と数学が足引っ張ってる気がする
自分は東大生ですが、周りには京大生も多く、ともに勉強してきました。その経験をもとに、少しでも役立つアドバイスができればと思います。以前書いた回答と一部重複する部分がありますが、ご了承ください。 まずは私が行ってきた数学のルートを紹介し、それを一般化したいと思います。 1 FGを2周と間違えたところ少し 2 ハイ完を3周 3 鉄緑会東大数学問題集 一般化すると、 1 数学の解法をしり、実際に使える段階まで持っていく。 2 高度な問題に触れ、解法の使い方、応用方法、難問へのアプローチを勉強する。 3 入試で戦略的に得点する方法を過去問を用いて研究する 数学は、この流れに沿って勉強することで、つまずくことなくスムーズに成績を伸ばせます。 数学に苦手意識を持っていると、これからより多くの難問に立ち向かう受験生にとって少し不利になります。いろはさんは、解法を学ぶ段階を丁寧にこなしてきたと思うので、次はその解法をどのように活用するかを考える段階に入っているのではないでしょうか。 解法ツールの使い方を学ぶことは、大工さんやアーティストが自分の道具と向き合い、それを駆使してより高いレベルへと進化していく作業に似ています。では、具体的にどのようにするべきか、一つの案を提案させていただきます。 一つは、自分の実力よりも少し上の良問に触れ、思考力を鍛えることです。良問とは、単なる計算問題ではなく、解法ツールの使い方が画期的であったり、他の問題にも応用できる解法が含まれている問題のことを指します。オーバーワークを気にされているようなので、量が少なめだが効果が絶大なハイ完をお薦めさせていただきます。 * 数1A2Bと数3Cの二冊構成で、各巻約40問程度の問題が収録されています。 * 一見、問題数が少ないように感じるかもしれませんが、各問題は有名大学の過去問から選ばれ、重要なテーマについて詳細な解説が付いています。 * フォローアップ問題も充実しており、理解を深めながら横の広がりも学べます。 具体的な所要時間(目安) 1周目 1問解くのに約20分かかります。さらに、解説を読んで理解し、フォローアップ問題(追加問題)を解くのに20分強かかります。 2周目 1問解くのに約15分。同様に、フォローアップ問題や解説の確認に15分ほどかかります。 3周目 1問を約20分で復習できます。間違えたことがある問題だけやりました。 勉強方法 新しい考え方などがたくさんあったため、ルーズリーフに解き、新しく知った箇所をノートの下の方にまとめて常に復習できるようにしました。 合わせて85問ほどだったと思いますが、これなら1日3問ずつ進めても1ヶ月かかりません。私は1日4問ずつ解き、2周しました。残りの期間は、入試までの間に間違えた問題を1日2問程度復習していました。 『ハイ完』は、思考方法や難問へのアプローチを体系的にまとめており、数学の理解が深まる参考書です。個人的に非常におすすめなので、ぜひ手に取ってみてください。ただし、解説が非常に詳しいため、丁寧に取り組むと時間がかかることを念頭に置いておきましょう。 せか京の前にやるべきか。 『せか京』は、京都大学の過去問題集であり、レベルが高めです。しかし、実際に時間を測って過去問演習をするにはあまり向いておらず、立ち位置としては『ハイ完』に近い問題集だと思います。(難易度的には『せか京』のほうがやや高めかもしれません。) どちらも非常におすすめの問題集で、周りの京大生の中にも両方取り組んでいる人がいました。特に『ハイ完』は、他の参考書と比べて分量が重すぎず、要点が凝縮された思考力を鍛える問題集なので、ぜひ取り組むべきだと思います。ここで培った思考力は、東大数学を前にしても決して輝きを失いませんでした。各科目とのバランスを考えながら取り組むのが良いと思います。 物理は非常に順調に進んでいるように思えます。波、特に波動は難しく感じることが多いですが、結局のところ、多くの問題は位相差に帰着するように思います。 近似の使い方に慣れ、ぜひ多くの問題演習に取り組んでみましょう。波は問題演習が少なくなりがちなので、意識的に問題を解くことが大切です。結局、波動に関してやっていることは同じだと気づければ、もうそれは苦手ではなくなるでしょう。また、公式を単に覚えるのではなく、一度数学的に厳密に証明してみることで、理解が深まり、見通しが良くなることもあります。ぜひ試してみてください。 応援してます!
東京大学工学部 Hiro_uts
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時間の使い方
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微積物理は難しい?
すいさん、こんばんは。 確かに物理を学ぶ際に微積を使って学んだ方が良いのではないかと疑問を持つことがありますよね。僕にもありました。しかし、高校では物理の公式を暗記して解くように言われます。ではどうすればいいのでしょう。僕の意見をこれから述べますね。(そもそも微積物理の対比としてのものは公式物理(?)なのかな…) まず、大学入試で出る物理の問題はどの大学でも必ず微積を使わないでも解けるように作られています。なぜなら全ての高校生が物理を学ぶ際に微積を使うとは限らないからです。ですので、微積物理を習うことは必要不可欠というわけではないのです。 ですが、物理という学問を語る上では数学(微分積分ベクトル指数対数三角関数etc…)は切っても切れない関係にあります。大学に行けば物理は必ず数学とセットでやります。つまり、物理の“本質”を理解するためには数学を使って物理を学ぶ必要があります。 物理が苦手な人の多くは、実際に起こる現象を理解していないのだと思います。物理の問題を解く上でどういう現象が起きるのかわからない状態では、まず問題は解けません。物理という学問は現象ありきの理論です。現象を理論で理由づけするのです。 つまり、物理を得意科目にするためには、あらゆる現象の根本的な原理を理解する必要があります。微積物理といっても、「三角関数の微分積分」「合成関数の微分」「置換積分」「ベクトル」などを理解していれば、大学受験で使う微積物理で躓くことはないはずです。 物理が苦手な人に微積物理は厳しいのではないです。物理が苦手な人こそ微積物理を使って根本的なことを理解することに努めるべきです。高校2年生の冬からでも十分間に合います。 ただ、どの問題も微積を使って解くことはしなくて大丈夫です。大学受験は決まった時間内でどれだけより多くの点数を稼げるかで合否が決まります。微積物理で1から解くよりも公式を使った方が早いときもありますので、どちらを使うかはケースバイケースです。たくさんの演習をして経験を積んでください。 頑張ってくださいね。 応援しています📣
東京工業大学工学院 数学物理好き
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物理
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物理の勉強の仕方
物理の勉強法についてですね。少しでもお力になれたらと思います。 まず物理は理解に一番時間がかかる科目であると僕は思います。逆に理解してしまえばひとつの線のように繋がって次々と問題が解けるようになり楽しい科目に変わるという面もあると思います。つまり、物理は早々に挫折しがちなもので多くの人が苦しめられるのです。しかしそこでめげずに続けていくことが大切だということです。 初めに、物理基礎からやり直す方がいいと仰っていましたがそもそも物理の中に物理基礎が含まれているので学校から貰った参考書があるならそれを丸々やればいいということです。物理で大切なのは他の科目と同じ基礎固めです。そのためにはやはり学校から配られるレベルの問題集をまずは完璧にする勢いでやるしかないかと思います。分野的には力学、電磁気学が最優先です。このふたつ(特に力学)が高校物理の根幹をなす分野となるからです。もちろんその他の分野も絶対に手を抜いてはいけません。しかし力学、電磁気学の2分野の理解がまずは大切でありかつ躓きやすいポイントなのです。 学校で配られた参考書を解くにあたってできるだけ答えを見て理解した気持ちになるだけなのはやめましょう。教科書を片手に分からないことはとことん調べて間違えた問題は解きなおしてまずは一冊極めてみてください。これだけでかなり視点が変わってくると思います。どうしても分からないところはその都度やはり物理のできる先生やそれこそ大学生にでもいいのでとことん質問するのがいいと思います。参考書としては「漆原の物理が面白いほどわかる本」シリーズが基本中の基本は分かりやすく解説していると思います。これを教科書代わりにして基礎を固めるのも良いでしょう。 一冊を完璧にすると実はそれだけでかなり実力がついているので入試問題にもある程度手が出るかと思います。目指している大学のレベルにもよるのですがレベルの高めの大学なのであればここでいきなり過去問に行くのではなく、もうワンランク上の参考書をやってみるのが妥当でしょう。僕は学校の参考書(僕の学校ではセミナー物理というやつでした)を完璧にした後は物理の重要問題集という本で(これは一応色々な大学の過去問の中で勉強になるだろう問題が集められたものです)本番レベルの問題に挑戦して分からないことがあればその都度1歩戻って教科書や簡単な問題を復習していました。 物理を学んでいると薄々分かってくる事なのですが、物理とは微分積分学を元に成り立つ学問です。よって、実は微分積分を用いて理解をすることができれば一部のよく分からんけど覚えるしかない、で済ましてきた公式は完全に数式として理解することができ、また導くことができるので多くの問題が微分積分を用いて解決できるようになります。もちろん中には大学レベルの微分積分をら用いなくてはならず難しすぎるために公式暗記となってしまうものもあるのですが難関大学を目指す際には重要問題集に手が出せるレベルになったら微分積分を用いた考え方(といってもこちらが本当の物理なのですが)を学び、理解することが出来れば急速に力はつくと思います。この時の教科書としては駿台文庫の「新物理入門」がとてつもなく細かく分かりやすく書いてあるのでオススメです。 ここまでつらつらと物理の進め方の1例を示してきましたがあくまでこれは僕の考えでありもっと自分のやりたいやり方や自分に合ったやり方があるならぜひそちらを優先してみてください。困った時の参考としてアドバイスは考えていただけると幸いです。また、微分積分を用いて物理の問題を解くと力学、電磁気学をまとめて理解して同じような方法で解けるようになってくるのですが、これは確かにレベルの高いことですので余裕が無いならあまり気を取られない方がいいかもしれません。中途半端が何よりもダメなのでそこだけにはくれぐれも気をつけてください。これからまずは簡単な問題集を完璧にしよう!という意気込みを持ってやっていっても何回も何回も理解できないことや挫折しそうになることがあるかと思います。(実際僕はそうでした笑)ですが、それはあなただけじゃないので安心してください。僕だってほかの受験生だってみんな悩んで悩んで進んでいくんです。分からなくてもちょっと休憩して教科書に戻ってやり直しましょう。少しづつでいいんです。質問者さんの物理の勉強が進むことを陰ながら応援しています。またいつでも質問してくださいね。
京都大学工学部 KS
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物理
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物理は高3からで良いのか
物化なかなか理解に時間がかかりますよね… どちらも理解が進むと割と安定して点が取れるので最初の取っ掛かりが大切な教科だと思います。 本題に戻りますが、私個人としては物理化学受験するなら2年生のうちからある程度のレベルまでは仕上げておきたいですね。(志望する大学によりますが) 【国公立上位レベルを現役合格狙う場合】 三年生では夏にある程度各教科を仕上げ、その後過去問演習をしながら各教科の完成を目指して共通テスト対策という流れになります。そうなると基礎からおさらいする時間はあまりありません。もちろん数学や英語の方が配点が大きい事が多いのでそこを疎かにするのはNGですが、物化は確実に基礎を抑えておく必要があります。理想のイメージでは物理か化学を2年生のうちに片方仕上げておくor物理(力学と熱力)と化学(理論)を仕上げておくという進め方の人が合格に近い気がします。 【地方国公立レベルを狙う場合】 科目によりますが、物理と化学どちらも必要な場合が多いと思います。上位と違うのは数学英語の完成度の部分だと思います。数学が全く理解できていないと化学も物理も習得に苦労してしまう場面が多々あります。2年生の間は学校レベルの物理化学はなるべく上位に近い成績を収めることと三年生の夏までに数学英語を志望校の合格点に届かせることを目標にするといいと思います。夏明けから物理と化学を一通り勉強するという形でも急げばなんとかなるとは思います。ただ学校の授業についていくという形でずっと勉強していると範囲が終わらず(または直前に終わる)受験を迎えるという学校も多くないのでそのあたりは先輩に聞いてみるといいと思います。 勉強のやり方迷うことも多いと思いますが、わからないことがあればなんでも聞いてください!頑張って👍
東京工業大学物質理工学院 yuya
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物理
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東大 高二
はじめまして ご質問に答えさせていただきます。 私は現在東京大学理科一類2年(現役合格です)のものです。 私も偏差値60ほどの高校からほぼ自主学習で受験勉強しました!ご参考にしてください! まず数学に関して、基本事項がすべて叩き込めているようであれば演習問題をたくさん今のうちから解いていきましょう。 現在あなたがどの参考書を解き進めているのかわかりませんが、私のおすすめの数学の参考書を紹介しておきますね! ・プラチカ理系 →受験問題への入り口のイメージ。早期に修了して典型的な解法を網羅してしまいましょう! ・プラチカ文系 →手数の少ない中での発想力を鍛えるのに最適だと思います!おもに数Ⅲの微積を使わずにいかに解くかが難しいです!高2の今のうちに完成させておくとよいレベルに仕上がってくるかと思います。 ・標準問題精講 →プラチカと同様のイメージです。どちらかというとプラチカの方が取り組みやすいと思います。(友人が持っていたので時々解いてました!) ・上級問題精講 →かなり難しくなってきますが、東大数学を解くには立ち向かうべきレベルだと思います!微積の問題が重厚感があり深い学びができた記憶です! ・2週間で完成!整数問題 →あまり有名ではありませんが、整数問題がでる東大数学の対策には有効だと思います。学校ではあまり整数問題は習わないのでぜひ問いてみてください! ・ハイレベル理系数学 →この参考書は難しいとされていますが、本当に難しいのは最初の証明の部分やコラムの一部です。この参考書の良い点は、問題がほかの参考書と被らない、解法が3つほど載せてあり柔軟性がつく点だと思いますので、高3の最後の切り札に取っておくのがいいかもしれません。 私はすべての参考書を所持していたわけではありません。学校や友人から短期間借りて、その間にすべて修了させることを目標にしていました!正直、参考書に一概にこれがおすすめというのはできません。なぜなら、その参考書によってこの分野の問題が良問ぞろいだ!という特徴が異なるからです。なので、いろいろな参考書に手を付けていくことをお勧めします!(もちろん一つを完成させるのは大事ですが、それはプラチカなどの受験数学の登竜門レベルのもの一冊でいいと思います!) 次に物理に関してですが、この時期は無難に「良問の風」「名門の森」を仕上げていくべきだと思います!良問の風の修了は早期に済ませて、「名門の森」や「重要問題集」などに取り掛かりましょう!「重要問題集」の方が比較的簡単なイメージなので高3になる前に仕上げておけば、かなりの演習を高3で積むことができるはずです!(「名門の森」まで修了すればいよいよ過去問ですね) 東大は2023年の入試で様子がすこし変わりましたが、力学、電磁気が必ず出題されるのは変わらないと思いますので、まずそこの弱点補強に徹底していきましょう! 化学に関しては、有機を早めに自力で仕上げて演習に取り掛かりましょう!一番武器にしやすいと思います!参考書は「鎌田の有機化学」が基礎固めによいでしょう。自分なりの解き方を確立してください! 化学の参考書はまず「重要問題集」を高2のうちに仕上げてしまいましょう。そのあとは「化学の新演習」などになると思います! 全体としては、ある程度のレベルがついてきましたらどの演習問題を解くにしても、時間を測ってください。大体1問20~25分が目安になると思います。 東大は時間との勝負です。いくら解く実力があってもスピードがなければ評価されないので、時間内でのパフォーマンスを意識して取り組むようにしてください! 応援してます!頑張ってください!
東京大学理科一類 ryu031ki
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時間の使い方
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学校の進度が遅い 選択科目等どうすべきか
1.化学についてです。結論から言うと、私は化学は塾に行かなくて良いと思います。 「化学の新研究」という参考書がどんな塾のテキストとも同レベルの内容になってます。わからない部分はこれで調べるという使い方でいいと思います(時間があれば、読破してもいいのかもしれません。私はしました。)。この参考書を手に入れたときは塾に行かなくていいやん!と思いました。 私は高2のときに駿台で化学を習っていましたが、ただ先生の話が面白いから聞きに行ってたというくらいしか、ちゃんとやっていませんでした。進路は学校の方が早かったです。ただ、高2の間に、学校で配布されている問題集(私はセミナーでした)を1周終え、理論はその問題集全問解けるくらいにしてました。 高3では、駿台は途中から演習になるので演習のみ行きました。(新研究を手に入れてから、塾が果たして必要なのかと、、) 問題集は駿台のではなく、①セミナー②重要問題集③京大25ヶ年を使い、塾や学校の範囲は気にせず、自分のペースでやってました。 なので理科に関しては(他の科目もですが、特に理科は)、学校だけで大丈夫か、とか塾に行っていれば大丈夫、とかではなく、自分でどれだけ進められるかが重要です。 2.3.私の場合、学校での物理化学の定期テストは受験勉強をちゃんと進めていれば点数が取れるものだったので、「学校の勉強」を個別にすることはなかったです。学校の授業は、化学は演習、物理は普通に授業って感じでした。物理は内職している生徒も多かったです。私は普通に聞いていましたが、自分の知識の復習になるので、苦だなとか、無駄だなとは感じなかったです。 もしどちらか一方を受けるなら、演習が多い授業の方を受けるといいのかなと自分は思いますが、自分の負担にならないようにすることが1番だと思います! 4.数学も物理化学と同じで、普通に受験勉強していれば学校の勉強を別にする必要はないかなと思います。上のクラスの方が周りに刺激されるので、自分のレベルが上のクラスに行ける程度なら、上にいればいいのではないかと思います! 5.地理は共通テスト対策をしてもらえるなら、受けてみても良いのではないでしょうか!自分で全部計画立てて勉強するのは難しいので、文系科目はそういうのを活用していくといいと思います🙇‍♀️ 古文は先生が苦手なら受けなくてもいいかもです笑 演習多めなのは嬉しいですが、あまり気持ちよく受けられないなら取らなくてもいいと思います。自分で問題集などを使って(私は得点奪取や、高1のとき塾で使った長文を用いました。)1週間に1、2つくらいを全文訳していれば、恐らく力が落ちることはないはずです。 6.塾の予習をして損はないと思います! ただ、私は個人的に高2の間に数学英語を固めておくことが大切だと考えているので、それらがまだ足りないなら、予習に時間を使いすぎるのは好ましくないと思います。 7.数3は塾に通っていると読み取ったのですが、それが十分でないということでしょうか?私は数学の勉強は全部塾でやっていたので、塾のテキストの問題や宿題のみでしか勉強したことがないです🙇‍♀️ 青チャートはいいと聞きます!東大を目指すなら、青チャートがいいのかなと思います。 質問の回答は以上です! 少しでも参考になれば嬉しいです🙇‍♀️応援してます!
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時間の使い方
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物理の独学は可能ですか?
よろしくお願いします。以下私の考えを述べさせていただきます。 結論から言うと、物理を独学するだけなのであればそれは可能だと思います。物理はもちろん現象や公式の内容を理解することはとても大事です。しかし、その後に演習をたくさん積むこともまた、受験において物理の成績を伸ばすために必要なことです。最初の方で物理の現象や公式の内容をしっかりと理解することができれば、後は演習を積むだけなので独学でも勉強することは可能でしょう。 ただ、教科書を読んでもすんなり理解できないと言う場合もあると思いますから、映像授業なども選択肢に入れると良いと思います。スタディサプリやYouTube等、それほど高額でなくても基本的なところを学べるサービスが増えてきています。どういう風に物理を勉強していけば良いのかわからないという場合は、指針という意味合いも込めて、このようなサービスを利用するのも良いと思います。また、独学するにあたってわからないところが出てきたときに質問できる環境というのも大切です。学校には物理の先生がいらっしゃるでしょうから、事情を説明してしっかりと質問対応などしてもらえるようお願いすると良いと思います。融通が効くようでしたら、映像授業の代わりに先生に簡単に授業をしてもらうのも良いかもしれません。 ただ、問題なのはどのレベルまで物理を仕上げるかということです。基本的には物理基礎と物理は高1、遅くても高2から勉強するのが一般的ではないでしょうか。それを高3からしかも独学で始めるとなると、ハンデを背負ってしまうことは避けらないのではないでしょうか。みんなよりも短い時間で仕上げるとなると、効率よく勉強する必要があります。まずは志望校の過去問を見て、頻出の分野等あれば確認しましょう。物理は主に、力学、電磁気学、熱力学、波動、原子の5つのグループからなります。この中でも最も頻出なのは力学と電磁気学です。ですから、過去問も確認した上で、これらの頻出の単元は力を入れて勉強すれば良いと思います。 参考書は学校の理系の子が使っている学校の問題集を使えば良いと思います。一通り終わったら「重要問題集」がおすすめです。網羅生もありますし、一冊仕上げればしっかりと実力はつくと思います。それでも余裕があれば「名門の森」がおすすめです。 個人的には物理は覚えることは多くなく、しっかりと理解することができれば、問題を解く手順は大体決まっているので、あとは演習で慣れることでしっかりと実力を伸ばせる教科だと思います。もし選択されるようでしたら、頑張ってください。日常にも物理が使われる部分は多いですし、面白いですよ。数学が好きということですが、三角関数やベクトルなんかは物理でよく使います。関連している点も面白いところかもしれません。
大阪大学工学部 ワニ
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物理
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良問の風を挟むか挟まないか
現在の進捗状況にもよりますが、個人的には要らないと思います。  年によってだいぶ難易度の変化がありますが良問の風レベルの問題はまず出てきません。  そもそも早稲田の入試は数学勝負みたいなところが大きいので現在苦手としている数学により多くの時間を割くべきだと思います。  仮に良問の風に手をつけるのなら一学期の半ばまでに一通り終わらせて夏前には重要問題集での演習を始めるべきです。  物理に関して言うと何回も何回も同じ問題を繰り返し演習することで得られる力が大きいのでやはり今の時期から繰り返し重要問題集をやるべきではないかと思います。  僕の場合は物理で高得点をとりに行く必要があったので標準問題精巧まで手をつけましたが合格平均程度であれば重要問題集で十分対応可能です。 重要問題集はA問題とB問題でかなり難易度差があるのでA問題は夏が終わるまでにB問題は年明け前までに解けるようになっておくと良いと思います。  学校の授業で物理がどのあたりまで進んでいるかは分からないのですが夏前には電磁気まで終わらせておきたいです。  もし夏前までに学校で電磁気が終わらないようであればYouTube等で先取りしておくといいでしょう。  個人的には「ひぐま」と言う人がオススメです。  夏休みはガッツリ演習に当てたいのでそこまで基礎理論は完成させて下さい。  たまに微積物理に手をつけようとする人がいるのですが独学で習得するのにはかなりの労力がかかるので実践で使うのはオススメできませんが理論を学ぶ上では強い武器となるります。     ちなみに上にあげた「ひぐま」さんは微積物理を扱っているのでこれから電磁気をやるのであれば是非見ておきたいです。  受験生はなぜか波動分野を嫌って避ける人が多いのですが高校物理で最も簡単な単元なので軽視しない方が良いです。 これは数学にも言えることですが早稲田理工の問題はそれこそ東工大あたりと比べても遜色ないレベルです。  ですのでそれこそ東大あたりの問題に手が出るレベルになっていないと軽く捻られて終わってしまいます。  英語に至っては難しすぎてどうせ誰も取れないので割り切って数学と理科の比重を上げると良いと思います。  勉強頑張って下さい。
早稲田大学先進理工学部 アル
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物理
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物理を完全理解するには
物理というのは基本的に難しい学問ですから、最初のうち多少出来なくても心配することないですよ 実際僕も高2のとき物理で赤点をとりました 流石にまずいと思って勉強し始めました 意識したことは、そんなに色々な問題集なりに手を出すのではなく、一問一問を吟味することです 物理は条件が変わるだけで一気に解法が変わるものです(慣性系なのか静止系なのかなど)なので、そんなに問題集を解く必要ないです 一問一問に多くの情報が詰まっています 物理って暗記量1割程度ですから 少なくとも3回はといたほうがいいかもしれません あとはアウトプットの量ですかね 料理のレシピを理解したつもりでも実際に料理すると分からなくなってしまう、というような感じで物理も実際に手を動かすことがとても大事です。ワークの答えを見て分かった気になっていませんか?分かることとできることは別ですよ まあなんだかんだといってきましたが、結局は物理を楽しむことでしょうかね。僕の周りの凄い物理できる奴は心の底から物理を楽しんでいたように感じました。変に勉強、って思うより、ゲーム感覚みたいな感じで タイムマシンとか興味ないですか?アイザックニュートンやアインシュタインの相対性理論、重力波などについて一度ご自身で調べてみて下さい 当然、理解できないでしょう。しかしその意味のわからなさがある意味物理の魅力であります 科学誌のニュートンなども読んでみることをお勧めします 好きこそものの上手なれ、ですよ
慶應義塾大学理工学部 gaku60
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