7月から本気出す
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ゆう
高3です。7月から勉強本気で頑張ろうと思いスマホ没収をしてもらうつもりです。
進研模試で偏差値40をたたき出してしまい。勉強してるんだけどな、勉強方法が悪いのかなって思い1からまたやり直している最中です…
英語、国語、政治・経済を選択し勉強していますが上手く結果が出せずすごく悔しいです。
先生に呼び出しされ、本気でやってるの?一般は難しいから推薦にしなと言われました。友達もそれを聞いたのか無理でしょと言われ悔しさでいっぱいになり絶対合格してやるという気持ちになりました。
半年でMARCHは難しいことは重々承知の上ですが、自分なりに頑張って思い相談しました。
半年で合格できるでしょうか?
(英語、国語、政治・経済の勉強をしています。)
回答
小林拓海
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
もちろん難しいことは事実ですが、戦略を立てることでMARCHに受かる可能性を上げることはできます。過去にも半年でMARCHに受かったという実例は少数ではあるもののあります。
まず、半年でMARCHを狙うとなった場合に、狙うべき志望校を激戦学部にしないということが鉄則になると思います。
・明治大学国際日本学部
・明治大学情報コミュニケーション学部
・青山学院大学全学部日程
・青山学院大学文学部英米文学科
・立教大学全学部
・中央大学法学部
・法政大学グローバル教養学部
半年で逆転しようと思うとMARCHのなかでも上記のような学部は避けるのがおすすめです。上記の学部は早慶志望でもかなり真剣に対策しないと普通に落ちる学部だからです。MARCHは実は難易度が全て同じなのではなく、難しい学部を狙うのか、比較的受かりやすい学部を狙うのかでも半年で合格できるかどうかの難易度がかなり変わります。MARCHのなかで学部を選ばないのなら、半年で合格を狙える可能性が上がると思います。
ちなみに私が仮に半年でMARCHに受かろうと思ったら以下の学部を狙うと思います。
①明治大学農学部食料環境政策学科
・キャンパスが川崎の生田で、農学部=理系の先入観があることから受験生が避けがちなうえに、受験日程が早慶やMARCHの他学部と被るため、穴場になりやすい。
・英語の問題がほかのMARCHに比べ易しめで時間制限もゆるい。
・全科目100点の均等配点のため、英語が苦手でも他の2科目の出来で逆転を狙える。
②中央大学文学部ドイツ語学科orフランス語学科
・マニアックな学科のため、ライバルが少ない。
・文学部のように初めから学科を指定して受ける学部は強力なライバルが分散して紛れが起きやすくなり、逆転できる可能性が上がります。
③中央大学経済学部
④中央大学商学部
・中央経済と商はそれぞれ2回ずつ一般入試があるMARCHでもかなり珍しい学部です。1回目の入試の時に会場慣れして、2回目で合格を狙うという作戦が使えます。
・地方会場に仙台があるので、東京に出てくるよりも仙台で受験したほうが負担を減らせるかもしれません。
⑤法政大学経済学部
⑥法政大学スポーツ健康学部
・入学後のキャンパスが高尾山の麓(ほぼ山梨県)の多摩キャンパスになるので、受験生が避けがちで狙い目です。
・地方会場に仙台があるので、東京に出てくるよりも仙台で受験したほうが負担を減らせるかもしれません。
可能であれば、ゆきさんのほうでもっと志望校を具体的にしていただき、MARCHを目指すのではなく、具体的にどの大学をメインで狙いたいかまで決めておけるとその大学から逆算した学習計画を組めたり、過去問を意識した勉強内容を組めたりして迷いがなくなると思います。
志望校を決めておくのがなぜそんなに大事なのかをお伝えするために例を出すとすると、
たとえば先程私が狙いたい学部として挙げた明治大学農学部と中央大学経済学部ですが、どちらを中心に目指すかで英語の入試対策がまったく別物になります。
たとえば明治大学農学部ですと、英語長文1 題と会話文問題1題ですので、同じ英語でも英文解釈や音読、会話表現などの勉強が重要になってきますが、一方で中央大の場合は英文法の問題が配点の半分近くを占めているので、英語は英語でも英文法や語法など知識よりの勉強の重要度が高くなります。こんな感じでどこを目指すかをはっきりさせることで、英語のなかでも具体的にどこに重点を置いて対策すれば良いかが分かるようになるので、範囲を絞ることで逆転を狙うことが出来ると思います。
MARCHを短期間で目指すための参考書ルートについては以下の動画が参考になるのではないかと思うので、よろしければご覧ください。
https://youtu.be/h1ODqxTAKXg?si=ppvprToCQKp5goUF
まとめると、MARCHのなかでもどこ大を狙いたいかをはっきりさせ、具体的に力を入れて対策すべき分野を明確にできれば、ゆきさんのご状況からでも逆転合格を狙うことは可能だと思います。周りにそうした人がいない環境だとどうしても諦めろとか心ない言葉を言ってくる人もいるかもしれませんが、そうした人は受かり方を知らないだけなので、気にする必要はないと思います。試験日まで時間は限られていますが、限られた時間のなかで目一杯悔いなく勉強し併願作戦を抜かりなく固めていただいて、MARCHに受かってください。応援しています📣‼︎
コメント(2)
ゆき
回答ありがとうございます!
中央大学総合政策学部と法政大学社会学部を目指そうと考えています。
また別な質問になるのですが、
・1日10時間以上は勉強すべきでしょうか?
・勉強する時まとめノートを書く人がいるのですが、やらない方がいいですよね…
ノートになにかを書く時は問題集の解答を書く時だかノートを使えばいいですか?
小林拓海
@ゆき
ご返信いただき、ありがとうございます😊
中央総合政策と法政社会は個人的に結構目指しやすいほうの学部だと思いますので、良い選択だと思いますよ🙆‼︎
①1日10時間以上勉強すべきかどうかについて
これは理想いえばやりたいです。ただ、最初のうちはいきなり10時間は難しいと思います。ですので、まずは1時間でも2時間でも良いので、毎日勉強する習慣をつけることが最重要だと思います。
やる気はやる前からあるものではなくて、やってから徐々に出てくる感じで、1時間コンスタントに勉強できるようになってくると、あれもやっておきたい、これもやらないと、ということが徐々に自分のなかで出てくるようになると思うので、気づいたらやるべきことが増えて10時間近く勉強できるようになってくると思います😊
また勉強時間だけ長ければ良いということではなく、やる勉強の中身のほうも大事だと思います。
②ノートまとめはすべきではないかどうか
これは科目によると思います。
何でもかんでもノートまとめは確かに効率悪そうですけれど、古文の助動詞の暗記や日本史の用語記述問題の対策として、ノートまとめをするのは効果的だと思います。目的が明確になっていて、その目的に見合う手段がノートまとめであるという場合にはノートまとめも全然有効な勉強法だと思いますよ😊なぜノートまとめをするのか、という目的が大事だと思います🙆
参考にしていただけたら幸いです🙇