現代文の演習方法
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ふじもん
立教志望の高3です。現代文の偏差値は63(ベネッセ駿台記述模試)なのですが、過去問演習は第一志望の問題を何年分も解くのと、第三.四志望まで回しながら解くのとどちらがいいでしょうか? それとも、まだ過去問を回さず別の学習をすべきなのでしょうか?
回答
みやこのせいほく
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
はじめまして、なにか僕の解答があなたの力になればと思いコメントさせていただきます。
(⚠️現代文に限らない全体の話になります‼️)
◎過去問は今すぐにでもやりましょう。
直接の解答の前に、少し過去問のやり方を書きます。
まず、過去問は1週間に、1年分を、3回解きます。
⚠️過去問は本番の時間通りになるべくやりましょう。
相当疲れるはずです。本番は連日入試がある人、会場まで遠い人などは体力がないと実力も出せず撃沈します。
なので体力づくりの意味も込めて時間を十分にとってやりましょう。
⚠️間違えた問題へのアプローチ
答え合わせをした後すぐに赤本の解説をみてはいけません。なぜその答えになるのか根拠を自分なりに出しましょう。1問最大30分かけても結構です。それから解説をみて自分の考えと照らし合わせましょう。この「自己訂正」のワンクッションが誰にも負けない思考力を培います。
1回目
時間を測りましょう。できれば各大問ごとに。
オーバーしても構いません。ある程度過去問に慣れるまではかなり時間かかりますので落胆せずに。
どんな内容なのか把握しよう。
問題構成はどうなのか、文章は長めか短めか、どのくらい通用しているのか、知識問題は多めかetc
2回目
テキトーにやらないこと。なんなら一番真剣に取り組んでください。
答えを覚えていても結構です。しかし、根拠を自分で出しながら解答しましょう。
時間に合わせましょう。本番のスピードを感じるためです。ミクロに解いていきます。
3回目(時間がなかったら最悪なくてもいい)
気楽にやる。
ポイントは広い目を持つこと。マクロで解きます。
つまり、この大問は少し時間がかかるからこの大問から先に解く、など本番の戦略を立てていきます。それ以外にも問題の特徴を自分から探し当てていきます。
↑3回目だけではないですが、大学の癖を解きながら感じましょう。
これを1週間でやります。
あなたへの回答
◎第1志望を多くこなしつつ、それ以下もある程度やる。
第1志望は立教大学のようですね。正直模試と本番は全く別なので当てになりませんので本番まで死ぬ気で駆け抜けてください。
第2〜4までのレベルにもよります。
私の場合は、
1ヶ月でみて、
1週目 第1志望
2 第1志望
3 第2志望
4 第3志望……
のように志望順位別で解く回数に優先順位を付けていました。
具体的には、
第1志望(早慶)各10年分
第2志望(MARCH)各3年分
第3志望(日東駒専)1年もしくは2年
もしあなたの第2志望以下もMARCHでしたらこの比率が正しいとは言えません。レベルはどれも同じとみていいならあなたが本気で行きたい大学を重点的にやるべきです。
もうすぐ11月ですので、共通テストをどのくらいやればいいのかも関わるので今すぐ過去問をやらないと手遅れになります。
応援しています。頑張ってください‼️
追記:
現代文だけ!を解きたいのならレベルの高いものだけやりましょう。
直前になれば第1志望を重点的に、傾斜をつけて第2、第3とやればいいでしょう。
ただし、今ならまだ早稲田の現代文だけ、と決めてやるのはかなり有効です。
理由としては、MARCHと早稲田現代文の差は、その文の抽象度、問題の解き方にあります。
早稲田レベルのものを、「つまりこういうこと」と自分の言葉で要旨を掴めればMARCHレベルの要旨は簡単に把握できます。
そして、早稲田の問題の解き方としてただ読むだけでは解けないようになっているので、論理的に根拠を明確にしなければ正解できません。そうすればMARCHレベルでは答えが浮き出てくるように簡単に根拠を掴めるようになります。
(⚠️問題形式が似ているものでレベルの高いもの)
コメント(1)
ふじもん
現代文以外のやり方もわざわざご丁寧にありがとうございます🙇♀️ 立教に問題形式の似ている学部の早稲田大学の現代文をやって力をつけてから、教えていただいた、毎週1.1.2.3志望の順で演習していこうと思います!