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数ⅠAをなる早で仕上げるには

クリップ(8) コメント(1)
8/3 11:35
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

けだま。

高3 神奈川県 東京大学農学部(68)志望

高3です。 数ⅠAであやふやな部分が多く夏休みの間に仕上げたいと思っています。 持っているものとしては学校で配られたサクシードと自分で買った基礎問題精講があるのですがどちらを使えば良いでしょうか? 買った当時は基礎問をやっていたのですが、わかる問題が多いのとネットで網羅性が足りないから結局役立たないというクチコミを見て本当にこれで基礎が固まるのか不安になり、最近はサクシードを進めていますが量が多く本当に解き終わるのか、一周するのに時間がかかりすぎて完璧にするのに莫大な時間がかかるのではないかとまたもや不安になっていて1番だめだとわかっていますがどちらも仕上げられていない状態になっています…。 一応理系プラチカの1A2Bも持っていてプラチカをとりあえずやって分からないところを教科書や上記の2つで補うという方法も試したのですが基礎が固まってない状態で難問を解いても意味が無いというのを聞いたのと解説を読めばわかるけどいざ自分で解くとなると全く解けなくて身になっているか分からなくなったためやめてしまいました。 他におすすめの参考書があれば教えて頂きたいですが2Bや3Cもやらなければいけないため、青チャートなど量の多いものは難しいと思っています。 どちらが良いのか、またどのように使っていけばいいかを教えていただければ幸いです。 よろしくお願いします。

回答

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あきら

京都大学医学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
先に結論を述べると、苦手分野は両方やって、得意分野は両方やらなくていいです。 苦手分野は基礎問題精講→サクシードの順で演習しましょう。 以下は、激励、結論の理由、そしてちょっとしたアドバイスを書いていきます。 激励 東大に合格する受験生はこの時期にはもうすでにプラチカを仕上げており、過去問に取り組んでいる場合がほとんどです。そのため、今の質問者さんは他の東大受験生に遅れをとっている状況です。現役で合格するためには本気で勉強をして下さい。 結論の理由 数学1Aにはいくつかの分野があります。 質問者さんの得意分野、苦手分野はどこでしょうか? 得意も不得意も両方やるのはコスパが悪いのでやめましょう。苦手を減らすことがまずは最優先です! 得意分野は伸び代が少ないので、基礎問題精講もサクシードもやるだけ時間の無駄です。 苦手分野は伸び代がたくさんあるので基礎問題精講もサクシードもやりましょう!最初に基礎問題精講で基礎となる部分を習得し、そのあとサクシードで演習するのがいいと思います。問題数が多くて厳しい場合は全部紙に書くのではなく、頭の中で解答の道筋を考えて答えと一致したか、しなかったかを確かめるようにしましょう。そうすれば短い時間で演習ができます。解答の方針がずれてしまっていた問題は必ず印をつけて後日解き直しましょう。この際は紙に書いてやったほうがいいです。 ちょっとしたアドバイス あやふやな問題はテスト本番では緊張してしまうので解けない可能性が高いです。テスト後に、あれかぁ悔しぃとなりかねません。そのためあやふやな問題をなくすことは大事です。そのためにできることを伝えていきます。普段の演習や模試などで出来なかった問題をコピーしてノートに貼りましょう。そしてそれを週に2回〜3回見て復習しましょう。そうすれば、出来なかった問題を何回も見てやることになるので、ちゃんとできるようになってあやふやさは解消されます。模試や普段の演習で答えを見てこうやるのかぁと思った問題は、あやふやな問題になりがちです。できるとわかるは違うということを念頭において、出来なかった問題はノートに貼って復習することを強くオススメします。 現役で東大に合格できるように頑張ってください! 応援しております! もしこの解答が良かったと思えたら、ファンになって頂けると幸いです。
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あきら

京都大学医学部

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プロフィール

2024年度入学 一年浪人しました。 返信はその日中に必ずします。 受験の経験が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。 得意科目 英語 数学 共通テストの国語  苦手科目 記述の現代文と古文 どちらでもない科目 化学 生物 地理 できない科目 物理

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

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コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(1)

けだま。
8/3 12:17
回答ありがとうございます! 激励はモチベアップになったし、正直に伝えてくださって嬉しいです🙇🏻‍♀️ 気になっていた点も詳しい回答で解決したので本当によかったです! 苦手な部分だけ両方やって数学を得意にしていきます🔥 また、復習方法まで本当に助かります…! 周りからは反対されてばかりだったので応援してくださった点もとても嬉しく、喜んでファンになりました笑 本当にありがとうございました✨

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東工大数学 参考書
数学は基礎がとても大事です。応用問題ばかり解いててもできるようになりません。さらに、一つ完璧な参考書を作るのが大切です。いろいろな問題に手を出さず、薄い参考書でもいいので完璧にしましょう。青チャートが厳しいと言うなら、基礎問題精巧!じぶんも現役の時これくらいならできると思って基礎の参考書を飛ばしました。そしたら、悲惨な結果に。基礎ができてると思い込んでいても、いざ簡単な問題集を解いて見ると1割以上できない問題があるとおもいます。基礎ができていると思い込んでいるのが1番か危険です。まだ、春なので一度簡単な問題集を完璧に仕上げてから、応用問題に取り組んでみてください。見え方が変わってくるとおもいます。
名古屋大学工学部 しょーま
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一橋数学参考書
こんにちは! 商学部のArataです。僕も数学がとても苦手で、それでも商学部に入りたくてなんとかしました。まず、英検1級を持っているようなので、推薦も踏まえて話をさせていただきます。 一番大切なのは、背伸びしすぎないことと得点戦略です。背伸びしすぎないといっても過剰に恐れることとは違います。一橋の数学は、一般に大問1が整数で大問5が確率というのが一般に決まっています。数学を何完すればいいのかを一度考えて見てください。僕の場合、2完を目標に勉強を進めました。一つ重要なのは、一橋数学は一橋数学であって、他大学のとは一線を画すということです。だからこそ、対策が打ちやすいので努力が報われやすいです。 次に参考書に関してです。確かにプラチカはとてもいい参考書です。ただ、一橋に最も近いのは一橋の問題です。過去問を徹底的にやるというのも一つの有効打です。整数と確率は特にその傾向が強く、ぶっちゃけ市販の参考書の学習はその2分野に関しては無駄でした。一方、基礎固めは必要です。僕自身共テ数学に最後まで苦しめられ、本番でも数学計120を下回るというあり得ない結果になりました。(商学部でいろんな人に聞いてますが、多分最低点です)これは避けましょう。特に推薦を考えているのなら。プラチカをパスするという手を僕としては推奨します。数学が得意ならやるべきなのは間違い無いです。ただ、数学が苦手な人がそれをやる余裕はあると思いますか。過去問を終わらせることが最重要目標です。そして何より、プラチカと一橋数学のレベルに大きな違いはありません。そんな難しいのに意味もなく時間を使う必要があるのでしょうか。商学部に入りたいなら、数学を重視するのは必須です。でも、うまくいかないことも多いです。なら、取れるところを取るという入試の鉄則にしたがってください。無理なものは無理と割り切る勇気が将来を変えるかもしれません。 最後に、今年の春の国立は満開の桜が僕たち1年生を歓迎してくれました。僕自身も今努力する貴方が来年の春目指す学部に入ることができるように祈っております。
一橋大学商学部 Arata
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基礎問とプラチカの繋ぎ
基礎問題精講→プラチカで大丈夫です。 マセマの問題は1問完結型の難問が多くて、 タイプとしては早稲田の商に近いです。 慶應経済A方式の数学は過去問を1度解いて頂けると良いのですが、 難しい問題をじっくり考えるというよりも、やや難しいくらいの問題をいかにして多く解くかが鍵になっています。 できれば基礎問題精講を自分の中でかなり落とし込んでから、プラチカを時間測って解いて欲しいです。 ちなみに、慶應経済Aでみんなどのくらい数学を解いたのか聞いた所、 ・足切りのあるマークの部分は8〜9割完答 ・記述の問題は最初の1〜2問をすべて答える ・時間がある、得意な分野の記述は完答 ・数学得意な人は完答 ・とにかくマークで満点を目指す という意見が出ました。参考までに。
慶應義塾大学経済学部 ジュン
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東工大志望 一対一から過去問はありか?
まず、結論から申し上げると、「一対一対応を10月中旬まで→プラチカ・上級問題精講を飛ばして過去問」という計画は、限られた時間で合格に近づくための非常に合理的な「アリ」な戦略だと思います! 1. 10月中旬までの「一対一対応」仕上げ戦略 10月中旬までの学習目標は「解き終えること」から「武器を磨くこと」にシフトしてください。 頻出分野の集中攻略: 東工大で必須の分野(数IIIの微積分・複素数平面、数Aの整数・確率、数Bのベクトル・数列)に学習時間を集中させます。未着手の章があれば、まずこれらを優先的に仕上げます。 「解法選択の指針」の習得: 単に答えを導くだけでなく、「この問題はなぜこの解法で解くのか」という問題の構造と解法の着眼点に意識しましょう。これが、過去問の誘導が少ない問題で発想を生み出す土台となります。「この問題文からここの計算に結び付く」といった、思考方法を定着させます。 計算の正確性を意識: 一対一対応の段階から、計算過程を省略せず、答案に書くつもりで丁寧に解き、スピードよりも正確性を徹底的に追求してください。長丁場の東工大入試では、計算ミスが致命傷になります。 2. 10月中旬からの過去問演習への移行 10月中旬で一対一対応が終わり次第、すぐに過去問演習に突入します。 私自身の経験 難関大を目指した私自身の経験を話すと、私は網羅系の問題集(青チャート)を徹底的にやり込み、その後にプラチカや上級問題精講といった中上級問題集を一切挟まず、すぐさま過去問演習に入りました。この戦略により、最も重要な実戦的な対策に時間資源を集中でき、結果として正しい選択だったと確信しています。問題集の網羅性よりも、**「基礎の完璧な理解」と「実戦への慣れ」**を優先すべきです。 過去問演習の進め方と目標設定 初期は思考力の訓練: 過去問を解き始めた最初の数回は、時間無制限で構いません。東工大数学の時間制限はあってないようなものです。 記述と部分点戦略: 東工大数学では各大問の半分(30点中15点程度)を安定して確保するのが現実的な戦略です。難しい問題でも、最初の誘導や基本的な設定を正確に処理し、採点者に伝わる論理的な記述を心掛けることで、確実に部分点を狙いにいきましょう。 スキップした問題集の役割を過去問に持たせる: プラチカや上級問題精講で得られるはずだった「高度な応用問題への対応力」は、過去問を解き、類題の解法を学ぶことで代替します。解けなかった問題は、ただ答えを見るのではなく、「なぜ自分には解けなかったのか」「どこに着眼すべきだったか」を徹底的に分析してください。 まとめ:過去問を「完璧な問題集」にせよ! この計画の成否は、過去問演習の「質」にかかっています。 あなたは中上級問題集をスキップしますが、その分、過去問をあなたの「プラチカ」や「上級問題精講」にするのです。一度解いて終わりではなく、最低3回は繰り返してください。 1回目: 時間無制限で解き、思考力を鍛える。 2回目: 制限時間内で解き、時間配分を練る。 3回目以降: 完璧な答案を素早く再現できるか確認する。 過去問を完璧に自分のものにできれば、東工大が求める「高度な基礎力」と「実戦的な応用力」を身につけたことになります。この戦略で、自信をもって合格を勝ち取ってください!
東京工業大学物質理工学院 たこし
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残り3週間の数学
解法の幅を広げたいなら、実際に解くことはせずに、多くの問題に触れて、どーいう解法でやるか戦略を立ててみることだけをやるやり方があります。 それで、しっかり解説はみて、詰まってしまいそうなところをしっかりチェックしておくことをやれば、解法の幅がでてくるとは思います。もちろん、実際に解いた方が良いですが、ほんとにたくさんの量に触れたいならこのやり方もありです。 自分ができる解法を色んな形でまとめてみるってのもあります。 例えば、「垂直」って言われたら何が思い浮かべますか? 円の直径をもつ三角形、sin・cos、法線ベクトル、 座標面の傾き-1、など色々あげられますよね。 こーいう風にあげていくことで、実際の試験で、柔軟な対応ができてくると思います。 あとは、「数列の和」「最小値・最大値の求め方」なんかはまとめがいあると思います。 また、過去問やるのは、おそらく思ってるよりも効率いいですよ。傾向を知れるのもそうですが、慶應が好きな解法を知れるのがでかいです。先ほどのように、慶経・SFCの好きそうな解法をまとめておくのもありです。それと、慶経は誘導ついてあるんで、しっかり誘導に乗る実力も大事になってきます。過去問だとそこも練習できますよね。 どっちつかずになってしまいましたが、個人的には過去問推奨派です。上記のこと参考にしてみてください。 元も子もないこというと、数学は、ここまできたら、本番の試験でできるかどうかなんですよね😅 いや、自分ができる問題が出題されるかってところでしょうか? めっちゃ数学が得意で、常に凄い点数叩き出せる人以外は、全然できなくて、凄い低い点数取ってしまう可能性充分あります。でも、その逆も然りで、できる問題めっちゃでで、高得点取れる可能性もあります。 実際、自分が一橋の過去問で1番の点数取ったのは、1番最初にやった時でした笑笑 5問中4完半とかいうバケモンみたいな正解率でしたね笑笑 でもそこからは、1〜2問完答できたらいい方で、1個もあてないこともざらでした。本番は3完半々と健闘はしました。 要は、他の科目より、運要素が強いと思います😅 なんとか、自分の得意なところがでるように祈ってることも大事かもしれません!笑笑
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早稲田理工 過去問レベル参考書の選び方
一橋大学ソーシャルデータサイエンス学部(後期)、早稲田大学創造理工学部、慶應義塾大学理工学部に合格したものです。 プラチカまでの参考書を完璧にできるようになっているのであれば、早稲田大学理工学部の数学の過去問を解いてみることをオススメします。主観ではありますが、プラチカレベルまでを完璧にできているのであれば早稲田大学理工学部の数学は5割以上は取れると思います。もし取れないようであれば、今までの参考書をもう一度解き直すべきだと考えます。自分自身は参考書は最低2周、それでも完璧に身についていないと感じたら3周目を行っていました。参考書を進めるというのは1周終わらせてどんどん次に進むのではなく1つの参考書を何度も解き直して完璧にして、ひとつづつ進んでいくことであると思います。 もしプラチカまでの参考書を自信を持って完璧にできたと言えるようになったら次の参考書に進みましょう。上級問題精講、ハイレベル完全攻略、やさしい理系数学の3択で選ぶなら、上級問題精講をおすすめします。他の2つの参考書はプラチカと同レベルもしくは、少し低いレベルであるので、プラチカの次の参考書としては、おすすめ出来ません。上級問題精講は、早稲田大学理工学部の数学より難しいですが、このレベルを解けるように努力し、早稲田の数学を余裕で解けるようにしましょう。次に上級問題精講の具体的な使い方ですが、問題を解く時にはすぐに答えを見ることは絶対にせず、最低でも20分は問題と向き合いましょう。問題と向き合う時間は自分の思考力が伸びる時間です、決して非効率ではないのでしっかり時間を取ってください。そして何度も何度も繰り返し解き、完璧にしましょう。また、上級問題精講レベルの他の参考書でハイレベル理系数学があります。こちらは自分が受験生時代に使っていてとても良いと思った参考書で、プラチカが気に入っているのであれば、こちらの参考書も気に入られると思います。ご検討ください。 これからの勉強の計画としては、まずはプラチカまでの参考書を完璧にして、その後は時間が取れる時には過去問演習、時間が取れない時には上級問題精講または同レベルの参考書を解くようにするべきだと思います。結局受験に合格するためにいちばん重要なのは過去問演習なので、最低でも15年分はこなして対策をたてましょう。 この記事が役に立ってかむんさんが受験合格を掴むことを心から切望しております。頑張ってください!!!
一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部 たまちゃん
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標準問題精巧 文系or理系プラチカ
こんにちは。 僕はどちらも取り組みましたので、その経験を共有したいと思います。 まず、難易度で考えると個人的に標準問題精講の方が易しいと感じます。 標準問題精講は基本から応用まであり、基本で抜けているところも確認しつつ、新しいことを学ぶことができるので、プラチカを解く前に数学力を鍛えることができると思います。 また、標準問題精講で分からない問題を解決しておくことで、プラチカの解説をより理解しやすくなります。 同じような問題も複数ありますが、それぞれ異なる解法を使っていたり、同じ解法でも説明がわかりにくい部分があったりするので、プラチカを解く際は標準問題精講も用意することをお勧めします。 最後に、標準問題精講を9割ほどできるようになったらプラチカに取り組んでも問題ないと思います。標準問題精講でもかなり難しい問題がありますので、そこは印をつけておいてプラチカを解いたあとにもう一度解いてみてください。その頃には過去問がかなり解けるようになってると思いますよ! それでは応援してます!
早稲田大学創造理工学部 早稲田創造総機
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駿台模試数学が壊滅的…
こんにちは!文系数学を得意としていたものです。まず理解しておいた方がいいことは、数学は「波がある」科目だということです。数あるパターンの中から試験に出題されるのはわずか数問ですし、理解していても解法を必ず思いつけるとは限りません。計算ミスもしたくてしている人はいませんし、気をつけても無くならないものです。ですから、1回1回の模試や演習で一喜一憂するのは一番もったいないです。私も数学を得意としていながら、模試で解けなかったり、問題集の問題を初見で解けなくて自身の勉強方法を疑ったことがありましたが、波があるということを理解してからは自身の勉強方法を貫き通しました。おそらく全教科の中で最も安定しない科目であることを理解してください!  具体的な参考書に関してですが、プラチカはおそらく最良の参考書であると思っています。私もチャートを終わらせて数学が得意と自信がついてきた頃にプラチカを手に取りましたが、4割どころか3割程度しか解けなかったことを覚えています。ですが私は、チャートやフォーカスゴールドがいわゆる「網羅系」と言われるのならば、プラチカも「網羅系」だと感じています。著者もおっしゃっているように、良問とはよく出題される、ということですからある程度の解法パターンは頭に入れておくことが必要です。一橋対策に東大の問題を何問も触れてきましたが、プラチカの類題を何題も見かけたことがありますし、実際にプラチカにも東大の問題が何問も収録されていると思います。saki さんは問題のストックを検討しているようですが、過去問演習に入るためにもプラチカは早急に完成させることをお勧めします。チャートからの接続が難しいので疑心暗鬼になりやすい参考書ですが、網羅系だと思って覚えちゃって構いませんよ!むしろ今後は、プラチカでストックした解法パターンを過去問等で利用、応用していくようになれるといいと思います。  共テに関しては、正直演習あるのみだと思っています。私自身は熟考型で共テ形式は得意ではありませんでしたが、2次の数学とは別物と考えてとにかく演習を積みました。演習にはとにかく本試・追試がおすすめです。市販の問題集や模試は難易度調整があってない可能性がありますから、、笑。共テの公式サイトで全年度コピーしてひたすら演習するのがいいと思います。演習のポイントはケアレスミスで何点落としたか、どんなミスをしたかを実際に解いた紙に書き込んでおくことです。何十回も演習することになりますから、自分のミスが蓄積され模試や本試験前に見返すことができます。あわよくば2次試験にも応用できるかもしれませんね!  共テのコツとしては、ショートカットを意識しすぎないことだと思います。落ち着けば解けた問題には何度も出会ったことがあると思いますが、何か共テ特有の近道を探してはいませんか?「時間がない」「高得点を取らなきゃ」という先入観(?)から、数学的ではないことを考えていませんか?とにかく落ち着いて、遠回りしてでも1発で解き切ることを意識してみると得点は伸びるかもしれません。具体的ないコツを探すよりも、ゆっくり解いて感覚を身につけたほうが速いように思います。  演習のタイミングについては、プラチカを夏までに、共テ演習を夏に徹底的にやる、はいかがでしょうか。共テ対策を早めにやることは冬に楽になることにつながりますから、他科目との相談でもありますが、2次試験対策と並行して進めることをおすすめします(特に慣れが必要な英数)。東大の過去問に関しては、プラチカを終わらせてからで大丈夫です。私はまとまった時間が取れる時に共テ対策、学校があるときは隙間時間に2次対策をするようにしていました。  結論は、数学は「波がある」科目ですから、「演習するしかない」ということです。経験上、数学は急にできるようになることがありますから自身の勉強を信じてがんばってください。
一橋大学経済学部 ふくち
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文系数学
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数学が出来なくなってきていて不安です
こんにちは!数学に関してですね 私も東大受験をしたので、何点かアドバイスさせていただきます。あくまでも個人的意見です! プラチカについて、詰まってしまうことがあるなら焦らず原因を考えてみましょう。少し考えれば、この導出方法が浮かばなかったとか、ここの展開が出てこなかったとか何かしら思い当たる節はあるはずです。 ここにもう一度なぜ?と問いかけてみます。例えば、どうしてこの導出方法がでてこないんだろう?のように。基本問題なら出てくる解法でも問題が難しくなると出てこないことがあります。その原因を自分で考えて次回に活かしていきましょう。 おそらく今のsakiさんはやみくもに周回していると思いますが、数学は経験が物を言うので一回一回の問題でしっかり経験値を積んでいくことが重要です。焦らずいきましょう。 また、論理的な答案が書けないのであれば、模範解答と見比べて足りない部分をみつけその部分が書かれている意義、または自分が書いたが解答にない部分の不必要性を考えることで少しずつ数学力はあがっていきます。 繰り返しになりますが、数学はやれば伸びるものではないので丁寧かつ効率的にこなしていきます。 最後に冠模試で2完1半する力があれば、文三志望としては上出来だと思います。焦って数学に時間を掛けすぎるより、安定する英語に割いたり、地歴を固めたりするのも1つの手です。東大受験はアンパイが最強ですので、大爆死する危険がなくなれば英語、地歴で固めれば合格は確実になります。 科目数も多く大変とは思いますが、1つに囚われることなくステップアップしていってください!
東京大学文科一類 tomo
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文系数学
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一橋の数学 夏休み
勉強お疲れ様です。 早速質問についてお答えしたいと思います。 まず、現状について、記載されている内容を見る限り、数学において、他のライバルと大きなアドバンスが取れているわけではまだありませんが、逆に言えば、これからいくらでも伸び代があり、コツを掴めば一気に伸ばすことも全然可能なので、判定もB判定ということで数学を味方につければA判定はさらに余裕で取れる可能性が高いです。数学の配点が低く、数学があまり得意ではない層が多い法学部では、大きなアドバンテージになるので、数学には力をいれる(配点的にも入れすぎは要検討だが)のはそういう観点では大事です。 まず、数学という教科は単元を跨ぐことが多い教科であるということを頭にまず入れておいてください。なので、思わぬところで自分が勉強してこなかった単元が絡んでいることがあり、そもそも発想として解法が浮かばないということもありえます。なので、数学でアドを取りたいのであれば、基本全ての単元である程度苦手意識は取り除きそこそこ戦えるレベルにまでは持っていくべきです。この観点から、青チャートのエクササイズは基本、標準レベルの応用問題であり、この問題は全て解けるようにするべきです。大変ですが、ここは踏ん張りどころであり、全て解けるようになり、発想のもとである本質をしっかり抑え完璧になれば、かなりの数学力がつくはずです。ある単元で、他の単元の考え方と似ていると言った気づきを得ることができたり、発想的な数学の感覚が鍛えられ、数学的論理力が身につくなど、総合的な意味での数学力が必ず鍛えられます。 一方、頻出分野ではない単元も青チャートに関してはやるべきですが、プラチカは違います。プラチカは基本エクササイズより少し難しいレベルの問題が主流です。なので、これに関しては、頻出ではない分野はする必要はありません。つまり、エクササイズに関しては全ての分野をやるべきであり、プラチカは頻出だけで問題ないでしょう。 また、整数・確率など特に出る分野の専門的な参考書をするべきかということについては、質問者が数学でどれほどアドを取りたいかによって変わります。先ほども言ったように、法学部は数学の配点が経済学部などよりはるかに低く、他の文系教科が重要です。数学をしすぎるのは危険で、もう夏なのもあり、慎重になる必要があります。数学でガッツリアドを取りたいのであれば、それに取り組むのもありですが、私的には推奨できません。たとえ、爆アドを取りたいとしてもです。それなら、20年分過去問をといて一橋に特化した勉強をするべきです。 ここで、その代わりに整数・確率ですべきことを説明します。確率は特に確率漸化式を勉強するのが良いです。他の難関大学が扱った確率漸化式の問題を解くので十分です(もちろん、青チャートでは特に意識し、プラチカも十分に理解すること)。確率の専門の参考書「全体」をやるのは、特に出る確率漸化式以外もやることになり、正直非効率です。他大学の過去問を少し解いてみる、で十分だと思います。整数に関しては、確率に関してもそうですが、過去問で十分です。専門書を私もやりましたが、過去問研究の方がはるかに役に立ったのは事実です。20年以上もあるのだから、一橋の過去問をやりまくり一橋に沿った対策をするのがはるかに効率的です。ただし、先ほども言ったように、法学部なのもあり、配点的なことも考える必要があるので、それは他の教科のバランスを考えつつ、優先順位をつけてください。もし、余裕がないと判断すれば、この対策はする必要はないです。 ここで、過去問を消費することに戸惑いがあるのは十分わかります。しかし、私から言わせれば、遅くやった分傾向を自分で分析する時間が短くなります。なるべく早くやり、傾向を掴み、研究する時間を長く取った方が、他の傾向をまだ知らないライバルに確実に差をつけることができ、後になって慌てて解いて傾向分析を疎かになるよりは確実に良いです。ただ、自分の実力を測るためだけに過去問を使うという考えがあるから、もう少し仕上がってからという発想になると思いますが、もちろんこれも重要ですが、それ以上にその過去問の傾向を掴むことが何よりも大事です。その意味では、早くやることは全くもって問題なく、むしろ合否を分けることだと思います。これは「断言」できます。なので、早く入ることには全く問題がなく、そこは信じてください。 ただ、数学に関しては、進捗的にまず上記のことをやったのちに、なるべく早く過去問に入った方がいいでしょう。 勉強頑張ってください。応援しています。
一橋大学経済学部 Saka
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