勉強習慣とその他の時間
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
かほ
国公立を目指している高3です。
部活を5月に引退してから勉強を本格的に始めました。1日の勉強時間は授業を合わせて7時間弱。もう少しした方がいいでしょうか。目安を教えていただきたいです。
あと、部活を引退したので不規則な生活習慣を直そうと1日7時間弱眠るようにしました。そして運動不足を解消しようとランニングをし始めたのですが周りが勉強してる間にやってると考えると気が引けます。体調維持のためにやっているのですが、やらない方がいいでしょうか。
回答
わでぃー
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
めちゃくちゃ良いですね!!!
あなたのスケジュールは科学的にもかなり良いです!
勉強習慣に関係する運動と睡眠のお話をします。
①運動
ある研究で、20分の軽い運動後は3〜4時間の集中力と考察力の向上が見られると判明しています。
運動は脳の血の巡りを上げ記憶に良い影響を与えます。
つまり勉強前の運動は効率を高めるのにとても効果的なのです。
また、運動する習慣は脳を強化して疲れにくくする働きもあります。
加えて、運動は感情をポジティブにする働きがあり、ストレスを緩和し精神の安定をもたらします。
落ち込んだ時や何となくやる気が出ない時に思い切って運動を20分くらいすると、気分が改善され集中力が手に入ります。
僕は受験期に集中力が切れた時は筋トレをしたり、歩いて近所のスーパーにお菓子を買いに行っていました。
運動をする事で、逆に机にずっと向かい合っている人よりも効率の良い勉強ができます。
②睡眠
人間の脳は寝ているときに回復し、学んだ事を記憶に定着させています。
東大に合格した受験生の平均睡眠時間は7時間前後のようです。
要は寝る時間を削って勉強するよりも、規則正しい生活を送った方が良いのです。
人は脳の回復に必要とする睡眠時間が遺伝子で決められていて、3タイプに大きく分類されます。
1つ目は3〜4時間の睡眠で大丈夫なショートスリーパー。かなり少数派で、ナポレオンやエジソンがこのタイプだったようです。
2つ目は10時間程度の睡眠が必要なロングスリーパー。こちらもそこまでは多くなく、アインシュタインやデカルトがそうだったようです。
この2タイプは合わせて全体の20%程度しかいません。
多くは3つ目のミドルスリーパーであり、全体の80%程度を占めます。
このミドルスリーパーは7〜8時間の睡眠で回復します。
ミドルスリーパーは睡眠時間が6時間未満になると、外部からのストレスや刺激に過剰反応するようになり、日中の集中力や判断力の低下が起きます。
つまり、夜は7時間程度寝たほうが記憶と日中の勉強に良いのです。
当たり前ですが一夜漬けは最悪の方法なので本当にヤバい時以外はやらないでください。
記憶に残らない意味のない方法で、受験生としてあるまじき勉強方法です。
僕が受験生の時は四当五落と言われました。
4時間睡眠なら受かり5時間睡眠なら落ちるということです。
実際そんな事はありません。
脳科学的にも間違ってるのでちゃんと寝てくださいね。
まとめ
適度な運動と睡眠は勉強習慣に必要不可欠です。
運動20分、睡眠7時間がちょうどいいと思います。
勉強時間に関しては平日は授業を抜いて3〜4時間あれば十分だと思います。
もっと取れるなら5時間くらいとっても良いです。
休日は授業がないので8〜10時間程勉強できると思います。
良い生活習慣は大学合格への近道です。
頑張ってください!
コメント(1)
かほ
ご指摘ありがとうございます!
安心して今の生活を続けれそうです。