文系数学の計画
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
二郎
二次試験であまりみない整数、確率以外のIAは基礎門精巧で、2次試験で多く出る2BCをチャートで固めようと思うのですが、どう思いますか?ちなみに阪大、九大を目指しています
回答
reo
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
勉強お疲れ様です!
結論、東大・京大を除いた旧帝+神大を目指すに当たっては、特に問題は無いかと思いますので、言ってしまえばこれ以上書くことはありません。
ですので、今後意識するべき数学の勉強法と、私の参考書ルートを書かせて頂きます。
まず、参考書ルートに関しては、大まかにはなりますが、
教科書・学校指定のワーク(4ステップ・メジアン)の初級~中級レベルの演習のみ(高2の3学期まで。偏差値70程度の高校で学年順位は280/360程。数学は苦手科目というよりほとんど勉強していなかった)
↓
教科書、4ステップ、メジアンを再復習。初級~中級を全て演習(高3前の春休み)
↓
メジアン上級、共通テスト演習、苦手分野の4ステップ集中演習(高3の1学期)
↓
共通テスト過去問、予想問題等10年分演習(8月)
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2次試験過去問10年分(9月)
↓
苦手分野演習・・・メジアン、青チャート
2次試験頻出分野演習・・・赤チャート
二次試験の傾向に似た他大学の過去問計50題程度(10~11月)
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共通テスト対策(12月及び2学期の学校の授業)
↓
二次試験過去問10年分再演習及び頻出分野演習(共通テスト終了後)
というような流れでした。
特に、基礎問題精講等のワークを買った覚えはありません。学校のワークを中心として勉強し、共通テストの演習が終わればすぐに二次試験の過去問を演習し、そこから再度対策をしていくといった流れで、本番は共通テスト82~3%、二次試験60%まで上げることができ、得意科目となりました。
大切なのは、
① とにかく基礎を固めること
② その基礎力だけでは太刀打ちできない共通テスト独自の感覚を、10年の演習で慣れ、慣れの力で点数を上げていくこと
③ 二次試験の過去問も早めに10年分解いてみること(得点率はどれだけ低くても問題なし)
④ 10年解いた中で見えてくる傾向や頻出分野を再度集中的に演習すること(赤チャートレベルまで上げても良い)
の4つかなと思います。これらは、意識するべき数学の勉強法の内容に繋がりますが、数学の成績を上げるのと、自分の志望校に合格するための数学の成績をあげるのでは若干勉強法が変わってきます。
全体的な偏差値を上げたいのでは、青チャートレベルの問題を全て解ける必要がありますし、そのレベルまで達することができれば、恐らく志望校にも合格は出来ます。
しかし、国立の旧帝を狙うのであれば、そんな時間はありません。
効率良く、自分の志望校に特化した形で数学に強くなりましょう。
例えば東北大であれば、確率・微分積分・二次関数がほとんど毎年出題されており、その他の分野から1題出題される計4題形式でした。
なので私は、確率、微分積分、二次関数は赤チャートレベル、その他は共通テストで8~9割を取れる力をつけることを目標としていました。
質問者さんの勉強法は全くもって間違っていません。しかし、他の教科に不安があるのであれば、少しだけチャートに割く予定の時間を他の教科の対策に充てても良いのかなと感じました。
参考になれば幸いです!
コメント(1)
小次郎
ご意見ありがとうございます!確かに、他の教科も踏まえるとチャート式に手出すのはまずい気もしてきました。とりあえず基礎を固めつつ、もう一度検討しようと思います!