どこにも受からないかも知れない…
ワニさん、はじめまして。現役時早稲田商学部を受験し、合格致しましたので、お力になれればと思います。
本回答は以下の構成となっております。
①ワニさんが現在合格ラインにいるかどうか
②過去問を解く際に気をつけること
③英語の具体的勉強法
以上、2点です。
①ワニさんが現在合格ラインにいるかどうか
結論、早稲田商合格ラインにいます。
私からみてワニさんは全く問題がないのです。今の時期はどうしてもネガティブになりやすいので仕方ないと思います。
合格ラインにいる根拠をお話ししたいと思います。
なお、今回は早稲田の過去問に絞って話します。
ワニさんの学力を整理したいと思います。
なお、点数は早稲田商学部の過去問で取っている点数と想定します。
英語:5割
(基礎は固まっている、長文が弱い自覚あり)
国語:7割
世界史:記号抜きで9割
次に、早稲田大学商学部における過去10年の平均点の中央値が以下のようになります。
英語:38.081点/80点 「4割7分」
国語:34.9点/60点 「5割8分」
世界史:36.764点/60点 「6割1分」
以上のように、ワニさんの学力はおそらく平均は全科目で上回っており、特に世界史においては極めて良い成績であると言えるでしょう。
商学部では全科目で標準化が行われますので、平均点は全科目で上回ることは必須です。したがって、すでにもうそれがクリアできていることは喜ぶべきです。
最終目標は、全科目平均点プラス2割(苦手科目では最低でもプラス1割)といったところですが、まだ本番まで丸2ヶ月ありますので、現時点で合格点が取れなくても全く問題ありません。
②過去問を解く際に気をつけること
結論、毎度平均点を必ず調べることです。
早稲田受験においては平均点が大きく変動する年があります。高い年と低い年でひどい時は2割ほど変わります。
自分の点数だけをみて一喜一憂するのではなく、平均点と比べてどれだけプラスだったか、マイナスだったかを見るべきです。
受験において、感情ベースで勉強することは明らかに負の方向に作用します。受験は点数だけで全てが決定される世界だからです。もう少し、理論ベースで勉強できるようになると良いと思います。
③英語の勉強法
ここではいくつかのパートに分けて話していきます。
A.単語について
単語帳をとりあえず一冊ほとんど覚えきっているようで素晴らしいと思います。それでも分からない単語が多すぎるということですが、それはおそらく全員そうです。
大学は本質的には難単語を知っているかどうかを問うているのではありません。(社学やたまに教育は話が違いますが)
大学が要求しているのは知らない単語がある中でもなんとか内容を読み取って、解いていく能力なのです。ゆえに過去問の数をこなして、その能力を鍛えていくことが重要と言えます。
B.英文の内容が頭に入らず、字を追っているだけ
この問題は、過去問を解きはじめた受験生によく現れる症状です。
原因としては、急に制限時間を意識して解くようになったことで、時間に追われ、焦って読もうとすることによるものです。
その結果、解答根拠をしっかりもたないまま、なんとなくで選択肢を選ぶことによるものです。
解決策としては、解答根拠をしっかりと把握してから、解答することです。
具体的には解答根拠となる場所に線を引くなどしてから解答すると良いでしょう。これは現代文や古文漢文などにもいえます。
ただし、早稲田の問題でこの訓練をするのはなかなか難しいものがあるので、一度簡単なレベルの問題に立ち返ると良いでしょう。私はセンター試験を推奨しております。問題が良質で確実に根拠となる部分が有るからです。選択肢をよく練られています。
わざわざセンター試験の過去問を買いに行ったりコピーするのがめんどくさい場合は、入試が簡単な大学の過去問をお持ちのようですので、そちらでも構わないと思います。(できればセンター試験のが良いとは思います)
以上が、ワニさんにできる私からのアドバイスとなります。お世辞でもなんでもなく合格ラインにいると思うので、世界史は全く問題ないので、英語の勉強を重点的にやっていただければ良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。