一浪早慶計画について
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
いち
現高3女子です
河合模試で偏差値が英語50日本史70国語35で古漢についてはほとんど手がついていない状態なのですが今年は明治合格を目指して一浪計画で早慶目指すならどちらの方が現実的でしょうか。
慶応にオーキャンに行ったので慶応を考えてますが特に強いこだわりはないのでどちらの方が目指しやすいか、これからの勉強方法について教えていただきたいです
回答
falcon
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
ご質問を拝見しました。
どちらの方がというのは、一浪して目指すなら早稲田と慶應のどちらか、ということですよね?
私の意見としては、「今の成績からすると慶應寄り、浪人中の英語と国語の伸び方によっては早稲田」だと思います。
現在の偏差値によれば、日本史が得意なようですね。浪人生は社会で現役生に差をつけたいので、このまま得意科目としてキープするのが大切だと思います。
そして、今の国語の偏差値を見ると、国語が難しいと言われている早稲田はハードルが高いです。もちろん、古漢がほぼノータッチとのことですから、それらを勉強していけば、ある程度までは上がると思います。ただ、それでも国語が苦手科目であることに変わりがなければ、早稲田の国語は難しく感じると思います。
早稲田の国語を攻略するには、基礎知識が固まっていることを前提として、市販の問題集でいうと「最難関私大」レベルまで必要なので、古文などはかなり読みづらいですし、学部によっては記述問題の対策も必要です。
その点、慶應は小論文なので、必要とされるのは現代文的な能力だけになります。古典の得点が伸び悩む場合は、苦手科目を避けられる選択肢になると思います。
一方で、慶應の文系は全体的に英語が重要です。英語が苦手だと厳しい戦いになるので、少なくとも早慶受験生の中で「普通」と言えるレベルまでは上げる必要があり、単語や文法、長文読解のいずれについても、MARCHより1〜2ランク上を習得しなければいけません。
現在の成績は英語の方が上ですが、浪人していく中で英語の成績が伸び悩み、国語の方が伸びてきた場合には、早稲田の方が可能性は高くなると思います。
例えば法学部で比較すると、配点は
慶應:英語200・小論100・社会100
早稲田:英語60・国語50・社会40
なので、慶應は英語重視、早稲田は英語の配点が最も大きいですが国語・日本史も重要、というイメージです。
浪人される場合、英語・社会については早慶のいずれを志望する場合でも、過去問を始めるまでは同じようなルートで勉強すると思うので、最初から早慶の一方に絞らず、古文・漢文を基礎から勉強しながら、小論文の書き方を扱ったテキストも演習し始めた方がいいと思います。
何か質問があれば、コメントやメッセージを送ってください!
コメント(1)
いち
早慶それぞれの配点やポイントまで丁寧に回答ありがとうございます!
古漢についてはかなり苦手意識が強く、それなら2科目に絞って慶応にしようと考えていましたが慶応の英語はレベルが高いし小論は特殊だから併願が難しくなりますよね、、
現役でMARCHに受かれば進学したいですが現段階は全部E判ですし浪人したからと言って早慶、ましてやMARCHに行けるかも分からないしどんどん不安になってなにから手をつけるべきかわからなくなってきてしまっています、、