中学レベルさえ危うい高一生が京大に受かるにはどうすればいいのでしょうか?
京大に行けるか否かというのは断言できませんが、数学や英語のレベル上げについては、コツコツと分からないところを理解していくに尽きるとおもいます。
模試を受けているとのことなので、その結果からまず苦手単元の洗い出しから行いましょう。できれば苦手度で順位付けできると(その後のステップで取り組む優先順位がつくので)進めやすいですが、無理につける必要はありません。
その後は、それぞれの単元でなにがわかっていてなにがわかっていないのかを明確にします。模試の問題でもいいですし、市販/学校の問題集でもいいですが、その単元の問題を解いていって、例えば数学なら
①次に何をするかがわかっていてペンが動くところ
②何をすればいいかはわかるがペンが進まないところ
③何をすべきかわからないところ
英語(例えば和訳・作文)なら
①読む/書く文の構造が掴めて解答を作れるところ
②構造のイメージはつくが意味や英文を構築できないところ
③文の構造が掴めないところ
くらいに分類できるといいかと思います。①は合っていれば理解できているところ、間違っていれば誤った理解/抜けのある理解をしているところです。②は理屈は理解できているものの方法がわからないところです。③は理屈が理解できていないところです。
取り組む順番は③→②→①ですが、①の誤った/抜けのある理解のところは、見つけた瞬間に正しい認識に直せれば直してしまいましょう。もし正しい認識を飲み込めない場合は③に分類しなおします。
③では、とりあえず理屈を理解するのがゴールです。教科書や参考書を読む、先生や友人に聞く、など方法はなんでもいいですが、概念としてイメージを掴みます。掴めたら②に分類しなおします。
②では、すべきことと実際にする作業(英語なら構造と意味)をリンクさせることがゴールです。問題集などであれば解答を見るなどして、そこで進められているステップを一つ一つ納得していきましょう。(ここで“完全“には理解できなくてもいいです。そのステップがとられている理由とその結果に「納得」することが大事です。)
③のところは②まで一気にやってしまう方がいいと思います。実際に手を動かして作業すると頭に入りやすいからです。①のところで残る問題はペースや計算ミス、語彙力などと言ったものが主だと思うので、ひたすら数をこなすのみです。
また上の分類とは関係なく、わからない問題や内容に出会ったら、放置してため込んでしまうと後でビュッフェ状態になってしまうので、放置せずにその場で(その日のうちに)最低限納得までしていくといいと思います。自力で納得できなかったら人を頼ってしまいましょう。
最後になりますが長文で失礼しました。頑張ってください!!